啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「東山魁夷展」

2018-11-10 16:59:56 | その他
 ”どの絵が一番好きだった?私は○○。”すると妹、”私も”と。70点もの作品で、同じ絵が好きとは・・。きっと、育った環境が同じなので、感覚が似ているのかもしれない。
 六本木、国立新美術館、生誕110年、東山魁夷展。「道」 「花明り」 「残照」 「緑響く」等々、あまりにも有名な作品ばかり。過去に、長野信濃美術館や、その他の美術館で拝見している作品もあり、何度も観ているのだけれど、”青の画家”と言われた彼の作品は、どの部分を切り取っても美しく、やさしい自然の風景で、心が和む。
 誰でも知っている”道”。あれは、実在の道なのか、想像上の道なのかと思っていたが、青森県種差海岸がモチーフなのだ、と初めて知った。また、「北欧を描く」というタイトルで数点展示されており、”フィヨルド”や”白夜”は画家の視点で、こんな様に描くのか、と今夏、北欧を旅しただけに、同じ風景を共有し、懐かしく思い出した。
 今回、観たいと思ったのは、唐招提寺御影堂障壁画。美術を紹介するTV放映では何度か観たが、実物は初めて。あまりに壮大で、息をのむ迫力。”すっごい!”と言ったっきり言葉を失った。
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