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「残日録」仲代達矢vs北大路欣也

2022年08月21日 | 藤沢周平

「日残りて昏るるに未だ遠し」。

30年の時間を経て、同じ原作を映像化した2本の「ドラマ」。

それは 藤沢周平の「三屋清左衛門残日録」。

 

30年前主人公を演じたのが仲代達矢、息子の嫁が南果歩。

直近の配役が北大路欣也と優香。

両方とも、さすがと感じさせる配役と演出。

 

好き嫌いで言うと仲代、南の昔のドラマが好きです。

北大路や優香は「明る」すぎて、「幸せすぎる」と思うのは偏見か?

仲代は設定の年代より若い時の演技のためか、「枯れてない」感じ。

 

しかし 嫁に遠慮しながら「小遣い」をもらう仲代の心の「葛藤」に好感。

南演じる「嫁」は頭が良くて、気も強く、舅の仲代にストレートな物言い。

現実的な家庭を再現する絶妙な舅・嫁のやり取りに思わず「にんまり」です。

 

「隠居」でなく現役の私、サラリーマン50年を過ぎました・

また子供は4人とも娘のため、「嫁」とのやり取りもなし。

でもなぜこの原作やドラマに惹かれるのか?

 

「元用人」の「三屋清左衛門」ほど「高禄」ではなかった自分。

でも 今必要とされ、誰かの役に立つことができることに共感するのです。

孫のような世代の就職のために、走り回ることが大好き。

何より 就職が決まった本人や、雇った雇用主も喜ぶ「ウィンウィン」の関係。

 

悩みながら決断する主人公の周りに、支援する奉行や道場仲間。善意の仲間も存在。

私には「嫁」はいないが「婿」たちや、職場や友人・知人は存在。

「もう お父さんたら・・」と認知気味な私を揶揄しながらも接してくれる娘たち。

この盆も3人の娘たちが帰省し、顔を見せてくれました。

 

   

 

週末 訪問したある老人クラブの新会長がコロナ闘病中だったため、大慌てで退散。

万が一の感染と濃厚接触者にならないように、この日は職場を早退。

「喉」に違和感を覚えたものの、熱も出ず、ホッと一安心。

 

あと5年くらいは、元気で運転し、あちこちに出かけたいもの。

私の「残日録」もう少し、ページが増えそうです。


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2 コメント

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Unknown (抹茶)
2023-01-01 08:53:13
2007年のブログにコメントしましたが、こちらの方が合ってますね
コメントありがとうございます (元ベース弾き)
2023-01-01 11:42:19
抹茶さん

どちらにしても、私のブログにコメントいただいたことに感謝です。

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