半透明記録

もやもや日記

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2008年08月20日 | もやもや日記


実家から桃が送られてきました。
が、これはただの桃ではないのです。うちの父が育てた桃でした。思ったより大きくて立派な実だったので、ちょっとびっくり。
私に送ってもらうのに先行して、私の友達の家へ一箱送ってもらったのですが、友達が言うには「おいしかった」そうです(でも彼女は優しいから……)。私はまだ食べていないので味の方はどうなのか分かりませんが、見た目からするとどうやら今年は良く出来たみたいです。とにかく大きい。すごい!


田舎の父は数年前から結構マジで桃を栽培しています。こんな桃を個人でも育てられるなんて、意外ですよねー。ファンタスティックですよねー。

桃と一緒に箱の中に入ってきたチラシは、「桃栽培日記」。いかにして私は桃を育てたか、みたいなことが写真付きで解説されています。いや、ほんと、マジなんですよ。

私が5月に帰省したとき、父にパソコン操作を(かなり基礎から)指導したのですが、途中まで一緒に作ったデータを、父はどうやら独りで仕上げたらしい。やれば出来るもんですね。デジカメから画像データを取り出すことさえ出来なかったのに、進歩って素晴らしい。

うちの家族のなかでは、父が一番根気があるのかも。
桃は今晩にでもありがたくいただきたいと思います。


『死刑囚最後の日』

2008年08月19日 | 読書日記ーフランス
ユーゴー作 豊島与志雄訳(岩波文庫)



《内容》
自然から享けた生命を人為的に奪い去る社会制度=死刑。その撤廃をめざし、若き日のユーゴー(1802-85)が情熱をもやして書きあげたこの作品は、判決をうけてから断頭台にたたされる最後の一瞬にいたるまでの一死刑囚の苦悶をまざまざと描きだし、読む者の心をも焦燥と絶望の狂気へとひきずりこむ。

《この一文》
“死刑の判決はいつも、夜中に、蠟燭の光で、黒い薄暗い室で、冬の雨天の寒い晩にくだされたのではないか。この八月に、朝の八時に、こんなよい天気に、あれらの善良な陪審員らがあって、そんなことがあるものか! ”




朝ふと早起きをしてしまったので、つい手に取って読みかけていたのを最後まで読んでしまった。この作品の途中には、死刑囚である主人公が子供時代にノートル・ダームの釣鐘を見るために塔へ登った時のことを回想し、その時ちょうど鐘が鳴り響き、高所にいた彼はその振動の激しさにおののいて必死で床にへばりついた、という場面があるのだが、これを読んでいる私もまさにそんな心境だった。うっかりすると私の暮らしているこの5階がぐらりと傾いて、そこの窓から滑り落ちてしまいそうだった。目が回るようだった。

時々、写真やテレビ番組などで地球のどこか遠いところ、人の棲まない秘境の映像などが映し出されると心が安らぐことがある。というのも、人っこ一人存在しないそこには一切の罪がないから。どういう種類の害悪にも汚染されていない。罪もなければ罰もない。少なくともそのように見える。
罪があるのは、ただこの人間の社会のうちだけで、我々は絶えず古い罪から新しい罪を生み出し続けるようだ。飽きもせず。それにつれて、我々はまた旧式の罰から新式の罰を与え続けなくてはならない。
そろそろ疲れてもいいころではないだろうか。ところが、いつまでも疲れを知らず、生み出しては葬り去ることを繰り返す。さらに恐ろしいことには、この罪と罰、正義や悪といった概念も、時と場合が違えば簡単に変わりうるもの、逆転さえしかねないものであるということだ。我々は当たり前のような顔をして日々を過ごしているが、いつも極めて不安定な、隙間だらけの床板の上に立っているのではないだろうか。我々が望むと望まぬとにかかわらず、いつでもこの裂け目から落っこちる用意がある。どうしたら、ここから逃れて、もっとしっかりした足場へ立つことができるのだろう。


