昨日 有給休暇を取り、伊豆の修善寺に出かけました。
温泉めぐりではありません。若手の経営者に会いに行きました。
mixiで知り合った「凧?」さんの紹介で、同行もしていただいたのです。
素晴らしい人に出会えました。「凧?」さんに感謝です。
その人は、お米屋さんを経営しています。。
突然倒れたお父さんの後を継ぐため、2年前東京からUターン。
花形のIT業界からの転身です。
私の事業の構想の一つをすでに実践しています。
いや2周くらい先を進んでいます。システム化ができているのです。
「スーパーマン(スーパーの御用聞き)」制度が進んでいるのです。
車の運転のできないシニアの代わりに、食料品の注文を聞き、配達するのです。
彼の事業名は「よろず便」です。口座引き落としの決済制度までできていました。
彼には、地元の商店街の活性化も大きなテーマです。
突然のUターンで見た、田舎の衰退ぶりに衝撃を受けたそうです。
活動はまだまだ発展途上の様子でしたが、目標が見えているようです。
若手経営者の彼の視点は、私とは若干異なりますが、確かなものです。
マスコミにも取り上げられていました。テレビでも放映されたそうです。
団塊世代の私や私の仲間にも、このような活動ができたらと思います。
何もしないで、評価が先行する時代において、若くても実践している彼に脱帽です。
お互いの健闘と今後連絡を取り合うことを約束して別れました。
彼の住む伊豆市は、温泉と観光の街です。
規模も新見市と同じくらいです。
川端康成の「伊豆の踊り子」の舞台や石川さゆりの演歌「天城超え」の浄蓮の滝はすぐ近くです。
彼の店で作っているうどんを買って帰りました。夜さっそく食べました。
こしのあるうどんで、ここにも彼の「こだわり」を感じました。
全国の過疎地で頑張っている仲間の存在は、大きな励みです。
小雨の中の一面の若葉も私にエネルギーを注入してくれました。
画像 修善寺駅(伊豆箱根鉄道の駅、三島から30分です。)
「よろず便」の企画書、お店の自家製の乾麺
アジの寿司(三島駅で販売、ワサビの葉や香りとマッチ、おいしさ最高、880円)
お気持ちだけでもありがたいと思います。
シニアの買い物代行は、母親を見ていて思いつきました。田舎では、みんな苦労していると思います。
修善寺の彼の場合でも、米屋という顧客を多く持つ商売でありながら、この事業を採算ベースに乗せることの難しさも感じました。