半透明記録

もやもや日記

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『名探偵ポワロ』

2006年09月18日 | 映像
昔、NHKでも放送されていた海外ドラマ・シリーズです。私は大好きなので、短篇シリーズはいまのところ確か全部で36話が制作されているようですが、がんばってすべてDVDに録画保存しました。VHS時代にもやっているので、これで2回目です。根性です。そんなに好きなのに、このあいだBSでやってた新しい長篇2作を録画しそこねたのは、悔やんでも悔やみ切れません…。いつになったら再放送するのかしら。は、はやく……。


ドラマ・シリーズでは、きくところによると、舞台が1936年だか1938年だかのイギリスに設定されているそうで、衣装や建築物、小道具などがその時代らしく格好いいのです。ミス・レモンの服装には毎回のように目が釘付けになってしまいます。街ゆく人々はみんな帽子を被っているのもいい。そして、たしかそのころ流行っていたレンピッカ風の肖像画(黄色い液体が入った試験管を持っている男性のがあった気がする → あとで気になって、「負け犬」を見直したら、レンピッカの「ブッカール博士の肖像」(やはり黄色い試験管を持っている)のニセモノでした。ぷぷ。)なんかが、金持ちのお屋敷(これがまた近代的で格好良い建物だったりする)の壁に掛かっていたりして、いちいち素敵です。

昨日も、その素敵な衣装などを研究しようと思い、久しぶりにドラマを見てみたのですが、気が付くと研究のことはすっかり忘れ、つい真剣になって最後まで見てしまいました。やっぱ面白いよなー。で、「24羽の黒つぐみ」を見たのですが、一話だけでは止められず、結局さらに「4階の部屋」を見て、それでもなんとなくまだ足りなくて、これからまた見るつもりです。うーむ。面白い。


ちゃんとした DVD-BOX も欲しいところですが、価格が……。ああ。

動物の謝肉祭

2006年09月16日 | 学習
シャルル・カミーユ・サン=サーンス
Poss Popole / LONDON FESTIVAL ORCHESTRA


名前は知っていましたが、これまたどんな曲なのかは判然としなかった「動物の謝肉祭」。組曲だったんだ。なるほど、動物がたくさん出てきます。聴いてみたら、すごく聴いたことのある馴染みの曲ばかりでした。

《第1曲》序奏と堂々たるライオンの行進
  うーん、たしかに「堂々たる行進」という感じです。というか、初っ端からすごく聴き覚えが…。これが「動物の謝肉祭」だったのか…。

《第2曲》めんどりとおんどり
 これは確かに鶏っぽい。でもなんだか随分と不安げなのはなんなのでしょうか。

《第3曲》ろば
 ろば? なんとなく私の思う「ろば」(可哀相。報われない。)とは違って、躍動感がありますね。

《第4曲》かめ
 あー、かめ。ゆったりとしていてすごく素敵な曲ですが、かめと思って聴くと楽しい。

《第5曲》象
 これはいかにも、象。このいかにも象的な音を出す楽器はなんだろう。

《第6曲》カンガルー
 跳ねてます。カンガルーですね。でもちょっと寂しそうな感じ。

《第7曲》水族館
 これはすごく聴いたことがあります。
 水族館と言われれば、たしかに水っぽい。水泡がきらきらな感じでしょうか。

《第8曲》耳の長い登場人物
 だれのことだろう。耳? うさぎ? あ、もう終わった。短い。

《第9曲》森の奥に住むカッコー
 これも、はげしく聞き覚えあり。あー、ほんとだ、カッコーだったんだ。確かに執拗に鳴いています。ぷぷ。「森の奥に住む」というところがポイントですかね。静かで素敵。

《第10曲》大きな鳥かご
 うん。鳥っぽい。鳥かごというのは、でもよく分からないですね。

《第11曲》ピアニスト
 解説によると、「チェルニーの教則本を練習するピアニストを皮肉たっぷりに…」ということらしい。ふーん、なるほど。

《第12曲》化石
 化石? これも聴いたことがありました。途中にもっと聴いたことのメロディーがありました。きらきら星?