さて、この作品で取り上げられている死刑制度の是非というのは、非常に難しい問題だと思う。私は今のところどのように考えたらいいのかさえ分からない。ただ、次のような疑問は以前からずっと私を悩ませてはいる。
それは、たとえば何の落ち度もないある人物の権利が、別の誰かによって侵害されたとする。ここで個人としての人間が、被害者に対して同情し、加害者の卑劣な行為に対して憎悪を覚えるのは分かる。問題は、人間が正義ある社会として加害者を罰する時、実際に罪を犯した加害者が罰せられるのは仕方ないこととしても、それでは「加害者を犯行に至らしめるまで放置した社会の罪」はどうなるのだろう。社会は、何によってこの罪を償うのだろう。それとも、社会にはいかなる罪も負わされないのだろうか。
私はこれがいつも気になってしょうがない。だからといって、どうしたらいいのかは全く分からない。

どうしたらよいのかは分からない。けれど、誰もが一度はこのことについて考えてみるべきではなかろうかと思う。我々を覆うこの壮絶な無知と無関心という蛮性が、我々自身を危うくしていることが少なからずあるように思える。
恐ろしさに足が竦んでも、裂け目をのぞいてみなかったら、この場の不安定に気付くことさえ出来ず、いつまでもここから去ることはできないだろう。


こんなことを朝っぱらから考えさせられる、ごく短いながら密度のある強烈な作品でした。



8月15日(金) 京都 四条

2008年08月17日 | 旅の記録


郷里の友人 つぼるちゃんが京都へ来るというので会いに行ってきた。この日の関西は、朝方はいくぶん曇っていたものの、待ち合わせの昼頃にはやはりいつものように暑かった。

12時半に大丸の入り口で落ち合って、さっそく昼ご飯を食べようと、四条から三条のほうへ向かって町をずんずんと上がってゆく。真っ昼間の強い陽射しが照りつけて、汗がどっと吹き出してしまう。

道の途中に、ツタでおおわれた立派な洋館があり、どうやらお医者のようなのだが、すごく雰囲気のある洋館である。私は即座に「おおっ、○○殺人事件、みたいな。吹き抜け…シャンデリアが落下して……くふふ」とか何とか下らないことを言ってニヤニヤしてしまうが、つぼるちゃんは「そうだねー、ありそうだねー」とサラっと交わしてくれる。
つぼるちゃんとは小学生以来の付き合いだが、こういうところが実に有り難い。何の気遣いもなく、安心してのびのびと過ごすことができる。


お昼に入ったお店は、ちょうどランチ・タイムで、そこそこ満員だった。二人して何を頼もうかとしきりに悩んだ末に注文した。サラダが食べ放題だった。美味しかった。
食べながら、色々な話を聞く。
つぼるちゃんといい、MKちゃんといい、私の郷里の友人は極め付きに面白い子ばかりなので、いつも楽しい。会うたびに卓越した話術を披露してくれるので、ほんとうに感心してしまう。一方私はと言えば、例によって気の利いたことのひとつも言わないのだが、彼女たちにしてみれば、ここまで気が利かない友達はかえって貴重と思ってくれるだろうと考えて、あまり気にしないことにしている。そういう私の在り方も、さすがにそろそろいかがなものかと時々は思うこともあるが、それでも会いたがってくれるのだから本当に有り難い。いつもありがとう!


お昼は軽く済ませたつもりだったが、なかなかお腹一杯になってしまったので、しばらく街中をうろちょろすることにした。
私は京都へはこのあいだの年末に来て以来だが、その間にも少しずつ変わっているようで、新しいファッションビルなどもオープンしていたりする。都市はつねに変化しているらしい。

それにしても暑い。

お茶の時間には少しはやいだろうというくらいに、私たちはある店に入った。私としては、夏の京都に来たからにはどうしてもこれを! という希望があったので、京都の街に詳しいつぼるちゃんにお願いして、良いところへ案内してもらったのである。
お店に入ると、すでに何人かのお客さんが行列している。ここは、みたらし団子と和菓子の小さな「梅園」というお店。狭い、まさにうなぎの寝床といった細長い店内に、人が目一杯詰まっている。お店の人も、体を横向きにして、お盆を運んでいる。

