元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「引越し費用、130万円?!」 お金がありません。

2008年01月30日 | 住まい、場所


昨日から、四女とかみさんが岡山に受験で出かけています。

4月には、岡山か倉敷での生活開始です。
私は、退職まで東京で暮らします。
実家の建て直し予定と、子供のジュニアオケ入団のため、家族としばらく別居です。

「熟年離婚」にならないように、努力しなければなりません。

数日前、かみさんが、浜松で引越しの見積もりを数社から取りました。
浜松から岡山への引越しです。
なんと100万円から130万円の見積もりがが出てきたそうです。

かみさんは驚いたそうです。
慌てて私のところに連絡してきました。
私もびっくりです。今までで一番高い金額です。
それも私のオーディオ・レコードを除いた荷物の見積もりです。
単身赴任のため、オーディは東京に運んで浜松にはありません。
それでも、この値段です。

今までは、会社都合だったため、自分で払っていません。
でもオーディをいれても100万位だった気がします。

                

今回は、引越しピークの3月です。ハイシーズンです。
運送屋さんは、この時期は、お客さんを選ぶそうです。
うるさい自費負担の客より、細かいことを言わない会社負担の客を狙うそうです。
今回のこの高い見積もりは、断るための見積もりかもしれません。

この春は、多くのお金が必要です。
新しい借家の敷金、謝礼。入学費用。引越し費用。生活資金。
秋には、実家の建て直しの建築費用。設計費用。

考えただけでも、恐ろしくなります。


画像は  岡山駅前の銅像「ああ 青春」
       この前の東京への引越し荷物、あの肉体労働が再び必要です。
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「理想郷」を支える「スーパーマン」は今どこに?

2008年01月28日 | NPO

ふるさとで、不便な田舎の生活に苦労しているシニアたちを元気付けることも、「私の夢」です。
(私自身は、最近の介護訪問やデーサービスの実態を知らないのですが。)

一人暮らしのシニア(年配者)、夫婦のみのシニア、の「宅配便」の梱包と発送を手伝う
「助っ人制度」=「スーパーマン」制度を立ち上げます。

「スーパーマン」は、デジカメでシニアの姿を撮り、簡単プリントの後、宅配便に写真を同梱します。
荷物を開けて、写真が入っていることで遠隔地の子ども・孫・知人・親戚がシニアや田舎
を思い出し、電話をしたり、帰省して欲しいのです。
(この「魔女の宅急便」構想は別途説明します)

  

「スーパーマン」はまた宅配の梱包・発送を手伝うだけではありません。
シニアの欲しいものの買い物のリクエストをもらい買い物の代行をするのです。
(チケット制、一回500円程度))
(スーパーマーケットの注文取りから「スーパーマン」制度と名づけました。しゃれです)

また買い物の代行のほか、不便を強いている家屋・設備の営繕仕事の要望を聞き、
簡単な営繕仕事は自分でこなし、そうでないものは市内の大工・工務店に取り次ぎ
ます。(有料ですが補助金もあるのです)
 
 この助っ人「スーパーマン」の登録は、同じ街で60歳以上で、信頼されている人にお願いを
しますが、見直しもします。
ふるさとの町では60歳以上が40%を占めています。
又Uターンする団塊世代にもお願いをし、知恵と力を貸していただこうと思っています。

        

これらの運営費用をどうまかなうかは大きな課題です。
地方債の発行で、大きく痛んだ地方財政です。
自治体の助成は、望めません。ただ現在の助成の内容を確認します。
行政以外に、NPOへの各種助成、全国企業のメセナ、地元企業の支援、
最終的には、行政や出資法人をベースに地域通貨の発行を視野に入れています。

しかし シニア側も支援してもらうだけでなく、支援する側にもたってもらいます。
双方が必要なのです。シニアができることを登録してもらうのです。
誰かの役に立つことが「生きがい」そのものだからです。

画像  「空中散歩」スーパーマンから見たらこう見える?
      新見市の鯉ガ窪湿原
      新見市内の城山の桜
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「アンチアージングな生活」 勉強会で学ぶ

