啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「えちご 雪割草街道 雪国植物園 (前編)

2018-04-10 20:57:15 | 里山
 長岡駅から車でおよそ30分、東京ドーム7つ半の広さを持つ里山、雪国植物園。ここは、越後の里山の自然をそのまま利用した自然植物園。友人のIさんも、里山づくりに一役買い、樹木1本くらいにはなったかな、とおっしゃっていた。萌え出づる若葉と青い空。緩やかな斜面には、山野草が春を待ち構えていたかのように咲きほこる。ユキワリソウ、ミズバショウ、カタクリ、ザゼンソウ、キクザキイチゲ、イカリソウ、シュンラン、ニリンソウ、ホクリクネコノメソウ、エンレイソウ、コシノコバイモ・・なんとシラネアオイまでも。樹木では、純白の花、タムシバ、淡い黄色の花をつけたクロモジも、やわらかな春の陽をうけて輝く。全部アップしたい草花だけれど・・
 「ユキワリソウ」 キンポウゲ科
 見てください、この可憐な花。斜面のあちこちに、淡いピンク、淡い紫、白色など、何とも言えない美しさ。雪にじっと耐え、春を待ち焦がれて咲いた花かと思うと、可愛さが一層つのる。言葉はいらない。ただ、ただ眺めていたい花。

 「サンカヨウ」 メギ科
 好きな花。自宅では、育たないことを覚悟して、あまりの美しさについ買い求めてしまい、庭に植えてみたものの、わずか2年程で絶えてしまった。日陰の湿った場所を好み、フキのような大きな葉に、白い小花がいくつも顔を出す。上品で清楚。知らなければ、通り過ぎてしまいそうな花だけれど、ひっそりと咲き、主張しない魅力的な花が好き。
コメント (2)
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