元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

青春時代のあこがれ  映画「ローマの休日」

2008年02月28日 | 映画/テレビ

先日 次女が私の貸したDVDを返しに来ました。

「ローマの休日」です。もう50年以上前の映画です。
街中で500円で販売していたDVDを、思わず買いました。
ビデオにとって何回も観ていたのも、もうはるか昔です。
映画はもちろんモノクロですが、ストーリーの面白さでカバーです。

観終わった後に、何か切なさを感じます。
王女のつかの間の休息を描いたものですが、立場上
ローマの2日間のことは、心に秘めた出来事だったのです。

映画の出来としては、いろいろ不満がありますが、
ヘップバーンの可憐さと気品に免じます。おとぎ話です。

       

この映画を、初めて観たのは映画館ではなく、テレビだったのでしょうが思い出せません。
王室の次期の後継者の王女の責任の重さは、個人の生活を犠牲にせざるをえないのです。

何回観ても飽きません。最後の謁見の場が好きです。
グレゴリーペックとのやり取りがたまりません。
互いの想いを口に出せず、別れます。でも気持ちは通じていました。

すべてを投げ打ち、ペックの胸に飛び込むシナリオもあったでしょうが
その場合、映画として薄っぺらなものになっていたでしょう。

昔の映画や音楽が懐かしくなったのは、歳をとった証拠でしょう。

画像   映画の中のヘップバーン
       DVDのジャケット
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今 はまっている癒されるCD「ふるさと」シリーズ

2008年02月26日 | 音楽

四女の受験やかみさんの岡山への転居を控え、私も気持が落ち着きません。

私以上に、浜松の家族は、家の片付けや引っ越し準備が大変です。
ピアノの弾ける家がまだ見つかってないことが最大の難関です。

そのうえ、かみさんは自分の初めての確定申告もあります。
私の申告分は以前からやってくれています。東京目黒の投資用マンションの収支です。

何の手伝いもせず、やきもきするだけの私です。
こんな落ち着かない気持ちを癒してくれるCDがあります。

最近 休日には必ず聴くCDです。
シリーズもので3枚発売されています。
「FURUSATO(ふるさと)」と銘打たれています。
http://columbia.jp/furusato/



癒し系の曲がオムニバスで各17~18曲入っています。
収録された曲は、すべてが私の好みいうわけではありません。
でも心安らぐ曲が多く、飽きないCDです。

どこかで聴いたと思えるが曲が多いのです。
昔 日常生活の中に流れていたNHKの番組のテーマ曲もあります。
新日本紀行、日本の映像、小さな旅などは懐かしい曲です。
作曲家で言えば、久石譲、千住明なども入っています。

演奏もそうそうたるメンバーです。
バイオリンの高嶋ちさ子、チェロの藤原真理、ギターの渡辺香津美、オカリナの宗次郎、
シンセサイザーの富田勲などなど。

それぞれの演奏は、胸の奥を衝くような深いものです。
ほとんどの曲が、作曲家や演奏家の代表作の感がします。

この中で一番好きな曲は、大野雄二作曲の「小さな旅」です。
短い曲ですが、ほのぼのと温かさが湧いてきます。田舎を思い出します。

最近ツタヤに行っていません。新しい曲に出会うチャンスも少ないのです。
テレビの音楽番組や,FM放送も聴いていないのです。

次の休みには、新曲を探しに行きたいと思います。

コーヒーを飲みながら、じっくり聴ける音楽の存在は幸福感をもたらします。


画像   昨日撮影した通勤途中の都庁第二庁舎の前の梅
       CD FURUSATO(ふるさと)のジャケット
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娘たちの結婚相手の条件は?

