元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「東京夏物語」 ②

2011年06月30日 | 娘達・家族
三日目の東京。
四女の住むアパートへ。
狭いながらも、効率的に配置された家具が収まっています。

そのあと娘の通う大学に立ち寄りました。
四女の熱望した大学を見ておきたかったのです。
「アーチ」が美大を感じさせます。
初めての独り暮らしながら、嬉々としてデザインを語る娘に一安心。



次に長女の勤務する二子玉川のファッションビルへ。
駅は大きく変わっていました。昔の面影はありません。
長女のお店は一階。明るいメルヘンチックな店。
かみさんと四女は、お客の顔をして入ります。
長女も素知らぬ顔で母親と妹に「接客」。私は遠くで見ているのが精一杯。

地下の食品売り場の食材の多さに驚きました。
高級食材が整然と並べられ、購買意欲を掻き立てます。
照明が工夫され、まるで宝飾品のように光っています。

       
       

夕方 吉祥寺で次女・三女と待ち合わせ。
イタリアンのお店で東京最後の「晩餐」。
とにかくよくしゃべる娘たち。
それぞれ、職場の人間関係に悩みはあるらしいのですが・・・。

ここでひと騒動。
お店の一角で、男性客の集団が大声でやり取りし、隣の客が迷惑そう。
すかさず次女が、店長を呼び、注意するように依頼。
声が収まりました。
昔から「親分肌」の次女。面目躍如です。
お詫びにデザートをサービスしてくれました。



娘たちが暮らす東京。
お金があれば、こんなに楽しいところはありません。
でも住環境は厳しいものが。家賃が高いのです。
加えてスペースの狭さも。
広い田舎の生活スペースを経験すると東京には、もう住めません。

短い四日間の旅。美味しいものの記憶のみが残ります。
そういえば、すべての食事はパンでした。
パン好きなため嫌ではなかったのですが、米を作る私は少し複雑な心境です。

画像  四女の通う美大正門
     二子玉川のファッションビル
     観賞用スイカ(ピラミッド型、ハート形どちらも1万円)
     品川のレストランからの夜景
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「娘たちの東京夏物語」 ①

2011年06月28日 | 娘達・家族
久しぶりの東京。
娘たちに会いに行きました。
全員と一度に揃うことが難しい娘たち。スケジュール調整が大変。
しかし 何とか全員と話せました。

初日は、長女と三女と食事。次女は顔を出したものの即退散。忙しそう。
品川のホテルの高層階。夜景がきれいなレストラン。
ウェイターは、みなイケメン。

長女は、この春から二子玉川のショッピングモールに転勤。
開店準備からオープン、新規顧客との接遇で毎日へとへとの様子。
駆けつけたのは、21時を過ぎたころ。疲れが残っています。

三女は、次女と次の日から友人の別荘に招待されたと嬉しそう。
トランペットを背負ってやってきました。
頼まれて、ラピュタの曲を吹くのだそうです。私の好きなアニメの曲。

二日目は恵比寿のガーデンプレイスの中華料理屋。
ここも高層階。東京タワーとスカイツイリーの見える絶景のロケーション。
長女と彼の招待。彼のご両親と初顔合わせ。
気さくな人たちで安心しました。来年一緒になるためのセレモニー?



夕方から、四女と食事。
美大でデザインを学ぶ学生になり、その生活ぶりが気になります。
休日も学校に出かけ、デザインに励んでいるとか。
大学のパソコンで、高額の画像ソフトを無料で使うためらしい。
一年生にして、大学祭の執行部を希望してやる気満々。

娘たちは、化粧と服装で変身中。
自分の娘ながら、他人のようで少し戸惑います。
娘たちは、久しぶりに会う母親(かみさん)と嬉しそうに会話。
近況報告にかみさんもうなづきます。至福の時です。

