元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

葬式ばかりで、子供の生まれない集落

2009年01月31日 | ふるさと
今日の生活に悩みながら、加えて明日の心配も。

教育費と岡山の家の家賃を捻出するために、岡山市内でフルに働くかみさん。
新見で、失業保険で生活している私。保険もあとひと月。
私にできる仕事が、新見にはなかなかありません。(体力に自信なし)

失業保険が切れると、年金生活に突入。(両方はもらえません)
遺族年金、国民年金、軍人恩給をもらう母親はリッチかも。

食べるものは、自前の畑で作った野菜。
一俵数万円の「高い」米も。買ったら半分以下で済むだろう米の値段。
しかし、「飢え死に」はないでしょう。ここに住んでいる限りは。

     

かわりに、いなかにあるのが、メリハリの利いた春夏秋冬の景観。
焚火でできた「焼きイモ」は最高においしいもの。
「その日暮らし」の生活ができる「いなか」は最高。

でも抱えている問題は深刻です。私にも影響が。

今週半ば、新見市役所を訪問。
国が出した「ふるさと再生計画」
この進み具合を、担当者に聞きに行きました。

     

モデル地区の選定理由。新見市は「大井野」地区がモデル。
住民へのアンケートによる課題の確認、分析。
先行している県のアイデアや協力のお話も。
「集落の在り方、活動の考察」への補助金もあるとのこと。

しかし、何か違和感を感じます。2年後のモデル確立に対して。
会社勤めを辞めて、もう四か月。でもつい民間企業の手法と比べます。
スピード感が違うのです。

こんな大きな行政のテーマなのに、担当者は兼務で要員不足で大変です。
人口がピークから半減したわが町。ここ数十年課題があったはず。
過疎対策(活性化策)の「仮説」があって、その検証と民意の調査ならわかります。

もっと担当者を増やし、過去の政策の棚卸しと投資効果の判定も。
そして、ふるさとの底力と魅力を核にした「姿」を見たい。
せめて10年後の姿を描いてほしいもの。今日明日にすぐとは言いません。

          

母親も含め、早くしないとお年寄りは次々死んでしまいます。
せめて、将来の可能性を示してやりたいもの。

60歳で故郷にUターンした私にも、できることがあるはず。
「同じ香りの人」が新見にいるはず。早くめぐり合いたい。


画像   雪の露天風呂(新見市北部の千屋温泉)
      焼きイモ(焼きイモに最適なイモの種類があります)
      新見市役所
      伯備線の特急「やくも」(国道180号線沿い)
       (偶然横を走っています)
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「一寸先は光!?」改築プラン終章

2009年01月28日 | 住まい、場所

今日、新見市から岡山に移動。
天気が良く、車の中は汗ばむほど。まるで春のようです。

借りていた本を返すため岡山市立図書館へ。。
新見も図書館はあるものの、新刊が少ないのです。
市史、町史は豊富ですが。

改装プランで悩んだ8畳の部屋。土足OKの「たまり場」。
40年以上前には、我が家も家の中に、広い土間が。縁つきで。
前回の改装で、応接室に変更。(流行ったそうです)
応接は、打ち合わせには最適ですが、目的なしでは入りづらい構造。

母親に聞くと、田舎でも近隣の家を訪問することが減ったらしい。
回覧板を回す以外は。まして、上がり込むなんて。
各戸で改装し、台所・風呂・トイレはほとんど新しくしている様子。
長く住む母親でさえ、隣保の間取り、使い勝手を知りません。

各集落に、コミュニティハウス(集会所)ができています。パソコン付きで。
そこで、打ち合わせや懇親会をする目的らしいのです。
しかし、利用回数は少なそうです。



冠婚葬祭の大半は、自宅でなく、市内の「セレモニーホール」で。
田舎でも、近所との行き来が少なくなり、まるで「都市部」の付き合いのよう。
葬儀時の手伝いも、合理的になりました。個人の負荷も減ったそうです。
でも20年後、もっと過疎になったとき、この集落で何軒が残っているのか。
私の通夜・葬儀は誰が仕切ってくれるのか?

