元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「開かずの間」に居たのは・・・・

2008年11月29日 | 住まい、場所

最近増えた力仕事。

実家の大改装前の荷物の片付けです。
もう延べにして10日間以上。これでもまだ半分のスペースしかできません。
大きなビニール袋が既に50以上。段ボールは数知れず。

「もったいない」という母親の声を聞こえないふりで捨てる準備。
100年前からあったもの、ここ数十年でたまったもの。
明治から残っていた道具類、来客用に揃えた数十人前の食器。
古い電化製品も。テレビ、冷蔵庫、ストーブなども数台づつ。

片付けのため何十年ぶりに入った離れの二階。
驚きました。大きな太った猫が寝そべっています。
視線が合いました。のっそり立ち上がります。
宮崎駿のアニメに出てくる猫のようなふてぶてしさ。

猫も慌てたでしょう。まさか突然人間が上がってくるとは。
しばらく 見つめあっていました。そしてゆっくり出て行きます。
大物の感じ。どら猫とは異なる風格が。
しつけてあったのか、汚物はありません。きれいに使っていたのです。
割れた入口のガラスの間から出入りし、休息の場に使っていたのかも。



この離れは高校時代まで私の使っていた部屋です。
懐かしい部屋。思い出でいっぱいです。
深夜放送を聞きながら、夜昼逆転の生活をしていたころの「私の城」。

転勤のたびに実家に送ってきたオーディオ類も埃の中に。
古いモジュラーステレオ、アンプ、プレーヤー、スピーカーが3セット。
ドイツのブラウン製、国産ではYAMAHA、OTTO(サンヨー)製など。
昔 憧れだったAKAIのテープデッキ、ソニーの大型ラジカセ。

   

母親には「不用品は捨てろ」と言いながら、自分のものには愛着が。
でも置き場所を考えるとやはり廃棄物処理場行きでしょう。

母屋と中二階の物置は今から。
「なんでも鑑定団」行きの掘り出し物があるかもと淡い期待。
古物商も何度か来たと母親。赤絵の皿を欲しがったとか。
しかし 先祖は貧しい百姓。珍重品がある確率は宝くじなみでしょう。

腰を痛めないようにしなくては。

画像  猫の居た離れの二階の部屋(久しぶりに風を入れます)
     離れから見た母屋(散ったイチョウの葉が、屋根・樋を痛めます)
     埃だらけの昔のスピーカー(ブラウン,YAMAHA)
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岡山のお菓子処「源吉兆庵」は美術館も・・・・

2008年11月27日 | 食べ物、飲み物

岡山のお菓子は結構おいしいのです。

先日 お遣い物に和菓子を買いに出かけました。
「岡山の家」への途中にあるお店が気になっていました。
それが「源 吉兆庵」の原尾島店。
吉兆庵は四季の果物を使った菓子で有名です。

ウィークデイのためか、お客がいません。
遣いものを選んだあと、家族へのお土産に迷います。
店員さんに、秋のおすすめのお菓子を聞きます。
「長野の柿を使ったものか、大吉兆芋はいかがですか?」
娘の喜びそうな芋を選びました。

 

帰りに美術館のチケットを手渡されました。
菓子処が美術館?と思いましたが、地域への貢献には敬服です。
岡山は「備前焼」神奈川の鎌倉は「北大路魯山人」が常設だそうです。
銀座や北海道、海外にも出店しています。

岡山では、「大手まんぢゅう」「村雀」などが大好きな私。
加えて「吉兆庵」のお菓子を楽しんでみたいものです。

 

家族はどちらかというとケーキが大好き。食べるのも作るのも。
かみさんの作る「チーズケーキ」は絶品です。(褒めすぎ?甘いかな?)
四女を手伝わせて、休日に作っています。
あのふんわり、しっとりが大好きです。
メタボを気にしながら、食べます。
ほかのケーキはともかく、チーズケーキは「金が取れそう」です。

画像  源吉兆庵 原尾島店
     吉兆庵の大吉兆芋
     かみさん手作りのチーズケーキ

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多くの友人が電話を、メールをくれました。

2008年11月24日 | 住まい、場所

ここ数日間、携帯電話が鳴りっぱなし。(少しおおげさ?)
携帯電話とパソコンにメールも続々。(これは本当!)