2008年01月26日 | 日常


今日 港区高輪に出かけました。

ブログ上の友人に誘われ、勉強会に出席しました。
定年退職前の私にぴったりの「テーマ」です。

「アンチエージング」つまり「加齢防止」「10歳若い自分を作ろう」というものです。
講師は、医学博士です。
医学的な解説はともかく、生活の在り方に納得です。

「プラス思考」
「芸術に親しむ」
「恋をする」(ときめく)
「友達を多くし、常に社会に関心を持つ」

毎日一喜一憂する私には、プラス思考は必要です。
音楽を聴き、多くの仲間を求めブログを書き、出かける生活には合格点です。

欠けているのは「ときめき」「感動」です。
素直な気持ちより、能書きを先に言うスタイルを変える必要があります。

寒い一日でしたが、刺激を受けた半日です。

浜松で、岡山への受験準備中の四女が風邪をひかないようにして欲しいものです。
受験予定の高校の志望倍率が10倍以上だと母親から電話がありました。

万全の体調で臨めば、結果はどうあれ後悔しないでしょう。

      

画像は  大門付近の東京タワーと芝増上寺(新旧の混在が面白い)
       実家のガレージ(物置と化していますが、引越しのため片付けが必要です)
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大幅に減った「資産価値」 田舎の山林・田畑

2008年01月24日 | お金、投資


株価の下落がようやく止まったようです。
企業や株主・投資家はほっとしているでしょう。

私は株は持っていません。
四人の娘の教育費に追われ、余裕がないのです。

しかし大幅に価値の下がった資産があります。
岡山新見の実家の山林や田畑です。

Uターンを前に、市役所に資産価値を調べてもらいました。
びっくりしました。
山林はほとんどタダ同然です。
もっとも固定資産税も安いのですが。

80年以上の大きな木は別にして、国産材は市場価値がありません。
このような状況では、手入れをする人がいなくなるのではと心配です。
下刈や「節(ふし)」をなくす枝うちが必要です。
大きく言うと、CO2を吸収する森林の育成は、地球温暖化を防ぐのです。

田舎では、山や田畑を売ることは「罪悪」です。
先祖の残した資産を切り売りする、だらしない「後継ぎ」なのです。

          

何十年もかかって手入れをしてきた山林が、時代に否定されたのです。
母親と「こんな資産を守ってきたのか」と大笑いです。
嘆きを通り越して、笑うしかなかったのです。

四人の娘たちに残せるのは教育と「生き方」しかありません。

画像は  故郷 新見市役所
      120年前の実家の新築時の経費明細を書いた古い文書
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「ネーブル」 冬のリッチな時間をくれます。

2008年01月22日 | 食べ物、飲み物

昨日 ネーブルを注文しました
果物のなかで一番好きなものです。

広島県の瀬戸田という島でできるネーブルです。
(四国の松山も有名ですが)
この島のネーブルは最高です。大きくて甘いのです。
日照時間や水はけなどの気候とノウハウがあるのでしょう。

しかし 贈答用の大玉は売り切れ。今年も値段は高そうです。
一箱送料込みで5000円くらいです。
いつもより、受注期間が短く今年ももうありません。
2Lという大きさのものしかなく、少し小さいのですが注文しました。

皮をむくとネーブル特有の甘い香りがします。
食べ方は、ネーブルの「赤道」に沿ってスライスしていきます。
地球を横に薄く切っていくイメージです。
糖分が多く、食べた後べたべたですが、この満足感はリッチで最高です。

  

届くのが楽しみです。一週間くらいはかかるでしょう。
子供たちは、皮をむくのが面倒くさいらしくあまり食べません。

岡山県内で寒い県北に生まれた私は、かんきつ類にあこがれます。

画像は   ネーブル http://www.mikansenka.com/kakushu/navel/navel.htm
      瀬戸田港 http://www.windsnet.ne.jp/dir34/h34430/
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「22才の別れ」  テレビの「胸が痛む」懐かしい曲 

2008年01月20日 | 音楽


一昨日 テレビ「・・ピカソ」でフォークの名曲が流れていました。
初めて見る番組ですが、聞き覚えのある曲が次々と出てきます。

なかでも「22才の別れ」は私の好きな曲です。
ギターのイントロを聴くと胸がキュッとしめつけられます。
女性の立場からの歌詞が、泣かせるのです。
伊勢正三の名前や風のグループ名もよく知りませんでした。