いなかの土間は、他人でも入りやすいもの。
昔のように、そこでお茶を飲めるスペースがあれば、交流が進むかも。
(もっとも、私は、香り高いコーヒーを準備しますが。)
改装は自分のため、加えて友人・近隣との交流が進めば最高。

20年前に、心理学で教わった言葉、
「一寸先は光!」
一寸先は闇かグレーか、光か? (政治・経済は当分「闇」のようですが)

「闇」と思い準備万端怠りない人。(できない私は、その人を尊敬します)
楽天的な私は、経済的観念はなし。しかし 人間大好き。
性善説にのっとり、多くの人と付き合いたいものです。

画像  トンネル出口(国道180号線、市内南部の井倉トンネル)
     小学校が文化施設に(私の出た小学校、ずいぶん昔に廃校に)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「饅頭 腹いっぱい食べたい!」改装プラン③

2009年01月27日 | 日常

久しぶりの診察。近所の貢献大学のクリニックで。
偶然、友人が医師として診察してくれた病院。

管理栄養士さんの指導のもと、食事療法を始めて40数日。
食事療法と言っても、「食事量を減らし運動しなさい」とごく普通の食事。
「このままでは死にますよ!」と強いプレッシャーをかけられました。
コレステロール削減と、血圧降下が目的です。
「心筋梗塞」や「脳内出血」を防ぐために。



ご飯を減らし、間食を止め、「飢餓状態」の毎日です。
腹は減っても、快調な毎日。健康生活の理想「腹八分目」。
病気でないのですから。いわゆる「生活習慣病」。
「粒あんの入った饅頭、ケーキを腹いっぱい食べたい」餓鬼です。

おかげで、4kg弱体重が減りました。
運動の方は、さっぱり進みません。早足ウォーキングを勧められていますが。
母親の「守護神」の「クッキー」(犬の名前)もいて、ウォーキングの条件は整っています。
ダイエットと運動双方が必要と、友人の医師の忠告。

     

私の人生は、85歳前後に、「ころり」の予定(願望ですが)。
それまでは、まだまだ「往生する」わけには、いきません。
まだ三女・四女が学生です。四人の娘たちが誰一人嫁に行っていません。

人生設計は重要。あと25年をどう生きるか。
70歳で「音楽合宿村」を後継者に移管。(まだ立ち上げてもいないのに)
70歳から80歳まで、「いなかと都市部」の二極生活。(田舎は別荘化?)
80歳から最期を迎えるまで「イチョウのある景観」と「音楽の鳴る空間」生活。
そのための実家改装プランです。

おいしいもの食べ放題の接待の連続だったサラリーマン時代。(今思うと)
その後、定年退職・岡山新見市へ転居などの環境激変。
生活のリズムも変わり、「緩みっぱなし」の四か月。
「晴耕雨読」「晴耕雨聴」の典型。冬は農作業もなし。

しかし そろそろ「目覚め」の季節、失業保険もあと一か月。
社会とつながるために仕事を本気で探さなければ。

   

画像  夜の実家(少し降った雪が、幻想的。この雰囲気は残したい。)
     (灯りのついた部屋で、ブログを書いています。寒い部屋)
     クリニック(友人が診察してくれます)
     母の愛犬「クッキー」(もう老犬)
     改装プランの平面図
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「たったひとりの自分を大切にする」改築プラン②

2009年01月26日 | 住まい、場所


今日は、旧正月の元日。
大正生まれの母親は、旧暦を重視します。
気候、農業は旧暦を参考にしないと、だめだそうです。

日曜日、弟が旧正月の雑煮用のブリを買ってきてくれました。
値段が高いため、量は少ないのですが、その配慮に感謝。

私は、夢と経済的現実との「戦いの日々」。
(永遠のテーマでしょうが)

「音楽合宿村」開村による「感動」を目指すと同時に進めるべきことがあります。
家族やふるさとの子供、シニアの「幸福」を望むには、まず、

自らが「ハッピー」な生活を送ること。
世界にひとりの「自分を大切にする」
ことから始めたいのです。
ウソくさい「滅私奉公」でなく、「幸せのおすそ分け」のため(かっこよすぎるかな?)。

