元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

田舎の実情は? 「選挙と祭礼」

2008年04月30日 | ふるさとの母親

昨日 田舎の母親に新見市(岡山)と実家の行事について聞きました。
「選挙と祭礼」について。どちらも「祭り」です。
どちらも「権利」であり、「義務」です。

わがふるさと新見は、財政的に苦労しているらしい。
財政悪化のワーストランキングに顔を出しています。
夕張市が有名ですが、新見市は、先日の日経新聞ではワースト5でした。

合併後のサービス低下を母親は、嘆いています。
昔出ていた各種のイベントへの助成金が、出なくなったようです。

来年の地方選挙に向け、すでに実質的にはスタートしているとも言っています。
市議選も合併後、初めて全市オープン投票となり、当選最低ラインが読めないらしい。
ゴルフで言えば、ハンディキャップを考慮しないスクラッチ勝負です。

母親は選挙が大好きです。地方選も国政選挙も。
自分のネットワークを生かして、電話を掛け捲ります。
私との電話が大部分ですが、びっくりするほどの電話代を払っています。
その母親が、後期高齢者医療制度のわかりにくさに怒っていました。天引きにも。

田舎の付き合いは、多いのです。相互扶助の精神と民間信仰の集合です。
都市部の町内会長に相当する「区長」がもうすぐ我が家に廻ってくるらしい。

   

地元の神社の世話役、荒神(こうじん)さん、天神(てんじん)さん、地神(じじん)さん、
天王(てんのう)さん、お太子(だいし)さん。それぞれに「祭り」があります。
私のよく知らない神様もいます。(漢字もわかりません)八百万の神様の祭礼がいっぱいです。
仏教系の神がいるとか。何のことやら。習合や分離の結果でしょう

この秋、帰ったら行事がいっぱいありそうです。
この歳でも田舎では、「若い」方になるらしい。長老がいっぱいです。
「郷に入らば、郷に従え」です。論理的でなくても、コミュニケーションが優先です。

ただ選挙では、旗色を鮮明にし、応援しなければと思っています。
普段の付き合いと、選挙は別物と地域の有力者が昔言っていました。
わずかの期間議員だった父親の票の読みの難しさのことを言っていました。

妹の「うぐいす嬢」と,私が車から連呼の応援したころが懐かしい。

画像  新見市役所(来年はこの中の、市長や議員も選挙の洗礼です)
     床の間(多くの神が祭られています)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長女から「彼」の紹介がありました!父親の悲哀・・・。

2008年04月27日 | 娘達・家族

初めての体験です。

親とは、何なのか。
そんなことを考えさせられる夜でした。

もう数ヶ月で東京を離れる私がやるべきことは多いのです。
そのうちの一つが、気になっていた長女の「彼」に会うことでした。

前回会いたいと言う二人に、理由をこじつけ会わなかった私。
あとでわかったのですが、長女は怒っていたようです。

新宿の私の行きつけの店は、サラリーマン相手のため土日は開いていません。
結局 勤務先のとなりのビルの「ステーキハウス」を予約です。
昼食時に、肉を食べたいときに利用する馴染みの店です。

緊張している娘たちの様子がありありとわかります。
まあ当然でしょう。「頑固おやじ」の私に会うのですから。
二人とも、会話の中に普段使わない敬語がみてとれます。

それをほぐしてやるため、こちらが結構しゃべります。
営業出身の私の「サービス精神」が頭を持ち上げます。

   

私の知らない娘の日常がわかります。
料理が得意らしいのです。
父親は一度も食べさせてもらってないのですが。
娘は仕事にも熱心だそうです。
給料も安く、忙しいけど充実しているらしい。

短い時間の会話でしたから、相手のことがわかったわけではありません。
ただ第一印象は悪くありません。又今風でいうイケメンです。
今後の展開はわかりませんが、娘を大切に思ってくれることだけが望みです。