画像  ホテルから見た品川駅とビル群
     恵比寿からみた東京タワーと遠景のスカイツリー


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「好奇心と行動力」

2011年06月24日 | ふるさとの母親
89歳の母親の好奇心と行動力には驚き。
「大正女」の強さも感じます。

職場から帰宅すると母親が話しかけます。
「今日 大学の学長から電話があった。」
一瞬何のことかわからず、ボケたのかなと思ったことは事実。

詳しく聞いて状況が判明。
本当に岡山の私立の大学の学長と話したらしいのです。

きっかけは、地元岡山の民報ラジオの番組。
朝の放送でゲストの学長の話に感動して、その旨放送局に電話したらしい。
そのあと 当の本人から聞いてもらってありがとうと電話があったのだとか。
その上母親の年齢を聞いてびっくりしたらしい。

3日連続の放送で二日目も聞いてもらったのかとまた電話が。
母親の歳で、ラジオを聞きその感想を局に伝えることは多分稀なこと。
市民講座も開いている大学の学長らしく、シニアに関心があるらしい。

三日目もメモを取りながら聞き、今度はその感想を大学に直接伝えたとか。
放送局からもお礼の電話があり、学長からもハガキが届きました。
90歳になろうとする、視聴者からの反応は励みになるとの主旨。

テレビにかじりついていた母親が今はすっかりラジオ党。
新たな出会いがあるかもしれないと食事もそこそこに聞き耳を・・・。

これだけ好奇心が強ければ認知症も逃げていくでしょう。
自分の母親ながら、その行動力に驚き、感心します。

今日から休暇を取り、かみさんと東京に。
娘たちとの食事が楽しみです。

画像  母親の好きな岡山のお菓子処 「吉兆庵」
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「私と四人の娘たち」

2011年06月22日 | 娘達・家族
親子関係、特に父親(私)と娘たちの関係は微妙?

娘と母親(かみさん)との関係力は強力。
電話・メールの本数は私に比べて圧倒的に多いのです。
かみさんは娘たちの性格、行動パターンも掌握済み。
娘たちも絶大な信頼を寄せ、母親を気遣います。

1年間のうち、唯一父親を思い出す日?
それが「父の日」?

商業主義の匂いはするものの、「父の日」は父親復権の絶好のチャンス。
テレビ・新聞・お店がこぞって「父」「父」と連呼するのですから。

娘たちもこの時期は、さすがに田舎の親父のこと考えてくれたらしい。
私の好みの「コーヒー豆」と「革靴」「シャツ」のプレゼント。娘たちの連名で。
靴も数足送ってきて、試し履きし、気に入ったもの以外は返品するシステム。
今までに購入したことのない高そうな靴。ありがたくいただくことに。

同時に新潟からお酒が届きました。
「久保田」と「寒梅」。ともに銘酒です。

人間関係の大切さを感じます。

今週末から、東京に出かけます。
四人の娘たちの安否確認の食事会とセレモニーが一つ。
職場は数日間 休暇。

久しぶりの東京。友人たちとの再会も楽しみです。
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「ツタンカーメンの豆」

2011年06月19日 | 食べ物、飲み物
「なまもの」表示のゆうパックが届きました。
山村に移住した友人からです。
定年退職後、田んぼ付きの家屋を購入し、慣れない農業にいそしむ元同僚からの贈り物。

中身は「ツタンカーメンのエンドウ豆」。
黄金のマスクで有名なあのツタンカーメンです。
発掘された副葬品の中にあったと言われる豆の子孫。
真偽のほどは定かではありませんが、興味ある話です。

その一部が日本に伝わり、栽培されたものだとか。
紫っぽい鞘の中は、緑色の豆。
普通のエンドウ豆と変わりません。

添えられた友人の手紙に楽しみ方が書かれています。
豆ご飯として炊き、保温状態にしたら、赤い色の「赤飯」に変わるらしい。
早速 試してみました。

炊きあがった時点で、ほんのり桜色。
時間を置くとなるほど色が濃くなりました。
その原因は、豆に含まれたポリフェノールらしい。

味は特別なものでなく、普通の豆と変わりません。
でも色の変化は面白く、さすが「伝説の豆」。

3500年間の時空を超えた食材は、しばし家族に話題を提供してくれました。
「ロマン」を体感させてくれた友人に感謝です。
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「生きている証(あかし)」

