啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ウメの花」

2016-01-21 15:06:58 | その他
「ウメ」 (梅) バラ科
 今日は大寒。冷え込みが厳しい。昨日も、午前中は、よこなぐりの雪。18日に降った雪が溶けず、時々屋根から、雪の塊が落ち、ドスン!と大きな音をたてる。庭や畑はもちろんの事、道路でも端には雪が残っている。
 散歩道の両側に、白梅と紅梅が咲き、目を楽しませている。紅梅はだいぶ前から咲いているが、白梅も、ちらほら、ほころび始めている。“香”という文字は、この花の事を言うのかと思うほど、甘く、かぐわしく、上品だ。5弁の花の形も好きだ。以前、陶芸教室に通い、焼き物のまねごとをしたことがあったが、梅の花びらを模した深鉢の菓子器を作った。上手とは言えないが、作品展に出品し、今でも気に入って使用している。
 ウメは、中国原産で、奈良時代初期に渡来とのこと。学名をPrunus mume。江戸時代の呼び名はムメだとか。園芸品種もたくさんあり、開花時期もさまざま。個体は、早咲き種かも知れない。当家の白梅は、まだまだ硬い蕾。梅といえば、やはり梅干し。身体にいいから、一日一粒食べるようにと、食卓に常時あったように記憶している。クエン酸があり、疲労回復、殺菌、老化予防など効果があるという。ウメは、和歌山、福岡の県の花、ブンゴウメは、大分の県の花として知られる。
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