長女の幼いころは、家庭を顧みなかった私です。
四人の娘たちの入学式、卒業式に一回も出たことはありません。

子供の成長はうれしいものですが、寂しさがあります。
自分の若いころのことは棚に上げ、相手への要求が強くなる「頑固親父」になりました。

画像  行きつけのステーキハウス(ここで娘たちと食事、おいしい肉でした)
     相模大野の駅前(この街で長女が働いています)
コメント (17)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊豆修善寺で会った「素晴らしい若者」

2008年04月25日 | NPO


昨日 有給休暇を取り、伊豆の修善寺に出かけました。
温泉めぐりではありません。若手の経営者に会いに行きました。

mixiで知り合った「凧?」さんの紹介で、同行もしていただいたのです。
素晴らしい人に出会えました。「凧?」さんに感謝です。

その人は、お米屋さんを経営しています。。
突然倒れたお父さんの後を継ぐため、2年前東京からUターン。
花形のIT業界からの転身です。

私の事業の構想の一つをすでに実践しています。
いや2周くらい先を進んでいます。システム化ができているのです。

「スーパーマン(スーパーの御用聞き)」制度が進んでいるのです。
車の運転のできないシニアの代わりに、食料品の注文を聞き、配達するのです。
彼の事業名は「よろず便」です。口座引き落としの決済制度までできていました。



彼には、地元の商店街の活性化も大きなテーマです。
突然のUターンで見た、田舎の衰退ぶりに衝撃を受けたそうです。
活動はまだまだ発展途上の様子でしたが、目標が見えているようです。

若手経営者の彼の視点は、私とは若干異なりますが、確かなものです。
マスコミにも取り上げられていました。テレビでも放映されたそうです。

団塊世代の私や私の仲間にも、このような活動ができたらと思います。
何もしないで、評価が先行する時代において、若くても実践している彼に脱帽です。
お互いの健闘と今後連絡を取り合うことを約束して別れました。

彼の住む伊豆市は、温泉と観光の街です。
規模も新見市と同じくらいです。
川端康成の「伊豆の踊り子」の舞台や石川さゆりの演歌「天城超え」の浄蓮の滝はすぐ近くです。

彼の店で作っているうどんを買って帰りました。夜さっそく食べました。
こしのあるうどんで、ここにも彼の「こだわり」を感じました。

全国の過疎地で頑張っている仲間の存在は、大きな励みです。
小雨の中の一面の若葉も私にエネルギーを注入してくれました。




画像  修善寺駅(伊豆箱根鉄道の駅、三島から30分です。)
     「よろず便」の企画書、お店の自家製の乾麺
     アジの寿司(三島駅で販売、ワサビの葉や香りとマッチ、おいしさ最高、880円)




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「音楽村」進捗は?5月の連休の予定!

2008年04月23日 | NPO

5月の連休のスケジュールが決まりました。
東京から岡山市・新見市への帰省です。会わねばならない人が多いのです。

この秋退職を期に、岡山県新見市に設立のNPOの申請を考えています。
その前に新見市の行政の担当者との面談です。

廃校の正式借上げの条件を確認します。
国の補助金で建てた校舎の扱いは、結構微妙です。
教育委員会の責任者や担当が変わり、改めて挨拶に行きます。
「音楽村」構想のキーになる廃校の件です。
電話での申し入れに対し、担当の課長は快く面談を受け入れてくれます。
候補の廃校の地元に了承を取る必要があります。是非納得して欲しいものです。

「音楽村」の村長に、「風紋」などの作曲で著名な保科洋先生を予定しています。
先生に携帯でアポを取り、母校の合宿のため岡山にきている先生と、食事の約束です。
「先生。馬(オケ時代のあだ名)です。例の音楽村の件よろしくお願いします。ご挨拶に行きます」
正式な「村長就任依頼」です。かみさんも同行です。
母校の練習に立ち会うのも30数年ぶりです。少しどきどきします。

   

この日最初に電話したときは、ゴルフの途中でした。元気な先生です。
我が家においでいただき、おいしい酒を一緒に飲みたいのです。
先生は、7月1日横浜で吹奏楽の指揮をするとのこと。
トランペットの三女と一緒に来ない?との誘いを受けました。もちろん快諾です。

