元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

サラリーマンの私が37年間に使った費用は?

2008年05月30日 | お金、投資

定年退職後のマネープランがたちません。
そのため過去の支払い分を振り返ってみました。

社会人になって、使ったお金の総計です。(現在の価値に換算)
記録に基づいていないので、正確な金額ではありません。概算です。
(住居費・食費・衣服代は除きます)

費用ランキング(上位1位~10位) ※自分で払ったもの

①四人娘の教育費(学費、仕送り、塾・楽器のレッスン料など)
②車(車体、車検、保険、ガソリン代、過去7台を乗り継ぎ、すべて国産)
③保険料(生命保険、ガン保険など、除く天引きの健康保険料)
④オーディオ装置(買い替え分含む)、楽器、レコード・CD、演奏会チケット代
⑤医療費(病院、娘達の歯科矯正費用)
⑥本・雑誌・新聞
⑦タバコ代・コーヒー代
⑧自己啓発費用(セミナー、教材)
⑨ゴルフ(クラブ、ラウンド、練習、レッスン)
⑩パソコン (本体、インターネット)

     

総計で軽く一億を超えました。驚きました。

教育費用だけで家が2軒は建ちます。
(今後 三女・四女の教育費も家一軒分かかりそうです。)

生命保険料をこんなに払っていたのかとびっくりです。これも家一軒分。
子供が多いのと小さかったので、減額しなかったことが要因。現在も高額。

オーディオは、予想通り上位。アンプやスピーカー、カートリッジは数多く替えました。
最近高音の聴力が落ちてきたらしく、ガラクタと化してきました。くやしい気が。

医療費は、家族全員が健康だったため少ないのですが、娘たちの歯科矯正がダントツ。
「玉の輿」の先行投資?かも。(笑) 私は歯がガタガタ。

タバコ代も想像以上です。大型の高級外車が買えます。深く反省。
コーヒーはよく飲んでも豆代なんてたかが知れています。

自己啓発のための費用が多いと思っていましたがなんとタバコ代の半分。
しかし教わった「実践心理学 」は一億以上の価値?があり、自分を褒めたい。



「エンゼル係数」(子供にかかった費用)の高い人生でした。
預金、株などに縁のない資産ゼロの私です。
ただ 子孫に残る「資産」はあります、教育費用・自己啓発費用です。

こんな思いつきの「家計簿点検」。計算に2時間かかりました。
形を変えた人生の振り返りです。溜息とともに。

70歳までは働きます。家族や社会のために。なにより自分のために。

画像  丸ノ内線中野坂上駅(単身の東京の最寄駅、サラリーマンが多い駅)
     レコードプレーヤー(もう20年以上使っています)
     廃校の裏山(緑の濃さが何段階もあることに感動します)

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デジタルカメラを買いました。

2008年05月28日 | 好きなこと、もの


デジカメを買いました。
新宿西口にあるYカメラで。ポイントが残っていて出費はわずか。

カメラ売り場には、数百台のカメラが。
どんな基準で、何を選ぶか迷います。
小型のものから、高級そうな一眼レフまで。

1000万画素は小型でも当たり前らしい。ここ数年でこんなに進化!
大きく引き伸ばさないアマチュアに何でこんな性能が要るのか。

結局買ったのは、液晶が大きく、多少ワイドに撮れる半年前の旧商品。
私の年齢から(?)、これがお奨めとメーカー派遣店員。

オーディに凝る人間は、カメラに凝る人間が多いとか。
しかし、カメラにまったく興味のなかった私ですが、ブログを始めて変わりました。
メカはさっぱりわかりませんが、写真の写りや構図が気になります。
加工もソフトがやってくれます。失敗してもさまになります。楽になりました。

昔から感性を必要とされる科目は、不得意でした。
美術・書道・音楽など。自分の書いたメモが読めないほどの悪筆です。

   

写真の効用は、
①情報がひと目で誰でもわかること。
②私の場合、芸術ではなく生活表現だから、自分自身の記録になること。
③興味や想いが何にあるか具体的に知ってもらえること。

理由はいろいろありますが、私の表現方法の一つであり、メモ代わりです。
携帯にはカメラがついていません。会社支給ですから。

高校生の四女を除いて、家族それぞれ一台づつ持っています。計5台。
メーカーの増産の理由がわかります。
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西新宿が変わっていきます。

