啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「咲いた! 咲いた!サガギクの花   食用菊~ かきのもと」

2016-11-07 10:22:19 | 庭の花木
 「サガギク」 キク科
 キクも、その種類いろいろあれど、かねてより、欲しいと思っていたサガギクを、手に入れたのは、今年の初夏の頃。花木センターや、山野草のお店を時折のぞいても、目にすることはなかったけれど、ひょんな事から、知人とキクの話題になり、「主人が苗を持っているから、いらして」とお声をかけて頂いた。心うきうき尋ねると、ご主人が手回しよく、準備して待っていてくださり、2鉢頂戴した。。育て方を指導頂き、水くれ、肥料は勿論の事、強い風にあたらぬように、あれこれ心を配り、大切に育ててきた花が、ようやく咲いたのだ。頂いた時は、20cm程度の丈も、今では、170cm位。高く伸ばした茎から、ところどころスラリと横に枝を伸ばし、その先に花をつける。なかなかの美形だ。繊細な花弁と華やかな格調ある姿は、王朝のかおりを漂わせている。サガギク(嵯峨菊)は、平安初期、嵯峨天皇の時代に、離宮として建立した大覚寺の、大沢の池に自生していた野菊を改良したものという。あざやかな赤、黄色、ピンク、白などあるが、かぎりなく白色に近い、淡~い黄色が、清楚で美しい。

大きな箱の蓋を開けると、花 花 花・・。どの花も直径、10cmはある。私の生活環境では、キクの花を食べる食文化はなかったが、Iさんから毎年送って頂き、今では楽しみに待つようになった。“熱湯に酢を入れ、サッと茹でてね”と教えていただき、早速、調理。シャキシャキとした歯触りがよく、色も鮮やかで、美味しい。友人にもご馳走し、少し分けてあげました。
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