実家の改装をお願いしている設計士さんとも会います。
厳しい予算内でのプランをお願いしていますが、大枠が決まったようです。
詳細の説明受け、確認と希望を伝えます。楽しみです。
しかし 満足感は犠牲になるとの「念押し」。

実家の家に「シロアリ」の巣があるらしく、連休ころ飛び立ちます。昨年は出ませんでした。
風のない暖かな曇りの日、連休前後に現れます。アリの体内時計は正確です。
めくってみないとその被害状況はわからないのです。どうか少ない被害でありますように。

   

ハローワークにも寄って見ます。昨年も行ってみました。
この歳になって、肉体労働はできませんが、募集内容の確認です。
失業保険を受け取るためには、秋からは行かざるを得ないのです。

ゆっくりとすごせるゴールデンウィークではありません。(ため息)
でも家族と会えるのはうれしいことです。

画像  新見市の教育委員会の入っている建物(名前は知りません)
     「風紋」のCD(保科先生の作曲集、ベストセラーです)
      石垣の上の実家
コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「少年少女オーケストラ」題名のない音楽会

2008年04月21日 | 音楽

昨日の題名のない演奏会は、佐渡裕によるユースのオケのクリニックです。

ユースとしてはレベルの高いオケのモデル演奏を聴くことができました。
「千葉少年少女オーケストラ」で、十代の若者達の演奏です。

取り上げた曲が「運命」で、クリニックには難しい曲ですが、各パートとも真剣。
ユースと聞いて関心がありました。若々しい雰囲気はすばらしいものです。
弦は各パートの後ろのほうでも弓が良く動いています。
しかし小さい子供が比較的少なかった気がします。
ジュニアオケとは異なり、比較的年齢が高い感じ。

佐渡の指導ぶりもわかりやすく、ユースのメンバーが納得してうなづいています。
直接的な曲の解釈や歌い方だけでなく、ベートーベンの意図したことを細かく伝えています。
若々しさと熱意が目立つオーケストラです。

今回もいい企画です。音楽を目指す人が増えるかも知れません。

   

四女は趣味でチェロを弾きたいと管弦楽のある岡山の高校を選びました。
娘は小学校5年生から浜松ジュニアオケでチェロを5年間弾いてきたのです。
しかし最初はなかなかうまく弾けません。
レッスンを受けるようになってから、やる気になったようです。
多少弾けないと、意欲もわかないのでしょう。気持はわかります。

四女は、父親の生まれた岡山県の高校を受験。
父親より早く、岡山県人になりました。
高校に入学後、管弦楽より吹奏楽のレベルが高いことを知り、そちらに入部したようです。
小学校から吹いていたユーフォニウムで入部です。

チェロをあきらめたのではなく、それは岡山ジュニアオケで弾きたいとのこと。
この27日にジュニオケのオーディションがあるそうです。
受けてみないとわかりませんが、多分大丈夫でしょう。

音楽を専門にしなくても、生涯「音楽を友」として欲しいものです。

画像  テレビの佐渡裕(千葉の少年少女オーケストラを振る)
     テレビのユーフォニウム


コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家族(四人娘、かみさん、母親、弟妹)は今。

2008年04月20日 | 娘達・家族

休日を、待ちわびるようになってもうどのくらいになるのでしょう。
歳と単身赴任のせいかも。
前回の東京勤務時代、家族でいつも外出、家にいることはなかったのに。

一昨日買った「接点復活剤」でオーディオ装置を点検。アンプ類は簡単。
しかし スピーカーの裏までは、手が届きません。
以前だと重いけど頑張って動かしたのに、今はその気になれません。

思い込みかでしょうが、音の輪郭がはっきりしてきたような。
ピアノの音の芯が太くなり、無音状態との音量差が出てきました。

コーヒー豆を二度挽き、8杯飲みました。明らかに飲みすぎ。カフェイン中毒状態。

レンコンの「きんぴら」を作り、スーパーの安売りの「アジの開き」を焼きます。
レンコンのスライスしたものが売られています。業務用ですが、便利です。
自分で切ると厚い薄いができ、均等に熱が通りません。

