半透明記録

もやもや日記

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バスに乗る

2010年07月15日 | 旅の記録

十三駅前の和菓子屋さんでみたらし団子を買った





風邪も鼻血も落着いてようやく起きられるようになったので、用事を片付けるために十三(じゅうそう)まで行ってきました。

私は十三へは何度も行ったことがありまして、これまでは市営地下鉄と阪急線を乗り継いでいたのですが、経路をよく調べてみるとどうやら今度の家では近くに停まる市営バスを利用できそうなので、大阪市営バスに初めて乗ってみることに。


大阪市営バスの料金は一律200円。乗車は後方の扉から、支払いは降車時に前方の扉付近で済ます。初めて乗る私には、この勝手が分からなかったので、乗車してしばらくはアタフタキョロキョロとしてしまいました。地域によってバスの乗り方は違って、最初に支払う場合もありますからね。

雨の昼下がりの空いたバスの車窓から、大阪市の街並を眺めながら運ばれていきました。私の乗ったバスは大阪市の北部を巡回しています。前回は6年程大阪に住んで、新大阪駅などはわりと頻繁に利用していたにもかかわらず、私は新大阪駅の正面を外からちゃんと見たのはこれが初めてのことでした。へー、こういう外観だったのか。ロータリーはこうなっていたんだな。タクシーの数がすごいや。バス停には何事もないように自家用車が停まっていたりしますが、バスの運転手は軽くクラクションを鳴らすものの、あとは普通に停留所から少し離れた場所で扉を開閉していたりするようすは、大阪らしい大らかさがあっていいですね。

バスで揺られること30分。目的地に到着。予想していたよりは早くに用事は片付きました。ほっとして、そう言えばお昼ご飯を食べ忘れていたと気がついた私。帰りのバスの時間まで何か食べて過ごそうかなと思い、十三の街をぶらぶらしてみました。しかし、このとき既に時間は15:00。お昼を抜いたせいでぼんやりしていた私は判断力を失っており、どこかのお店で軽食でも、と言いながら駅前の和菓子屋さんでお土産の箱入りみたらし団子を買ってしまいました。前から一度は買ってみたいと思っていたんですよね、ここの団子。

しかし、昼飯は結局食べずじまい。
そう言えば、帰りのバスの時間も調べていないや……(ほんとうにグダグダですね)。

そこで再度バス停付近に引き返すと、ちょうど10分前にバスは出たところで、次のバスは50分後でした。なんてこった、団子を買っている間に行っちまったのか(まったくもってグダグダですね)。

仕方がないのでバスが来るまで何か食べて待っていようかな、と空想して十三駅で雨宿りをしながらぼーっとしていると、印刷された簡易地図を手にしたサラリーマン風のおじさんに道を尋ねられました。ぼんやりしていた私は、不親切なことに、「あー、たぶん、あそこをこういって左に曲がれば云々」と曖昧な返事をしてしまいました。その時、おじさんの地図の片隅に「淀川図書館」という文字を見つけた私は、「…そうだ! ついでに図書館も行くつもりだったんだった」と思い出し、図書館へ向かいます。というか、おじさんの行きたい方向と、図書館とは大体同じ方向だったのだから、途中まで連れて行ってあげればよかったと、だいぶ後になって反省しました。私はよく人に道を聞かれるのですが、いつも後になって「ああ、もっとちゃんと教えてあげればよかった…!」と思うんですよね。私とて世のため人のために何かやりたいと念じてはいるのですが、親切とはなかなか難しいものです。


下調べした時の記憶と、さっき見たおじさんの地図による情報を頼りに、図書館を目指しました。淀川図書館の近くには、有名な北野高校があったと記憶していたので、ちょうど下校時刻らしく、高校生らしい子たちがたくさん歩いている道を逆走してみました。別にそれほど複雑な道のりではなかったのですが、地理に強い私は、そうやってあっさり図書館に到着。地図さえ見られれば、私は迷わないんだがなぁ。人生には地図らしい地図なんてないように思えるんだもんなぁ。
ともかく無事に利用者カードを作ることができました。

帰りのバスまでちょうどあと5分というところで、バス停に到着。定刻通りにやって来たバスに乗り、帰りもまた30分の道のりをゆらゆらと揺られて帰りました。

たまにはバスもいいものです。
電車の車窓とはまた違った景色を見ることができます。






『シルヴェストル・ボナールの罪』

2010年07月14日 | 読書日記ーフランス

アナトール・フランス作 伊吹武彦訳(岩波文庫) 