数日前に出した定年退職と転居通知の案内への返事です。
思いがけない人からも。
全国からです。

こちらがお世話になった会社の経営者たち。
苦楽を共にした特約店の皆さん。
研修講師の先生。
会社の上司、同僚。
昔のオケの仲間たち。
中学・高校の友人。
ブログで知り合った人たち。

反応は共通。
「本当に田舎の新見に帰ったの?」
「懐かしい。元気だった。会いたいねー。」

たった50円のはがきがこんなに人をつなぐとは。
アナログのはがきも捨てたものではありません。

今までに節目、節目で出してきた近況報告。
こんなに反応があったのは初めてです。
とてもうれしいここ数日間。

ブログのアクセス数も急増。
案内にブログアドレスも載せたからでしょう。



「私の田舎より、もっと田舎だね。」
と、ブログの実家周辺の写真を見ながらの人。
「今、地図を見ているけど、見つからないよ」
と、こまめな人。

週末は、ブログで知り合った人とオフ会。
そのお母さん、奥さんも一緒です。
地元新見から大阪に出ているハンドルネーム「こばちゃん」と家族。
帰省に合わせての食事です。
お好み焼屋でおなかいっぱい御馳走になりました。
もう親戚以上の関係のような気がします。

私は地元を離れていたため、このお店の存在すら知らなかったのです。
味は好みです。でもそれ以上に会話が一番の「御馳走」。

幸せないなか暮らしの報告です。

画像  新見市高尾のお好み焼屋「あい」のスタッフの皆さん。
      (右端がオーナー、左端が娘さん。中3人がお手伝いの人たち)
      (お世話になりました。「美味しかったですよ」)
     高梁川(伯備線の鉄橋その上の国道180号線、新見・高梁間 方谷駅南?)
       (この国道で新見・岡山を行ったり来たり)
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真夜中に映画「レッドクリフ」を!

2008年11月23日 | 映画/テレビ

久しぶりに映画の醍醐味を味わいました。

岡山のかみさんと四女を誘って深夜に「レッドクリフ」を。
私はどうしても見たい映画でした。
かみさんと四女も二つ返事。興味があったらしい。

しかし一部・二部と別れ、二部が来年春とは知りませんでした。
テレビのスポット広告が数多く入り、否が応でも期待を掻き立てられます。
「三国志」の「赤壁の戦い」を描いています。

いいところで二部に続く・・・。
肩すかしを食った感じ。
「楽しみがあっていいじゃないの」とかみさんと四女がのたまう。

日本からは、中国語がしゃべれない俳優と台湾人出身の俳優が出演。
役の軽重が全く異なります。やはり国際映画はバイリンガルでないと無理かも。

     

戦闘シーンは迫力がありさすがです。
音がすごいのです。音楽もリズム中心で映像を盛り上げます。
個人の戦闘の場面で、歌舞伎の「見栄」のようなシーンがあり、ちょっと興ざめの部分も。
どこまでが実写でどこからCGかわかりません。
うまく撮っています。

この映画館で不愉快なことも。

ひとつは、館内のお店で買ったコーヒーをもちこもうとしました。
入場口で「他のお店のものは、だめです。今回限りですよ」と。
この映画館の直営店分でないとだめだそうです。
だったら「同じフロアーに出店させるなよ」と言いたい。

もうひとつ。
映写中に後ろからシートを蹴る客が。
あまりしつこいので、後ろを振り返り「蹴るな!」と二度注意。
若い男二人連れ。
酒を飲んでいる様子。酔いで眠りかけ、足がシートに当たるのです。
「酒を飲んで映画に来るな、来たらちゃんと映画を観ろ」

歳をとると気が短くなっていけません。
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県道交差点の信号がひとつだけ(わが集落の画像紹介)

2008年11月20日 | ふるさと

生家のある集落は・・・・。

生まれ育った環境は、今思えば最高でした。
しかし 昔は「ずっと住みたい」と思えないところでした。
「衆人環視の閉鎖的な?」場所に感じていたから。

昔は、小さな駄菓子屋が一軒。バスの切符も売っていました。
その店は廃屋になり、倒壊の恐れから「危険」の札が下がっています。
バス便も日に数本に激減です。市営バスが最低分補完。

40年経つと大きく変わっていました。
この集落には、学校に通う子供が一人もいないのです。まさに「老人王国」。
でも生コン工場とパーマ屋さんができていました。何かちぐはぐ?
ここを出て行った人たちと新たに住み付いた人たち。
「外」を知っている人の方が客観的に地元を視ています。

この集落の雰囲気を画像で初めて紹介。


(この集落で唯一の交差点の信号)




(美容室 採算が難しいのではといらぬお節介です)




(生コン工場?以前はコンクリート二次製品を作っていた?)