かつての自分から、想像もつかない「おさんどん」。
「濡れ落ち葉」にならないように「自立」のマネごとです。



かみさんは、フリーズするパソコンに手を焼き、待ち切れずに家電店に行くとの連絡。
電話のあとすぐ店にいき、持って帰り初期設定をなんとか自分でしたようです。

長女とは相談ごとを、メールで久しぶりのやりとり。
会いたいと言ってきた彼と会わなかったことが相当頭に来ていたようで、素直に詫びました。

看護師の次女は、真夜中に大掃除とのブログ内容。変った娘です。
夜勤をものともせず、バスケットに熱中です。

音大の三女は、「演奏家コース」がダメだったとのこと。
でもなぜかホッとしたと言います。しかし プレッシャーに負けないで欲しい。

四女は、学校では吹奏楽でユーフォニウム、ジュニアオケでチェロを弾くとのこと。
自宅ではピアノ三昧。間口が広がりすぎで大変と思うけど、好きだからできるのでしょう。



母親とは、いつもの長電話。親戚の一周忌が二つ。85歳でよく勤めます。
弟は恒例の実家の近所の水路の掃除参加。母親の代わりに広島から。
県内の総社市に住む妹は、母親の身の周りの世話と、野菜作りの応援に帰省してくれています。

それぞれの生活が、みんな忙しそうですが、健康であることに感謝です。

画像  パソコン(投稿をこのパソコンで。コーヒーをこぼさないように)
     コーヒーメーカー(豆の蒸らしはハンドで)
     レンコンのきんぴら(油が全体に回るように。しかし鷹の爪を入れすぎかも)
     四女弾くのピアノとチェロ(浜松時代)
     三女の練習中のトランペット
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨の新宿駅西口

2008年04月19日 | 日常

金曜日の夜の新宿駅西口。20時前後。

連休前の何か開放的な気分です。
久しぶりに西口周辺をぶらり。しかし雨はうっとうしい。

家族の引っ越しが終わり、一山越した感じです。
かみさんから「パソコン買い換えようかな」との電話。
もう古いため、いつもフリーズするらしい。
パソコン娘の四女もいらいらがつのる様子。
私が「ビスタ」を買ったため、その良さを伝えました。画像処理が速いのです。

ゴールデンウィークに一緒に買いに行こうかと思っています。
デジカメも欲しいのです。
今日はその下見に西口の大型店「Yカメラ」に行って見ました。
と言っても事務所から7~8分。

店内は休日前の混雑。
パソコン、デジカメコーナーはそこそこにオーディオフロアに。
ここはすいています。おじさんが数人。

明日からの連休に、いい音楽を聴きたいため、接点を磨くための小物を買いました。
接点復活剤 2100円。

   

店内の試聴コーナーから弦合奏のいい音がしています。
最近のスピーカーは、皆スリムなトールタイプ。
店員さんによると、ユニットの性能が良くなったのと、場所を取らないためだそうです。
昔風の大型スピーカーはほとんど置いてありません。
私のように、コーンのエッジを張り替えて聴くような時代ではなさそうです。

最寄駅の中野坂上でTSUTAYAに寄り、CDとDVDを借ります。
ここも久し振り。
「青春の詩」という昔のニューミュージックのオムニバスが眼にとまります。
新しい曲でなく、クラシックでもなく穏やかに「昔」を聴きたい気分。

おいしいコーヒーを飲みながら、懐かしい曲を聴いてみます。
束の間のハッピーな時間です。

   

画像  夜の新宿駅西口
     接点復活剤(久しぶりに接点を磨いてみます)
     母親の送ってくれた季節はずれのきれいなみかん(冷蔵技術も発達したものです)



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かみさんの田舎暮らしの始まり

2008年04月16日 | 住まい、場所

昨日 かみさんの携帯に電話を入れたら運転中で「あとで」の返事。
二時間後電話が来ました。
「今どこ?」 かみさん「今新見!」
私の新見の実家に行っていました。(岡山県新見市)