《内容》
作者の出世作であり、代表作の一つに数えられる日記体の長篇小説。セーヌ河畔に愛書に囲まれてひっそりと暮す老学士院会員をめぐるエピソードが、静かなしみじみとした口調で語りつづけられる。古書にとりかこまれて育ち、多くの書物から深い知識を得たのち、その空しさを知った懐疑派アナトール・フランス(1844-1924)の世界がここにある。

《この一文》
“人間はそれぞれ勝手に人生の夢を見るものである。私は書斎のなかで人生の夢を見てきた。いよいよこの世を去るべき時が来たら、どうか本をならべた書棚の前の梯子の上で死なせていただきたいものである。 ”






『シルヴェストル・ボナールの罪』とありますが、「罪」らしい「罪」は私には見分けられませんでした。ボナール氏は可愛いジャンヌの結婚支度金にあてるために売却しようとしている書物の山から、こっそりと取っておきの本を抜き出します。そこに罪を感じていたようですが、これは罪なのかな。人はどんなふうに生きたとして、その途中でどんなふうに軌道を変えたとして、辿ってきた道筋で得たものをを手放すことができないことはあるだろうし、それらに執着することが罪であってほしくはないと私は思うわけですが、何を罪だと思うかは人それぞれで、要するにボナール氏はそれほどに控えめで善良な人生を送ったということでしょうか。

ボナール氏は書物のなかで、研究に没頭して、猫と家政婦がいるだけの静かな暮らしのうちに年を取っていきます。
物語は2部構成で、第一部は「薪」、引き蘢りの老学士院会員ボナール氏の家の屋根裏に不運な若い未亡人が住み着いて、生れたばかりの赤ん坊を可愛がっていると家政婦のテレーズから聞いたボナール氏は薪やスープなどささやかなものをその美しいと評判の女房に届けさせる。その後出世した奥さんと不思議な巡り合わせで再会するという話。
第二部は「ジャンヌ・アレクサンドル」、ボナール氏が若かった頃ただ一人愛した女性の孫娘と、これまた不思議な因縁で出会うこととなり、ボナール氏は孤児となっていたその娘の面倒を見てやりたいと思うようになるという話。

どちらかと言うと心温まる物語です。静かで優しいお話が続き、恐ろしい場面と言えばボナール氏が幼少期に体験した大尉の伯父さんがらみの逸話か、かつての想い人の孫娘ジャンヌを管理しているオールドミスの塾長から熱愛され求婚され、どこでどうなったのかボナール氏がそれを承諾したと思い込まれていたのが発覚した場面くらいでしょうか。あれは恐かった。その他はしみじみと大団円。本とばかり付き合ってきたボナール氏が、老いて初めて自らが素通りしてきた人や世界との交わりを持つようになる有様を美しく描いてあります。

そう、優しくて美しい物語なのです。けれどもところどころで、どうしてだか悲しみのような、いや空しさだろうか、なにかグサリグサリと胸に食い込むようなものを感じて仕方がありません。ボナール氏は学士院会員としてちゃんと研究の成果もあげて、情熱を燃やし続けてここまで来たというのに、ふと立ち止まったりするのです。もしかしたらすべて無駄だったのではないかと、もしかしたら自分にも父、祖父と呼ばれるような別の人生を送ることもあったのではないかと。立ち止まったところでジャンヌという娘を得たボナール氏は幸いです。ジャンヌとの出会いを通して、これまでに知らなかった世界の楽しさや美しさを発見することになったボナール氏は幸いです。ああ、こんなことがあったらどんなにか! まるで夢のような幸福です。あまりに幸福なので、ジャンヌの結婚というさらなる幸福の為に蔵書を売り払うことにしたボナール氏。でもすっかりやり遂げることができませんでした。それが彼の罪。ささやかすぎる罪。これは罪? 私にはやっぱり分からないや。