それは、
ふるさとでイチョウを見ながら「最後のシーン」を迎える決意
をしたことがすべての始まりでした。
その時を想定し、逆算してやりたいことをスケジュール化します。

     

おいしいコーヒーと音楽と友人の存在は「たからもの」。
この時間を過ごす住空間確保が、当面の課題。
(今の築120年の古い家でもいいのですが、不便で、今の時期は寒い)

年に数回しか使わない客間(奥の間、中の間)を思い切って広いリビングに。
この、少し高くて見通しの良い場所からいつも自然を観たいのです。
はじめは驚き、絶句した母親も今は大賛成。
母親は嫁に来て60年、客間(奥の間)で寝たことはないそうです。「おそれ多い」と。

浴室は、裏の岩山が見える位置に。
亡くなった祖父が、昔 数年かけて造った「岩の庭園」は、今雑草に覆われています。
この復元も、着手予定。体力が持つかな?と思いながら。
昼間から、岩と花を見ながら入浴したいもの。贅沢かも知れませんが。

          

勝手な理屈をつけ、思い描くセカンドライフ。
いなか、音楽、コーヒーの好きな人 大歓迎です。

画像  玄関方向の立面
     現状の母屋の玄関周辺(玄関はこのまま修復し、使用予定)
     裏の岩山、大きなビワの木とともに(高さ15メートルの大きな岩群)
     (昔祖父が、岩の間に花をたくさん植えていた場所、およそ200坪)
     部屋の間取り(中央がリビング、円がイチョウ、上方浴室、左下土足の「たまり場」)
     
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「広いリビングから見るイチョウの木」プラン完成!

2009年01月25日 | 住まい、場所


昨日、設計士さんと打ち合わせ。
間取りのレイアウトに基づく、外観のイメージが出来上がりました。

大幅な改装を思いついたのは、私の「夢の実現」のため。
「庭のイチョウの木が見えるリビングで、仲間と共に景観と音楽とコーヒーを楽しみたい」

悩みぬく設計士さん。
私の要望が「過酷を極めている?」ためです。

「お金はありません」
「外観は昔風の古びた感覚の平屋で、中は今風に使いやすく」
「古い家の柱・瓦などの廃材は再活用を」
「デッドスペースは削減し、快適な母親の部屋の増築を」

     

ネックは山ほど、「増改築」「低予算」による制約の多さから。
① 屋根・柱などの、既存の構造が動かせないこと
② 築後120年間の間の、数回の改築の工事の統一性がなく、接合部が脆弱。
③ 大幅なレイアウト変更が、昔からの間取りに「なじみにくい」こと

予算の少なさからくる課題
① 古い構造材の再利用に苦慮(傷み具合が把握しにくく、太さ・長さもまちまち)
② 重機・作業車の入らない場所(崖の上の立地)のため手作業部分が不可避

この条件下で、知恵をだしてもらいました。

客間ふた部屋を変更したリビング(関東間換算22畳)の実現。
ガラスを通して、念願のイチョウが見えます。広縁が回廊のように囲みます。
庭の日当たり最高のポジションに母親の和室増築。一坪のトイレとミニキッチン完備。
土足自由の玄関横の「仕事場」。友人や近隣の人たちの「たまり場」用。

     

細部は今から図面化するため、スケジュールを後ろ倒し。完成が秋にずれます。
加えて、Uターンしてから数か月、古い部屋で寝起きし、愛着も出てきました。
招待した友人たちも、古い家を気に入ってくれ、気持ちが揺れたことも。
寒い時期の、「離れ」での母親の仮住まいも、厳しいかなと心配で延期決断。

「満足度は、あきらめてください」と設計士さんに釘を刺された程の「低予算」
「本来、お金持ちの建て方です」と言われながら、こだわった平屋の52坪。

あとは、建築屋さんが、予算枠内で受けてくれるか?
経済的にがけっぷちの私です。もう鼻血も出ません。
「未曾有の不況時に、こんな無鉄砲な私にどこかでアラームが鳴る?」

画像  崖側から見た外観の立面(図面左側が母親の部屋)
     現行の母屋の左側に母親の部屋を増築予定
     愛用のコーヒーポットとメーカー(長いこと使っています。保温性抜群、7人用)
     間取りのレイアウト(本間での表示)
      (中央がリビング、右の円がイチョウの木。右下が増築の母親の部屋
       左下が土足OKの「たまり場」)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

賢くもらう年金とは?前倒しの是非!