夜再び電話。
「何かあったの?」と私。
「お義母さんが、荷物を送るとの連絡があったけど、取りに帰ったの」とかみさん。

岡山市に初めて住んだかみさん。
岡山・新見間は高速を使わずおよそ2時間。(最近走っていませんが)
かみさんは、今まで私抜きでの新見への帰省はなかったのです。初めてです。

新見に帰る決意をしたとき、気になることがありました。
かみさんに田舎暮らしができるかどうか、母親とうまくやってくれるかどうか。

大正女の母親は、口うるさいのです。独り暮らしの「85歳の経験」がバックにあります。
かたや四人の娘を育て、転勤族だったかみさん。表に出さない「気の強さ?」があります。
この二人が結婚以来はじめての同居予定です。

   

昨日、一緒にスーパーの安売りに同行したそうです。
そこで母親の顔見知りの人達に会ったようです。
食事後、母親の作っている小さな畑に入り、農作業を教えてもらったとのこと。
わずかな時間の農業「初級編」の実地指導。かみさんは初体験。

ふたりとも、さすが「大人」です。

私はこの秋から「田舎暮らし」。40年ぶりです。
実家の建て直しや、NPOの立ち上げ。体力・気力が要ります。
その支えは家族です。家族は私が頼りです。

セカンドライフは始まりました。まずかみさんから。田舎暮らしの第一歩が。

画像  築120年の実家(改装予定ですが愛着があります)
     新見の千屋牛カレーの看板(中国自動車道のパーキング)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ウェストサイドストリー」  題名のない音楽会

2008年04月14日 | 音楽

昨日は私の好きなバーンスタインが取り上げられました。
指揮者としてではなく、作曲家として。

バーンスタインのジャズへの想いを題材にした構成です。
ジャズをあまり聴かない私でもわかりやすい内容です。

ブルーノートの音階説明や、シンコペーション、即興性は素人でも理解できます。
今回の企画はベリーグッドです。

「キャンディード序曲」に始まり、「ウェストサイド」の曲に入るとわくわくします。
ジャズの良さはわかりませんが、なぜかビッグバンドには興味があります。
この曲は管弦楽でもウィンドオケでも楽しめます。
演奏のシエナウィンドのメンバーものりのりでした。指揮の佐渡裕も。

ウェストサイドの映画も記憶にあります。もう50年も前の映画です。
イントロから、映像と音楽の融合です。
指をパチンと鳴らしたり、警官の笛が鳴るのがとても印象的です。

   

バーンスタインの指揮するニューヨークフィルの演奏は格別です。
ただ持っているレコードは、中心近くの収録のため、音質がいまいちです。
でもこのレコードの躍動感は、すでにクラシックではありません。

譜面どおりの演奏では表現できないリズムが要求されます。
シンフォニックダンスですから当然でしょうが、リズム命です。
打楽器とブラスの個人のレベルが試されます。
ほかの指揮者では、何かもの足りません。野性味がないのです。

朝の放送でなく、夜ならもっと心に響いたでしょう。
強いアルコールとともに聴きたい曲です。それも大音量で。

画像   昨日の題名のない音楽会より
      バーンスタイン指揮のニューヨークフィルのレコード   

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

webの素晴らしさ「人のつながり」

2008年04月13日 | 日常

昔の懐かしい仲間からの連絡です。
私の20年ほど前の、山口の出向時代の合弁会社の経営者からです。

田舎をテーマにして、現在山口県で活動しているとのメッセージが入りました。
コンセプトに基づく「建築のプランナー」としての発信です。

田舎やそのあり方が、人間の生活の「キーワード」ではないかとの仮説です。
経済が混乱に向かい、企業に影響が出始めているなか、そこで適合しない人たち
の救済される環境を、田舎が提供できるのではと考えているようです。

田舎暮らしに向く人と向かない人がありますが、どうやら私はカントリーボーイ
(田舎人)らしいのです。
出身が「八つ墓村」だからでしょう。
知人は私の実家の再生に関心があり、建築中を見学したいとのことでした。