このころ就職数年後でクラシック三昧だったころです。
しかし 異なるジャンルの音楽にも心を惹かれていました。
クラシック至上主義の私の内部に芽生えた新しい「風」でした。



この少し前の南こうせつ(かぐや姫)の「神田川」も印象に残っています。
自分とは縁遠い「都会」の匂いがします。
こちらも女性の立場からの歌です。
どうもこの手の歌詞に弱かった自分を思いだします。

今住んでいる、単身赴任のマンションの前を神田川が流れています。
護岸工事が進み、イメージと大きく違います。
汚いどぶ川でなく、水鳥の多いきれいな川です。
もう30年以上の前の歌ですから、当然でしょうが。



最近 団塊世代への「メッセージ」か「媚(こび)」かわかりませんが、
フォークの番組が多い気がします。
それとも昔を懐かしむ、自分の「老い」がそう思わせるのかも知れません。

画像  テレビの伊勢正三
     同じく南こうせつ
     単身のマンション(右側)と前を流れる神田川
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四人の娘たち以上の「たからもの」?

2008年01月18日 | 自己啓発


今日で、今年の業界の賀詞交換会が終わりました。
今回は、300人を超える出席者です。
閉会後、同じく事務局を務めた人たちと反省会をしました。
雑談する中で、「この人」と思う人には、必ず話すことがあるのです。


40歳前後の、体験です。
当時山口に住んでいました。
精神的、肉体的には厳しい出向時代のことです。
この時代に掘り当てた「たからもの」があります。

        

苦しくて、会社を辞めようと思い始めたころ、出会った「心理学」です。
青臭い言い方ですが、人生観が変わったのです。
よく宗教と間違われるのですが、「成功体験」を科学的にまとめたものでした。

経済的に厳しい環境でしたが、この「心理学」に給料の数ヶ月分を使ったのです。
三年間多くのセミナーに通いました。

「自分は、この世の中にたった一人のかけがえのない人間である。」
この言葉から、始るのです。
最初、ほとんどの人が、「え?」という顔をします。

この心理学に出会わなかったら、と思うとぞっとします。

生活の信条、家族との関係、退職後のセカンドライフ、「音楽村」設立など。
すべてのベースになっています。

その心理学とは、P・J・マイヤーの「SMI」プログラムです。
私の「バイブル」です。

画像は   SMIプログラムの入ったアタッシュケース
       山口 秋芳洞 
      http://www.pahoo.org/athome/album/2006/album20060723-2.shtm
    
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昔「教育実習」に行った高校を娘が受験します

2008年01月16日 | 娘達・家族

四女の岡山県内の高校受験がもうすぐです。
公立と私立を受験します。

受験予定の私立高校は、30数年前、私が教育実習に行った学校です。
当時「教師」になって欲しいと思う親の手前、専門外の教育学部に出向き
教職課程を取りました。

教育実習は、岡山市内の規模の大きな女子高でした。
はじめての教育現場は、緊張の連続です。
後ろに立つ指導の先生の目もあり、あがってしまい何を教えたのか
覚えていません。

そんな「初々しい」(自分で言うのもなんですが)私を見透かして、
女子生徒がからかうのです。
おくてでしたから、数十人の女子高生に囲まれて、公私にわたる質問に
どぎまぎして、冷や汗をかきました。

実習後、街なかや思わぬところで「先生!」と声を掛けられたこともあります。
私服に着替えた生徒たちは、まぶしい「女性」です。

教師の資格を取りましたが、民間の会社に就職し、役には立ちませんでした。

四女がその時の高校を受験するのです。
できのいい生徒を集めた特進クラスや特待生を目指して欲しいのですが。

        

44歳のときの子供ですから、ようやく高校生です。孫のような子供です。
この娘が、巣立つまでもう7年、元気で稼がなければなりません。

画像  岡山駅前の桃太郎の銅像
     倉敷のアイビースクエア(工場の跡地利用のホテル)
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「ダンディズム」  (谷村新司 PRICE OF LOVE より)

2008年01月14日 | 音楽


最近 名刺交換して、話をする人の中に「憧れる人」が多いのです。

各種の団体の懇親会に出席し、初めてお会いするのですが、印象的な人が目立ちます。
「生き方、仕事、生活」へのこだわりを持っている人です。
経営者や営業責任者、技術者さまざまですが、皆さんざっくばらんです。

