昨日 早朝から田んぼの中に入りました。
太陽が照り付ける前の涼しい時間帯。
田んぼに生えた雑草「ヒエ」退治です。(ヒエを抜く作業)
米作りをする過程で、田植え後の作業の「草取り」。
ほとんどの人が、人力でなく、薬剤散布で除草します。
ぬかるんだ田んぼの中は、歩くだけで足を痛めます。
大規模農業は、当然薬剤散布による除草。
「趣味」程度の規模の米作り農家は、悩みます。
足に密着のゴム製の「田靴」を履き、泥田から抜きやすい足に。
それでも、かなりの重労働。足の抜き差しだけでエネルギー消費。
海岸の砂を踏み、歩いたり・走ったりのトレーニングの数倍の負荷。
高齢者は足を痛めるため、「除草剤」散布で雑草取り。
今回 あえて田んぼに入ったのは、昔の人の苦労を体感したかったこと。
もう一つが、除草剤の高騰が想像以上で、出費を抑えたいため。
数時間の、中腰でかがんでヒエを抜く作業は、想像以上の厳しさ。
1週間置いての2日間の作業ながら、腰と太ももが痛くなり、少し後悔。
体力が降下している後期高齢者が、挑んだ無謀な作業でした。
除草剤を撒くか、ヒエを放置しておくかが、「賢い」選択だったかも。
しかし 不思議なことに、なぜか感じた「達成感」「充実感」。
農作業の厳しさを体感したことで、稲の生長に寄与した「満足感」も。
マゾヒスト? はたまた 山伏などの「荒行による悟り」? (笑)
とり切れなかった「ヒエ」は、除草剤の力を借りるか、放置するか。
除草剤は、ヒエの発生初期対応の「ヒエクリーン」か、中期以降に効く「クリンチャー」。
体力の消耗か、出費を覚悟するか? 難しい判断です。
画像 アジサイ 次女が結婚式直後に宅配で送ってくれたアジサイの苗が成長
挿し木で増やしています。花言葉は「感謝」
稲 稲の株と株の間にヒエが生え、稲の生長を阻害
北海道のホテル 7年前 家族で泊まった大雪山のホテル
梅雨のない北海道の6月末を楽しみました