通路に並んでいるあいだに、メニューを渡された。私はどれにしようかと迷った挙げ句に「宇治みるくかき氷」を頼むことにした。かき氷のバリエーションが豊富で、私は「金時」を追加するかどうかで大変に悩んだのだが(「宇治」は必須)、今回は見送ることにした。変わり種としては、私の好物であるマンゴーシロップも相当に魅力的だったが、私は「宇治」にこだわった。
つぼるちゃんは「宇治白玉」にしていたと思う。「白玉」にこだわっていた。

ようやく席に通されて、水を出してもらったが、暑い中でのその水の温さが印象的だった。しばらくするとかき氷が運ばれてきた。かき氷なんて何年ぶりだか分からない私は、とりあえず記念に写真を撮っておくことにした。
正面に座ったつぼるちゃんも携帯を構えている。調理師免許を持つ彼女は、普段からご馳走の写真をよく撮っているらしく、私も見せてもらったが、どれもすごく美味しそうに撮っている。この日のかき氷も上手に撮れたので、私は(自分のがさっぱりうまく撮れなかったので)画像を送ってもらうことにした。

こんな感じの立派なかき氷だった。(向う側が私のかき氷)



ちなみにこれは私の撮影。へぼ……。ここまで差が出る。




かき氷はたいそう美味しかったけれども、私には量が半分でも良かったかもしれない。後半はほとんど苦行だった。舌が冷たい。冷たくてたまらない。食道までが冷やされていることをはっきりと意識できてしまう。出された水が温いのは、かえって良かったと有り難い気持ちが沸いた。

山盛りのかき氷をどうにか平らげ、寒さに震えながら灼熱の大通りへ戻った。暑いのだか寒いのだか、もう何が何やら分からない。

ふたたび四条の方まで戻ってきて、私は道すがら、お土産に「林万昌堂の甘栗」を買った。大変に美味なのである。
しばらくぶらぶらとしたが、この日の夕方には帰途につくつぼるちゃんとは、なんだかんだですぐにお別れの時刻となってしまった。
また秋に会う約束をして、烏丸あたりで別れた。



とても楽しかったです。おつかれさまでした!



北京五輪 柔道

2008年08月16日 | もやもや日記

金曜日で、全ての階級の試合が終了しました。
今回の柔道競技は、男子はなんとも残念でしたね。鈴木桂治までもが完敗だし…。この人が負けたショックのあまり、私は腰を傷めてしまった。どういうことかと言うと、鈴木が敗者復活でも一本を取られた失意のうちに私は買い物へ行き、重い荷物を担いだまま暗がりで足を踏み外したはずみで腰をやられてしまったのでした。え、まあ、鈴木桂治は関係ないですけどね、ええ直接はね、でも精神的には打撃があってそれがね……。しかし、そんな私の悔しさなんか比較にならないくらいに本人の悔しさは大きいでしょうね。負けずにがんばってほしいものです!

男子は、私のお気に入りの小野選手もあっさり負けてしまったし(この日も私は荒れた)、泉選手も負けました(具合が悪そうでしたけど)。そろそろ全体的な勢力図が変わりつつあるのかもしれません。日本男子はもはやさほど強くないのかも。外国勢にもすごくうまい選手が沢山いましたね~。

そんな中、内柴選手と石井選手はよく踏んばりました。特に石井選手は私は全日本選手権から期待していたので、さすがの結果に大喜びです。彼の精神力はすごい! とても頭がいいし! 全日本では「技ではとても及ばない」井上康生などの強豪選手に対し、とにかくポイントをかせぐというやり方で勝利した石井選手でした。そんなふうにしか勝てないことの悔しさから号泣していた彼の姿は印象的でした。その勝ち方から篠原さんにクソミソに言われていた彼ですが、しかし私は石井選手のように十分な実力があり、また常に客観的に状況を判断できる冷静さを持った選手は価値があると思いますね。これからが期待される選手です。めでたい! そして、篠原さんも絶賛していたように、北京五輪での彼の闘い方は完璧でした。強い!


