元ベース弾きの田舎暮らしは

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弟妹との田植えが終わりました

2023年05月28日 | 農業

晴れたり、曇ったり、雨もぱらついた昨日。

しかし 気持ちのいい風に吹かれながら「田植え」終了です。

弟と妹も県南から応援。1時間半かかってお手伝い。

 

JAから購入の苗が、今年は少し短い生育。

水が深めの田んぼでは、頭が隠れそうなくらい。

ただ しっかり根を張り、成長は期待できそうです。

 

1反に必要な苗はおよそ20枚の苗箱、我が家は計50枚の予約。

田植えの数日前に配送の苗に、朝晩水を散布。

水が少ないと、苗はよじれて水分の蒸発を自ら防ぎます。

 

     

 

今年の田んぼは、「水持ち」が良い感じ。

田んぼの管理をしてくれる近隣のプロが畦際を固めてくれたらしい。

大型トラクターの片側のタイヤで畦の内側を数往復し圧設。

田んぼの水が漏れるのを防ぐための大切な作業。親切です。

水漏れが少ないと、肥料や除草剤の効きが良いから嬉しいもの。

 

朝8時開始の田植えも半分済んだところで、休憩。

弟や妹、田植えのプロと情報交換の世間話。

母親が亡くなると、弟と妹の実家の我が家への訪問回数も減りました。

お手伝いにかこつけて、弟妹との交流の場が「田植え」。

 

     

 

かみさんは、食事とお菓子でみんなをもてなします。

休憩時に提供してくれたのは、「桜餅」と「コーヒーゼリー」。

庭の桜の葉を塩漬けにしたが、葉が厚く少し硬め。

昼食は、田植えのプロが好きな「炊き込みご飯」と焼き魚と卵焼きと漬物。

田舎料理は、弟や妹に「ふるさと」を感じさせるでしょう。かみさんに感謝。

 

初夏の農作業の始まりの「田植え」。

今からは、水を欠かさないための管理と畦の草刈り。

田んぼは、「健康管理」に必須の「リハビリ」。肥満も防ぎます。

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「100kgの肥料」を手撒きで

2023年05月21日 | 農業

肥料散布終了。

100kgの肥料をバケツで手撒きします。

年々体力降下の高齢者にはキツイ作業。

 

米作りに欠かせない水。

トラクターで耕運した田んぼに、給水する前の肥料散布。

天候次第で変わる田んぼの表面。

大雨の後は、ぬかるんだ状態で肥料を散布。

 

20kgの袋から、バケツに粒状の肥料を小分け。

左手にバケツを持ち、右手で扇状に撒きます。

バケツ一杯に肥料を入れると、その重さで腕に過重。

少しづつだと、散布回数がかさみ、作業が進みません。

 

100kg散布する時間は、2時間弱。

短時間作業ながら、腕と足腰は痛みます。

今は、機械散布や田植え機でピンポイントで苗の元に落とす方法も。

農業機械を持たない我が家は、人力対応しかありません。

 

もう一つの悩みは、肥料などの高騰。

今回散布の肥料は,2年前の単価の70%アップ。

米価は安値安定なのに、コストのアップは意欲を削ぎます。

JAから購入の苗も値上げ。

 

今年2月の確定申告の農業は大赤字。

申告のコストに私の「労働賃金」は入っていません。

「ただ働き」をしても、赤字が埋まらない農業。

「何かがおかしい」と思いながら続ける農業です。

 

肥料散布が終わり、水路から給水開始。

モグラの穴や、コンクリートの割れ目から漏水。

長靴で踏んで固めたり、スコップで土を盛り、補強の作業も。

今週末の田植えまで、水管理も必須です。

 

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「終活」を始めて

2023年05月14日 | 日常

人生の「残り時間」を初めて意識した出向時代。

その時出会った「実践心理学」がきっかけでした。

「時間管理」感覚を初めて意識。40歳前のことです。

 

出向し大きく変わった環境。

それまでの「自信」や「プライド」が崩れたころ、出会った「心理学」。

自分を客観的に観る習慣と時間管理を教わりました。

「使える時間」は有限であり、やりたいことの「優先順位」を決める習慣も。

 

     

 