もう一人は、大学時代の後輩の奥さんからです。

ご自身弾かれるチェロのことでわが家が検索でヒットし、記事から私がご主人
の先輩に当たるのではとのメッセージが届きました。
驚きました。事実そうでした。

学生時代のコントラバスの後輩の奥さんだったのです。
私と奥さんは、一面識もないのですが。
web時代ならではのめぐり合いです。

     

後輩が自ら探してきたのではなく、奥さんが検索というが面白いです。
SNSやブログに関心がなかったら、繋がらなかったでしょう。
退職後の岡山での再会や支援の申し出をいただきました。

ご主人(私の後輩)が教育関係のため、四女の高校生活を心配してくれています。
もっと驚いたのは、岡山の家のすぐ近くが彼女のご実家で、我が家の周辺を良く
ご存じのようです。
四女の通う高校にも知人がいるので何でも相談をとの配慮もありました。

エリアを超えて、また20年以上の時間を超えて、人が繋がるのです。
どちらがリアルか、はたまたバーチャルか、すごい時代になってきたとの
実感です。

画像  山口の秋芳洞
     ちくま新書「ウェブ時代を行く」梅田望夫著 740円
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

老舗の「ラーメン」を自宅で再現

2008年04月11日 | 食べ物、飲み物

先日、義父の7回忌の法要後、ラーメン屋に直行です。
広島のかみさんの実家からすぐ近くの「来頼亭」です。

子供のころからかみさんと、姉妹のように育った友人が母親と経営しています。
このラーメンが、私の家族にとって「日本一」。店の年季が違います。
今でこそ、多くの店ができ、老舗の店が影が薄くなりました。
マスコミにもずいぶん取り上げられています。広島カープの選手も来ます。
3代に渡り女系家族で、味を守っています。

この店のラーメンは、とんこつ系醤油ベースの大好きなもの。
このラーメンのスープを全部飲み干します。かみさんも。娘も。
こってりとして、「食べた!」という実感があります。このときメタボのことは忘れます。

   

特製の持ち帰り用ラーメンが「長距離のたび」です。
広島→岡山→東京を移動します。
麺とスープ(冷えると固まりプリン状態、脂分が多いのです)と特製の醤油とネギ・もやし
肉・細切り卵焼きがセットです。
新幹線で東京の娘達の分まで持ち帰りです。重いのです。

このラーメンを自宅で作ります。
急遽 呼んだ次女・三女も食べたくて来ます。

    

焦げ付かないように、最初とろ火でスープをあっためます。あとは一気に。
手早くゆでた麺を入れます。ここに薬味、肉をほおりこみます。
味付けの醤油(隠し味の材料は内容不明)で濃さを微調整。
なれない人は、においが多少は鼻につくかも。

食べた後、口の周りや、丼がぎらぎら、べたべた。
多くの広島のラーメン大好き人間が押しかける理由がわかります。

このラーメンを食べるときかみさんの友人関係に拍手です。
良くぞ「いい友達を持った!」と。

画像   ラーメン持ち帰りのセット
      店の外観
      鍋の中のスープ(冷えているとプリン状です)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「大手まんぢゅう」と「もみじまんじゅう」

2008年04月09日 | 食べ物、飲み物

めったにお土産を買わない私が、自分の為に買う「饅頭」があるのです。
この月曜日、時間が無いなか大急ぎで、岡山駅で買います。久しぶりです。

岡山名物「大手まんぢゅう」です。きび団子ではありません。
小ぶりで上品な甘さが魅力です。
甘酒と小麦粉で作った半透明な薄皮が印象的。
甘酒の米や小豆、小麦粉、水までこだわっているようです。

岡山県人なら誰でも知っている饅頭です。
地元では、つかいものには欠かせないお菓子。
一つ一つの包装、そして紙の小さな箱は丁寧さを感じさせます。
しかし若い人は、饅頭を食べないため知らないでしょう。うちの娘もそうですが。
しっかりした厚手の外箱は、いかにも老舗の饅頭です。