2008年02月24日 | 娘達・家族


昨晩 久しぶりに長女からのメールです。

付き合っている彼が、父親に会いたいとのこと。
「来るべき時が来たかな」と思って、会う時間を返信しました。
しかし条件をつけたのです。

「結婚前提なら会う」と。
すると娘から「そんな大したことではないので、また次に」との返信。

ちょっと構えすぎたかなと反省。
娘は、そこまでの覚悟ではなく、どんな親父か紹介したいだけだったのでしょう。
相手には「頑固なオヤジ」と思われたかも知れません。

次女にも付き合っている人がいるのです。
年末 その相手が、緊張しながら電話してきました。
携帯を落として連絡が取れない次女を心配して。
次女は、父親の番号を相手に言っていたのです。

昨晩 訪ねてきた三女にはまだいない様子。
私の母の送ってくれた鯖寿司やけんちんそばを、一緒に食べながら聞きました。
「どんな相手ならいいの?」
三女「音楽に理解は欲しいが、細かい口出しはいや」というのです。

   

娘が四人もいると、相手も四人いるということです。
どんな相手を選ぶのか、楽しみでもあり、心配でもあります。

親の意向は関係なく結婚する時代ですが、父親の気持ちは複雑です。
どんな気持ちで娘の結婚を許すのでしょうか。
結婚式を想像するだけで、涙腺が緩みます。
これが四回もあるのです。集団結婚式で一回ですませたいとも思います。

昨年 父の日に贈ってくれたコメント付きの娘たちの写真立が机の上にあります。
毎日 無意識に、娘たちを見ています。
幼かった子供達も、娘になりました。「巣立ち」も近いのです。

画像  娘の撮った東京タワーの展望台から見た地上の風景(透明な足元)
     (私は高所恐怖症、足がすくみます)
     母の宅配(一昨日着いたものの一部、段ボール箱いっぱいです)
     (鯖寿司、そば、大山おこわ、てんぷら、煮しめ、果物、野菜など売るほどきました)
   
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ガンの再発の不安と闘う友人

2008年02月23日 | 日常


私には「戦友」と言える友人と昨日久しぶりに話しました。
多少気が短いところがありますが、行動派で熱血漢です。

偶然 初期ガンが見つかり、数年前に手術しました。
幸い発見が早く、もうすっかり元気です。

しかし 検査のたびに再発の不安があるそうです。
経験のない私には、その気持ちは多分わからないと言います。

しかしそのおかげで、家族の絆が強くなったのです。
家庭を顧みなかった会社人間が、奥さんに感謝しているのです。

奥さんにも言葉に出して、その想いを伝えるそうです。
病気は不幸ですが、新しい家族関係を築いたのです。
かつての彼には想像もできません。



ストレスの多い管理職には、ガンの発生も多いのです。
私もガン保険を数口かけていますが、自分だけは・・と思っています。
子供の小さい今、病気になるわけにはいきません。
今でも死亡・介護など多額の保険金を払っています。

この春の家族の引っ越しで、ものいりです。
四人娘の教育費で、預金は食いつぶしました。
資産の見直しをしていて、保険の積立部分が思いがけずあることがわかりました。
ちりも積もればなんとやらで、新築の頭金くらいあったのです。

私もかみさんもルーズでした。気がつかなかったのです。
金利の高いバブル以前の契約の利率が効いているのです。
驚く同時にホッとしました。



数日前かみさんが、コーヒー豆を持って来ました。
何よりうれしいお土産です。
コーヒーの好きな私に豆の焙煎をしている友人のお店から買ってきました。
休日の楽しみが増えました。

画像  徒歩通勤途中の都庁の裏通り
     単身のマンションから見える西新宿の景観(まだ発展途中です)
     コーヒー豆(かみさんのお土産、モカの酸味が好きなんです)
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この先輩のアドバイスがなかったら

2008年02月21日 | 自己啓発


今日「人生」の大先輩にお会いしました。6歳年上です。

かつての得意先で役員をされ、今は小さな会社のお手伝いと商社の顧問です。
数ヶ月ごとにお会いし、アドバイスと情報をいただきます。
もう15年以上のつきあいです。

この人の教えにより、人生設計をすることができたのです。
数年前から、定年退職後のことをアドバイスしてくれました

その教え とは

 失業保険は、支給月数の全額もらうな。(あてにせず早い段階で自分で稼げ)
 なぜなら、もらい終わるころには怠惰な癖が身についている。
 長い間、休んでいると仕事に誘っているくれる人間もいなくなる。

 元○○の肩書きに、新しい雇用主は何の関心もない。
 再就職先は、今何をしているか、何ができるかに関心はある。

 趣味も徹底的に、前向きにやれ。趣味で友人もできる。
 多くの人に会い、情報を収集しろ。今だから会ってくれる。
 前向きな人でないと、人は会ってくれないし、情報もくれない。