2009年01月23日 | お金、投資

迷っています。
年金を繰り上げか?、そのままもらうか?

ハッピーなセカンドライフ実現のための経済生活とは?

サラリーマンだった私は、60歳から厚生年金がもらえます。
64歳からは、老齢年金と加給年金を満額支給。

加給分はともかく、一部繰り上げで今からもらう方がいいのか、そのまま自然体で
もらうか判断しかねています。

先日も管内の高梁市の社会保険事務所を訪問しました。
パンフレットだけでは、わからない部分を担当者に質問。
女性の相談員が丁寧に答えてくれましたが、迷っています。



晩婚の私は、三女・四女の教育費用がまだまだ必要。
加えて、大規模改装費用の捻出も。
繰り上げと通常受給がイーブンになるのが77歳。
なら、急を要する今前倒しがいいのかな?・・・と。

厚生年金分がおよそ三分の二、老齢年金分がおよそ三分の一の私の年金構成比。
繰り上げによる減額は、老齢年金分の一部。
個人のシミュレーションを作ってくれました。
繰り上げのためには、請求書と別途確認書も必要です。

確認書は、7条にわたり、大部分否定語で書いてあります。
「・・・できなくなります」「・・・なくなります」「・・・できません」
後で後悔することのないようにとの、配慮?(役所の知恵?)かも。



友人たちに聞きました。「どっちにしたの?」
「働かないなら、前倒しをしたら・・・、私は繰り上げした。」
「働くなら、その賃金によって年金がカットされるよ。私は繰り上げはしてないよ。」
(自営業は別らしいのですが)

結論。
再就職の仕事内容と賃金を見てから決定
失業保険給付中は、NPOの申請もダメと言われています。

なんとも優柔不断な私です。

画像  高梁市の社会保険事務所
     高梁市
     川面(かわも)(180号線から見るこの景色が大好きです)
      (山の斜面の古い家の白い壁が素晴らしい)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログ友達がリアルの友人に④

2009年01月21日 | 友人たち

日曜日 少し緊張していました。
ブログでコメントを交換している「友」と出会う日です。
関西出身で現在岡山在住。

前日(土曜日)の岡山大学の演奏会で挨拶はかわしました。
休憩時間の間の、わずか数分間。
座席位置をメールで送り、お互いの「顔」の認識は持ちました。
想像よりも若い人、三十代前半。かみさんと四女も紹介。

きっかけは2年前。
岡大の演奏会への彼の好意的紹介記事に感激し、コメントを送ったことから。
そして、食事の約束が日曜日です。

喫茶店で飲み物をお替りしながら、長時間のお互いの自己紹介。

想像通りの好青年。リスナーとして、音楽の知識は豊富です。
CDを買うために働いているようなものと笑っていました。
「社会偏差値」の高い人です。
ブログ記事からは繊細さを感じますが、快活そうな外観。

彼の関心事は、音楽と心理学。

私は、教わった心理学を「門前の小僧」さながらに説明。
ポール・J・マイヤーの「実践心理学」のアウトラインを。
出向し、落ち込んでいた時代、この心理学に勇気づけられた話をしました。
学生のころの謹慎処分や職場の上司との喧嘩、転職の迷いなど失敗談も。