しかし こだわりがあります。
それをさりげなくお話しされます。さわやかな印象です。
これを「ダンディズム」と言うのでしょう。

谷村新司の曲に「ダンディズム」があります。
もう古いのですが、いい曲です。

ちょっと「きざ」と思っている谷村ですが、詞の内容がいいのです。

    人生は束の間の祭り ひとを愛せよ ダンディズム

自分の、目標を一言で表現してくれています。
家族や周囲の人に対する今の想いです。

日本人が気恥ずかしくなる言葉「愛」ですが、今は受け入れようと思います。

    

また 谷村の曲で、聴くと胸がいっぱいになる曲があります。
太平洋戦争で子供を失った母の気持ちを歌った「群青」です。

     君を背おい 歩いた日の
     ぬくもり背中に 消えかけて
     泣けと如く群青の海に降る雪
     砂に腹這いて 海の声を聞く
     待っていておくれ もうすぐ還るよ

田舎の母親を想い、子供が親より早く死ぬことの不幸はあってはならないと強く感じます。

同時に、娘四人の健康を願う父親でもあります。

画像は  谷村のCD
      実家の玄関先(建て替えか残すか思案中)

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「魚と肉」 食べ物の好みが変わってきました

2008年01月12日 | 食べ物、飲み物

昨日は会議のため、浜松です。

親父の留守の間、かみさんと四女の食生活は慎ましいものです。
冷蔵庫の中も空っぽで、単身の私のほうがリッチです。
苦しい家計のやりくりをしているのでしょう。。

新年宴会の多い一月です。
週明けも飲み会が連続であります。

歳をとると、食べ物の好みが変わってきたことに気づきます。

パーティなどでは、以前はまず食べていたステーキやローストビーフより、鮨や刺身に惹かれます。
きれいに飾られた「正体不明」の洋食が多く出されますが、まず手を出しません。

刺身も「大間のマグロ」とは言いませんが、おいしいマグロはこたえられません。
家で食べるのには、赤身の「切り落とし」でもいいのです。

単身生活の休日は、たまに自分で魚を焼きます。
アジやホッケなどの干物や鯖・サケなどです。
次の日の部屋の臭さには閉口ですが。

「鯛」は刺身より焼きに限ると思っています。あまり売っていませんが。
祝い事の折り詰めについていた「鯛の姿焼き」が子供のころから大好きでしたが、
骨が硬いため口の中に刺さったときは悲劇です。

    

ただ時たま、むしょうに肉が食べたいときがあります。
そのとき食べたいのは、ステーキでなく、醤油ベースのタレの焼肉ですが、独りで
焼肉を食べるのは「寂しい」と思っているために行きません。
そのときは、近くの弁当屋で「カルビ丼」です。辛いタレほどOKです。
一時的には満足します。

メタボのことはさておき、昔のように好き放題食べることはなくなりました。
胃が小さくなって来ていることや消化力が落ちていることもあるでしょう。

昨日、三女からメールがありました。
声楽の先生が、私とブログ上のやり取りをしていた人だったのです。
その人が、私の日記の内容から娘を割り出し、話し掛けてくれたらしいのです。
三女もビックリですが、私も驚きました。

画像は  行きつけの小料理屋の「舟盛り」
      変わった親父ですが、マグロは絶品です。
     近くの弁当屋の「カルビ丼」
      安い割りにいけるのです。
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東京ディズニーランド

2008年01月10日 | 娘達・家族

ディズニーのパレードが中止になったとのニュースが、昨日流れていました。

昔 子供が小さいころ、家族で東京ディズニーランドによく行きました。
新百合ヶ丘に住んでいました。
多い年には数回行きましたが、子供たちは飽きません。

朝早く、開門前から並び、花火を見て帰るというパターンでした。
パレードは必ず見ました。
見たいアトラクションは、早朝と閉園前に見て、昼間は、あまり人気の
ないブースを見たり、買い物するのです。