   

福島の柏屋の薄皮饅頭と双璧です。こちらも大好きですが。
二つとも、歴史も同じくらいだと聞いています。

片や広島は、「もみじまんじゅう」。
こちらの方がポピュラーでよく知られています。
かみさんと娘達は、断然もみじ饅頭派です。
母親の影響は、ここにも出ています。
中にチョコや、クリームが入る「ヴァリエーション」があります。
かみさんは、ばら売りを数種類づつ買い、食べ比べています。

昔 お盆や正月にせっせとケーキを買ってふるさとの母親に食べさせました。
ところが母親は、和菓子の方が好きだったのです。
何年後かに、ケーキが苦手なことを初めて知りました。
それからは、お土産はきれいな和菓子や饅頭が定番になりました。

母親のことがわかっていない息子夫婦でした。

映像 「大手まんぢゅう」と「もみじまんじゅう」
     包装と中身のまんじゅう
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「岡山はうどんの国?」 家族と味わいました。

2008年04月08日 | 食べ物、飲み物

岡山はうどんの国かなと思いました。

岡山市内東部の家族の住む家の近所に、うどん屋さんが多いのです。
ラーメンでもなく、そばでもありません。

讃岐うどんの香川と橋でつながっているとは言え、その数は昔の比ではありません。
それもセルフサービスの店が大半です。

先週末、岡山に寄り、その一軒に行きました。
何かその店の作法があるらしいのですが、ルールがわかりません。

前の人に続いて入り、その人のする通りに真似ました。
棚からうどんの入ったどんぶりを取り、そのうどんを自分で温めるのです。
30秒が目安だそうです。
うどんの量が大中小あり、それぞれがずらっと棚に並んでいます。

   

トッピングのてんぷらや肉を乗せ、スープも自分で入れるのです。
(トッピングの大きさにもびっくり。半端ではありません。)
皆さん手慣れた感じで流れて行きます。

最後にレジに持って行き精算です。
そのあと、薬味のネギやおろし生姜を、山もりのどんぶりから自分で取ります。
これはネギ好きの私には、嬉しい店です。

この店のうどんの「こしの強さ」驚きました。
久しく食べてないうどんの食感です。

安くておいしいのです。
サイドメニューのいなりやおにぎりも充実です。
全国展開の「Hまる」より、本場ものの感じです。

麺類大好き人間の私は、岡山行きが楽しみになりました。

市内のはずれの「空気のおいしさ」だけでなく、「食べ物のおいしさ」は家族も幸せでしょう。
ただ私以外の家族は、うどんよりこってりのとんこつラーメンが好きですが。

画像  岡山の家から見た夜明けの風景
     岡山のセルフのうどん屋さんの棚(撮影の許可をもらいました)


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「義父の七回忌」 二週連続中国路です。

2008年04月07日 | 娘達・家族

先週末から今日まで、東京→岡山→広島→岡山→東京です。
二週連続の中国地方です。

日曜日、義父の7回忌で広島でした。
あれからそんな経つなんて。早いものです。

広島出張時に、義父を病院に見舞いに行ったのが最後になりました。

私や娘達を可愛がってくれました。
小さいころ、四人の娘を連れて遊びに行くと、近くの店に一緒に行き、おもちゃ
をたくさん買ってくれていました。
久しぶりに会う孫が成長しているため、誰かわからず名前を間違えることもありました。
同じような顔が四つ並ぶのですから。

その義父に初めて会った時、緊張しました。

かみさんを、もらいにいったときのことです。記憶はおぼろげですが。
お酒が好きだった義父が、「酒は飲めるのか?」と聞き、「少しは」と答えると
うれしそうだったのを記憶しています。申し出を快諾してくれました。
かみさんと歳が離れた私に「初婚か?」と聞かれたような、そうでなかったような。
かみさんに聞いても覚えてない会話ですが。

私は、もちろん初婚です。見合いは数多くしましたが、結局社内結婚です。
多少「気の強い青い鳥」は、職場の半径5m以内に居たのです。
当時のことを忘れて、娘の交際相手に厳しい自分にほんの少し反省です。

