HPでまもなく中村大蔵さんの園田苑便りを掲載します。会員が園田苑のパート職員として一年余り勤め中村先生の「園田苑便り」を読み是非紹介したいと強い希望がありました。私も会を立ち上げ間もない頃ボランティア講座の講師をお願いし出会ったのがきっかけで中村先生のすごさに感動していました。それも、殊更強く話されるのではなく、淡々と話されまた実行されるのです。園田苑のような特別養護老人ホームが増えるといいなと心で応援しています。二年ほど前ですが、やはり新しい施設に入所された方から介助の依頼で尋ね、施設長と話す機会がありました。その時はすごくやる気と新鮮な意気込みを感じたのです。当たり前ですが、エレベーターが行きたい階に押せるようになっていたのでびっくりしました。このようなホームでは暗証番号が使われお年寄りには知らされていません。私は牢獄のように思えるのです。それが二度目にいくと自由でなくなっていたのです。そのようなことで、目線は入所のお年寄りから、職員に向けられた目を感じさせられました。とても残念に思いました。しかしです、陥りやすい罠のように思うのです。施設長として職員をパートナーとして良い関係を築き良い施設にしたい願いが、お年寄りの管理に向いていくのでしょう。お年寄りの人権を（強く言う必要はないのでしょうが）守るのには覚悟と意思を全うする強さが無ければできないのでしょね。こんな、すごい人が居ること。できないことは無いということをしって欲しいのです。
秋の遠足は琵琶湖に行きます。会が立ち上がり数年のとき海遊館に登録会員さんと出かけました。そのとき参加された方が「海や！何年ぶりやろ」と感激された声が耳に残っています。それに、今年の春、知人の結婚式で滋賀県に行きその帰り滋賀の友人と久しぶりに会い琵琶湖が見える喫茶店で長時間話し込みました。その日は一日心が満たされていました。このように、海や、湖は心を癒すのですね。お年寄りの日常はよほどのことが無ければ出かけられませんし、まして、楽しみは日常から追いやられているようです。出かけなければなんでもない時間が流れるだけですが、観光バスに乗り、琵琶湖を見て花を見てとちょっと盛りだくさんですが日常と変わった一日を楽しむ予定です。このブログを訪れてくださった皆さんのお知り合いに、高齢者の方がおられましたら、声をかけてください。ごいっしょしませんか。