気ままな歳時記

 気ままに日々の出来事を写真で綴っていきたいと思います。

薬師堂の『節分祭』

2007年02月03日 20時40分44秒 | 日々の出来事
 「節分」は文字通り、季節の分かれ目の意味なので本来は立春、立夏、立秋、立冬の前の日は全て「節分」と言うようですが、今は立春の前の日の2月3日だけですね。

 今年の「節分」はちょうど土曜日だったので、仙台市若林区木ノ下にある薬師堂の『節分祭』に行ってきました。
 薬師堂でまかれる三角形の紅白の福豆の中には中を開くと当たりもあり、当たると色々な物が貰えます。

 初めて薬師堂の『節分祭』に見参しましたが、豆まきが始まると人々は凄い勢いで持ってきた袋を広げ、豆やお菓子に食らいつくので、勇んできた人に足は踏まれるわ眼鏡は外れそうになるはで、女性のバーゲン以上の戦争状態で、転んだら踏みつぶされてしまうので、身の危険すら感じました。
 楽しく興奮したというよりは、初めて行った者としては下にかがめば、押しつぶされそうで恐かったという印象でした。
 とは言え、拾った福豆の中に当たりが入っていて、笹蒲鉾をちゃっかり頂いてきました。

 2月3日(土)は、11時、14時、16時の3回、2月4日(日)は、11時、14時の2回豆まきが行われるようなので、是非明日行ってみてはいかがでしょう。
 その時は、眼鏡を外し、景品入れの袋、手も怪我しないように手袋、フットワークも軽く足も踏まれてもいいようなズックを履いて行くことをお薦めします。
 平日が「節分」に当たる時は今日ほど薬師堂も混まないようですが、今年は土日にあたっているのでこのような混み具合だったようです。
 今日は小さいお子さんは危険だなという感じでした。

 そういえば「節分」の行事は、豆まき以外にもここ何年かで関西の方ではなじみの「恵方巻き」もこの東北地方にも浸透してきましたね。
 その年のよい方角(恵方)に向かって太巻きを丸ごと一本無言でかぶりつきますが、食べ終わる前にしゃべると福が逃げるそうで、ちなみに今年の恵方は北北西の方向です。

 薬師堂


 豆まき


 豆まき(その2)


 節分祭の戦利品