物語に哀しみを印象づけているのは、さらに結末の部分であるかもしれません。結婚したジャンヌとその夫、小さなシルヴェストル坊や、花と虫を愛するようになってパリから小さな村へ移り住んだシルヴェストルおじいさんのお話。ほんの短い文章ですが、堪え難いものがありました。美しい、けれども悲しい、それでいてやはり美しい世界。まるで夢のような描写で、胸がいっぱいに詰まってしまいます。文字の間ではなく、現実の人生を生きて、あたたかい愛情に包まれて、でもそこにもやはり悲しみが滑り込んできて、喜びもまた悲しみもまた通り過ぎていく――。この部分はボナール氏の夢なのかな。夢なのかもしれない。夢。夢。



“「美しい夢でございますね。そんな夢を見ようと思えば、よくよくの
 才がいりますわ」
 「では私は眠っていると才が出てくるわけですね」
 「夢を見ていらっしゃるときにです」と夫人はいい直し、「そして
 先生は、いつも夢を見ていらっしゃるのです」         ”







『ドリフターズ』第1巻

2010年07月12日 | 読書日記ー漫画

平野耕太 (少年画報社)



《あらすじ》
関ヶ原で戦闘中だった島津豊久は重傷を負い雨の中をさまよっていると、突然明るく真っすぐな通路に1台の机、そこで書類を眺める見知らぬ男と遭遇する。そしてその通路の両壁に無数に連なった扉の一つから、豊久はエルフやドラゴンが存在する異界へと送られ、そこで織田信長や那須与一と出会うのだった。

《この一文》
“尊厳が無くとも飯が食えれば人は生きられる
 飯が無くとも尊厳があれば人は耐えられる

 だが両方無くなると

 もはやどうでもよくなる

 何にでも頼る       ”





うおーーっ、相変わらず血みどろ! 首飛びまくり! で面白かったです。信長に与一といった日本の歴史的人物のみならず、ハンニバルとかジャンヌダルクとか世界各国からあらゆる時代の濃そうな人物が次々と登場してくるド派手な展開に、今後も期待が膨らみますね。

ようやっと1巻が出ましたが、収録された話数を数えるに、2巻が出るのはやっぱり来年になるんだろうなぁ。年1冊ペースか。早く続きが読みたいものです。表紙カバーをはずすと本体にもおまけが描かれているのが『ヘルシング』以来平野さんの単行本の見所のひとつなのですが、今回も面白かったです。ビアスとか出てきたら、すごく面白くなりそうだよなぁ!

『ヘルシング』では、2巻あたりまでは単なるお気楽なヴァンパイア・ハンター物かと思わせておいて3巻からまさかの急展開、ついには「人間とは? 人間として生きるとは?」というような深刻なテーマにも迫る怒濤の名作ぶりを発揮していたので、この『ドリフターズ』も普通の異界ファンタジー物と思わせておいて最後はどうオチをつけるのかが楽しみです。ま、でも、オチとか以前に私はこの人の漫画の格好良さが好きなので、1巻は十分に楽しめました。

平野さんの漫画は画面が真黒で、とにかく血みどろ、刎ねられる首、首、串刺しの胴体などなど激しい描写が続くわりには、そこにほとんど嫌悪感を感じさせないところが不思議な魅力です。グロ耐性のない私でも楽しく読めるわけですよ。どろどろしていそうでカラッとしているのがいいんですね、絵もお話も。それに登場人物はいつも魅力的だし。
前作では吸血鬼やナチス、ヴァチカンの秘密組織を扱い、今回はエルフにドラゴン、武士に騎士にetc...と、オカルト&SF設定が多いようですし、作中にも狂気の人々がどんどん登場するのですが、いつもなぜか印象としてはすごく健全なんですね。一本筋が通っているというか明るいというか。生きることの悲しみや苦しみを取り上げたとしても、平野さんの世界ではそれがみじめになり過ぎない、哀れになり過ぎない、それでいて心に残る、そういう描き方がなされているところが、私は好きなのかもしれません。とにかく格好良い。破壊的なユーモアのセンスについては言うまでもありません。本編とあとがきを同じ人が描いているとはちょっと信じられないほどです。


というわけで、次巻もすごく楽しみです!






