啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「茶会」

2019-11-11 14:12:17 | その他
 高崎市・高崎茶道会、合同茶会が、昨日 高崎シティギャラリーで開催された。今年で、26回を迎えたという。大日本茶道学会、遠州流、煎茶道東阿部流、裏千家、江戸千家、表千家そして市民特別席と、7つの茶席が設えられた。当方、今回席持ち。家元お好みの茶箱を用いて、諸道具は改元に因み、明治時代を振り返り、”日常用いられた雑器の取り揃え”、と師匠はおっしゃるけれど、そんなことはない。茶杓、茶筅筒は象牙、茶巾筒は南鐐 仕服は角倉金蘭など諸道具はどれも可愛らしく、お客様からは”素敵なお道具”とのお言葉。そして”お茶が美味しいわね”。一番嬉しい言葉だ。
 花入れの花・・照り葉は夏ツバキ、細い枝から下がってピンクの果実はフーリンツリバナ、小さなオレンジの果実はミニザクロ、白い小花はマツカゼソウ、紺色はオビトケノコンギクの5種。お客様からのお尋ねの多くは、フーリンツリバナ。実に可愛い果実です。これらのお花は、全部プレゼントされ、当方の玄関に飾られています。照り葉に果実、まさに秋。
 最後はお着物。日本の伝統とも言うべきお着物。やはり、日本人の体形によく似合っている。所作も一段と美しく、お茶の時間は、着物の時間であるかも。