(田んぼを囲む山)




(この時期から朝深い霧に包まれます)




(先週の秋祭りの子供たちの踊り「頭(かしら)打ち」、依頼された家でお祝い、こんなに子供が)




昔いやだった田舎が恋しくてUターンしました。
買い物には不自由しますが、この自然には換えられません。

最初の画像  実家を遠方より望む(イチョウの木が目を惹く夕方の風景)
        (「銀杏差し上げます」の地元新聞での案内に数人が来ました)
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「限界集落」からの退職挨拶状300枚。

2008年11月17日 | ふるさと

今日は、かみさんと四女の住む岡山の家からの投稿です。

遅くなっていた「定年退職のご挨拶状」の印刷と発送準備です。
先ほど転居通知を印刷に出しました。明日完成予定。

現役時代に比べ、ハガキの枚数が大幅に減りました。
心に浮かぶ人たちに絞ったからです。
それでも自分で印刷するには多すぎます。ゆえに業者に依頼。
宛名書きは、岡山の家で自己完結です。頑張ろう!

ブログには、一足早く公開です。



以下あいさつ文です。


『イチョウの落ち葉掃きが日課です。

わずかな街灯のほかは真っ暗ないなかに帰りました。
高校卒業以来40年ぶりに生まれ故郷にUターン。
生家は築120年の住みにくい家。うっそうたる山のふもと。
雨漏りやたてつけの悪いふすまや障子と毎日格闘中。

中国山地の真ん中。平成の大合併でようやく市になった町です。
人口が最盛期の半分。60歳以上が大半の限界集落。
私も定年退職後2か月が経ち、ハローワークに通う「浪人」です。
かみさんと四女は、念願の高校通学のため岡山市内に。
会社員の長女、看護師の次女、音楽生の三女。みな東京在住。
私は温泉大好きの足の弱った86歳の「大正女」の母親と同居。
延々続く昔話にそろそろ飽きてきました。でも農業の師匠です。

廃校を使って仲間と「音楽合宿村」などの見果てぬ夢も。
3年目のブログに音楽好きも関心とコメントを寄せてくれます。
就職するまでの数ヶ月は農業に専念です。これが面白い!
ブロッコリー・白菜・大根が成育中。手入れは何もしていません。
草刈り機も買い、小型耕運機も調整済。「素人はまず形」です。

東京都庁・新宿中央公園を徒歩通勤していた数か月前の私。
それが過疎の町での農業初心者。環境は激変です。価値観も。
いなかと音楽に関心のある方は、大歓迎です。』



今週末までには発送予定です。

画像  イチョウと落ち葉(下の道を毎日掃きます。濡れると厄介です)
     毎日観ている山の景色(色づきはじめました。飽きない風景です)
     朝もやの中の実家(来年改装のため、最後の晩秋の姿です)


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「反貧困」と「悩む力」新書二冊

2008年11月14日 | 好きなこと、もの

最近読んだ新書が二冊。
「反貧困」と「悩む力」。

「反貧困」からキーワード「溜め」の存在に気付かされた私です。
いなか暮らしをしている自分に「溜め」はあるのか?

失業しても当面困らないだけの金銭。(将来でなく今の生活費)
(定額給付金などでは賄えませんが、もらえるものはもらいます)
頼れる家族、親戚、友人の存在など人間関係の「溜め」。
自信や可能性、自分を大切にできる精神的「溜め」。

衝撃を吸収する「溜め」の欠如がドロップアウトそのもの。
定年退職して、いなかに住み、この「溜め」を再確認しました。
今後 自分を含め、過疎の町に必要な「溜め」を考えていきます。

もう一冊。「悩む力」
最後の言葉に新しい可能性も。
「悩み続けて、悩みの果てに横着になること」

     