一方、女子はなかなかの健闘だったと思います。特に、谷本選手と塚田選手の試合ぶりには泣きました。どちらもアテネ以来ずっと私の好きな選手です。谷本さんは、切れのある華麗な技をみせてくれました。感動~、これぞ柔道です! すばらしい~~!

塚田さんは、私はほんとうにこの人のファンです。いつもニコニコ明るくて、努力を惜しまない実にイイ子なんですよ。前回のアテネの時も立派に金を獲得したにもかかわらず、その勝利について「動きがのろい」「あれで勝ちと言えるのか」というような心ない批判をする人もいて私を怒らせたものですが、今回の彼女の動きの速いことと言ったら……! 誰にも文句を言わせない見事な柔道でしたね。もうそれだけで、試合中から私は泣いちゃいましたよ。
さらに、今回決勝で当たった中国のトウブン選手に、これまでどうしても勝てなかった塚田さんは努力をしてきました。その努力の成果を、決勝の大舞台できっちりと発揮しました。これだけでも泣ける(もうすでに泣いているが)! しかし、相手の技をしのいでしのいでしのぎまくって塚田選手の優勢にあったあと十数秒というところで無念の逆転一本負け。ギャーーーッッ…………!!!

残念です。塚田さんもがっくりと肩を落とし悔し涙をぽろぽろとこぼしました。解説の阿武さんも泣きます。私もさらに泣きます。おいおいおい
しかし、相手のトウブン選手はあの局面でよく投げましたよね。底力を感じます。立派でした。素晴らしいです。柔道って面白いなあ。


最後に、印象的だった言葉をひとつ。鈴木が負けた後、アナウンサーが「やはりオリンピックという場にはなにか魔物がいるんですかねー」と言うのに対して、解説の篠原さんがおっしゃった言葉。
「いえ、それは嘘です。魔物なんていません。ただ強い奴が勝つ。それだけです。」

うーむ。深い。篠原さんが言うだけに一層心に沁みる一言でした。
今回は、男子解説の篠原さんはいちいち面白かったです。特に優れた技を持たず、ひたすらレスリング調の足取り合戦になる試合のときには終始無言。「こういう試合は嫌いです」と明言。面白く、正直でまっすぐな男らしい人なんですよねー。

女子解説の山口さんも良かったです。豊富で的確な情報を提供してくださり、そして極めて公平なご意見をお持ちで、外国のいろいろな選手についても、ずいぶんと親近感を持つことができました。なんという立派な解説!
阿武さんも素敵です。選手時代からのファンです。物腰が柔らかく落ち着いていて、優しさが滲み出ていてるんですよねー。好きです。


というわけで、今回もやっぱり面白かった柔道。私はやっぱり柔道が好きだなー。みなさん本当にお疲れ様でした!


へとへとです

2008年08月14日 | もやもや日記

美しくて速い北島選手に興奮し、電光石火の勢いで金を勝ち取った谷本選手にもらい泣きし、2回戦敗退が続く男子柔道に意気消沈し、大健闘の女子バドミントンに絶叫し、着実に決めてまたまた金獲得の上野選手に盛り上がり、大躍進のフェンシング男子フルーレに力んでいたら、もうすっかりヘトヘトです(/o\)

オリンピックってみてるだけでも疲れますね~。

ついでに、昨日は常葉菊川の野球の試合も見てしまった。めちゃくちゃに変拍子な展開で、後半まさかの大量得点逆転。倉敷商も気の毒に……。続く智弁和歌山はもっと凄い試合でしたね。

スポーツ観戦で疲れ過ぎの私。
金曜には京都で友達に会う予定なので、体力は温存しておかなくては。でも、まだまだ見たい競技が続くのだった……!

柔道男子、まだこれからの鈴木と石井君には期待しています。頑張ってほしいものです。
競泳もまだ終わらないし。飛び込みもこれからだし。シンクロも見たいし。
うおーー!