近くの彼の行きつけの中華料理屋で食事後別れました。
「音楽村」への協力や新見の実家への招待も快く受けてくれました。

初対面でこれだけしゃべったのは、学生時代以来久し振りという彼。
彼のハンドルネームは「ヒロノミンV」さん。




退職後のセカンドライフの必要十分条件は三つ。

「どれが欠けてもハッピーなセカンドライフは送れない。」
逗子に住むコンサルタントの友人の言葉です。

健康であること
仕事を通じ社会とつながること
暮らしのための経済的基盤を持つこと 


画像  岡山市内中央を流れる「西川」(豊富な水量が魅力です)
     川の周囲の鳥と猫(鳥の存在に驚き。こんな繁華街の真ん中で)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音楽人生はここから!(岡大オケ演奏会)③

2009年01月20日 | 音楽

待ちに待った先週末の演奏会でした。岡山大学交響楽団定期演奏会。
母校の演奏会をフルに聴くのは卒業以来。およそ40年ぶり。

忙しい土曜日のスケジュール。
岡山→広島(OB会出席)→岡山(演奏会)。
でも、この忙しさは「心がリズムを伴う」時間です。

開場前に岡山シンフォニーホールに着くことができました。
かみさんと四女と待ち合わせ。「もうすぐ着く」とメールあり。
母校の演奏をどうしても娘に聴いて欲しかった親父です。それも一緒に。

「風が吹けば桶屋が・・」風に言えば
「岡大オケが在って、四人娘が生まれた。」
「心」は、岡大オケと保科洋先生によって音楽に目覚め、音楽の総合企業に入り、
かみさんと社内結婚し、四人の娘を授かったのです。
仕事は、最後まで音楽と関係なかったのですが。

「はだしのゲン」のセレクションに感動し、「悲愴」に若い日々が思い出されました。



昔と比べ、格段高い演奏技術もさることながら、指揮に導かれる表現力は抜群。
出だしの「硬さ」を割り引いても、構成力としなやかさに驚きました。
「保科節」よりも「端正さ」を感じます。大きく成長したオケです。
弦が切れたヴァイオリンを、次々後ろに回す珍しい場面も初めて見ました。

演奏会終了後、かみさんと四女を連れて保科先生にごあいさつ。
歴代の学生指揮者やコンマスなどOBが、次々に控え室に現れます。
40年も同じ大学の指揮はギネスものです。先生の心意気。
それに応える多くの教え子たち。

こんな場面が私の望んでいる音楽のシーン。
演奏だけでなく、ヒューマンスキルも磨かれます。
幸せな冬の夜です。

画像  開演前の岡山シンフォニーホール(岡大でなく、別の演奏会の日のホール)
     音楽喫茶「東京」(岡山市田町、学生時代よく通いました)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

凄い仲間たち(OB会に出席して)②

2009年01月19日 | 友人たち

週末 広島で前の会社のOB会に出席。中国ブロックの集まりです。
岡山居住者は本来関西ブロック。馴染みの中国に変えてもらいました。

懐かしい仲間から誘いを受けていました。
朝 新幹線で広島に。市内電車で紙屋町(中心街)で下車。

広島は、新入社員として最初の赴任地。
10年以上勤務しました。福山、山陰、山口も担当。
ちなみにかみさんは「広島産」、社内結婚です。

出席している20人ほどのメンバー、全員の顔に見覚えがあります。
当時100人を超す広島支店、私たちの部門はアウトサイダー。
事務所も異なり、他部門との交流は少なかったのです。



私は、はじめてのOB会。
参加者は、大きく二つのグループ?に分かれている感じ。
「昔話」中心の人達、何をしたいかを話す人達。

私は、後者の人達に関心があります。
顔は知っていても、じっくり話すことのなかった人が大多数。
しかし、実は「すごい」人達ばかりです。

音楽にかかわる「夢」を持つ私が惹かれた仲間も。

演奏会などのホール運営会社の社長。音大でクラリネット専攻だったとか。
今でもグレード試験官の人は、声楽出身。音楽喫茶「ムシカ」に通っていました。
パーカッション出身者がチェロを初めて3年とか。

彼らから、私の尊敬する作曲家保科洋先生を知っていると聞かされ口あんぐり。
まさか共通の友人を持つ人たちが、昔の仲間だったのです。
彼らも、私と音楽の話をするなんて想像しなかったと言います。

ホール運営の友人は、保科先生作曲の「はだしのゲン」のオペラ開催が夢。
この日の夕方、この曲のオケ版セレクションを聴きに岡山に帰ると言うと「えっ!」。
なんとも不思議なつながりです。

さすが、音楽の総合会社のOBたち。個性あふれる仲間です。
誘ってくれた広島時代の先輩たちに感謝です。

画像  新幹線「レールスター」(大阪・博多間のみ走る「ひかり」)
     広島市内電車(新型です。初めて見ました。)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

週末の出会い「まあちゃん」は散髪屋に!①

2009年01月18日 | 友人たち

「まあちゃん」と数十年ぶりに会いました。

彼は、小学校の同級生。
「散髪屋」になっているとの話は聞いていました。
その友達を訪ねました。
事前に連絡せず、突然訪問して驚かせようと思ったのです。

年賀状の住所を頼りに、車で出かけました。
岡山市内の南のほうです。

同じ通りに散髪屋さんが3軒もあります。
店名がわからないため、どの店かわかりません。
勇を決して、ある店を訪ねます。

「競合店かもしれませんが、教えてください」と私。
「ああ、その人なら交差点近くのあの店でしょう」と親切な店主。

まさか、こんな激戦区に出店しているなんて。
教えられた、その店に入っても、お客も、友人も居ません。
しばらくして、子ども時代の顔にひげを生やした友人が現れました。

「まあちゃん」は驚きもせず、「来てくれたん」。
「うん、髪を切ってもらおうと思って」

それからは、友人の消息の報告会。
やはり、地元です。よく知っています。

驚いたのは、彼の子供が二人とも吹奏楽にハマっていたこと。
晩婚の彼の下の子供と私の四女が同い年。高校は異なりますが。
上の子がクラリネット、下の子がパーカッションだそうです。

市内の吹奏楽の事情にも詳しそうです。
音楽と縁のなかった「まあちゃん」と吹奏楽の話が弾みます。
奥さんともごあいさつ。
料金を負けてくれました。友達です。

彼も糖尿病と血圧と戦う世代でした。通院しているそうです。
お互いそんな年になっていました。
散髪に来る客も最盛期の半分とか、厳しい業界です。

定年退職後、友を訪ねるという「一つ」の行動パターンです。
懐かしく、気持ちいい会話で再会を約しました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わくわく&どきどきの週末の予感!

2009年01月15日 | 友人たち

今週末は出会いがいっぱいのスケジュール。

明日 新見から岡山に移動。
その足で、小学校時代の友人の店に訪問予定。
友人は、岡山市内で理容店を経営。
年賀状の住所を頼りに、突然訪問し、驚かせようと思っています。
もう何十年も会っていません。どんな顔をするか楽しみ。

明後日土曜日は、岡山から広島へ。
何十年も勤務した会社のOB会に出席予定。
最初の赴任地・広島の先輩たちに、これまた数十年ぶり。
先にリタイアーした人がどんな生活をしているのか。興味津津。

夕方、広島から再び岡山へ。
母校の演奏会を聴きに。メインは「悲愴」。思い出の曲。
地元に残っているオケの先輩たちとこれまた40年ぶり。
あの頃の情熱を思い出すかも。
かみさんと四女も一緒に聴きます。



日曜日は、初対面?のブログ友達と食事予定。
音楽に造詣の深い人。コメントをよく寄せてくれます。
ハンドルネームは「ヒロノミンV」さん。
(アドレス http://hironominv.blog.so-net.ne.jp/)

前日の母校の演奏会も聴いてくれるそうです。
私よりかなり若い人。楽しみですが緊張も。
「音楽村」構想への協力も申し出てくれています。
待ち合わせ場所は、昔よく通った田町の音楽喫茶「東京」。
マスター元気でいるかな?

多くの懐かしい人たちと再会できる週末。
「友人たち」は、私の「資産」です。

画像  広島の市内電車(広島駅前にて)
     岡山シンフォニーホール
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テレビや新聞に「腹をたてる」母親!