   

義父は塗装店を経営していました。朝若い衆に指示を出した後、近くの喫茶店で
コーヒーを飲むことが楽しみだったようです。
しかし 若いころに塗装で吸ったシンナーが体を相当痛めていたのでしょう。

世話好きで町内の役をいくつもやっていたそうです。
葬儀のとき大勢の人がその死を悼むのを見ました。
さっぱりした職人気質です。息子や娘には、頑固な部分もありましたが。

そんな父親を見てきたかみさんは、安定した家庭生活を描いたのでしょう。
しかし昔、出張続きの、家庭を顧みないわがままな私に「夢」が破れかけたかも知れません。
もちろん今は違うと思いますが・・・・?。自信はありません・・・・・。

ブログをいつも読んでくれているかみさんと四女は手厳しいのです。
家族について書いている内容は、思い込みが多いのだそうです。
「私たちのことをどこまで知っているの?」「美化しないで!」
「プライバシーの侵害だよ!」などなど。

でも書き続けます。

画像  岡山後楽園東側の桜(大渋滞で桜に近づけません、車内から花見です)
     広島の工事現場(高速道ができつつあります。大きく変わります)


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田舎暮らしへの一歩(引越し 総集編)

2008年04月03日 | 住まい、場所

引越しは、人生の中のビッグイベントです。
それも単なる転勤での「仮の住い」でなく、「終の棲みか」への場合です。

私の第2の人生のための転居要望が家族に大きな影響を与えました。
娘達3人が住む東京近郊への家族集結なら、もっと楽だったでしょう。
しかし、生まれ故郷にこだわり「田舎暮らし」を望んだ私のわがままから、端を発しました。

都市部から地方都市である岡山県北の新見市へのUターンをです。
「よく帰るな、子供は?奥さんは?」と知人に必ず聞かれます。
かみさんは、不安を抱えながら「同意」してくれました。
「愛はありませんが、情がありますから」の辛口の言葉とともに。(苦笑)

末娘の高校入学を先行して進めました。学年途中の転校を避けるためです。
しかし私の新見の母校でなく、趣味のピアノやチェロにこだわり岡山市内の高校ですが。
四女が自立し安心できるまで1~2年、かみさんが岡山でアテンドします。
この間に実家の改装を進めます。完成後新見に合流予定です。

   

新見に帰る理由は、いくつかあります。
85歳の母親の存在と、実家からの景観です。
母親との生活を体感します。40年ぶりです。期間はわずかでしょうが。
私が最後に見るであろう景色を決めています。目に焼き付けるのです。
石垣の上の奥の間から見た、山や田んぼの風景です。
不便で厳しい生活のリアリティに眼をつぶり、「美化した想い出」を選択したのです。

新見での生活、それも単なる年金生活者でなく、「ライフワーク」を考えてきました。
かみさんと一緒に「音楽村」開村、シニアのサポート「魔女の宅急便」などを計画しています。
娘達の音楽へのこだわりに私も感化されました。家族で夢を共有します。

引越しはこれらの夢への第一歩です。

   

追伸
引越しメモ(ご参考までに)

Ⅰ 家探しは最後まであきらめない。地元に身内がいればお願いしておく。
  いとこの紹介の不動産屋でした。物件数の多さと最後まで紹介してきます。

Ⅱ 不動産屋さんに要望はしてみるもの
  私の場合、普通はない照明器具を全室つけてもらいました
  ピアノを置くための補強をしてもらいました。(和室だったため、相手経費で)
  別の物件ですが、家主により家賃が大幅に下がります

Ⅲ 引越しは3月末から4月1週がピークこれをはずすと価格が下がるらしい。
  私は友人のコネを利用して、原価割れ?の価格でした。

画像  新見市千屋温泉 いぶきの里のフロント(母親の良く行く温泉です)
     実家の奥の間(イチョウの木を通してみる景色の中で眠りたい)
     新見市の廃校(音楽村第2候補の廃校)

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする