啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「秋の野道で」

2018-09-26 18:27:13 | 山野草
 「ママコノシリヌグイ」  タデ科
 すれ違いざまに、私の名を呼んだ彼女は、何と幼馴染。幼少から高校まで一緒。しかし、それ以来、一度も会っていない。○○年ぶりの再会。びっくりした。ということは、さほど変わっていないのか・・そんなことないなぁ~。本当に、ほんとう~に久方ぶり。彼女の抜群の記憶力に脱帽。秋の野道で会いました。
 ミゾソバかな、と近づいてみると、いやいや、すごい棘。茎に触れば、隙間なく小さなトゲトゲ・・ワァー、イタッ! 小さな1本のトゲが指に刺さってしまった。ママコ(継子)とは、実子でない子のこと。図鑑には、名の由来が書かれていたが、それにしても、それにしても、ひどくない?この名前。あんまりだ。淡いピンク色の花は、すごく可憐で可愛らしいのに。花も怒って、茎にも葉っぱも、あらゆるところにトゲトゲをつけたのかしら。花言葉・・何故か「変わらぬ愛情」。秋の野道で見つけました。