2011年06月14日 | ふるさとの母親
毎年 梅雨時の恒例作業が・・・。
と言っても私でなくて、母親ですが。
「トマトの雨よけ」作りです。

市販のパイプ方式でなく、雨傘を立てるのです。
きれいな色の傘が10本。傘の本数は毎年同じくらい。
傘が重ならないように高さを変えて立てるのです。

弟が帰省した時、母親を手伝う作業。
その雨よけ効果は疑問ですが、毎年続けています。
傘が並ぶと、「母親が元気でいる証拠」と近所の風評。
母親自ら「生存の証」を発信中。

この傘の収集には、協力者がいます。
北房のさとう医院の医院長や、千屋温泉のフロントの人々。
予め予約をして、立てる直前に取りに伺います。

過多の雨を嫌うトマト。水が多いと腐ります。
母親の傘を差すアイデアはどこから思いついたのか?
人間的であり、最近はやりの「エコ」。

いつまでもこの傘の雨よけが立つことを願う私です。

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「すずらん祭り」

2011年06月09日 | ふるさと
日曜日、我が町内で開催されたイベント「すずらん祭り」。

いつもは閑散としている町の中央の会場周辺に車があふれます。
町内の人が総出と思われるほど人人人。過疎の地だということを忘れるほど。
すずらんは、わが町のシンボルの花。地域の一部に自生しています。
高校生たちがかごに入れた「すずらん」を売っています。
まじかに見るのは久しぶり。一鉢200円。

     

私は祭りには初めての参加。もちろんかみさんも。
会場は小学校のグラウンド。テントがいくつも張られています。
地元の人たちのお店や業者の露店でいっぱい。
わくわくしている自分に気付きます。露店は郷愁のシンボル。

おいしそうな匂いがたちこめています。
地元の黒毛和牛ブランド「千屋牛」の幟があちこちに。
肉の塊を焼いたり、串にしたり、うどん・焼きそば・サンドウィッチ・タコ焼きまで「千屋牛」入り。

     

ステージでは、「新見ウィンド」のメンバーが熱演中。
シニアたちを喜ばす昔の曲を演奏し、喝さいを浴びています。
友人の医師も参加したカラオケなどで大盛り上がり。
彼がこんなに歌がうまかったとは・・・。学生時代のオケのコンマスです。

ステージがひと段落して、千屋牛を買いに回りましたが、すべて完売。
もしくは予約を捌くのに精いっぱい。
失敗でした。先に買い物をすべきでした。未練たらたらでかみさんに笑われます。

     

この祭りで多くの人に再会。
同級生や知人たち。就職の世話をした人も何人も。
昔はなかった「すずらん祭り」。地域の活性化に役立っています。

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「リフォームから新築へ?」

2011年06月05日 | 住まい、場所
久しぶりに設計士さんが我が家に。
驚きの提案を持って・・・。
決断を先延ばしにしてきた私に業を煮やしたのか?

この1年間、職場の相談窓口で聞いたシニアの住まいに対する考え方。
実際にどう暮らしているかも聞きました。
結論 「夫婦の生活スペースは狭い」のにびっくり。
必要な空間は意外に小さいと多くの人が言います。

昨年まで、築120年平屋60坪の家のリフォームを考えていました。
しかし その費用の捻出に苦悩していた私。
ここにきて、その考え方を大転換中。
新築も視野に入れてきた矢先のことでした。

広いスペースが本当に必要か?
古い家の柱や材料を活かすことを心から望んでいるのか?
純和風の外観や間取りが自分の生活スタイルに合っているのか?
退職金や年金を崩すことで老後は大丈夫か?

優柔不断な私に、設計士さんからの提案。
というより特命の建設会社からの提案を設計士さんが伝えてくれた内容は・・・。
「建築坪単価を従来の半分にします。」「社内にローコスト部門を作りました。」
市内では大手の建設会社。全国ネットのホームビルダーに対抗の決意をしたそうです。

あと20年の人生。
還暦を過ぎたこの時点で、大きな投資(住まいを作る)はリスク?
娘四人も多分ここに帰ってくる確率も低いはず。

ローコストながら設計士さんが管理してくれる安心感はあります。
総建築費用と間取りを検討し、返事をしなくてはなりません。



    
図面  リフォーム用に設計士さんが描いてくれたもの
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