先週のこと印刷会社の若い営業マンがやって来た。初めいい加減に帰ってもらおうと思ったのに、どちらがつぼにハマったのか長時間になってしまった。
彼は、会社近くに住んでいる。このたびの市長選挙は行かなかった。「なんで?」「長崎出身やから、関心がない」。
分かっていませんね。大阪がもっともっと元気がなくなったら?
今でも大赤字の大阪市が破綻したら、勿論、夕張のようにはすぐにならないでしょう。しかしぼちぼちなっていくよ。たとえば、企業の優遇サービスもなくなりそれだけでも魅力がなくなる上に、行政からの市民サービスが無くなって来たら、会社の福利厚生だけでは社員サービスが持ちこたえられないこともあるので、サービスの行き届いた市町村に企業が出て行くでしょ。そうなれば、あなたの会社も広告という仕事が出来ないから出て行くでしょうし倒産だってありよ。
いろんな歯車が逆回転を始め、働く所もなくなり大阪が一地方都市になってしまうようになるかも。長崎から出てきたのは仕事があるからでしょう。「大阪に来ても仕事が無い」ようになると考えたことがありますか?だから、住んでいる責任で良い政治を進めてくれる市長は大事なの。それで橋爪さんやったんや。とここまで話し、若いからよけい政治に関心を持ち棄権したらあかん!と大阪のおばさんは言いました。
他府県出身やから、わが町と思えない。イメージできないと聞いたりしたのですが、わが町と思えるような誇りの持てる大阪市になると良いですね。
それにしても、ニュースを読んでいるだけの方を大阪を知っている。愛していると思われたのか投票した市民の皆さんも責任がありますよ。これからの四年間、目を開いて見ていてください。