頭の良い人の教えやハウツーの本はありますが、実践している人は少ないのです。
この先輩は、生き生きとし、輝いています。

    

ゴルフの達人でもあります。ものすごい飛距離とうまさがあります。
未だに、飛距離を求め、現状に満足していません。あくなき探究心です。
多くの本も読んでいるそうです。かないません。
会うと叱咤激励されます。

この人に、もし会わなければ、どんな晩年だったのでしょうか。
実践している人だから、アドバイスが素直に聴けます。
定年退職後、別の会社でサラリーマンをやる気はありません。
しかし 夢を持てたのは、アドバイスがあったからです。

この先輩に感謝しています。

画像  港区のビル群(会合の前の散歩中に撮りました)
    ゴルフ練習場(昔よく行きました、今はゴルフは一時休止中)


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家族の「東京での最後の晩餐」とディズニーランド

2008年02月19日 | 娘達・家族



三女からのメールで食事の誘いがありました。

かみさんと四女が上京します。
この3月に岡山に引越しするため、しばらく会えない娘達と食事をするのです。
社会人になると、4人の娘が全員揃うのは難しいのですが。

「ついでにお父さんもどうぞ」とのスタンスが気になります。
かみさんと娘達の「同志」意識は堅固で、父親の存在は希薄です。
「ひがみ根性」が歳とともに強くなってきたのかと反省です。

もう一つの目的が、東京ディズニーランド行きです。
どうもかみさんと四女の間に「密約」があったようです。

受験生の四女に「ディズニーランド行き」の「にんじん」で勉強させていたのです。
条件は、私立の特待生になることだったのです。

ディズニーランド大好き人間の四女がまんまと乗ったのです。
スピード狂で、ジェットコースーターの好きなかみさんです。
自分も行きたかったのに違いありません。
引越し先の岡山からは、時間とお金がかかります。

    

本命の公立の試験が、まだ残っているのです。3月です。
余裕というか、親子とも緊迫感が少し足りません。
しかし東京での「最後の晩餐」やランド行きは、いい想い出になるでしょう。
娘達に「甘い」父親です。

昔 幼い子供を、私に預けてかみさんは何回もコースターに乗っていました。
一度乗れば十分の私を尻目に、楽しんでいました。
四人の娘の子育てのストレスをスピードで解消していたのです。

家族とは何かを考えます。
浜松含め、四所帯に分かれているため、家賃もばかになりません。
長女と三女が三鷹、次女が杉並、私が中野坂上と比較的近くですが、それぞれの生活です。

互いの生活は干渉しませんが、娘ですから心配です。
かみさんと娘達からは「心配しすぎ」とうるさい父親にいつもブーイングです。
田舎の母親が口うるさいといいながら、同じことを言っている自分に苦笑いです。

画像  私の好きな新百合ヶ丘のバスターミナル上の回廊 
     (この回廊が気に入り、新百合ヶ丘に住みました。もう10年以上前です)
    次女の撮ったディズニーのパレード
    
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「二足のわらじ」 題名のない音楽会より

2008年02月17日 | 音楽


今朝のテレビの「題名のない音楽会」は、初々しさと面白さを感じました。

才能を持った若い人や異能の人が出演していました。
中でも印象的だったのは金子一朗です。

高校の数学教師であり、ピアニストです。
数学は論理学ですと説明する姿はまさに教育者です。
練習時間の少なさをイメージトレーニングでカバーだそうです。

私の「バイブル」である心理学にも、イメトレの有効性が説かれます。

バスケットに例えれば、フリースローの成功率があります。
実際の練習組とイメトレ組と何もしない組に分けます。
時間をおいたのち、投げさせて成功の確率を計ります。

なんと練習組とイメトレ組が僅差なのです。
スポーツ選手がイメトレをプログラムに取り入れていることに納得感があります。

まさか音楽がそうとは知りませんでした。
音楽も体を使う、一種の「運動」と考えれば理解できます。

       

昨日、朝食を取って、バスケに行った次女が夕食にも来ました。
朝から、おでんを煮込んでいた私の味を確かめに来たのです。

独り住まいの、なべやおでんはさびしいものがあります。
次女も最近 おでんを食べてなかったようです。
味付けは、インスタントですがダシを加え長時間煮込みました。
田舎から送ってきた大根は軟らかくなり、おいしくできました。

