啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「遅ればせながら」

2018-09-10 10:38:26 | 庭の花木
 「サギソウ」  ラン科
 友人のお父様から、サギソウの植え替え方法を教えていただいたのは、3月末の頃。昨年の1鉢を、平たい素焼きの鉢に3つに分け、オタマジャクシのような球根を1粒ずつ丁寧に拾い、鹿沼土、ミズゴケと敷き、じょうろで毎日水をやり、半日陰に置いたり、日向に出したり、涙ぐましい努力をした、つ、も、り。
3鉢のうちの1つは妹に譲り、残りは自宅で辛抱強く、芽が出るのを待った。旅行中は、義理の妹に水やりまで頼んで・・、お礼として1鉢プレゼントしようと・・。なのに、なのに、1つの鉢は、葉っぱだけ。1本の茎も出ない!株数35。他方の鉢は、5本だけ開花。妹からは、”1本だけ咲いた”との連絡。
 恥ずかしいので、友人には黙っていたのだが、お父様も植えた半分ほどしか咲かなかったという。○○さんはどうしたかな?とご心配を頂いたようです。  何が原因? 猛暑?
 草丈20cm程。5本の花では、”サギが乱舞”とはいかないが、白い花は清楚で、清涼感がある。まさに、シラサギが羽を広げて飛んでいるような姿。当家の個体は、すでに8月上旬には咲き終わり。
 今年は、花も変!  ちなみに、別名”雪客”の名も。何て素敵な名前なのでしょう。