「名残りの赤い薔薇」
以下、駄文につきご注意ください。タイトルに偽りあり。
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薔薇の花びらというのは触れるとひんやりとして、実に美しいものですよね。そう、薔薇ならよかったんです、薔薇なら。私の手を彩ったのが美しい赤い薔薇ならよかったのです。しかし、残念ながら、今朝私の手を真っ赤に染めたのは突然の鼻血……。ひどい! ひどすぎる話ですね!(←くだらなさ的な意味で)
風邪を引くと、体の弱い部分が特に影響を受けるといいますが、私の場合、体の最も弱い部分というと「鼻の粘膜」ということになります。なにしろ弱いんです。
ここ1週間ほど鼻をかみまくったせいで弱っていたのか、今朝洗面台でふと顔を上げると思い切り流血していました。夏に鼻血を出すのは珍しいことです。普通は乾燥する冬に私は鼻血を出すものなのですが、これは驚きです。
と同時に思い出したのは、私は高校時代に鼻血のせいで学校を休んだことがあるのですが、その時もやはり洗顔中に突如として流血したのでありました。あの時はあまりに鼻血が出るので通学の途中でしたが列車を降りざるを得ず、隣り駅の電話ボックスで学校へ休む旨を伝え、そのまま病院に直行し、念のために血液検査を受けさせてもらいましたが異常はなく、鼻血の止め方だけ教えてもらって帰ってきたのでした。当時はずいぶんと鼻血に苦しめられたなぁ。部活で筋トレ中とか、数学のテスト中には特によく出た。懐かしい。
懐かしがっている場合でもなかったので、止血。わりとすぐに止まりました。冷やすといいんですよ。落着いてから洗面台を見に行ったら、少々の血痕がのこされていて、推理ドラマみたいでした。犯人は全部拭き取ったつもりだったんですけど、ここから犯行が暴かれてしまうんですよね。ははは。
ともかく止まってよかった…! と安心していたら、出がけにまた出ました。うーむ、なかなかしつこいぞ。
ハナはハナでも、風邪の名残りの鼻血の話でした。
ス、スミマセン!