2009年01月13日 | ふるさとの母親

母親は朝早く、地元の新聞を外から取り込みます。
そして、いちばん先に読むのが戸籍の動き、「お悔やみ」欄。

地元の新聞とは「備北民報」。
日曜日を除く毎日発行の新聞です。
これを隅から隅まで時間をかけて読むのです。

自分の友人たちの安否が最大の関心事。
「若い」人が亡くなると「ため息」をつきます。

でも母方の家系は長命。
祖父母は両方とも100歳近くまで生きました。
長生きの予感はその食欲にもあります。

いまだに「どんぶり飯」。
ダイエット中の私のご飯の、およそ倍近く食べます。
野菜大好き人間で、自分で作った野菜をおいしそうに食べます。
そして必ず、次の食事は何時にする?と聞きます。
(コレステロールと血圧の高い私に若干遠慮がありそうです。)

     

テレビのニュースや報道番組が大好き。
最近の政治・経済・雇用情勢に怒っています。
定額給付金も「くれるなら、早くくれ。年寄りは死んでしまう。」

テレビの画面や、新聞に大きな「独り言」で苦言を。
聞いていて、おかしいやら、うるさいやら。
ただ 痴ほうのドキュメンタリーなどは嫌がります。
そんな自分の姿を想像したくないのでしょう。

母親をいたわる弟と妹がほとんど、毎週訪ねてきます。
弟妹との時間が幸せの極致なのでしょう。嬉しそうです。
母親を、必ず近くの千屋温泉に連れていく弟。
炊事や洗濯の負担を軽くしてくれる妹。

あと何年、この生活が続けられるのでしょうか?

画像  備北民報
     母親(初公開、86歳、正月の家族写真から)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昔Vnの「お姉さま」達が泣きながら弾きました。

2009年01月11日 | 作曲家 保科洋

今朝から、大音量でCDを聴いています。
聴きたかったのは、チャイコフスキーの「悲愴」。
フェドセーエフ指揮のモスクワ放送交響楽団。

次の17日の土曜日、母校の岡山大学交響楽団の定期演奏会です。
場所は、岡山シンフォニーホール。
そのメインの曲が「悲愴」。母校のこの曲の演奏を40年ぶりに聴けます。
(この曲そのものは、何回か演奏はしているらしいのですが。)

この曲を聴くと必ず、思い出すことがあります。
40年前の大学2年生の時の定期演奏会。
第4楽章のバイオリンパートの女性たちの「涙」。
私たちのコントラバスパートから、ファーストバイオリンのメンバーの顔がよく見えます。

速い3楽章から、ゆっくりした4楽章に移ります。
テンポとダイナミックスが揺れるので、指揮をよく見ようとすると、なんと泣きながら、
バイオリンを弾いている「お姉さま」たちが目に入りました。

暗く、それでいて情熱的な弦楽器。
気持ちがよくわかります。もういけません、私まで「伝染」。
曲想と相まって、感情的(?)な演奏。本番ならではの出来事です。

聴衆を感動させるのではなく、演奏者が感動しています。
プロでは絶対ないこと、アマチュアならではのステージです。

   

指揮者の保科先生得意の「保科節(ぶし)」。
大きくテンポ揺らし、「うたい」あげます。真骨頂です。まだ30歳前後の先生。
しかし、「人生の機微」を表現します。

定期演奏会は、4年生にとってみると、最後の演奏会。
いろいろな想いがあったのでしょう。
でも泣きながら演奏している姿は、あの演奏会1回こっきり。

その「悲愴」を後輩たちが演奏します。
かみさんとチェロを学ぶ高校生の四女と一緒に聴くつもりです。
思い出すだけで「胸がつまる」この曲。
親父の「涙もろさ」を見せないよう、家族の前ではやせがまんの覚悟。

こんな感動を体感できる「音楽」の素晴らしさを多くの人に知ってほしいもの。
「生演奏」は最高です。
何せ86歳のクラシックを知らない「大正」生まれの母親でさえ感動するのですから。

画像  現役生の練習風景(昨年後輩たちの練習を聴きに行きました)
     定演のチラシ(喫茶 東京の文字が懐かしい、冷蔵庫に貼っています)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「過疎化対策」は「若者」との交流!