《第13曲》白鳥
 あー、こ、これは! 卒業式の曲…。これも「動物の謝肉祭」だったとは。しかも「白鳥」だったとは。知らなかったなあ。
 あらためて聴くと、やはりすごく素敵な曲です。終わりの方がやばい。

《第14曲》終曲
 これで終わりです。お楽しみ頂けましたか、それではまた~。という感じで明るいです。楽しい。




ついでに「七重奏曲 変ホ長調 Op.65」も聴いてみました。7つの楽器。トランペット、ヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ピアノ。
やばい。「第一楽章」がやばい。好きです。なんだこれ。
私はピアノの音が一番好きだと思ってましたが、トランペットもいいですね。はあ。

盛りだくさんで楽しかったです。でも、音楽的感性がとぼしい私は、音楽を正しく理解することができません。とりあえず、好きか嫌いか。でも、もっと耳を鍛えればそのうち分かるようになるかもしれません。
そもそも「動物の謝肉祭」を聴いてみようと思ったのも、漬物屋さんの店内で流れていた「水族館」を「ハリー・ポッター?」と言う私に、「サン=サーンスだよ」と友人が教えてくれたのがきっかけです。物を知らぬということは恥ずかしい。しかし。恥は人間を成長させる。はず。

『怪奇小説傑作集5 ドイツ・ロシア編』(ドイツ編)

2006年09月14日 | 読書日記ードイツ
植田敏郎訳 (創元推理文庫)

《収録作品》
ロカルノの女乞食(ハインリヒ・フォン・クライスト)/たてごと(テオドール・ケルナー)/蜘蛛(H・H・エーヴェルス)/イグナーツ・デンナー(E・T・A・ホフマン)


《この一文》
”「誘惑者を追いはらい、わたしの家から罪を防ぐためには、いまなにがわたくしの役目であり、使命であるかがわかっています」
 こうアンドレスは言った。
      --「イグナーツ・デンナー」より ”



ロシア編のほうにゴーゴリの「ヴィイ」とチェーホフの「黒衣の僧」が収録されていたので迷わず購入した一冊です。ホフマンの未読の作品も入ってました。やったー! 在庫僅少のようだったので、あぶなかったぜ!

ドイツ編は全部で4編。クライストの「ロカルノの女乞食」は、別の本で何度も読んでいるので、飛ばし。クライストは怖い。でも、これはそれほどでもないですね。「聖ツェツィーリエあるいは音楽の魔力」(河出文庫『チリの地震 クライスト短篇集』所収)は怖かった…!

ケルナーの「たてごと」は夫婦の悲しい愛の物語。怪奇というよりむしろロマンチックではありましたが、私の好みからすると、あともう一歩踏み込んでほしいところでした。いや、でもまああの雰囲気はすごく良かったのですが。こういうのに慣れてしまっている私にはいささか物足りませんでした。いやですね、すれてしまって。

エーヴェルスの「蜘蛛」はすごく面白かったです。毎週金曜日の夕方に、ある宿屋の一室でたてつづけに3人の男が窓辺で首を吊る。医学生リシャール・ブラックモンはその部屋に滞在し、数週間を無事に過ごすのだが……。うーん、不気味に面白い。色が綺麗で素敵。黒に紫、細い細い糸を紡ぐ白い手…。日記体で物語が進行するのも良かったです。最後のほうの緊迫感がすごい。面白かったー。

ホフマンの「イグナーツ・デンナー」は、私のこれまで読んだホフマンの作品とはちょっと雰囲気が違うような(と言っても私はまだそれほどには読んでいないのですが;)気がしました。が、やっぱり面白い。ホフマンの作品には、ほとばしるような何かがあります。読み出したら途中で止められないような何か。めくるめくような何か。私はやっぱりホフマンが好きです。後の作家にも多大な影響を与えたらしいことがあとがきに書いてありましたが、納得です。しかも、とても多才な人だったらしい。うーむ、そんな感じ。この間買ってそのままになっている『悪魔の霊酒(上下)』(ちくま文庫)と『くるみ割り人形とねずみの王様』(河出文庫)もはやく読まなきゃ。


というわけで、秋になって食欲と読書が止まらなくなっている私は、もうロシア編も読みました。そちらはまた別のカテゴリーに分けて書きます。

劇場版『ゲド戦記』レビュー加筆修正

2006年09月12日 | 映像(アニメーション)
お友達のKさんの鋭いご指摘を受けて、先日のレビューを修正しました。私はつい怒りにまかせて言いたい放題言ってましたが、詰まるところ私はみているようで、実はよくみていなかったことが発覚。猛省中です。批判するつもりならもっとちゃんと理解していなくてはなりません。目も耳ももっと鍛えます。

とりあえず、訂正した箇所は以下の通り。


**************

そう言えば、冒頭のエンラッド(アレンの故郷)での会議で、国王(何の落度もないのに息子に刺された可哀相な人)が事態を調べるように命じていた【ルート】(たしかそんな名前)という人物はどうなったんだろ? この場面もいらねーな。(お詫び。9月12日現在。お友達のKさんのご指摘により、この場面で国王は「ロークへ、調べるように(伝えろ)」と言っていたらしいことが判明。家臣の名を【ルート】だと思ったのは、私の聞き間違いでした。ロークというのは大賢人など魔法使いたちの住む島のこと。私の理解が不足していただけで、この場面は、世の中に起きている異変が魔法使いたちに知らされたということを示すために必要であったようです。)


前回のレビュー・全文はこちら

『わが良き狼(ウルフ)』

2006年09月12日 | 読書日記ー日本
筒井康隆 (角川文庫)

《あらすじ》
トンネルを抜け出て過去の町ルピナスに帰ったキッドは、そこで老人と子供の姿しか見なかった。若者は活気のある新しい星へと移り行くのだ。昔の恋人から町を騒がせたあの懐かしい悪漢ウルフがまだ生き残っている事を聞き、やっつけんと下町へくり出したが…。

《収録作品》
地獄図日本海因果/夜の政治と経済/わが家の戦士/わが愛の税務署/若衆胸算用/団欒の危機/走る男/下の世界/わが良き狼

《この一文》
”「じゃ、ぼくたちにとって、歳をとるということは、どういうことなんだろう」
 船山は、またにっこり笑った。「ぼくたちそのものがカッコいいんだ。カッコよさそのものは歳をとらない。だからぼくたちも、歳をとらないんだ」
     --「若衆胸算用」より ”

”「泣くがいい。お前も不運な男じゃ」
 しかし、そういう老人の眼は、何に向けることもできない怒りに燃えていた。その底には、すべてのものへの徹底的な不信の思いが秘められていた。生への虚無的な大きい絶望があり、神への疑惑があった。
     --「下の世界」より ”

”「ほう。するとあいつだけが昔のままというわけか」
     --「わが良き狼」より ”


いま、はまりかかっている筒井康隆です。ドッペルさんのおすすめということなので、『わが良き狼』を読んでみました。
表題作は、なんというか非常に物悲しいというか、痛いところをついてくるなあという感じの作品です。伝説の男キッドが20年ぶりに故郷へ戻ってきてみると、町はすっかり寂れていて…。すっかり歳をとった自分と同じで、変わらないようで変わってしまったかつての仲間たち。ただひとり変わらず自分を待っていたのは、死んだと思っていたかつての宿敵ウルフ。彼はいまも変わらずキッドに向かって吠え立てる。しかし…。時が過ぎ去っていくことの痛ましさが満載です。私としては、とくにかつてのヒロインの変わりようが痛かったです。彼女は以前のように美しいままだけれども、すっかり安定した主婦としての生活に浸かりきっています。彼女はそれで幸福であるには違いないのですが、なんというか悲しい。しかも、もしかしたら彼女は若い時から本当はそういうふうに安定志向の人物だったのかもしれないと思うと、さらに悲しい。時が過ぎ去るというのは、どうしてこんなに悲しいんだろう。でも、この物語では、老いて廃れてしまったものばかりではなく、なくしたと思っていたものが、見た目はたしかにしょぼくれてしまってはいるものの、それまで見ようともしなかっただけで、ずっとそこに存在し続けていたのだということもあらわされています。悲しいけれども美しくもあるお話でした。

「わが家の戦士」、「わが愛の税務署」、「団欒の危機」などは痛烈に批判的で面白かったです。「戦士」は、武器を外国に売りさばいて儲けている会社の社員の家のなかで局地的戦争が巻き起こり…という話。軽いタッチで描かれてはいますが、笑えません。とても恐ろしかったです。「税務署」では、主人公が税金をより多く納めるべく、年間の必要経費が総額320円(安!)だったようによそおい、各種保険にも入っていないことにし、妻がありながらいないことにして配偶者控除をなかったことにしたりしたりとごまかします。その一方で納税者としての立場から公務員を奴隷のようにこき使います。これは笑いました。面白い。「団欒の危機」は、もはやテレビがなければ、一家の団欒は穏やかに過ごすことができない有様を描いています。鋭いです。

「若衆胸算用」「走る男」「下の世界」も面白い。「若衆」では、世の中はカッコいいものとカッコわるいのもの二つに分けられるという主人公の青年の美学に、老いの醜さが迫ってくるのですが、結末はとてもポジティブで感動的でした。カッコいいなあ。「下の世界」はまた悲しい話。強制的に上と下とに選別されて生きる人々。苛酷な環境に暮すことを強いられる下の人々は、上に行くことのできるわずかなチャンスをものにしようと必死になるが…。うーん。これはとても面白かったです。引用した文章がとても胸に迫ります。やっぱ熱いなあ、筒井さんて。


というわけで、いまごろになって本当に筒井康隆は面白いということに気が付いた私は、まだまだ読みますよ。「時をかける少女」も読んだので、それはまた後日。

きのこる

2006年09月11日 | もやもや日記
近所の公園は、木がたくさん植わっていて芝生もあります。小さな植物園のようなものもあり、なかなかよいところです。

先週の日曜日、晴れていたのでその公園の芝生にござを敷いて読書をしようということになりました。木の根元に腰をおろすと、足もとに何か白いものが…。あ、きのこ。去年も見たなー、このきのこ。リアル「カペリート」とか言って喜んでたんだっけ(しかし、カペリートはむしろ本シメジに近いのですが)。
↓これがカペリートです。

秋なんだなあ。

それにしても、きのこって何でこんなんなんでしょう。この質感。もふもふ感。この公園のきのこに限って言えば、見た目はお菓子のようです。あれに似ている。えーと、マカロン。甘そう。

そう言う訳で、このところはきのこご飯率が急上昇中です。え? いやいや、このきのこを採取して炊いているわけではないですよ。謎きのこに手を出すのは危ないですからね。でも、きのこのそういうところも私は好きかもしれません。それから、もし私が蟻くらいに小さかったら、きのこに住んだり、きのこに座ったり、きのこの傘で雨をよけたりするでしょう。あー、そういうアニメを大昔にみた気がする…。なんだっけ、なんか妖精っぽいのが出てくるやつ。め、メルモ…だっけ……?


きのこはなんだか魅力的なのですね。

『ロシアアニメ傑作選』

2006年09月10日 | 映像(アニメーション)
yahoo!動画で、『ロシアアニメ傑作選』というのを無料で公開中です。ユーリ・ノルシュテインも観られます。やったー! ばんざい! と、いきおいこんで視聴に走りますが、無情にもこんな表示が……。


お使いの環境では、動画を視聴いただけません。
Yahoo!動画では、下記のソフトウエア、動作環境が必要です。
・OS : Windows2000/XP 以上
・ブラウザ : Microsoft Internet Explorer 6.0 以上
・ソフトウエア : Windows Media Player 9.0 以上
・設定 : JavaScript、ActiveX が有効


ぎゃふん。ちなみに私はMac使い。これでは手も足も出ません。世知辛い世の中です…。
でも、これしきで諦められるか!
さっそくWindows派のK氏にお願いして観させてもらうことに。「格好つけてMacなんか買うからだ」と言われるに違いないので、これだけは避けたかったのですが、背に腹はかえられないのです。「ほら、試しにさ、ちょっと観てみようよ…」と訳のわからないことを言って説得、なぜかうまい具合に納得したので、無事に視聴できることになりました。

観たのは、「あおさぎと鶴」


それと「霧につつまれたハリネズミ」




うーむ。さすがにノルシュテインという感じでしょうか。細かい。とても動きそうにないほどに書き込まれた登場人物たちが優雅に踊ったり走ったりします。「とても動きそうにない」と言うのは、つまりどの瞬間も静止した1枚の絵としてみても完璧に美しいということです。ところが、それが動いている。すごい。

「あおさぎと鶴」では、あおさぎと鶴の羽根の先が指のように分かれていて、それがほんとうに手のように繊細に動きます。ふたりの性格付けも良いし、物語も切なくて良い。でもちょっと可笑しい。
「霧につつまれたハリネズミ」では、ハリネズミが相当魅力的。見た目も性格も。まぬけでかなり可愛らしい。物語は、ハリネズミが霧の中をさまようというシンプルなものなのですが、信じ難いほどに幻想的。すごい。さすが傑作。フクロウの顔が水たまりに映り、その水面が揺れる場面などでは目が釘付けになりました。霧の中に白い馬がいるというのも美しいし。


そんなわけで、『ロシアアニメ傑作選』は全52作品、11月末まで yahoo!動画 にて無料公開中だそうです。当分楽しめそうです。「話の話」と「愛しの青いワニ」も観なくては! でもとりあえず、ノルシュテインは、ちょっと高いけどやはりDVDを買うべきかもしれないと思いました。もっと綺麗な映像で何度でも観たいので。Windows じゃなくても観られるし…。

あつい

2006年09月08日 | もやもや日記
今年は9月に入るなり涼しくなったので、秋が早く来た!と喜んでいたのに、今日は暑かったです。あつい。まあ、まえほど酷くはないですけど…。

そんなわけで、頭がぼんやりするのでトマトを食べたくなり(?)、夕飯は茄子のトマト・チーズ・ソースのパスタにしました。暑いときはトマトが美味しいのです。なあんて、ほんとのところは魚を焼いたりキノコご飯を炊いたりしようと思っていたけど、暑くてやってられるかと思いなおし、簡単そうなパスタにしようという魂胆なのでした。それに、トマトの水煮缶ととろけるチーズで作るソースは、私の得意料理のひとつなのです。簡単で美味しいものが私は好きだ。

で、さっそく作る。腹減ったー。あー、でもパスタはほんとにすぐ出来て旨いから素敵。もう出来た。一瞬だった。さあ、食べるぜ。うむ、いつものように旨い。旨いなあ、でもなんで食べるとあつくなるんだろう。調理中よりも圧倒的に暑さが増して感じる。汗だく。汗だく。梨を食べても涼しくならず。汗だく。あ、暑い…。

そんなわけで、パスタは楽だったけど、やはり暑いのはどうにもなりませんでした。暑いのは間に合ってます! もう帰って!

『8人の女たち』

2006年09月06日 | 映像
監督・脚本:フランソワ・オゾン
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ/エマニュエル・べアール/イザベル・ユペール/ファニー・アルダン/ヴィルジニー・ルドワイヤン/リュディヴィーヌ・サニエ/ダニエル・ダリュー/フィルミーヌ・リシャール

《あらすじ》
1950年代のフランス。クリスマス・イブの朝、雪に閉ざされた大邸宅で、一家の主マルセルが殺されていた。容疑者は邸宅に集まった8人の女たち。クリスマス気分で和気あいあいだった家族が、一転してお互いを詮索し始め、それぞれが抱えていた、人には言えない秘密が次々と暴露されていく。マルセル殺しの犯人は、いったい誰……?



衣装が素敵なので、前から観たかった作品。うっとり。設定は1950年代ということなので、納得しました。いいなあ、あの靴とか、ドレスとか。お屋敷の装飾や丸い飾り窓も素敵。はあ。
それにしても、エマニュエル・べアール、美! もうだめ。だめです。

物語はミステリーでもありミュージカル(みんな突然歌い出します…)でもあるけれども、それだけではないような感じです。
犯人探しというよりも、登場する8人の女の姿を借りて、女というものの存在のしかたをちょっとずつあらわにしていくところが面白いところでした。「実は私、みたのよ…」というようなことを言い合ってはお互いの秘密をばらし合います。面白い。女たちの関係が目まぐるしく変化していくのも楽しい。あの人、さっきはあんなことを言ってたのに、もうこの人とこんなことに…。面白い。
個人的に好きなのは、女主人の妹のオーギュスティーヌ(イザベル・ユペール)。冒頭からヒステリックにわめきたてる彼女ですが、精神錯乱がピークに達した後の彼女の変貌ぶりがイカス。髪型とか化粧とか服装だけで、ずいぶん変わりますねー。凄い。ためになるなあ。

家政婦のマダム・シャネルが歌う歌の詞が印象的でした。

”孤独な人々は 幻想を抱き続ける ”


ちょっとうす暗いところが良かったです。
何回も観直したら、もっと面白くなるかも。

マメ

2006年09月05日 | もやもや日記
なにげなくテレビCMを見ていたら、みつけました。マメきょうだい。おお。に、二番…。
マメってセンイが豊富なんだ。知らなかったな。おいしいからもっと食べよう。


こちらでフラッシュ版CMを見られます。
→→ フジッコ

おまけのパズルがなにげに面白くて、つい真剣にやってしまいました。佃煮の画像でも、パズルになってると楽しい…。不思議だわ…。