啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「テンニンソウとオンブバッタ」

2016-10-19 16:48:17 | 山野草
「テンニンソウ」  シソ科
 植物の名前は、その花姿や色、かおりや味などからつけられるようだが、小さくて、愛らしい花を咲かせるのに、どうして、こんな名前がついたのかと、気の毒になる名もある一方、何とも雅な名もある。テンニンソウ・・何と優雅な名前なのだろう。学名を、Leucosceptrum japonicum,漢字で、天人草。天人といえば、天の羽衣を想像するが、淡く黄色の花は、確かに、心もとなげであるが、テンニンとまでは・・・。羽衣を、そよそよと風になびかせる姿が、花が、だんだんに咲いていく様子に似ているのだろうか?北海道から九州に分布する多年草で、個体は、赤城自然園で撮影した。虫が、この葉を好むのか、だいぶ食べられてしまっているが、私は、完全な、整った葉よりは、少し虫食いの葉が風情があり好きだ。

少し遅れてまいた野菜の種、大根、カブ、カキ菜もだいぶ成長してきた。ダイコン葉のうる抜きをしていると、カキ菜の葉の上に、仲良しのオンブバッタ。全く動かない。お母さんが子供をオンブしているのかと思ったけれど、どうもそうではないらしい。メスがオスをオンブしているらしいのだ。こんなに小さいオスにびっくりしました。
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