「反貧困」の現実感と対照的な「悩む力」の精神世界。
続けて読んだためか、二冊の本の落差を感じます。
「悩む力」は、「溜め」がないと読めない本です。

画像  集英社新書「悩む力」 680円
     岩波新書「反貧困」 740円

    庭の縁側に落ちてきたイチョウの葉(この本を読んでいる横)

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「村の鎮守様」の秋祭りの準備と「鯖寿司」

2008年11月11日 | ふるさと

地元の八幡宮の秋祭りの準備に参加しました。

私の住む集落が当番。
朝8時からおよそ1時間。
草むしりと掃除。
隣の集落は、祭りの幟(のぼり)を立てます。

地元に帰って初めての、行事参加です。
40年ぶりに帰還の私は「しんざんもの」。
他の人のやっていることをまねます。

幼い頃、秋祭りの午後、小学校は「半ドン」だった記憶。
露店も来ていましたが、今は姿も見せないとか。
昭和35年から人口が半分に減ったふるさとです。

     

お祭りでしか食べられないごちそうが楽しみでした。
刺身などは年に数回?もなかったかも。
中国山脈のど真ん中のため、鮮魚は贅沢なものだったのでしょう。
魚と言えば、すべて「塩」で保存したサバ、サンマ、イワシ、タラ、アミ。
でも「鯖すし」はうまかったなあと言える代表的な秋祭りの「メインディッシュ」。
尾頭つきです。鯖街道の残した郷土の料理。

     

今年の祭りは親戚が作ってくれるから、我が家はもう少し後に作ります。
と言っても今年もう2回も食べました。母親が作ります。
寒鯖は一匹7~8百円。普通の倍。脂がのってないと皮がむけないのです。

「となりのトトロ」の世界の秋の風情です。

画像  八幡宮の鳥居(腰の高さのイノシシを防ぐバリケードがあちこちに)    
     (昔は猪がこんな人の近くには出ませんでした。山も変わったもの)
     祭りの「のぼり」を立てる人たち
     尾頭つきの鯖すし
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50年ぶりの小学校の友人が歓迎会を

2008年11月08日 | ふるさと

昨日 私の歓迎会を開いてくれた小学校の友人たち。
およそ50年ぶりの再会の人も。
「ひろちゃん」「かずさん」「よっちゃん」「たーちゃん」「ちーちゃん」など。

一挙に小学校時代にタイムスリップ。
一学年28人のクラスでした。そのうち4人がこの年で鬼籍に。
一緒に遊んだ小学校はすでに廃校に。
田舎を留守にした間のお互いの近況、近所の様子も。

私の帰郷を歓迎してくれます。
地元に残った数少ない人たちです。
子供達も巣立ち悠々自適の雰囲気。
感謝のつもりで持っていったお土産に「水臭い」としかられました。

1俵5万円のコメを作っていると自嘲気味。コストのみで市価の4倍。
経済的採算を考えたらとても合わない農業だと。
体力増強、趣味の「米つくり」だと全員が認識しています。
中には多角的に「花」や「タバコ」を栽培し1000万円の収入の友人も。

みんな「大人」になっていました。
青臭い「夢」を語る私に「田舎は厳しいぞ」と辛口のアドバイス。
一度は外の空気を吸って帰った友人たち。
置かれた環境、因習と闘ってきたようです。

暖かく迎えてくれた友人たちに感謝です。



この日記を書いている窓の外にイチョウの木が。
風に舞う葉っぱとポトンと落ちる銀杏の音。
久しぶりに聴くピアノの音がなぜか胸を締め付けます。

画像    元小学校(昔の学校の面影もない新しい施設に変わっています)
       庭にイチョウの木(黄色に色づいています)
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母と紅葉を求めて200㎞ (岡山・鳥取県境の画像)

2008年11月06日 | ふるさと

日差しの弱い秋の今日、紅葉狩りに。
おにぎり・お茶・コーヒーを持ってドライブ。
足の弱った母親のためディレクターズ・チェアーもお供に。

その見事さは言葉ではあらわせません。
以下画像で紹介。

新見から東の勝山、新庄、根雨、千屋、神郷。近廻りのドライブです。


(真庭の勝山エリア 竜宮岩の近く)



(真庭 美甘の真庭支局  木材の生産地らしい行政の出先)



(新庄村のがいせん桜通り、春に来たいもの。町並み保存地区)



