啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ノコンギク・・・かな?」

2016-11-19 09:30:31 | 庭の花木
 「ノコンギク」  キク科
 いわゆる、一般的に“野菊”といわれる花の名前を特定することは、極めて難しい。植物に対する専門的知識はもたず、茶花として使われる、ほんの少しの草花や、庭に咲く植物名くらいしか覚えがない。まして、洋花なら、ちんぷんかんぷん間違いなし。
 先日、知人より「この花の名前教えてください」と、写真付きのメールが届いた。庭の草むしりをしていたら、、紫色のきれいな花がたくさん咲いていたけれど、名前がわからない。一生懸命草むしりをしたご褒美かと嬉しくなったのですが・・との事。 実は、その花と思しきものが、当家でも、今が盛り とばかりに、秋の明るい陽ざしの中で、その存在感を示しているのだ。林の縁、道端など、おそらく日本全国で咲いているであろうこの手の花といえば、私の少ない知識では、ノコンギクかヨメナくらいしか思いつかない。いずれも、色、葉の形、草丈は酷似しているが、1か所だけ決め手をあげれば、それは、葉。ヨメナは、つるつるしたやさしい肌触り、一方、ノコンギクは少しざらついている。ただ、これだけの事で、知人には、ノコンギクかも知れない とお伝えした。大雑把でアバウトで乱暴な決め方なのだが・・・。
野菊は、似たような花がたくさんあって、難しいです。