高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

協力会員求む

2007-02-14 06:17:03 | 外出介助

このところずっと会の行く末を思ってきました。話し合いの結果は今の事務所から移転もやむなしとなったのです。しかし、そんなことでいいのだろうかと私自身に問い続けてきました。ここで移転してもまた同じ状況だと。それは財政基盤の弱さです。少しも誰にもといって良いほど働きかけていないのです。設立当初に飛び込みで支援をお願いした、大阪ガスさんと、住友生命さん、そして朝日厚生文化事業団、日ごろボランティアとして働きを支えてくださっている大切な人たちと、私たちが支援しているお年寄りまたご家族のみと言って良いような状況なのです。もう一度、この会を立ち上げた初心に帰り行動を起こそうと今決心しています。これを読んでくださっている皆さん会を支える会員になってください。この会は、これから本当に必要な働き、求められる働きと自負しています。高齢者が多くなり、社会的に介護難民が増えると新聞などで書かれていますが、手をこまねいているのでなくまた、口だけで不安を煽るのでなく、働きで少しでも支援の形を作りたいのです。介護保険以前、ピーク時450件あまりの外出に同行しました。また、今介護保険の見直しで増えつつあります。高齢になっても自分で自分のことはしていきたいと誰でも思われているでしょう。それが、身体機能の低下や病気でかなわなくなるときが必ずきます。そのような時「危ないからじっとしとき」と家に縛り付けられて嬉しいでしょうか。生きている甲斐があるでしょうか。生かされているだけの残りの人生って皆さん描かれたことがありますか。一人ひとりの思いで「これで終わりや」と迎えられるときまで私は手伝いをしていきたいのです。個が大切にされることが成熟した社会といえるのではないでしょうか。高齢になるということを遠い問題とせず自分のことや家族のこととして考えてください。今、働きに参加できない状況なら私たちの会を資金で支援する輪に是非ご参加ください。企業の皆様にも切にお願いします。