2008年05月27日 | 住まい、場所

西新宿5丁目周辺の開発が急ピッチです。
2年かかって、高いビルが完成です。近所には今後の再開発の事務所も。
おかげで、単身マンションから見えていた都庁が陰に隠れました。

古い街の部分は残っていて、昔風の喫茶店もあります。
しかし いつ前を通っても、お客は少なく常連と思われるひとがポツンといるだけ。
花屋も結構あります。通りに3軒も。よくやっていけるものです。

食べ物屋も多く、800円から1000円までの張り紙が。こちらは流行っています。
中華・定食屋・トンカツ屋、やきにく屋・すし屋・お好み焼き屋・カレー屋何でも在ります。

   

コンビニと弁当屋は多いのですが、スーパーは少ないのです。
100円均一の食料品店「99ショップ」もあります。
弁当は500円前後。若い人を中心に売れているらしい。
単身と思われる中年も、弁当をぶら下げています。少し疲れている感じ。

朝晩、徒歩通勤で新宿中央公園を横切りますが、犬の散歩が多いのです。
名前も知らない珍しい犬がたくさんいます。野良猫に毎日餌をやる人も。
公園近くの高級ホテルに泊まっているらしい外人さんが、ジョギングしています。
宿泊先でも走るというのは、かなりの意志の強さです。この人たちのスピードは速い。

   

公園内のホームレスの青いシートの「簡易ハウス群」が季節により、大移動。
夏と冬の陽のあたり方の変化に合わせての移動でしょう。リーダーの存在を感じます。
そうでないと整然と、一時期に移動しないはずです。

都庁のある日本の中心の街、西新宿。
あと数ヶ月で、岡山の新見に。戸数二十戸足らずの集落で田舎暮らしの予定。
転居後もこのギャップに慣れるのに、時間がかかるでしょう。

画像  最近できた高いビル周辺(まだまだできそうです)
     西新宿の通り(この道を通勤しています)
     新宿中央公園(ブルーシートのテント群)
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都心の一等地でスウィング!

2008年05月25日 | 好きなこと、もの

昨日は、朝6時半から明治神宮外苑。

なぜか? 実はゴルフの早朝練習。
この練習場は初めてです。
ここは短いけど、球筋を確認できる距離があります。
もうしばらくクラブを握っていません。
空振りをしないように、「付け焼刃」の練習です。

友人が退職にあたって、送別ゴルフを企画してくれました。
新幹線での参加の先輩もいます。
申し訳ないくらい、ありがたいことです。
練習していても、うまくいかないのに、まして・・・。
ラウンドがどうなるかわかりません?

しかし、サラリーマン生活の最後に、送ってくれる友人達の気持ちを無にできません。
ありがたく、その企画を受けることにしました。

そのためラウンド前の練習。
最初はダフッてばかり。多少当たってきても左に引っ掛け。
ちゃんと当たって距離が出るのは10球のうち2~3球。

久しぶりだからこんなものでしょう。
100球打つと疲れてきました。
以前は300球打ってもまだやりたかったのに。

   

しかし 一球21円は高い。これでも2割引とのこと。
都心の一等地のゴルフの練習場は、高くつきます。
地下鉄大江戸線で、国立競技場で降り、歩くこと10分足らず。
神宮球場の隣です。120打席もあり、インドアではないのは、嬉しいけど。

東京でゴルフは、今回が最後。
岡山では、「音楽村」村長予定の作曲家の保科洋先生とコースを回るでしょう。
先生は、ゴルフが好きだし、うまいから。70歳を過ぎてもシングル。
エイジシュートの可能性があります。

先生に教えてもらいながら、セカンドライフを楽しみたいものです。

しかし 体のあちこちが痛い!急な練習はこたえます。

画像  神宮球場裏のゴルフ練習場(以前第2球場だったらしい)
     打席から見た練習場内(きれいです)
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インドの数字が読めない?(友人のインド紀行)

2008年05月24日 | 住まい、場所

職場をたずねてきた早期退職の友と昼食。

この1年間で海外では、インド・エジプトを廻ってきた友人。
国内では、西日本を鈍行で廻ったとのこと。
一年間よく遊んだらしい。
そろそろ仕事をしてみようかと、余裕の人生です。

