啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「キバナアキギリ」

2015-10-07 08:57:38 | 庭の花木
「キバナアキギリ」 シソ科
 秋は、春や夏と違った独特な趣があり、好きな季節だ。庭をみれが、アキノノゲシ、アキノキリンソウ、シュウカイドウ(秋海棠)、シュウメイギク(秋明菊)、そしてキバナアキギリと“アキ”という文字の付いた植物たちが、少し葉の落ちた地面に、彩りを添えている。昨日は、久方ぶりに友人と、竹沼の遊歩道を散歩した。釣りを楽しんでいる人がちらほらいたが、4キロメートルにおよぶ径は、誰に会うこともなく閑散としていた。ただ一匹、あまり会いたくない動物と鉢合わせ。二人の足音に気づいてか、ニョロ、ニョロと草むらに退散したのだが。個人的に、この子、ほんとに、本当~に苦手で、出会うと、寿命が縮むおもいだ。
 キバナアキギリは、“黄花秋桐”と書くように、花の形が、桐の花を思わせるところからつけた名前。そして、アキは秋に花をつけ、黄色の花なので、キバナというらしい。低山に、夫と共にハイキングに出かけると、山地の木陰に、群れて咲いている姿を、見かけることがあった。草丈、20~30cm位の多年草。花は、3cm位で、唇形。