田舎にUターンしたのは、母親と過ごす残りの「時間」があとわずかだと感じたため。

また 自宅新築時に、使う部屋や機能の頻度から、無駄と思えるものを排除。

(お金がなかった言い訳もあるのだが)

建築材料はローコストに、高齢化した私たち夫婦の動線を優先し、平屋の小さな家に。

 

悩んだ末の「墓終い」。40本の墓石を整理し、菩提寺に石碑建立。

娘たちの墓掃除や草刈りが想像できないために、墓参の楽なフラットな位置に。

 

使わない建物の解体と整地。

母屋以外に、使わない建物が二棟。そのうちの一棟を解体整地。

残りの一棟も、内部の荷物を整理後、判断予定。

 

     

 

山林や田畑の扱いは、まだ未着手。名義変更も高額な手数料。

処分も含め最大の課題です。

子供やかみさんに残せるお金はないため、トラブルはないでしょう。

 

一番大切な心の準備。大きく揺れる弱い意思。

護持会長を引き受けたとき、「悟り」が開けるかもと期待。

しかし あとわずかな任期になっても、「煩悩」だらけです。

 

後期高齢者にかかわらず、勤務を勧めてくれる職場。

毎日出会う初対面の人々、使う名刺枚数は職場で一番。

この歳になっても、刺激を受け、人生の指針を教わっています。

 

     

 

画像   自宅       解体前の庭(左の建物を解体、正面は新築の自宅)

     解体       庭に重機が

     菩提寺駐車場    イベント時には寺の駐車場も満杯に

     かみさんと孫娘  雪を観る二人

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「海・農業&NETFLIX」 黄金週間

2023年05月07日 | 好きなこと、もの

ここ5年間、変わらない黄金週間の過ごし方。

 

田んぼや草刈りの農作業が第一。

合間に、近場のお出かけ・買い物。

テレビは、大リーグの大谷とNETFLIX、観るものが変わってきたかも。

 

黄金週間に欠かさずやる一番きつい田んぼの「縁上げ」。

田んぼに均一に水を廻すための溝作り。

今年は楽でした。農業のプロが、トラクターで溝堀応援。

畦に接触しないように、慎重な作業のため、苦労したらしいが。

 

     

 

おかげで、農作業の時間短縮、県南の玉野に出かけました。

かみさんの要望で、テレビで見たフジの花を観に。

フジの盛りを過ぎているため、花も少なく、見物の人もない静かな公園。

 

この公園に隣接する海岸、海水浴で有名な渋川海岸。

子供の頃遊びに来た微かな記憶。もう60年以上前のことです。

山陰の日本海は高波もあるが、瀬戸内海はほとんど波がなく穏やか。

海岸の砂の感触が新鮮。海の方に目を凝らすと遠くに瀬戸大橋が見える絶景。

 

黄金週間はあっという間に最終日。

めったに見ないテレビだが、雨の日や夜にNETFLIXを。

東京の娘が契約してくれ、お勧めもかみさんに連絡あり。

話題作はほとんど見ている娘たちとかみさん。

 

NETFLIXには、集中して一気に見られるメリットが。

ただ あまりに多いドラマ数に、秀作を探すまでが大変。疲れます。

はずれがないのが、医療系ドラマ。特に韓ドラは面白い。

手術の場面はリアルなため、開頭場面や血液の吹き出すシーンは苦手。

医師の人間模様や葛藤、治療方針や手術の判断に自分にない能力を感じます。

 

看護師に復帰した娘や医療事務に転職した娘が居るために、その苦労も推測。

消化器系の内視鏡手術を専門とする娘婿の判断にも。

後期高齢者となり、体のあちこちに老いを感じるために、医療への関心が増加かも。

 

     

 

出かけた際に必ず買い物も。

農作業後やテレビ観賞中のコーヒーが大好き。むろん職場でも。

そのためのコーヒー豆の仕入れの多い時には2kg以上。(200杯分)

安いコーヒー豆を見つけた時の嬉しさは格別。

 

コーヒー豆の買い出しは、心の弾む時間です。

 

画像   渋川海岸       砂浜の向こうの海の向こうに微かに瀬戸大橋

     フジ棚        4月初めが一番の見ごろらしい

     渓流         隣町の神郷のシャクナゲで有名な油野

 

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