「もやしもん」9巻

2010年07月11日 | 読書日記ー漫画




前の8巻はビールのうんちくが満載で勉強にはなったもののあまり面白さは感じませんでしたが、この9巻は食料自給率や日本の農業の実態に関するうんちくが満載で勉強になった上に、お話も面白かったです。長谷川さんが絡んでくると面白いですね、この漫画は。主人公は相変わらずほぼ空気。この巻はいいところで終わっていたので、次が気になります。でも来年の発売予定だそうなので、また1年くらいは待たされそうですね。

上の画像はDVD付属版の表紙。こちらもいいですが、通常版のピンクの表紙も可愛かったなぁ。付属DVDはまだ観ていません。



次に読みたいのは、平野耕太さんの『ドリフターズ』。

  

先日ようやく第1巻が発売されたばかり。この人の『ヘルシング』(全10巻)は面白かった。吸血鬼を使って吸血鬼狩りをしている英国の秘密機関《ヘルシング》と、ナチスの残党と、バチカンの秘密組織とがぶつかりあって、ロンドンが一夜にして壊滅するというのが大筋の『ヘルシング』は、描写がすっごく格好良いので私は大好きです。セリフもいちいち叫びたくなる感じで、しびれる。「見敵必殺(サーチアンドデストロイ)!! 見敵必殺(サーチアンドデストロイ)!!」とかカッコいいな、もう。


『ドリフターズ』は、ほんとは私が金曜日に買いに行く予定でしたが、鼻血が出過ぎて行けませんでした。ちなみに今日もまだ出ています。3日目。なかなか止まらんですね。でも人は何にでも慣れるということをまたまた再確認しました。朝起きるなりまた鼻血とか、もうなんでもないですよ。朝、昼、晩と律儀に出るこの不思議。すぐに出るけどすぐに止まるようにもなりました。しかしさすがに疲れてきたので、明日もまだ止まらないようなら病院に行ってこようかしら…。聞くところによると、レーザーで焼かれたりするという話もあるようで、恐ろしい(/o\;) まあ、そのついでに漫画を買ってくるかなー。






名残りの赤い薔薇

2010年07月09日 | 手作り日記

「名残りの赤い薔薇」





以下、駄文につきご注意ください。タイトルに偽りあり。

 ***

薔薇の花びらというのは触れるとひんやりとして、実に美しいものですよね。そう、薔薇ならよかったんです、薔薇なら。私の手を彩ったのが美しい赤い薔薇ならよかったのです。しかし、残念ながら、今朝私の手を真っ赤に染めたのは突然の鼻血……。ひどい! ひどすぎる話ですね!(←くだらなさ的な意味で)


風邪を引くと、体の弱い部分が特に影響を受けるといいますが、私の場合、体の最も弱い部分というと「鼻の粘膜」ということになります。なにしろ弱いんです。

ここ1週間ほど鼻をかみまくったせいで弱っていたのか、今朝洗面台でふと顔を上げると思い切り流血していました。夏に鼻血を出すのは珍しいことです。普通は乾燥する冬に私は鼻血を出すものなのですが、これは驚きです。

と同時に思い出したのは、私は高校時代に鼻血のせいで学校を休んだことがあるのですが、その時もやはり洗顔中に突如として流血したのでありました。あの時はあまりに鼻血が出るので通学の途中でしたが列車を降りざるを得ず、隣り駅の電話ボックスで学校へ休む旨を伝え、そのまま病院に直行し、念のために血液検査を受けさせてもらいましたが異常はなく、鼻血の止め方だけ教えてもらって帰ってきたのでした。当時はずいぶんと鼻血に苦しめられたなぁ。部活で筋トレ中とか、数学のテスト中には特によく出た。懐かしい。

懐かしがっている場合でもなかったので、止血。わりとすぐに止まりました。冷やすといいんですよ。落着いてから洗面台を見に行ったら、少々の血痕がのこされていて、推理ドラマみたいでした。犯人は全部拭き取ったつもりだったんですけど、ここから犯行が暴かれてしまうんですよね。ははは。

ともかく止まってよかった…! と安心していたら、出がけにまた出ました。うーむ、なかなかしつこいぞ。

ハナはハナでも、風邪の名残りの鼻血の話でした。
ス、スミマセン!





