高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

樋口了一 手紙

2009-10-18 18:52:58 | サロン

ちょっと聴いて時間が経ちました。

Iさんが家族のことを話してくださった。(Iさんは月曜日午前中にサロンに来ると決めてこられている90歳の女性です。サロンにペパーフラワーや布で巾着袋など手作りの作品を持って来てくださって、会では販売させてもらっています。わずかですが、キャシュバックし労に感謝しています。)Iさんの説明が長くなりました。

樋口了一の手紙を教えてもらい私は気に入ったと前に書きました。

歌詞を来られた方に話し、ほしいという方には渡しています。Iさんは、週二回デイサービスを利用されているので、「ほしいという職員さんや仲間の皆さんに」と渡しました。

Iさんが言われたのは、家族に渡したそうですが「いやみか」<`ヘ´>一言で言われたそうです。

私は、一つ一つ年老いていく皆さんの寂しい気持ちを若い皆さんに理解してほしいと単純に思ったのです。

高齢の皆さんは自分のことをわかってもらうように説明するのは難しいだろうなーー。本当にこの歌詞は歌に乗せてずばりやわらかく表現されて、分かりやすいと。

ちょっと意外な展開に驚きました。家族を攻めるつもりはありませんが、そのように言われたIさんが悲しかっただろうなあー。

私から見ると、この歌を歌われている樋口了一さんも若い方です。こんな方が温かい眼差しでお年寄りを見て歌われていることにも嬉しのです。

お年寄りのことを誰にでもわかってというのは難しいことなのだと思わされたひと時でした。


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1 コメント

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どうも。こんちは。 (やむにゃ)
2009-10-20 13:57:10
どうも。こんちは。
からほり新聞先ほど届きました。
ありがとうございます。

昔、阪神大震災の数ヶ月後に、替え中のブルーシートが少しずつ減っていくのを毎日頼もしく見ていたという、神戸の六甲山で働く方を取材したとき、「町は生きてるんやなって実感しました」と、仰ってたのが印象に残ってるんですが、からほりもすこしずつ変化してるようですね。からほり新聞を見てそんなコトを感じました。

そうそう、内田利恵子さんが編集スタッフに参加されてるんですね。
からほり倶楽部で何度かご一緒させて頂いたことがあります。
高田が「実は、内田さんのニッコリ八重歯のファンでした」と言ってたと、よろしくお伝え下さいませ(笑)。


「手紙」の歌詞、身につまされますね。
ボクは、この歌を聞いたとき、悲しくなりました。
こういうコトを「詩」として、表現して訴えなければならないような、世間の人の意識に。

最近、こちらでCSRの取材なんかをしてたりしまして、介護や障害者ケアで活躍されている方のお話をお伺いすることが増えています。

みなさん、「ほんの少しでも、ケアして当たり前の意識があればもっと良くなるのに」と仰るんですが、同時に活動を始める切っ掛けは、やっぱり身内が病気や怪我で体が不自由になったとか、祖父母が高齢で介護が必要になったとかいうのが多いんです。

当たり前ですけど、人間、「自分の身にふりかからなければ気付かない」部分ってやっぱりあるんですよね。


世間では当たり前のように、「優しさを」「おもいやりを」っていうコトバが氾濫してます。
なのに、「手紙」の訴えは、当たり前の「優しさ」「思いやり」が、まだまだほど遠いコトを物語っていますよね。

最近は、小学校でも手話を教えているそうですが、道徳の時間だけでなくもっと踏み込んで「ケア介護の時間」みたいなモノも、作るべきだとも感じたりしてます。

ふ~、ちょっと辛気くさい話になりましたので、チレイ~なお話を。
今週はオリオン座流星群のピークを迎えます。
昨日、東村山で夜半に観測したんですが、街の灯りが日本一クソ明るい大関東平野でも30分くらいで4つほど見られました。

枚方なら、も少し条件が良いでしょうね。
あ、でも冷えには気をつけて下さいね。

では。
東村山より愛を込めて。

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