気ままな歳時記

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『レ・ミゼラブル』

2013年01月10日 20時56分09秒 | ときどき,映画
 『レ・ミゼラブル』は,フランスの“ヴィクトル・ユーゴー”が,1862年に書いたロマン主義フランス文学の大河小説であり,日本でも“黒岩涙香”が翻案した『噫無情(ああむじょう)』の題名で1902年~1903年に『萬朝報』に連載されたようで,全世界で大衆文学の傑作として愛読されています。

 今回見たの『レ・ミゼラブル』は,世界各国でロングラン上演されてきたミュージカルを映画化したもので,1本のパンを盗んだために19年間もの監獄生活を送り,その後,工場長&市長となった「ジャン・ヴァルジャン」の生涯が描かれており,時はナポレオン1世没落直後の1815年から1833年までの18年間が描かれています。

 「ジャン・バルジャン」とそれを執拗につけ狙う刑事「ジャベール」,不幸な娼婦ファンティーヌ」の娘「コゼット」を愛し,共和主義者「マリウス」と「コゼット」の結婚を許し,「マリウス」と「コゼット」に看取られて,静かで幸福な最期を迎えるまでをミュージカルで表現しています。

 映画の内容よりは,とにかく切れ目なく歌い続けられる歌に圧倒させられると共に,曲も素晴らしいものが多く,映画を観ていてつい口ずさみたくなるような歌もあり,最後まで歌の素晴らしさに圧倒された2時間50分でした。

 『レ・ミゼラブル』のポスター


 『レ・ミゼラブル』の出演者

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2 コメント

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Unknown (外野の住人)
2013-01-12 08:03:34
洋画は最近見てないな~
この題名は、よく観るのですが、どうも外国語に対する苦手意識があり、洋画は字幕で観ても読んでしまい、映像を見過ごしたりして
たまに趣向を変えるのもいいですかね
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re:Unknown (外野の住人) (nowhappy)
2013-01-12 09:40:36
 外野の住人さん,コメントありがとうございます。
 この映画は3時間位ある長編でしたが,全編にわたって歌われるので楽しい雰囲気のままで見ることが出来ました。
 そうですか,字幕を見るのが苦手な人っていますよね,私は全然気にしないので,吹き替え版も字幕版も気にせずに見てしまいます。
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