夏風邪はつらい

2010年07月08日 | もやもや日記




先日も書きましたが、風邪を引いてしまいました。
冬の寒い時の風邪も辛いものですが、夏の暑い時の風邪もかなり苦しいものですね。この季節はただそこに存在するだけでも汗だくになって消耗するというのに、さらに鼻をズルズルさせていると一層体力が失われていくような気がします。というか、こんなむやみに体から水分を放出させてしまったのでは危険ですよね。水分補給に励まないと。

それにしても私は夏風邪などにかかるのは久しぶりのことです。風邪を引くのは辛いのでかからないように日頃から気をつけているのですが、今回はうっかりかかってしまいました。熱も頭痛もないので楽ですが、鼻水と咳がひどくて昨日はつい寝込んでしまいました。

でもおかげで大分回復してきましたね。今朝などは、朝から百先生の随筆などを読んで「へへへ」と笑っておったくらいです。元気出てきたぞ。よし、もうあとちょっと、あとちょっと。






積上げペンギン進化系

2010年07月06日 | 手作り日記




疲労による空咳が続くと思っていたら、どうやら風邪だったようです(/o\) 鼻がズルズルして苦しい……。

というわけで、体力が衰えまくっているので本日は一発ネタでしのごうと思います。





** 暇だから、ペンギンを組み立ててみた **



【第一形態】


頭部は昔ミスドのおまけでもらったピングーのキャンディーボックスの外箱。
胴体はプレステ用ソフトのケース。ちなみにクリアしたものはごく少数。ゲームは好きだけど、私には難しすぎるんですよね~。

まあまあいい感じですが、もう一息というところか。
脇からK氏も参戦。以下、K氏による改良の歴史をどうぞ。




【第二形態】


ボディを黒っぽく統一してみました。
おお、なんかいい!
ペンギンっぽい!





【最終形態】


外箱から中身を取り出してみました。
頭部が丸いので、いっそうリアルになりましたね。
個人的には四角い方が可愛かったですが、この方がそれらしいと言えるかも。




というわけで、荷解きの片付けの合間のお遊びでした。
今日も暑いなぁ~~。






最近のこと

2010年07月05日 | もやもや日記




今朝、蝉が鳴き始めた……! 夏ですね。


どうでもいいことなんですけど、一応の記録として更新を休んでいた間のことを軽くまとめてみたいと思います。情けない話ですが、越してくるなり早々に私は詰まらないことで怒っちゃったりしているので、暑苦しいからできれば読み飛ばして下さい。でも、大阪市に住もうという人のわずかばかりの参考にはなるかもしれないと思い、念のための記録です。



 *6月24日 横浜 最終日

とうとう引越し当日。お願いしていた引越し屋さんは午後12時~15時の間には参ります、と言っていたのですが、ほんとうに15時ぴったりになるまで来なかったのでちょっと暇を持て余してしまった。ぼんやりして待つ。

段ボール30箱くらい、という見積もりのはずが50箱ほどになっていたため、担当のお兄さんは一瞬「うっ」という顔をしました。それでも1時間程で荷物の運び出しは終了。プロの仕事ぶりに感心。
また、今回来てくれた二人のお兄さんは割と細身だったのに、やはりスイスイと荷物を積上げて運んでいく様には圧倒されました。美しい肉体だなぁ。私などは今回もやっぱりあの箱をひとつ移動させるだけでウンウンと唸っていたというのになぁ。
翌日にはこの荷物を大阪の新居へ運んでくれることになっていたのですが、聞くところによると、お兄さん方はこれから一旦事務所へ戻って、荷物を別の車輛に詰め替えるとか…! すごい大変! 荷物が多くてスミマセンね;

   がらーん。

18時過ぎの新幹線を予約してあったので、それまでの空いた時間を、ガランとした部屋の中で過ごす。眠い。寝てしまいそう。発車の一時間前にようやく移動。さらば横浜の家。

   新横浜駅ホーム。のぞみに乗車。

新横浜から新幹線で新大阪へ。横浜へ移ったばかりの頃は「新横浜」を「新大阪」と言い間違えていたものでしたが、今度はまた「新大阪」を「新横浜」と言い間違える日々がしばらくは続くのだろうなぁ(実際そうなっています)。


 *6月25日

新しい家とはこの日からの契約だったので、移動してきた夜には前に住んでいた吹田市の家の近所のホテルに泊まる。江坂、相変わらず便利で良い街です。うーむ、ほんとはまたここに住みたかったんだけどなー。いい物件がなかったのですよ。吹田市は図書館の蔵書の充実度が半端ではなかったので大好きでした。それだけでも住む価値のある街だったけど、それだけでなく住みやすい街でした。いつかまた住みたい。

というわけで、朝のうちに隣りの大阪市へ移動し、新しい家の鍵をもらい、引越し屋さんを待つ。今度は大阪市か……不安がないと言うと嘘になりますね。いつ沈没してもおかしくない大阪市。とは言え、今はどこもそう変わらないでしょうけれどね。

荷物の運び入れは、昨日横浜で仕事してくれた同じお兄さん達がやってくれます。というか、お兄さん達、仕事がハード過ぎ! まだ若いみたいですが、ちょっと心配。蒸し暑いのに申し訳ないです(/o\;) ともかく無事に荷物の移動は完了しました。はー、疲れた(私は見ていただけですが…)。


 *6月26日~28日

あれこれと手続き。区役所にも行きましたが、早速立腹。家を出た途中の道端で「はよ死ねや! あいつ、ほんま腹立つで!」と言いながら歩いているおじさんがいて、「な、なにがあったんだ…^_^;荒んでるなぁ。まあ今日は蒸し暑いからな、腹も立つわな」などと思っていた私。

電車を乗り継いで区役所へ向かい、転入時の諸手続きを済ませるつもりで保険証の担当窓口へ書類を持っていったら、「後日また来て下さい。その旨の書類を郵送しますので、その通知を受け取ったら来るように」と言われ、思わず聞き返してしまいました。
「え? また来るんですか? 今日は何ももらえないんですか?」
「はい、また来て下さい。今日は何もありません」

私はこれまでにいくつかの自治体での転入手続きを経験してきましたが、こういうのは初めてでした。いつもなら仮の保険証を発行してくれて、後日正式な保険証と納付書を郵送してくれるので、窓口へ来るのは最初の一回で済んでいたのですが、大阪市は違うらしい……なんという二度手間! それだけ言うために窓口の前で何分も待たせるのか。なんだ、それで私はじゃあ下の転入担当の人から1枚の書類を渡す為だけに、そして「今日は何もない」という一言を聞くためだけに待っていたのか。一言言うだけなら下の窓口で一括でやってもよかったのでは? 書類はまとめて上に上げたらいいじゃないですか。どういうことなんだろう。

と、むかっ腹を立てて「何回来させる気じゃ! ほんで何回も来いとか言う割に、土日は休み(月1度だけ日曜の業務あり)とはどういうことだ! いっそもう潰れろ! くたばれ!」と悪態をつきながら帰途につきました。わ~、人のことを言えないくらいに私も荒んでますね。ははは。この日は蒸し暑かったから…。
しかし、こんなあほらしいことに精神力を使いたくなかったので少し気持ちを落ち着けようと思いましたが、結局あとで郵送されてきた書類も本当に「後日また窓口へくるように」というくらいの情報しか書かれていなくて、ますます腹が立ったという……; この程度のどうみても定型書式の書類なら、あの場で手渡しすりゃいいんじゃね? 郵便代が勿体ないだろうに。どういう了見なのか、私には本当に分かりません。いやまあ、こういうこともあるのかなぁ。うんうーん……。大阪は好きですが、大阪市役所との今後の関係には一抹の不安を感じてしまいますね。私は仕事上の非効率ということをわりと憎むものですから。


 *6月29日~7月3日

台湾旅行へ。暑かったけど、楽しかったです。楽しかったけど暑かったので、かなりの省エネ旅行でした。体力がね。ほとんど観光らしい観光はしていないと言えるかも…。詳しくはまた後日!


そういうわけで、荷物の片付けは依然続行中です。暑い。すぐ汗だく。漫画を仕舞うスペースがない…暑い……頭も回らない。でもさっさと片付けて、とにかく早く大阪生活に復帰しないとな!






ただいま帰りました

2010年07月03日 | もやもや日記

梅田の観覧車。
なつかしい、という気持ちは実はあまり
沸かなかった。
馴染みの大阪。




みなさま、ご無沙汰しております!
私はすでに大阪へ戻ってきております。さきほどネットにも繋ぎました。はー、久しぶり。
更新がしばらく滞っておりましたが、引越しの片付けもそこそこに、台湾へと飛んでおりました。で、今日、さっき帰ってきたところ。向こうは死ぬほど暑かったです。いやもう暑い。とにかく暑かったです。凄まじい暑さでした。



疲れたので、正式な更新はまた後日!
とりあえず、無事に帰ってきましたというご報告。

それにしても、梅雨時に引越しなんて、するもんじゃないですね~~ジメジメ