2009年01月10日 | ふるさと

雪の岡山県北・新見です。ほんのうっすらですが積りました。
墨絵の世界です。

一昨日、NHKテレビのクローズアップ現代で素晴らしい報道が・・・。
過疎と老齢化の「限界集落」の実情と対策が取材されています。

生きがいや目標感の少ない集落のシニアたちに笑顔が戻った実例でした。
新潟と島根のレポートです。行政の進めてきた「箱もの」ではありません。

新潟の上越の若者数人と村の老人たちの交流が、印象的です。
過疎化を嘆く人たちに一石を投じたのです。
山里は不便なもの、特産品もないとの意識を外部の若者が変えたのです。
「住んでいる環境は最高」「自然薯は最高の食材」と。

40年ぶりにいなかに帰還した私の感覚も同じです。
山里の四季と野菜のおいしさを、住んでいる人自身なぜ認識が薄いのかと。

島根では、過疎化のエリアの若い相談員たちの登場です。
県がバックアップして、2年間で課題抽出と対策を急いでいます。
専門家による相談員への定期的実務研修も。

昨日 岡山県の地域振興担当部署に、電話をして、県の進捗を確認しました。
緒に就いたばかりです。9ブロックのモデル作りが予算付きで。
でも、ヒアリングと対策をエリアに「まる投げ」の感があります。

新見市の担当者を聞き出し、電話しました。
説明を聞き、お役に立ちたいと申し出ました。
新見市では、大井野がモデル地区のようです。



いなかで活動する若者たちの経済的自立を、何で支えるのかが課題です。
古民家再生講座開設の受講料や、「ゆず」の絞り汁の料亭への販売でした。
2兆円の定額給付金のほんの一部でもあれば、過疎地は頑張れるのですが。

「音楽合宿村」構想も同じ根っこです。
外部から、多くの若者が新見を訪問し、演奏を通じてシニアと触れ合えたら・・・。
音楽を通じて「感動」を共有できたら・・・。村おこしを一緒にできたら・・・。
一過性でも、いなかでの活動が企業の採用時に「評価ポイント」になれば。
若者個人の「心の資産」となり、社会的ステータスにつながれば。

移住してきた若い女性を「みんなの娘」と表現する古老の顔が素敵です。
思わず目頭が熱くなりました。年とると涙腺がゆるくなるのです。(苦笑)

画像  今朝の我が家(うっすらと雪が積もりました)
     庭の置物(かばんの中の犬とタヌキ、犬はよく本物と間違われます)
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

46万円分の商品券を買いました。

2009年01月08日 | お金、投資

今日 新見市内共通の商品券「たまがき券」を大量に買いました。
1000円券で460枚、今なら特典が付いています。
5%のプレミアムが付き、48万3000円分の買い物ができます。

この情報を先月末、お世話になった建築屋さんの設計士さんから耳に。
床の腐食で直した「離れ」の修繕工事に適用できると。
この建築屋さんも加盟しているため、商品券で支払いOKとの了解済み。

2万3000円が浮いたのです。消費税分です。ありがたい情報でした。
さっそく、今日 その設計士さんと同行、買った商品券で即支払い。
手元にこの商品券があったのはわずか15分。

新見市や商工会議所も地元の活性化を考えたようです。
年末1億円を売ったと市長の談話も載っています。
全国の大手のスーパー、デパートなども実施しています。

嬉しい正月の「お年玉」?でした。
情報をいただいた設計課長には感謝です。



商品券を買ったのは、市内の石蟹にある自動車販売店。
明るく大きなショールームがあります。
国道沿いで目立つ場所。若々しい会社です。

地元の企業のことは、よく知りませんが、頑張っているらしい。
新見市の活性化のためにも、今後も期待したいものです。

天気のよい正月明けの新見地方、気分は快適です。
得した気持も働いて。(人間のスケールが小さいな・・・)
風邪はまだ、多少残っていますが。

画像  商品券(こんな大量の商品券を買ったのは生まれて初めて)
     商品券を買った自動車販売店「自光モータース」
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする