半透明記録

もやもや日記

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『たんていものがたりー甘味処は甘くない(その2)』

2006年04月19日 | 自作アニメーション
たんていものがたりー甘味処は甘くない(その2)
(↑こちらからどうぞ)


はー、ようやく(その2)が完成です。
(その1)に比べて、いくらかでも面白くなったのかというと、……微妙。
でもまだ続くし(すみません、今回も終わりません;)、今後の発展にご期待ください。


というわけで、よろしければどうぞごらんくださいませ~。

『G戦場ヘヴンズドア』(全3巻)

2006年04月19日 | 読書日記ー漫画
日本橋ヨヲコ (BC IKKIコミックス 小学館)


”ああ、なんだろう、この気持ちは。体は熱いのに、心はとても穏やかだ。そうか、もうオレ達は揺るがないんだ。誰に何を言われても揺るがないものを見つけたんだ。今まで生きてきたすべての意味を使うことができるんだ。”


地雷を踏んでしまいました。私には涙を流すことさえ許されず、ただ足ががたがたとふるえるばかりでした。名作という評判はきいていましたが、全く名作過ぎて、私は二度と読むことができないだろうという予感がします。おそろしい。読むべきではなかったのでしょうか。私は見たくないものを見てしまったのかもしれません。私が恐れているのは、情熱。情熱で自分の全てを貫き通す覚悟です。恐ろしい。どうしようもなく恐ろしい。そんな覚悟は無くたって生きて行けるのかもしれません。とりあえず、呼吸して何か食ったり寝たりするくらいには。しかし、私は感じてしまいました。今、こんなふうに感じることで私はどうなるというのでしょうか。まだわかりません。恐ろしい物語です。私は見てしまいました。自分の空虚さが、それに見合わぬ欲望が私を恐れさせている。でも、震えたことも忘れて立ち止まったりしたら、私はまた私を失ってゆくのかもしれません。

いや、私はやっとここまで来れたんだ。これまでは、感じることすら出来ていなかった。届かなくても、間に合わなくても、息を切らすくらいのことはやらなくてはならない。



まんがくらいで大げさな、という人にもおすすめします。人間の表現に手段の違いはあっても、本質はきっと同じです。問題は、出し切れるか、そして、受け止め切れるかということでしょう。私はその力がほしい。両方。