中学二年の英語の教科書にTidalWave(タイダル・ウェーブ)という話があり,その英文を丸々暗記させられたのを思い出したが,その英訳は「大津波」だった気がしますが,今では全世界的に『TSUNAMI』が共通語になってしまった気がします。
この小説は,平成17年に出版されているようですが,当然,今回の「東日本大震災」の起こる前に書かれているのですが,この本で描かれている災害では,「東海地震・東南海地震・南海地震」が連続して起きるという凄まじいものです。
「東日本大震災」も,3つの地震が短時間に連動して発生しているので,何かこのストリーが今回の地震を予知していたような感じになっています。
著者の高嶋哲夫さんは,日本原子力研究所に勤務していた技術者だそうで,原子力発電所の知識やその建物内部の状況が非常に詳しく書いてあるのも納得できました。
今回の地震の津波でメルトダウンしてしまった福島第一原発と違い,この小説の舞台となる大浜原発は,一人の勇敢な職員の命と引替えに危機を脱することになっていますが,現実の方が,想像の小説をも超える悲惨な結果となってしまっています。
この『TSUNAMI 津波』は圧倒的な迫力のある描写で,小説としてよく出来ていますが,やはりこの中では正確な地震予知が可能になっても,それを信じて,すぐに逃げることが,唯一の地震から命を守る方法だということをこの小説は教示しています。
政治家,地震学者,原発職員,市役所職員,自衛隊職員と各の立場で賢明に地震と津波に立ち向かう人々の描写が良くて,また,登場してくる人物が素晴らしい人間ばかりですが,唯一,悪い役の建設会社社長は,手抜き工事でオープンセレモニー式の日に超高層ビルが倒れてしまうのですが,死ぬ前に別れた娘と話すことが出来きて,財産を残すというストーリーになっています。
『TSUNAMI 津波』高嶋哲夫著
この小説は,平成17年に出版されているようですが,当然,今回の「東日本大震災」の起こる前に書かれているのですが,この本で描かれている災害では,「東海地震・東南海地震・南海地震」が連続して起きるという凄まじいものです。
「東日本大震災」も,3つの地震が短時間に連動して発生しているので,何かこのストリーが今回の地震を予知していたような感じになっています。
著者の高嶋哲夫さんは,日本原子力研究所に勤務していた技術者だそうで,原子力発電所の知識やその建物内部の状況が非常に詳しく書いてあるのも納得できました。
今回の地震の津波でメルトダウンしてしまった福島第一原発と違い,この小説の舞台となる大浜原発は,一人の勇敢な職員の命と引替えに危機を脱することになっていますが,現実の方が,想像の小説をも超える悲惨な結果となってしまっています。
この『TSUNAMI 津波』は圧倒的な迫力のある描写で,小説としてよく出来ていますが,やはりこの中では正確な地震予知が可能になっても,それを信じて,すぐに逃げることが,唯一の地震から命を守る方法だということをこの小説は教示しています。
政治家,地震学者,原発職員,市役所職員,自衛隊職員と各の立場で賢明に地震と津波に立ち向かう人々の描写が良くて,また,登場してくる人物が素晴らしい人間ばかりですが,唯一,悪い役の建設会社社長は,手抜き工事でオープンセレモニー式の日に超高層ビルが倒れてしまうのですが,死ぬ前に別れた娘と話すことが出来きて,財産を残すというストーリーになっています。
『TSUNAMI 津波』高嶋哲夫著
震災の記憶が薄らいできているのではないかと心配です
最近も地震が発生しているせいか、地震には相変わらず敏感気味ですね
早く、復興や経済危機、隣国緊張を脱出して、平和な日々が送れるといいのですがね~
TSUNAMIは、、、♪ 見つめあうとぉ~。素直に、おしゃべりできない…♪でしょッ (笑)
無関係ですが、、、りふレ横丁では、暫くの間は『TSUNAMI』を歌うのを控えてます。
誤 : 感じ
正 : 漢字
でした。
著者の高嶋哲夫さんは原発関係者ですが,まさかメルトダウンするとは思ったいなかったのですね。
もうすぐ2年が経とうとしているのですが,復興を実感出来る日が早く来て欲しいですね。
TSUNAMIに対する認識があまりなかったのではないでしょうか。
本当に良い歌ではありますが,当分歌うのは雰囲気的に難しいかもしれませんね。