画像   ピアニスト 金子一朗 (題名のない音楽会より)
      次女のバスケット マイボール

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85歳の母の「超能力?」(調理処理能力)

2008年02月16日 | ふるさとの母親


今朝 早くに看護師の次女が単身のマンションを訪ねてきました。
二日遅れのバレンタインのチョコレートを届けてくれました。
本命でないことはわかりながらも、嬉しいものです。

夜勤明けで、すっぴんで少し疲れた感じです。
「おなかがすいた」というのでありあわせの朝食ですが、作ってやりました。
娘が作るのではなく、私が作るのです。
家で何もしなかった以前の父親では、考えられないと驚きます。

いまから、寝ずにバスケットに行くそうです。
若さとは元気そのもの。素晴らしい。

    

娘の来る前に母親といつもの長電話です。
鯖寿司を仕込んだそうです。

寒鯖のいいのがあったので、鯖寿司にして送りたいとのことです。
ノルウェー産だと言います。一匹800円くらいの少し大きめの鯖です。
皮をむいて、小骨も取ります。砂糖を少し入れた酢で数日しめます。
酢飯の量はいつも多めです。減らせという私の言うことを聞きません。
今シーズン3回目の鯖寿司です。届くのが楽しみです。

85歳の母親は、足は弱ってきたものの私以上に元気です。
未だにめがねなしで、新聞を読みます。

餅も独りでつきます。
正月には、7~8回も、もち米を蒸し上げ、餅つき機でつきます。
熱い餅をちぎりながら、手早く器用に両手でそれぞれにもむのです。
数百の餅を宅配であちこちに配ります。
旧正月始め、年数回は餅をつきます。

     

赤飯などは数十人前を作り、親戚・知人のイベント(祝い事や法事)に届けます。
仕出し屋顔負けです。明日は母の妹の三回忌。20人前を作るのです。
喜ぶ顔が見たいから、作るそうです。負けます。

9人兄弟の大家族の長男に嫁ぎ、短期間でしたが、祖母に仕込まれたそうです。
気楽な国鉄勤めから旧家の嫁に来て、何もできないため苦労したそうです。
しかし 負けん気が強く、涙もろいのです。

ただ 口うるさいのには閉口します。時に私と口論になります。
近所のことから政治や教育、社会のあり方を嘆くのです。

こんな母親でも親は親です。
父親を早くに亡くしたため、親孝行をしたいのです。
娘たちは、マザーコンプレックスではないかと言いますが。
いまから 同居のかみさんも大変です。

画像  実家の床の間(奥の間は、八百万の神で満杯です)
     (左下の太鼓は、神楽などの時 神主が叩きます)
     次女の作ったチョコレート
     母親の前回の宅配
(酢飯のはみ出した鯖寿司、自家製のふぞろいの餅、つなぎなしのそば)

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ブログを書く人、読む人、ブログに懐疑的な人

2008年02月13日 | こだわり


友人とブログについて話しました。
ブログを書かない人にとって、ブログがどう見えているかを知る機会でした。

私がブログ書き始めて、1年半が過ぎました。
最初mixiからです。数ヶ月遅れて,gooブログを始めました。

本名で書くmixiと一般ブログには、一長一短があります。
このことについては別の機会に譲ります。
mixiは1000万人を超えたそうです。すごい伸びです。

ブログを書くきっかけは単純です。

NPOを立ち上げ、「音楽村」「魔女の宅急便」「スーパーマン制度」「地域通貨発行」などの
構想実現にアドバイスが欲しかったのです。



もう一つの理由は、故郷と繋がることでした。
田舎の高校、大学を卒業後、音楽系企業に就職し、全国を転々としたのです。
そして定年退職後、40年ぶりの岡山の新見にUターンです。

浦島太郎のようなものです。
遠隔地から、故郷の現状を知り、準備をするにはブログが唯一の手段に思えました。
不安を解消するための手段でもありました。

1年前に東京に単身赴任ののちは、家族への近況報告も兼ねています。
今は、家族はもちろん、親戚、友人も読んでくれています。

わが家の6人家族のうち3人がブログを書き、3人が読むだけです。
書かない代表が、かみさんです。
「面倒くさい」「忙しい」「文才がない」などの理由です。

         