(鳥取への四十曲りの峠。長いトンネル直後の景観)



(岡山・鳥取の県境の峠 中国山脈が一望。 肉眼では大山がかすかに。ここでおにぎりを)



(神郷町の山あいの川面。その美しさに癒されます)



(三室ダムの堰堤。ダム湖面から紅葉を見たいものです)


最初の画像  三室川のダム上流(モザイク状の紅葉が印象的です)
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わが町の自慢「薬膳料理」と「新見ウィンドアンサンブル」

2008年11月04日 | ふるさと

おいしい料理と「おいしい」音楽が新見にはあります。
昨日 その二つを体感です。

「こばちゃん」とこばちゃんのお母さん、そして私の母とかみさんと5人の食事会。
こばちゃんとはブログ友達。お互いの家族を紹介しました。

その食事の場所が、食源の里「祥華」。
実家から車でおよそ7~8分。山の中の和風レストランです。
小さなせせらぎのそばで静かな食事処です。

新見では有名な店です。
同窓会など親しいもの同士にはうってつけです。
畳の個室が落ち着くのです。
このお店に「むしろ」を編む昔の道具があり、懐かしい感じの店。



午後新見の「音楽芸能祭」に出かけました。
お目当ては「新見ウィンドアンサンブル」の演奏。
「トリ」を飾るメインの吹奏楽のグループです。

この日は連休の後半で出演者も少なめ。
それも別の演奏会と掛け持ちだったそうです。
そのため少し疲労の色が。
演奏するメンバーも聴衆も顔なじみのため「アンコール」の手拍子と声。

演奏後、ブログ友達の「マジシャン」さんと「シュハン」さんと初対面の挨拶。
マジシャンさんのトランペットがメロディーラインを引っ張ります。
想像通りの体型、エネルギーの塊です。
シュハンさんは、想像より若い人でした。
お会いできてうれしい想いでいっぱいです。
他のメンバーにも紹介されました。

この人たちと「音楽村」の運営ができたら最高です。
おいしい料理と楽しい音楽で満たされた一日でした。

画像  食源の里「祥華」(小川のそばのお店。叔父の設計です)
     演奏中の新見ウィンドアンサンブルのメンバー
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アマチュアを「超えた」アマチュアオケ(保科アカデミー)

2008年11月02日 | 音楽

今日午後 新見市の東となりの真庭市でコンサートを聴きました。
「久世エスパス」という中規模のコンサートホール。
メンバーから招待をいただきました。

オーケストラは「保科アカデミー」。小編成のオケです。
作曲家の保科洋先生の人柄と音楽理論に心酔する岡大出身と関係者が構成メンバー。
西日本各地から月一回集まり練習するのです。なんとも熱心なメンバー。
来年は東京公演も控えているらしい。

今年は四か所で演奏会。そのうちの久世公演を聴きました。
チェロ・コンバスなど低弦がファーストヴァイオリンの奥側。
右手にセカンドバイオリン。その奥にビオラ。
正面に木管。右手奥に金管とパーカッション。
この日は、ベートーベンシリーズ。なんと「田園」と「運命」。

    

演奏が始まると、ハーモニーの素晴らしさに感動。
しなやかな弦とハイレベルな管。木管は秀逸。
このオケの緻密さとダイナミックスは、アマチュアとは思えません。
セカンドバイオリンの音がよく聴こえ新鮮です。

指揮者のリズムのリードに各パートが見事に反応します。
ビオラのトップとセカンドのアイコンタクトが印象的でした。
「田園」の音の「透明感」は聴衆にインパクトを与えたのでは・・・。

こんな音楽を新見市の子供たちやシニアに聴かせたいと思うことしきり。
ぜひ地元に招致し、「音楽村」開村のこけら落としを。保科先生の指揮で。



残念だったのは、聴衆が少なかったこと。
またホールの響きが、弦と金管・木管と金管のバランスを少し狂わせたのかも。

最近岡山に農業生活を目指して転居した友人を誘って行きました。
初めてフルにクラシックを聴いたそうですが、感動していました。
「やはり生演奏は素晴らしい」と。

画像  演奏会場「久世エスパス」
     開場直後のホール内部
     演奏会場隣の昔の小学校(明治に建てられた旧遷喬尋常小学校、重文)
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