埼玉県寄居町にある鐘撞堂山(かねつきどうやま)は、標高330m、東京タワーとほぼ同じ高さ。登山ルートはいくつかあるが、今回は円良田湖(つぶらだこ)から、山頂を目指すルート。湖畔に駐車し、ず~と登り坂。勾配はさほどきつくなく、だらだら続く坂。登山道は良く整備されており、白や薄紫の野菊、薄紫のアザミ、鮮やかなブルーの小花をつけた植物が、あちこちで登山者の目を愉しませる。歩くこと、およそ1時間、人に会うこともなく山頂に到着。そこでは、かなりの賑わい。ようやく4人座れる長椅子を見つけ、のんびり昼食。一番楽しみな時間だ。秋晴れ、空気が澄み、頂上での見晴らしは抜群。これらをご馳走に、みんなで食べる食事は、実に美味しい。気持ちが和む。夫と何度も登った山。彼が使用していたコッヘルやガスセットもあるので、次回は暖かいコーヒーのご馳走を約束した。
「コウヤボウキ」 キク科
山頂付近に咲いていたコウヤボウキ。草丈、50cm程度。茎の先に白い花。高野山で、茎を束ねて箒の材料としたことが命名という。
「コウヤボウキ」 キク科
山頂付近に咲いていたコウヤボウキ。草丈、50cm程度。茎の先に白い花。高野山で、茎を束ねて箒の材料としたことが命名という。