啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「記憶の蓋」

2021-06-19 18:32:01 | 庭の花木
「アジサイ‥マイクジャク」 ユキノシタ科
 天気予報どおり、朝からず~と雨。まだ植えたばかりのミカンの木は、雨に打たれ、頭を重く垂れている。こんな日は、ちょっと心も沈みがち。人の心持は、天気に多少左右されるようだ。パソコンのYouTubeからBGMをかけながら書き仕事。仕事というほどでもないが・・。そのBGM、松山千春。すごく、すご~くいい曲ばかりで、心にグサッと突き刺さる。筆もつい止まり、聞き入ってしまう。音楽は、その時代のその時の記憶を呼び戻す。つまり、記憶の蓋を急に開けてしまうのだ。あの時、あんなことも・・と。筆が進まない・・。窓の外は「銀の雨」。
 梅雨の花といえば、やっぱりアジサイ。この季節を感じさせるには、この花をおいて他にないのではないか。紫、赤、青に白・・一雨ごとに変化する美しい花だ。アジサイの寺として、名所が全国にあると思うが、供養のために、供えた1本のアジサイを、挿し木にしたのが始まり、というエピソードは、鎌倉の明月院。アジサイは挿し木でほとんどつく強い花だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする