啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「幼児の発想力」

2020-10-25 15:25:09 | その他
 発車するには、少し間のあるバスの中。自身のすぐ後ろの席には3歳の孫娘。外はかなりの雨。いつやむとも分からない窓の外を、じっと見つめていたかと思ったら、「雨のかけっこだあ~!」と、突然の声。??・・。その声につられ、雨の状態をみやれば、確かに、大粒の、やや弱めの雨が次々に降って来て、まるで競争しているしているかのよう。車のフロントに打ちつける雨音に「雨の音楽だね」と言ったり、小さい子と一緒にいると、その感性に驚かされる事がしばしば。道ばたに咲いている花には「きれいだね。かわいい~」の連発。いま、彼女はネコジャラシに夢中・・おっ、みどり・・むらさきもあるよ。黄色も~。ばあば、写真撮ったら・・。
 散歩中、落ちているドングリを両手いっぱいに拾い、ただ、拾うという事でご満悦の様子。そこで、コマをつくってあげたら「ばあば、しゅご~い」。(ばあばの株、上昇)。クレヨンで三日月を描けば、「バナナみた~い」。これには、まいりました。お月様、○○ちゃん家までついてくるね。飛行機雲は、花火の打ち上げ~・・小さい子供の想像力はどこまでも逞しい。
 散歩中、コスモスが秋風に揺れていた。ひと雨ごとに、秋が深まってゆく。じっとしていない孫娘との1週間、ようやくお役御免。
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