啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「息をのむ美しさ」

2018-04-22 12:13:35 | 庭の花木
 「ヤマシャクヤク」  キンポウゲ科
 ヤマシャクヤクは、好きな花ベスト5。もし、山で出あえたら、名前は知らずとも、この純白の美しさに、一目惚れしてしまうだろう。闇の中でも、この花だけは月の光に照らされ、一層の美しさを増すに違いない。さらに、その魅力は、花びらのはかなさ。一年のうち、3日間位しか咲いていないのだ。当家には、10年来のヤマシャクヤクが、地植えにしてあるが、ここ数年、全く花をつけない。本来、シイやブナ帯の肥えた林に生育するとのことで、素人の私が育てるには、無理があるのかもしれない。とは言うものの、この季節になると、やっぱり見たい花なのだ。そう、考えていた矢先、友人が埼玉、花園花木センターに連れて行ってくれた。華やかで、あでやかな花々が、その美しさを競うように咲き誇っている中、ドキッと私の心を奪った、鉢植えのヤマシャクヤク。蕾を付けている! 1本でこのお値段、少し高いかなと思ったが、即購入。一昨日から、咲き始めた。今日で、3日目。花びらが、一枚、散ってしまいそう・・。茶花には、最高の花だけれど、もったいなくて・・可哀そうで、切ることができない。
 ヤマシャクヤクは、漢字で山芍薬。山に生える芍薬の意。草丈、40cm程、花径5センチ程度。一つの茎に、一つの花しかつけない。秋には、地におろそうかとも考えているが、・・プロにうかがっても、毎年咲かないよ、と教えられた。
コメント (2)
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