『火曜日はチョコパンの日』

2008年08月12日 | 自作まんが
ノルとディック(ヒヨコ)& PとQ(犬)
(参考画像:「ヨーグルトにジャムを入れる」より)




久しぶりに手描きでマンガを描きました。
紙にペンと鉛筆で描きましたが、うーむ、あんまりきれいなものじゃないですね。いつもどおりPCを使った方が良かったかも。塗りが汚くてやりきれません。


さて、今回の主人公は、ヒヨコの兄弟 ノルとディック。ディックが兄で、ノルが弟。タイトルにもあるように、「火曜日」のお話です。そう、今日は火曜日。


とりあえずK氏に見せてみましたが、こういう感想をくれました。「す、すごい! 何が言いたいのかほんとに分からないねっ!」

……うむ。たしかに、特に何も意味のないマンガです。それはいつもどおりです。ただ、これだけは言わせてほしい。

「とにかく“ヒヨコ萌え”にこだわってみました」

と。

私がこだわってみたとおりに“ヒヨコ萌え”は表現されたかどうかは分かりませんが、興味がおありの方は、どうぞ御覧下さいませ。



★★ 火曜日はチョコパンの日 ★★
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フェンシング

2008年08月12日 | もやもや日記


北京五輪にて、初めてフェンシングというスポーツを観戦しました。

これが、幻想的でとても面白い。
何が幻想的かと言うと、試合会場の薄暗がりのなかに、選手の白い胴衣がぱっと浮かび上がっているところ。細長い演台の手前にいる審判の完全なシルエット。いや、実に美しいなあ。


フェンシングというのは、フルーレ、エペ、サーブルという3つの種目があるそうで、いずれも武器の名前にそのまま由来するらしいです。
私が見たのはフルーレ。日本の菅原選手が大健闘でした。素晴らしい気迫でした。

このフルーレという種目では、「突き」のみが得点となるそうで、選手たちはお互いの胴を覆った金属の上着を突き合います。

細長い演台の上を、攻めたり守ったりしながら前に出たり後ろに下がったり、細い剣をひゅんひゅんとしならせて、激しく突き合います。

そして剣先が相手の上着に接触すると、赤や緑のランプがピカーンと点灯し(電気の流れで接触の有無を判断しているようです)、判定となります。判定も、ビデオによる厳密かつ公正なもので、他の競技においてもこのくらい公平なジャッジを義務づけるべきではなかろうかと思わされます。とにかく審判はもっと公平でなければなりません。

細かいルールは分かりませんでしたが、それでもスピード感のある、動きの美しいスポーツでした。面白いー。


にしても、あまり放送されていないから知らないだけで、世の中にはまだまだ興味深いスポーツがあるのですねえ。
そういうことを知るのもまた、五輪の醍醐味というやつでしょうか。


最近のこと

2008年08月11日 | もやもや日記


と言っても、オリンピックや高校野球をひたすら観戦しているというほかに、特に何も言うことはないのですが……。

昨日も柔道に燃えました。女子の中村選手も、男子の内柴選手も頑張りましたねー。特に内柴選手の試合はスピード感があって、見応え十分でした。面白かった! 女子は中村選手は残念でしたが、金メダルは中国の選手が獲得して、場内は最高に盛り上がっていました。決勝は気迫の戦いで、とても面白かったです。

ついでに昨日は、女子ホッケーとボートのダブルスカルという競技を見てみました。どちらも初めて見る競技でしたが、なかなか面白かったです。ホッケーは日本が勝ちましたね。とにかく互いの選手が皆猛スピードでプレーするので、興奮しました。ボールがビューーンと真っすぐに飛んでいくのが清々しかったです。

ボートは、二人の漕ぎ手がぐいぐいと漕いでいって、水の上を滑るように進んでいきました。選手の方々はものすごく疲れるのでしょうけれど、見ている方は「わー、はやーい、気持ちいい~」と言って見ていられます。イタリアが意外と強豪なんだそうですよ。あと、デンマークとかも強いらしい。


