啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ロウバイ」

2016-01-06 16:29:00 | 庭の花木
 「ロウバイ」 ロウバイ科
 最近、あちらこちらで、ロウバイの花が目につくようになった。県内、安中市では、ロウバイの花が、早くも見頃をむかえているとのTV放映があった。暖かさで開花が進み、当家でも満開だ。落葉樹なのだが、まだ葉がだいぶついていて、黄色一色の花びらから、強く甘い香りが漂う。ツヤのある透き通る質感は、まるで蝋細工のようだ。中国原産で、日本には江戸時代に入ってきたとのこと。別名「カラウメ」ともいわれるらしく「唐からきた梅」という意味らしい。花が終わった後は、花からは思いもよらない茶色の実がつく。楕円形で、梅とは似ても似つかない形をしているのが面白い。ロウバイにも品種があり、花の中心に、褐色の輪が入り、それが満月のように見えるところから命名されたマンゲツロウバイ、花の中心に褐色が入らず、透き通るような黄色一色の「素心」から命名のソシンロウバイがある。一般的に、どちらが目につくかといえば、個人的観察だが、圧倒的にソシンロウバイ。青空のもと、淡い黄色の花びらが華やかだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする