啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ナンテンの果実」

2016-11-22 15:06:50 | 庭の花木
 「ナンテン」 メギ科
 うとうとしていると・・突然の揺れ。どうしょう、と思いながらラジオのスイッチ。最近、地震が多いのではないかしら。
 初夏には、たくさんの白い花を枝先につけ、その姿は清楚で可憐なのだが、残念ながら、見過ごされてしまうナンテン。しかし、そんな地味な花とは裏腹に、今、見事に真っ赤な果実をつけている。少し触れたら、パラパラと、1粒1粒こぼれ落ちそうな程たわわに、枝先に実っている。まるで、宝石のように。最近、庭先で野鳥が賑やかにさえずっている。どうやら、ナンテンに目をつけたような気配あり。この状態を維持しているのは、時間の問題かも。葉も少し色づいてきて、これからが楽しみ
だ。ナンテンの葉といえば、母が作ってくれたお赤飯を思い出す。重箱に詰められたお赤飯の上に、いつも添えられていたので。ネットによれば、この葉、殺菌効果があるようだ。昔の人の知恵には驚かされる。

 秋は、お茶会のシーズン。あちらこちらで開催されている。お茶やお菓子はもちろんのこと、素敵なお道具を拝見させていただくのも楽しみだが、お花も興味がある。あるお席で、照葉と真っ赤な小さい実が花入れにさしてあった。何の実だろうと思い、お尋ねしたら、ナンテンとのこと。きっと、特別な育て方をしたのでしょう。今までみた事がない、小さな実でした。
コメント
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