今年の米作りは、初手から困窮。
農業開始から10年経って初めての事態。
稲の大敵「ヒエ」の大発生です。
田植えが終わって1週間後、田んぼが緑の「絨毯」を敷いたような光景。
「ヒエ」の大発生です。稲の生長が阻害され、収穫が激減の元凶。
初期の除草剤を撒いたにもかかわらず、見る見るうちに田んぼ一面に。
昨年までは「ヒエクリーン」という除草剤が効いていたのに。
今年は稲が見えないほどのヒエの大群に「素人」百姓の私は困惑。
たまらずJAに電話。担当者が「一度見に行きます。」の返事。
素人ながら、ここ10年は平年作を確保してきたのに・・。
専門職のJA職員から、現場確認後の電話。
「初期の除草剤では、効かないかもしれません。中期以降対応の除草剤が必要かも。」
根から吸収させる除草剤から、茎への対応の「クリンチャー」を勧められました。
初めての除草剤。水を切らさないようにとの指示。
「クリンチャー」散布後、1週間後ヒエに変化が。
ヒエの先端が少しよじれ、場所によって黄色に変色。
留守中に、再度田んぼの確認をしてくれたJA担当者が「効いたようです」と電話が。
ローンや共済の金融商品や、高い肥料や除草剤販売のJAと、「冷ややかに」見ていた私。
今回 さすが「営農指導」のJAだと見直しました。
「現場」を知り、的確なアドバイスをしてくれる若い職員の存在はありがたいもの。
先週 1年ぶりの「人間ドック」受診。
10年以上継続検診の岡山市の済生会病院で。
今回は費用4万円。脳ドック検査の昨年は7万円弱。
一番恐れる「ガン」の早期発見が目的。あらゆるガンの徴候発見の血液検査も。
肺ガン対応の胸部CT、内臓の超音波検診も。内視鏡はパスし、今回はバリュウムで。
流れ作業的な検診項目で、病気の発見は「偶然」あるいは「奇跡」かもしれません。
JAの職員のような、「餅は餅屋」のプロ集団の存在であってほしいものです。
「ヒエ」は目に見えるため、対策が打てます。
見えない「ガン」の早期発見を期待しながら、「精密検査」の必要なしが望み。
「検査結果」を待ち、落ち着かない私です。
画像 田んぼ 母親に代わって慣れない草取りをする妹(10年以上前)
今は人力で草取りをする姿は見かけません
報告書 ドックの検査結果