娘4人含め6人分の「パスポート(一日券)」は経済的に大変です。それに加え、食事代が
かかるのです。朝昼晩の三食の出費は、財布を痛めます。

転勤族のため、全国のリクリエーション施設を回りました。
ハウステンボス、スペースワールド、三井グリーンランド、レオマワールド、スペイン村。
でもまた行きたいと子供たちが言ったのは、東京ディズニーランドだけです。

「日常」から、「非日常性」に引き込む、そのやり方が見事です。
入り口からの距離やスペースを使い、その気にさせるのです。
「ホーンテッドマンション」などはその典型です。導入部分で飽きさせない工夫があります。

今でも東京の娘たちは、姉妹や友達と一緒に訪れています。
大人になってもその魅力に取り付かれ、リピーターです。

お土産や、デジカメの写真を持って、単身のマンションを訪ねてきます。
そのとき、素直で幼かったころの娘たちを思い出します。
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「この人は誰だったかな?」 老いの困惑

2008年01月08日 | 日常


昨日は、500人を超す参加者の賀詞交歓会でした。

皆 業界の関係者ですから、顔見知りが多いのです。
ところが見知った顔なのに、会社名と名前が出てこない人がいます。
胸の名札で確認するのは、失礼なので、「やあやあ」と言いながら、
思いだそうとするが出てこない。あせります。

しかし 正月のあいさつでなんとか切り抜けますが、冷汗です。

こんなはずではなかったのです。
営業ですから、名前を忘れては、失格です。

最近 タレントの名前をはじめ、固有名詞がすぐに出てこないので、
つい「あれ」とか「それ」とか代名詞のオンパレードです。
家族から「何?」とか「誰?」とか聞かれると慌てて余計に思いだせません。

海外ものの小説の登場人物も覚えきれずに、前のページをめくって確認する
こともたびたびです。

最悪なのは、数分前に手に持っていたものを、どこに置いたかわからない
ことです。部屋の鍵とか、携帯電話とか。

今でさえこのような状態で、定年後どうなるのかを考えると、ぞっとします。

        

そう言えば、昔ジャケットが気にいって買ったレコードが家にもう一枚あった
ことも一回や二回ではありません。
昔から記憶力が悪かったのかも知れないと思うと、妙なところで「ほっと」します。

誰にでも訪れる「老い」の「おそれ」や「寂しさ」を感じた昨日でした。

画像は 昨日の賀詞交歓会の会場のホテル
    実家の「裸」のイチョウの木

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正月休み最終章 Ⅴ 「こころ穏やかな時間」

2008年01月06日 | 食べ物、飲み物

九日ぶりの東京です。
浜松から混雑の予想される「ひかり」を避け、「こだま」で帰京です。
ガラガラです。Uターンが分散しているのでしょう。

久しぶりにアンプのスイッチを入れ、新年恒例のドブルザークの「新世界より」を聴きます。
ドボルザークが異郷のアメリカで、故郷ボヘミアを想いながら書いた曲です。

今日は、まだアンプが温まってないので、音がいまいちです。
いい音がするまで、コーヒーを淹れて待ちます。

昔 忙しいときにのみ、使っていたサーバーを今は常用しています。
10数年使い込んでいて手放せません。
ただサーバー任せでなく、最初 少しのお湯で豆を蒸らします。
この20秒間が美味しさを決める気がします。

豆が噴火のマグマのように、大きく盛り上がってくるとき美味しさの予感がします。
新しい豆のときほど盛り上がるのです。手順は同じでも、都度、味が変わります。
不思議です。体調の変化が味に出るのか、微妙な温度なのかわかりません。

休みの間中、実家の建て替えによる母屋の取り壊しが気になっていました。
いったんは決めたものの、愛着があり残したいと考えていたからです。

                       

早速 設計士さんに電話して、母屋の隣に新築できないか、再度調査依頼しました。
新たな候補地は、大きな岩をバックにした狭い宅地です。

そこは、祖父が長い時間をかけて、たくさんの木や花を育てていた岩山です。
祖父の亡くなった後、今は雑草に覆われていますが、昔の景色を思い出しました。
この岩山が、ふたたび花に覆われたら見事な景観が蘇ります。

花に囲まれたウッドデッキを想像しました。
おいしいコーヒーと豊かな低音が、正月休みの最後に幸せな時間をくれました。

画像は  愛用のコーヒーサーバー
      下の道から見た実家の石垣
        手前が離れ、向こうが母屋と裸のイチョウの木

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年末・年始事情 Ⅳ 「冬休み」の娘たちとかみさん

2008年01月04日 | 娘達・家族


久しぶりに娘たちと休日を一緒に過ごしました。
と言っても、かみさんと会話する娘たちの横で、ごろごろしているだけですが。

長女との久しぶりの正月です。
「私のことを詳しくブログに書かないで」と釘をさされた上での「取材」です。

競争の激しい業界で「ユーザー」と接する職場です。
他事業部を経験して、この夏から念願の事業部です。
「男性」と「女性」の購買パターンの差を教えてくれました。
「論理的説明」で納得する男性と「好き嫌い」で決定する女性。
対応のし易さは男性だそうです。悔しいけど当てはまる自分です。

看護師の次女は正月帰りません。東京で独りの正月です。
次女のブログによると、餅も食べずに、初詣やカラオケです。
苦しい家計のかみさんに、思いがけない金額のボーナスの大半を預けたそうです。
看護師一年生にこんなに支払う医療業界に、四女が関心を示し始めました。

三女は年末、友人に誘われボランティアの演奏訪問活動をしたようです。
自宅では、近所に迷惑をかけないよう、ミュートを着けて、トランペットの練習です。
今月末の実技試験の結果で、演奏の道に進めるかどうか決まります。
テレビの「のだめ」のような、のんびりした雰囲気はありません。

四女は、「勉強しろ」との声をものともせず、ピアノとテレビです。
本当にこれで受験生かと思うのです。本人が後悔しなければいいのですが。
(今までの成績がフロックであり、追い込みに必死な周囲の受験生に気付いていないのでしょう)



四女は昨日、三女のトランペットの伴奏をしていました。
姉の為に、初見で苦労しながら伴奏です。しかし楽しそうです。
姉妹の仲のよさは嬉しいものです。

健康に恵まれた四人の娘の存在は、「金のかかる宝物」です。

そんな娘たちとの情報連絡が密なかみさんですが、忙しい年になります。
先ずは四女の県外受験の手続きと受験の同行。
岡山への引越し準備。個人事業のネットワークの維持と後継者つくり。
2月の確定申告の準備。春に想定される大きな出費と苦しい家計のやりくり。

誰かがダウンするとアウトです。健康な体が最後の「資本」です。

画像は  浜松の家 (この家も3月で退去です)
      練習中の三女のトランペット
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年末・年始事情 Ⅲ 「実家の建替え」決断!

2008年01月03日 | 住まい、場所


年末の帰省の大きな目的がふるさとの家の扱いです。
古民家再生か、さら地にしての立替えか。
調査していただいた設計士さんとお会いしました。

結論は「建替え」です。

築120年のボロボロの家です。
新築から今まで、数回手直しをしているそうです。
私の知らないつぎはぎ部分があるのです。生まれる前の改造ですから。

現在の構造を生かして、改造もできるそうですが、制約が結構あります。
かつての増改築時の。屋根の継ぎ目からの雨漏りのため、全面改造が必要なこと。
石の上に乗っただけの基礎の脆弱さ。この補強のための大掛かりな施工。

かかる経費に見合う出来栄えが難しいのです。
ならいっそのことさら地にして、新築する方が良いとの結論です。
(しかし迷いが吹っ切れたわけではありません。古い家に愛着があるからです。)



家は、石垣の上に建っているため、奥の間からの景観は抜群です。
幼い頃から見てきたこの景色の為に、Uターンを決意したようなものです。

しかしこのことが又難問です。
資材搬入の車が使えず、手作業か搬入経路の新設が必要なのです。
先祖は、良くこんな高い所に家を作ったものです。

ふんだんな資金があるわけではありません。
サラリーマンの経済状況は厳しいのです。
四人娘の教育費は、家数軒分の費用です。
でも親として子供たちの希望の道に進ませてやりたいのです。

建築費用、教育費用、NPO立ち上げ費用。
破産しないようにできる範囲で進めます。

お金はありませんが、60歳からの「生きている」あかしを求めます。

画像は  私の好きな「奥の間」と外に見えるイチョウ
      母の好きな階段上の「藤の木」うっすらと積もった雪の中
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