最近の海外事情を知りませんが、他人の行かないところを旅したらしい。
決まりきったツアーより、気ままなフリープランが面白いという。

インドでは、通常の算用数字は使わず、さっぱりわからなかったとのこと。
何番乗り場のバスと教えられても、その何番が読めなかったようです。
数字くらい読めるようにしていくべきだったとの反省の弁です。
普段使っている数字でさえ、万国共通ではないということに驚きです。

自由気ままな旅のため、奥さんは同行しなかったとのこと。
きちんとした旅の行程とホテルがないとだめとのことで、単行だったそうです。

海外電話事情も、変わって来たようです。
昔は海外で携帯なんて使わなかったから、わからないのも当然ですが。
日本からエジプトまでの通話料は旅行者もち、日本国内分はかけた方の負担。
国内にいると思って掛けてくる友達に電話を早く終わらせるように頼んだもうひとりの友人。
メール代も同じようだから、変なメールは受けないように設定したとのこと。
最近の旅行事情、知らないことが多いものです。

早期退職して、お金と時間を気にしない旅行生活だったらしいが、うらやましい限りです。

画像  世界遺産 タージ・マハール
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かみさんのビタミン剤? 「B'z(ビーズ)サウンド」

2008年05月22日 | 音楽


かみさんには、「活力の補助剤」があります。

岡山に電話で6月初旬の三女の演奏会を案内し、上京か否かを聞きました。
ところが、かみさんの答え。
「6月には東京に行くつもり、B'z(ビーズ)のコンサートがあるから」

そう言えば、連休に帰省中、コンサートのチケットがプラチナ化していると聞いたような気が。
なんとか横浜のコンサートのチケットが取れたようです。
好きなアーティストのためとはいえ、岡山から上京とは。娘の演奏会でもないのに。(苦笑)
中年のファンの存在はどうか知りませんが、かみさんは熱心です。
(あえて好意的解釈をすれば、娘達に会いにくる口実かもしれませんが。)



東京・浜松時代、かみさんが「追っかけ」の真似事をしていたことを思い出します。

B'zの前は、米米CLUBのファンでしたが、解散を残念がっていました。
あらゆるジャンルをこなす米米CLUBのコンサートの舞台装置はすごいと。
アルバムはもちろん、グッズがたくさんあります。
カールスモーキー石井が監督の映画のDVDまでも。

気持ちだけは、いや気持ちも若いかみさんです。娘達とコンサートに通っていました。
(※ブログをかみさんや家族が読んでいるために、表現に気を遣います。)

以前 岡山・広島への帰省などの車の中で、同じCDを繰り返し聴くので、つい覚えてしまいます。
料理や菓子を作っているときでも音楽が鳴っています。
ただ落ち込んでいるときは、B'zは聴けないそうで、平井堅など癒し系のシンガーがいいそうです。
どんなに好きでも、あの「シャウト」を受け付けない気分や体調もあるようです。

4人の娘の子育てのストレスを音楽で解消してきたのでしょう。
菓子作り以外趣味のないかみさんのほっとする時間だと認めています。
音楽、オーディオに「狂った」経歴のある私ですから、かみさんのことをとやかく言えません。
でも私と好みがぜんぜん違いますが。

(追伸  B'zの稲葉の実家は、岡山県津山市の化粧品店、お母さんは新見市出身?!だとか)

画像  横浜みなとみらい地下鉄エスカレーター(私の好きな風景)
     B'zのCDジャケット
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微かに追い風が?廃校利用の「音楽村」に。

2008年05月20日 | NPO

廃校利用の緩和の「風」が微かですが、吹き始めました。

岡山県新見市でも、少子化と統合により、すでに15校が廃校です。
その上、近々数校廃校予定です。
新見市だけでもこの数ですから、全国では数千校にのぼるでしょう。

教育委員会によると、廃校利用に関しては、地元の意向が強く働くそうです。
廃校周辺の地元では、福祉施設の要望が強いとも。

新見市の廃校利用もここ10年で進んでいます。
国際大学、美術館、料理道場、診療所、ケアセンターなどなど。

新見をでて40年、実情を知らない「浦島太郎」状態です。
ウォンツやニーズに基づかない構想ですから、理解してもらうのに時間がかかるでしょう。

特に地元の有志の人たちとの擦り合わせが必要条件です。
ジェネレーションギャップと思い込みに気をつけながら進めたい構想です。

地域の活性化には、地域内外の力が必要です。
構想に賛同いただく大勢の人の後押しが要るのです
新見市に住んでいないけど、情報を提供いただける「村外村民(そんがいそんみん)」として。

つまるところ主旨に理解をしてもらうあらゆる世代の存在が鍵です。
連続性のない一過性の再利用構想は、自己満足だけで将来性がありません。

   

音楽合宿やクリニックを通じて、子供達に音楽の楽しさとレベルアップを図ります。
同時にミニ演奏会を通じて、地元のシニアたちへ「元気の源」を届けます。
予算の少ないアマチュアの発表の場や合宿所の提供も目的です。

地域のメンバーのみの活用では、運営が困難です。
県内はもちろん、中四国地方を対象に考えます。軌道に乗ればもっと広範囲に。
多くの子供達や、若者が新見を訪れてくれれば、新見も元気になります。

「音楽村」で孫世代の世話をするシニアの姿が見えます。
手弁当で指導いただく人たち、真剣に練習に取り組む子供達。
私の夢は果てしなく続きます。

画像   廃校利用の山陽新聞の記事5月初旬
      母校のチェロパート(女性が大半、四女の高校のOGも)
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祖父のたばこ栽培&「タスポ」

2008年05月18日 | ふるさとの母親


連休中、「タスポ制度」先行の岡山で戸惑いました。
東京は7月実施のため、カードを作ってなかったのです。
この制度のため、自販機の売り上げが激減らしい。
逆にコンビニのたばこ販売が大幅増らしい。

実家の古文書を整理中に母親が見つけた、たばこ関係の書類。
それは、もう40年前に亡くなった祖父へのたばこ生産の表彰状らしいのです。
昔は今と異なり、たばこの生産は許可制です。

祖父の時代のたばこ生産の記憶は、ほとんどありません。
もう50年以上も前のことですから。
その名残りが、実家にあった別棟のたばこ「乾燥場」という建物です。
しかしもうずいぶん前に取り壊しました。
新見地方は、岡山県でも有数のたばこの生産地でした。

栽培作業は、夏場の暑い時期に収穫する重労働のようです。
しかし たばこの生産は、貴重な現金収入源だったでしょう。
なにせ父親は、九人兄弟だったからです。祖父母も大変だったでしょう。

   

祖父は、教師になった弟と異なり、勉強嫌いで農業の道を選んだようです。
ただ晩年は、私の大学時代の教科書や講義内容に興味を持って話を聞いてくれました。
祖父も父親も、穏やかな人でした。声を荒げるのを聞いたことがありません。

これに反して、私は感情の起伏の激しい母方の祖父や母の血を受け継いだようです。
高校時代の授業中に、殴り合いのケンカをして、謹慎処分を受けたように。
今でも時たま、理不尽な出来事や非常識な人間に怒りが沸々こみあげます。
この歳ですから、手を出すことはありませんが。
「正義感」もいいけど心配とかみさんが言います。

何歳になっても「悟り」の境地には至りません。

画像  たばこ栽培の畑(新見市南部の高台、移植後のようです)
     昔の田植えを再現(実家のとなりの町内のイベント)
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三女の「ラストコンサート?」

2008年05月16日 | 音楽

先日 トランペット吹きの卵の三女から、音大の演奏会の案内がありました。

6月8日(日)の演奏会のチケットの必要枚数を訊いて来たのです。
前回、年末は満席で当日券を並んで買ったくらいの盛況振りでした。
3階まであるホールですが、そう大きくないことも満員の原因です。
今回私の好きな「ウェストサイド物語」も演奏予定とのことです。

私が東京で聴く三女の演奏会は、最後かも知れません。
(娘はまだ3年生で、あと何回も演奏会はありますが。)

退職で岡山に帰るからです。岡山からそうそう東京には来れません。
最後だと思うと、寂しい気持ちになります。
(今までは、いつでも聴ける、会えるという安心感がありました。)

その意味での「ラストコンサート」になりそうです。
かみさんは、三女の演奏会を聴いたのは一度だけです。
毎回聴いてきた私をうらやましがります。

     

家族の現在の住いは、ばらばらです。(娘はみな独身なのですが。)

私は  東京中野→岡山県新見市へ(この秋)
かみさんは 浜松→岡山市(この春転居済み)
長女は  三鷹
次女は  杉並
三女は  三鷹(長女と同居)
四女は  浜松→岡山市(かみさんと同居)
母親は  岡山県新見市(独り住い)

現在家族の住いは五ヶ所、将来は四ヶ所。
家賃合計はかなりの金額になります。

生活拠点を変えることは、大きなプレッシャーでストレスがたまります。
春のかみさんと四女の引越しは疲れました。
家探しにエネルギーを使いました。
引越し準備にかみさんは、パニック寸前の忙しさでした。
金銭的には、引越し費用のほかこまごまと雑費が要ります。

   

転居の効用もあります。
景色の変化に伴い、気分が変わります。
新しい人間関係が築けます。
新しい自分を見つけることもできます。

プラスマイナスのある転居です。

残り少ない東京で、娘達との時間は取ります。
いつ嫁に行くかわからない歳ですから。

画像  演奏会場(三女の音大、まだ新しいホールです)
     練習中の三女(浜松時代)
     実家の奥の間(私の好きな部屋、でももうすぐ改装です)
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「厳しい指摘と温かいアドバイス」  音楽村は・・。

2008年05月14日 | NPO

今日、神田の山の上ホテルでランチ。
料理のおいしさに加えて「心の栄養」がいっぱい摂れました。

業界の先輩に、素晴らしい人を紹介いただいたのです。
以前 いかなごの「くぎ煮」をいただいた方が、私のために場を設けてくださいました。
そのうえ、料理代も払っていただいたのです。恐縮です。

紹介された方は、私の母校の先輩で、東京・関西の大学の教授です。
異色の経歴をお持ちです。複数の企業の経営の後、学究生活。同じ岡山県人です。
活動ぶりを、webで見るとさまざまな記事でヒットします。
経済活動を体験した知識人。今も幅広く活動中です。

講演、コラム、地域の市政アドバイザー、県の観光特使、NPOの理事。
数えきれない肩書きです。

この方が、私のスタンスをバッサリ・・・・。
そのあとで、「こうしたら」の温かい実践指導。
私自身の「甘えの構造」を思い知らされました。反省。
最後に、「できることは支援しますよ。」同郷のありがたさを痛感です。
生まれ故郷で、「地域ブランド」の立ち上げ中だそうです

この方を、紹介いただいた方もご自身の母校の評議員。
素晴らしい人の友人は素晴らしい。お二人に憧れます。
この出会いを、かみさんや母親に報告します。嬉しい電話ができます。

   

昨晩、母親から冷蔵の宅配便。
あけてびっくり、いつもの食材に加えて、食パンが入っていました。
電話で理由を聞いて二度びっくり。

連休においしいと評判のパン屋に寄ったのですが、売り切れでした。
その手作りパン屋さんは、30キロも離れているのですが、そこに買いに行ったそうです。
岡山県吉備中央→新見→東京。こんなに旅したパンはないでしょう。
食べそこなった私と岡山の家族に送ってくれたのです。
味もさることながら、母親の気持ちを感じたパンでした。

画像  岡山NPO支援センター(元病院をリフォームしたそうです)
     母親の送ってくれたパン(800キロ旅したパン、高いパンになりました)
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四女のミュージックライフは! 連休番外編

2008年05月12日 | 娘達・家族

浜松から岡山の高校に入った四女。

帰省してびっくり。机にかじりついています。
こんなに勉強しているのを見たことがありません。
普通と逆です。
入試までぜんぜん勉強してなくて、高校に入ってから猛勉強。
理由を聞くと、宿題の量が半端ではないらしい。
また予習してくるのが当たり前で、授業が進むらしいのです。

おかげでピアノを弾く時間が少なくなったそうです。
黄金週間にも、ピアノを弾く時間はわずか。
私の好きな曲を弾いてもらおうと思ったのに当てが外れました。

しかし忙しいといいながら、部活動には熱心です。
チェロを弾きたいと言っていたのに、ユーフォニウムを吹いているらしい。
管弦楽でなく、吹奏楽に入部です。
入学そうそう友達になった友人達の中に四女と同じ音楽好きが二人。共に吹奏楽部に。
2年生で部活は卒業らしい。短い時間だがハーモニーを楽しんでほしいものです。

   

チェロは、岡山ジュニアオケで弾きます。
昨日の日曜日、入団式のあと、初見ですぐに練習だったそうです。
バイオリンの希望者に比べ、チェロは人数が少なく、即戦力期待のプレッシャーが。

岡山の家は、ピアノを弾きたい四女のために探した家です。
しかし 外で聴くと音は結構漏れています。
借家のため、壁が薄いのでしょう。今までより気を遣います。

自分で選んだ高校です。大変でも仕方ありません。
もう少し慣れると生活に緩急がつけられ、落ち着くでしょう。

連休中一日だけ、四女とかみさんと岡山のアマチュアオケの演奏会に行きました。
気分転換にはなったようです。レベルが高いと感心していました。

四女も趣味でいいから音楽を続けて欲しいものです。生涯の友として。

画像  パーキングのかみさんの車(山陽道で一番高い場所にあるパーキング)
     ユーフォニウム(四女は小学校から吹いています)
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ふるさと岡山での黄金週間は! 連休総集編

2008年05月11日 | ふるさとの母親

あっという間の岡山、新見でのゴールデンウィーク。
入社以来の長期休暇でしたが、過ぎてみればつかの間。

NPO設立や「音楽村」開村準備が目的でした。
単身の私の家族サービスや休息も、もちろんですが。

成果はありましたが、期待値はもっと高いものでした。
行政と突っ込んだ進展、実家改装の具体的なプランとスケジュールなど。

自分の想いだけでは、進まないことも実感。
もちろん相手があることだから当然ですが・・・。
性急に結果を求める習性が、長い間に身に付いてしまったのかも知れません。



反面 嬉しいことは、たくさんあったのです。
それは、人とのふれあい、旧友との再会。

「音楽村」村長を快諾いただいた作曲家であり指揮者の保科洋先生。
楽しい酒とおいしい魚が関係力をより強めてくれました。
30数年前の学生オケのひとりのOBの「夢」に賛同してもらったのです。
先生の存在がなかったら思いつかなかった構想です。

音楽を通じての、先輩・後輩の再会も感動です。
母校のオケの練習を聴き、先生から現役生に紹介され、挨拶。
地元のアマオケで現在も演奏している先輩や、コンバスの後輩夫妻にも会えました。



チェロを弾く四女やかみさんに、私の「青春時代」を見せることができました。
岡山のジュニアオケに入団が決まり、今日初めての参加の予定です。
学生時代には、想像もしなかった家族の岡山の生活と音楽との接点。

母親はかなり歳をとっていました。
足はいっそう衰え、歩く姿は痛々しい様子。
ただ息子のUターンと家の改装を、近所や知人に話しているそうです。
「大正女」の頑固さは、依然健在です。食欲も85歳と思えないほど旺盛。

     

「浦島太郎」のような私の帰還。田舎暮らしの大変さを感じます。
かみさんの不安はもっとあるはず。こちらも「昭和女」の意地か、口にしません。
「虫」の苦手なかみさん。子供たちもみな同じです。「蛇」は私の天敵です。

弟や妹は、兄貴の田舎生活は「とてもつとまらない」とからかいます。
今まで贅沢してきたこと、体力のないことなど。事実だから反論しません。

退職後のセカンドライフスタート直前の帰省。
ふるさとのある幸せを実感した一週間でした。

画像  桃太郎スタジアム(岡山陸上競技場)
     廃校の体育館(音楽村候補校)
     オケ練習風景(母校のオーケストラの管楽器)
     「クッキー」(母を守ってくれている雑種の犬、もう歳です)
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行政は「音楽村」をどう見る? 連休編4章

2008年05月09日 | NPO

ただいま 岡山から帰京。

さすがに疲れました。
でも家族の健康を確認できたことはうれしいことです。

昨日、一昨日 役所を訪問。

まず新見市の教育委員会です。
新しく担当を変わった人もいて、私も新しい企画書を持参。

教育長、次長、課長、参与。地元ではそうそうたるメンバーです。
先回の訪問は、「ひとりの定年退職者の夢」としての受け止め方だったらしい。
今回は、時間をかけて具体的に説明。質問も多い。

結論 廃校周辺の地元が受け入れてくれるなら、教育委員会も了承とのこと。
地元への説明会は、セットします、もっと詳しい企画書が欲しいとの要望。
廃校の再利用のことは、上部組織に確認しますとのこと。
NPOへの貸し出し可能の方向に変わってきたとの朗報です。

廃校周辺の地元の了解をどうとるかの大きな山場が年内です。
40年ぶり帰還の「浦島太郎の私」だけでなく、新見の支援者の力が必要です。



前日地元の山陽新聞に、新見市の廃校の活用の記事が出たこともいいタイミングです。
そのことをある議員さんからも情報提供あり。それもこのブログのコメントとして。
案の定、この話題がその場で出ました。もちろん新聞を持参していました。

昨日は、岡山市内のNPO支援センターを訪問です。
県庁のメンバーが常駐しています。
NPO申請の大枠の説明、2年後の国民文化祭・岡山2010の活用も薦められました。
岡山県には、音楽関係のNPOがほとんどなくおもしろいとのことです。
今後助成の情報も提供いただけるとか。ここの訪問が増えそうです。

個人の想いだけでは、実現は難しそうです。
新見の多くの人の後押しが要ります。
しかし時間はかかりそうですが、道が見えてきました。

今回 かみさんとずっと一緒に訪問です。応援してくれています。
母親はじめ、弟妹も励ましてくれます。
家族のありがたさを痛感です。

   


画像  ゆうあいセンター(岡山市内のNPO支援センター)
      廃校(候補校ではありませんが、先日訪問。まるでホテル)
      倉敷銘菓 むらすずめ(お茶によく合うおいしい和菓子)


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実家の改装プランに悩む。  連休編3章

2008年05月08日 | 住まい、場所

まだ岡山です。長い連休を家族と一緒です。

設計士さんとの実家改装の打ち合わせは、黄金週間の大きな仕事でした。

耐震仕様などない明治時代の家です。
思いついたのは、新潟地震の旧家の倒壊がきっかけでした。
地震発生確率の低いエリアですが、不安の解消です。

雨漏り、建付けの悪さ、シロアリの発生、設備の老朽化。
住みにくい家の課題の解消もあります。

岡山県北では、8畳の床の間のある「奥の間」と6畳以上の仏壇のある
「中の間」がある家が標準です。
この続きの和室の部屋のない家の当主は、半人前といわれるそうです。
そう設計士さんに指摘され、びっくりしました。

その上、母親の住む8畳以上の部屋を考えると増築以外にありません。
広いだけの実家の床面積を狭めたい私の想いと逆です。

慣例に従うか、押し通すか悩みます。
決断が迫られます。

   

実家にいる間に、タケノコ掘りに裏山に登りました。
50年以上前に行って以来です。弟と一緒です。
帰省の多い弟の馴れた作業に、ついていけません。
5本を掘り家路です。柔らかくておいしいタケノコです。

田舎暮らしの醍醐味です。

画像  実家の白い藤の花(母親の好きな花です。この下で食事もするとか)
     タケノコ(掘り出す力は要りません。てこの原理ですから)
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おかやま備中路「かぐら街道」 連休編2章

2008年05月07日 | ふるさとの母親


連休の真ん中、中国山地の旅です。

イベントや打ち合わせの合間を縫ってドライブです。
黄金週間に、こんなゆったりした気持は初めてです。
今まで、いつも何かに追われるように過ごしてきました。

新緑の中を、気ままなドライブを楽しみました。
岡山新見市、高梁市周辺の農道巡りです。
車がほとんどいません。アップダウンは結構きついのですが。

「かぐら(神楽)街道」を発見。
地元の私も、こんなネーミングの道は知りません。
記念モニュメントも見つけました。
このあたりは、「備中神楽」の本場です。

秋祭りには神社で、祝い事のある時には自宅で神楽を「舞い」ます。
そのために、奥の間の天井は、長刀(なぎなた)を振り回せる天井高があります。



高梁市周辺も訪問。
山城と武家屋敷の残る古い町です。
フィルムコミッションの誘致で、映画ロケが増えています。
高台から見る高梁は意外にせまい町です。

最後は、最新式の橋梁を渡ります。
通行量の少ない道に、こんな橋が架かっていました。
橋の下の古い建物とのコントラストが、目を引きます。



新緑を、母親と楽しみました。
目的地を決めない、ドライブです。
車中での久しぶりのとりとめもない会話は貴重な時間でした。

青い空と新緑の素晴らしさを満喫です。

画像 かぐら街道の記念モニュメント(大蛇退治のシーン)
    岡山高梁市の景観
    街道の最新式橋梁(その高さに驚きです)


コメント (7)
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