で、普段テレビを見なれないせいか、やたらと疲れます。夜の10時くらいになるともうヘトヘトです。多分柔道観戦でかなり消耗しているものと思われます。1回戦の中継からばっちり観戦する私……。気が付くと夕方になっている。でも、オリンピック中継の醍醐味は、この「日本選手は出てないけどとりあえず中継する」という放送状況の充実ぶりにありますよね。私はいつもフジのウザくて偏った演出過剰な放送に辟易しているので、オリンピックだけがまともに柔道を見られる貴重な機会だと思っています。(でも、昨日内柴選手が優勝した時には、アナウンサーが必要以上にうるさかったな。誰だあれは。もしやフジのアナだろうか。嬉しいのはわかるけど、そんなに大声を出さなくても良いと思うのですがねえ)



あと、スポーツと関係ないところでは、漫画を描いてます。ヒヨコの兄弟が主人公の何でもない感じの漫画です。まあ、ちょっとした気休めに。
紙にペンで手描きするのは久しぶりで、あまりうまく描けません。というか、全然うまく描けません。字があまりにも下手なので、ちょっと自分でもびっくりしてしまいました。
全3ぺージの超短編なので、さっさと仕上げてしまいたいなあ。



8月9日の競技

2008年08月09日 | もやもや日記

今日は、柔道と体操、競泳を見ました。

柔道は、女子48キロ級と男子60キロ級。
いずれも今日の試合に関しては、判定が微妙な局面が多かったですね……; 特に日本の選手に対してだけ厳しい(というか不可解な)反則をとられたような気がします。谷さんの健闘はほんとうに立派でしたが、準決勝の内容はあまり納得のいかない残念なものになってしまいましたね~。私としてはルーマニアの彼女には、もっとまともにぶつかってきてほしかったですね。

男子の平岡選手も微妙な判定(と私には思える)で、初戦敗退。

ひたすら逃げまくる相手に対して「攻めない」ということで反則を取られてしまうとしたら、いったいどうやって戦えばいいんですかね? 日本選手はもう、最初から相手に技ありを取られてて負けてる状態と思って試合に臨む位がちょうどいいのかもしれません。一本を取らないと審判に勝ちを認めてもらえないということで。……なんという不条理なハンデだろ。

でも、男子60キロで優勝した韓国のチェ選手は、柔道らしい素晴らしい技の切れがあって、私はわりと最初の方から彼を応援していたので、金メダルを取れて本当に良かったです。こういう選手にこそ勝ってもらいたいものです。いやー、ほんとに素晴らしかったです! オール一本勝ち。これぞ柔道! レスリングもどきの技しか持たない選手にはもう飽き飽きですよ。


あとは、男子体操の団体予選を見ましたが、やっぱ富田選手がずば抜けて美しいですね。はー、うっとり。吊り輪とか完璧じゃん!とか思って感激してましたが、しかしここでも不可解に低い点数が付いていました。解説もアナウンサーも不可解そうでしたね。なんなんでしょ。判定ものって恐いですね~。

競泳は、みんなすげー速いですね! バタフライとか、あんなふうに泳ぐって、いつ見ても感心してしまいます。水を掻くさまが美しいですね。みんな記録を出しまくりで、すがすがしい笑顔を見せてくれました。さわやかだわ。


にしても、全然テレビの前から離れられません。もっと珍しい競技も見たいなあ。カヌーとか。放送すんのかな。調べてちょっとスケジュールを組んだ方が良さそうかも。明日もがんばるぞー!




そういや

2008年08月08日 | もやもや日記

今日から五輪じゃないですか。
柔道、どきどき。


柔道のほかには、飛び込みなんかも見たい。
前のオリンピックの時にたまたま見たのですが、選手も競技の様子もアナウンサーの解説も、すごく淡々とストイックに行われるので面白かったのです。あ、体操なんかも好きだなー。

どの競技も鍛え上げられた肉体の饗宴なので、目の保養だったらありません。美しいなあ。超絶技が見たいものです。わくわく。

おお、なんか急に緊張してきたぜ。
しばらくテレビ漬けになりそうかも。