また「なぜ自分のことを、オープンにするのか分からない」という知人もいます。
書かない人や読まない人にとっては、不思議な「人種」に見えるのでしょう。

ブログを読んでもらえる多くの人の存在は、私にとって励みになっています。
コメントによって、さまざまなヒントをもらいます。勇気づけられます。

この歳になっても好奇心が強くなってきました。社会やニュースに関心があります。
さまざまことに対し自分なりの意見も持てるようになりました。
ブログのおかげです。

今後も多分書き続けるでしょう。

そして「音楽村」にまだ見ぬ多くのブログ上の友人を招待し、語ることです。
母親の作った尾頭付きの鯖寿司や、けんちんそばを一緒に食べたいのです。
考えただけでわくわくします。

画像   実家の雪の中の離れ(しばらく使っていません、もったいない)
      「音楽村」開設予定の廃校(これで廃校、これももったいない)
      母の大事にしているカバン(新見千屋温泉で知り合った人に作ってもらったもの)
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わが家の「のだめ」三女のトランペット後期試験

2008年02月12日 | 音楽


昨晩 トランペットを学ぶ三女が久しぶりに来ました。
金管アンサンブルの演奏を聴いた帰りに寄ったのです。

そして、大学のトランペットの後期の実技試験の録音MDを聴かせてくれました。
演奏曲の出足は相変わらず不安定です。

本人も大音量で試験曲を聴くと「恥ずかしい」の連発です。
ケアレスミスや音のはずれがあるからです。

三女の自己採点は74点だそうです。
74点というリアルな数値の根拠を聞くと、10回演奏しても1~2回しか出ない
ハイトーンが試験中に吹けたのだそうです。音に「当たった」という表現でした。
これが「まあまあ吹けた70点」プラス4点の加点の根拠です。

娘は緊張しなくなることが「怖い」と言います。
普段から適度の緊張感が必要だそうです。
そうでないと突然来る極度の緊張が暗譜したものを忘れさせるのだそうです。
10人ほどの審査の先生の前で吹くそうですが、娘の感覚がわかりません。

        

そのあと、三女の高校生の頃の演奏会や市民アンサンブルのDVDを一緒に観ました。
高校最後のDVDは演奏会終了後、見る気がしなかったそうです。

でも今日久しぶりに見て、思いだした感動を昔の仲間に伝えたいそうです。
というのは、三女が演奏会の最後の方で、挨拶し仲間を紹介する場面で泣いたのです。

部長として苦労したことや自分の至らなさ、別れる仲間を想って、感極まったのです。
直後は、自分の泣く姿を見たくなかったのでしょう。
その場面では、私も涙します。当時の娘の気持ちがよくわかるのです。
しかし技術的には下手でも、懸命に演奏した時代や仲間を思いだしたようです。

今の三女には、ドラマのように音大をエンジョイする時間もなさそうです。
スランプの落差と時間を縮めるためには、練習しかないそうです。

音楽は素人の私に、娘はよくしゃべりました。
言いたいことを吐き出したあと、帰って行きました。
東京の娘達との時間もあとわずかです。秋には、岡山です。
子供に負けられません。頑張らなければ。

画像   テレビの中のNHK交響楽団
      正月浜松で妹の伴奏で練習する三女




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友人のお陰で引越し費用が安くなりました

2008年02月10日 | 住まい、場所


昨日まで雪の中、岡山でかみさんと家探しをしていました。
ピアノの弾ける家が見つかりません。疲れ果て、深夜に浜松に帰りました。

しかし 嬉しいことも続きました。
130万円の引越しの見積もりに慌てましたが、友人の口利きで、驚く価格に
なったのです。
数社の見積もりをとっても90万円前後でした。エアコンやストックハウス
を捨てることにし、荷物を減らしました。

最後に、物流業界に接点のある友人に協力を依頼しました。
なんと激安価格になったのです。信じられません。
採算価格を割っているような感じです。
持つべきものは友です。かみさんも感謝感激です。ホッとしています。

四女の合格した高校からも嬉しい連絡がありました。
特待生として、入学金・3年間の授業料が免除されるのです。
その上、奨学金ももらえるというのです。
最高の待遇です。このことは娘に感謝です。誉めてやりました。



