啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ギボウシ」

2013-08-04 20:52:00 | 庭の花木
「ギボウシ」  ユリ科

毎年花を咲かせる多年草。東アジアではおよそ20〜40種分布。日本が世界でも最野生種が多く20種を越すという。名の由来は、ギボウシは蕾の姿が、橋の柱の先端などについている擬宝珠に似ていることからつけられた。花の寿命は短く一日で萎んでしまうため、「ディリーりー」という英名がある。ギボウシはどちらかというと、庭の片隅に咲いているというイメージだ。それは、強い光と猛暑が苦手で日焼けするという性質による。従って、湿り気のある場所を好み、日本では古くから観賞用に庭に植えられている。葉は幅広く、根元から出る。個体のものはコバギボウシ(たぶん)だが、当家には、明治のころから受け継いでいるオオバギボウシもある。これは、もちろん大型種で、葉も花も堂々としている。庭の隅にあるのだが、なかなかの存在感がある。写真の撮り方がうまくいかず、外野の草花が入ってしまい、カメラワークがいまいち。何分にも素人なのでお許しください。

花はどんな花でも、個人的には全開しているものよりは、もうすぐ咲きそう〜という頃の花が好きだ。ギボウシもそんな気持ちで撮ったのだが・・・。
コメント (2)
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