家探しの合間に、娘の本当に入りたい公立高校を見てきました。
創立の歴史は浅いのですが、自由な校風が娘のお気に入りです。

文武両道を掲げ、野球では甲子園にも出場しています。
音楽専攻生以外のメンバーで構成する管弦楽団もあるのです。
学区制を取らず、全県一区の珍しい学校です。帰国子女も多いそうです。

四女はこの学校を熱望しています。
親の本音は、学費の要らない学校に行って欲しいのですが。

岡山の家探しは、続きます。
ピアノがネックです。ほとんど断られます。

娘に聞きました。
「お前にとってピアノはなんなの?」
四女は少し考えて答えます。
「ブログネタにするつもりでしょう。難しい質問をしないでくれる。」

質問をかえました。
「楽器の初見能力(初めて見た楽譜を演奏する能力)とは、瞬間的な記憶力なの?」
趣味のピアノにこだわる娘と勉強の関係を聞きたかったためです。

娘は、また考えていました。やっと答えました。
「右脳による情報処理能力じゃないの」
パソコンの好きな娘らしい答えですが、私には理解できません。

結論は、ピアノは趣味として続けるらしいということです。
三女のように音楽の道には進まないこともわかりました。
でも、ピアノの弾ける家は探してくれということです。
家探しとお金の苦労は続きそうです。

画像  岡山名物 きびだんご(頂きもの)
    四女の希望する公立高校(昨日見てきました)
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「四女の高校合格」 嬉しい連絡がありました

2008年02月07日 | 娘達・家族


昨日 朗報が届きました。
四女の高校受験で私立のほうが合格したようです。
特進クラスだそうです。

公立も狙うため、専願ではありません。
授業料の要らない特待生は、専願でないとだめだそうです。
そのことがわかったのは、受験直前でした。うかつでした。
お金はないのですが、特待生はあきらめざるをえません。残念です。

とりあえずいく高校ができました。
少しホッとしています。
あとは3月の公立にかけます。

岡山に歴史は浅いのですが、ユニークな公立高校があります。
管弦楽や吹奏楽などの音楽に力を入れているだけでなく、帰国子女の
受け入れに積極的なのです。

英語で自分の考えを説明できれば、入学できるクラスがあるらしいのです。
詳しくはわかりませんが、普通の進学校とは少し毛色が違います
何でも興味を示す娘には、ぴったりかもしれません。
しかし競争率は高そうです。

受験校の候補は、岡山と倉敷に数校あります。
はいれるかどうかはわかりませんが、娘の意見を聞いてみます。
しかし県を超えての受験はわずらわしい。
中学校も他県のことは良く分からないため、かみさんが苦労しています。



あとは、家さがしです。
ピアノのおける家がなかなか見つかりません。
趣味のためのピアノなんて、贅沢だと周囲は言います。
そうかもしれません。
でも娘が喜ぶならと「甘い」父親です。

画像は  浜松駅前でよく開催されるプロムナードコンサート
      (三女も四女もよく演奏に出かけていました)
      浜松駅前のアクトシティをバスターミナルから望む
      (ピアノコンクールが開催される会場です)

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「愛はないけど、情はあります」 かみさんの一言

2008年02月05日 | 娘達・家族


このかみさんの一言は、書くかどうか、迷いながらも書くことにしました。

土曜日、懐かしいご夫婦と会ったからです。
山口に出向したころ、おつきあいした方が、先日の展示会場に私を訪ねてくれました。
お会いできたのは、まったく偶然です。
たまたま私が会社のブースに詰めていました。

およそ20年ぶりです。とてもうれしい再会でした。
岡山にUターン後、お互いの訪問を約束しました。
このご夫婦の仲の良い姿を見て、私たち夫婦はどうかと考えました。

      

「愛はないけど情はある」夫婦の関係の変化を表す言葉です。

昨年末 初めてお会いした人と、私たち夫婦3人で食事をした時です。
その人がかみさんに聞きました。
「よく田舎に行く気になりましたね」

かみさんの返事です。
「この人は(私のこと)、言いだしたら聞かないのです。」
「田舎についていくのは、仕方ないと思っています。」
「愛はないのですが、情がありますから」・・・・「おいおい」と私。(苦笑)

びっくりしました。
私にも、そういういい方はしたことがなかったからです。

この言葉を、どう受け止めていいいのか、瞬間戸惑いました。

心理①(善意の解釈)田舎暮らしを決断した後で一般論として付け加えたもの
心理②(うがった解釈)わがままばかり言うとついていきませんよとのアラーム

友人にこの話をしたら面白がって、私の前で知人に話すのです。
聞いた人が、皆笑います。
他人の不幸は「蜜の味」と言います。
笑い話なのか、不幸な話なのか?

かみさんは、どこからこんな言葉を聞いてきたのでしょうか。
これを書くにあたって、かみさんに「出典」を聞きました。

中年夫婦に関して、よく出る妻の言い分だとさらっと言います。
この話のブログ掲載を最初嫌がっていましたが、了解を取り付けました。
(小心者の私です)

画像 かみさんの育った広島の駅前のモニュメント
    出向時代に過ごした山口の市内の桜(夏にはホタルが飛ぶ川)
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ピアノの弾ける「家さがし」に苦労しています  

2008年02月03日 | 住まい、場所


今日の東京は雪景色です。
単身のマンションの前の神田川に架かる橋にも雪が積もっています。
日曜日のせいもありますが、車が通りません。
東京とは思えない静かさです。

かみさんが、岡山・倉敷の家さがしに苦労しています。
四女とかみさんが、一時的に住む家です。

岡山新見の実家の建て直しがあり、その間住む家が必要です。
四女のチェロによるジュニアオケ入団希望もあり、岡山・倉敷に高校を希望しています。

四女は、三女のように、音楽の道に進むわけではありません。
しかし 大げさですが、ピアノは娘の「命」のようです。
勉強している姿は記憶にありません。
ピアノを弾いているか、パソコンで絵を描いています。
「甘くて、親ばか」な私です。できるだけのことはしてやりたいのです。

     

倉敷の不動屋さんの協力で、家を探してもらっています。
かみさんが出かけて、足を棒にして歩いています。
しかし ピアノが弾ける貸家は、戸建もマンションもなかなかありません。
家賃を低めにしたいことが、ネックです。

今まで、転勤族ながら、いい家に住んできました。
広島、山口、川崎の新百合ヶ丘、博多周辺、浜松すべて新築同様でした。
庭付きの戸建てでした。会社のおかげです。
それを当り前に思っていた自分や家族は、現実に直面しています。

設備の新しさか広さどちらかを我慢しなければなりません。
引越しまで、もう時間がありません。

転勤辞令の多く出る2月がラストチャンスです。
祈るような気持です。

画像  四女の弾くチェロとピアノ
     倉敷の伝統ある高校(夏に訪問)
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「キャリアデザイン」 今からの生き方を考える。

2008年02月01日 | 日常


今日 ある展示会で、昔の得意先の人たちに出会いました。
皆さん生き生きとして、話が尽きません。

60歳をはるかに超えた人たちです。
収入は十分ではないが、多くの人たちと話せる仕事だと嬉しそうです。
ゴルフの飛距離が伸びた人もいます。

最近 「キャリアデザイン」と言う言葉がクローズアップされています。
今後の人生設計、つまり第二の人生をどう生きていくかを考えることです。

昔に比べ長生きになりました。
特に団塊世代の私にとって、定年退職後をどう生きるのかは今最大の課題です。
60歳から80歳までの20年間を年金をもらいながらどう働くのか、生きがいは何なのか、
ずっと考えてきました。働くのは70歳くらいまでですが。

老後の生活の為に、お金がまず必要です。
将来田舎に住む予定の私でも結構かかりそうです。

又健康問題があります。
最近の検診でコレステロール値が高いので、食生活から見直しをしなくてはなりません。
ウォーキングもはじめましたが、寒いとおっくうになりなかなか継続できていません。
つい先日献血で400ccを抜きました。久しぶりです。

      

お金や健康と同等に大切なものは人との付き合いです。
まず家族、友人、地域の人たちとうまくコミュニケーションできるかと言うと
結構思い込みが激しく、考えを他人に押し付けて迷惑をかけているかもしれません。

Uターン後やりたいことはたくさんあります。
しかし ふるさとの懐かしさだけでは解決しない問題が多いのです。

画像は  岡山県新見市街から千屋温泉への道
     実家の近くの河本ダム  
コメント (5)
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