元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「総代会」 (地元の世話役として)

2013年06月26日 | ふるさと
月が替わると早々に総代会。総代が一堂に会します。
総代とは「町内会長」みたいなもの。昔は区長とも言いましたが・・・。
任期は2年。エリア内には、任期1年の集落もあります。
総代会はウィークデイに開催。そのため有給休暇を取る必要あり。
フルタイム勤務の私には、土日開催が望ましいのですが。

総代の役割は行政とのパイプ役と集落のお世話。
施政方針の説明を受け、集落のメンバーを招集し、説明します。
行政の首長と各部署がサービス内容・事業内容を発表。
これを持ち帰り、近隣のシニア層に噛み砕いて話します。
回覧で回すだけの集落に比べ、質問も受け、納得感を共有します。

ほかに過疎化の進む新見市の福祉の事業や課題を協議会の資料をもとに説明。
また商工会から、今後の商工事業に対するアンケート配布の依頼も。
何かと忙しい「総代」。行政の連絡がすべて「総代」経由のため盛りだくさん。

また年2回の道路清掃と草刈りなども実施。
1メートルの清掃につき、行政から10円が集落の会計に振り込み。(微々たるもの)
掃除をしたという証拠に、掃除の前後と作業中の写真も必要。

また児童のスクールバス利用についての話し合い。
学校が廃校になり統合、「遠い通学」にスクールバスは欠かせない足。
子供の安全・安心はほかのものには変えられません。
統合時の条件がエリアを縛ります。バスに乗れないこどもも。
この子たちのバス利用を地区内に諮り、行政に嘆願予定。

ほかには「ふるさと振興会」で盆の花火大会、正月の「とんど」企画の実施。
地元の青年組織とタイアップして、夜店やイベントを企画。
お盆時期の帰省は、ふるさと体感の最高のチャンス。
生まれたところを忘れて欲しくないのです。

あとわずかで、世話をする立場から、される側に移る可能性が大です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「母の転院、病院→老健施設」

2013年06月20日 | ふるさとの母親
母親が介護老人保険施設に移りました。

脳内出血を起こして入院してからちょうど1年。
複数の病院を経由してから、市内の老健に。
急性、リハビリ、療養のステップを踏みました。

先月 病院長に呼ばれ、病状や今後のケアについて説明が。併せて転院のお勧め?
胃漏を作り、十分な栄養を摂取していることから体力を回復。
ゼリーやアイスクリームなどを楽しめる状態にまで回復。
意識不明、失語症状から「奇跡」の回復です。ただ90歳としての話ですが。

半身のマヒはまだとれません。
会話は成立しますが、まだ一部発語が不明瞭なことも。
思考力・記憶力はほとんど元通りに。たまに固有名詞が出てこないことがありますが。

新見市の地元紙「備北民報」をメガネなしで読みます。
一番の関心事は、「死亡・結婚、誕生」の戸籍異動。それに人物写真にも興味を。
「最近自分より若い人が亡くなる。」と嘆いています。

母親は不安を感じながら、先週 介護タクシーで10分ほどの距離の施設へ転院。

個室や二人部屋より、大部屋(四人部屋)が好み。
ほかの患者と見舞客との会話をさりげなく聴くことが刺激になっている様子。
ラジオは聴くものの、テレビを観たいとは言いません。
本人の要望で買った全国の駅名の入った地図を、食い入るように見ます。
60年以上も前の国鉄勤務時代に訪問した土地を、懐かしんでいる様子。

今後もリハビリをすることで、マヒの克服・嚥下力のアップが目標です。
親戚や知人の見舞いが楽しみな様子。
それ以外は看護師や介護・リハビリ担当者の「身元調査」が趣味。
「あなたのおばあさんを知っている」「お父さんはどうしている?」とヒアリング。
ボケ防止には最高の手法かもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「千疋屋 のくりぬきゼリー&OSUYAのデザートビネガー」

2013年06月17日 | 食べ物、飲み物
週末 東京から二件の宅配便。

一つは千疋屋の「自家製くりぬきゼリー」。
グレープフルーツとオレンジの中味をくりぬき、皮を入れ物にしたゼリー。
クール便で送られてきたのは鮮度を保つためでしょう。
再度冷蔵庫に入れ、冷やして食べました。

レモンなどにアイスを入れたものは、焼き肉屋さんなどでよく出てくるデザート。
しかし 中味がゼリーは初めて。くりぬいた果実の汁を固めたものらしく、優しい味です。
凝っていたのは、中味の一部を残してあり、ゼリーと果実を両方楽しむような配慮。
またフタの部分の果汁を、絞ってゼリーにかけるようにとのアドバイスも。
手間ヒマかかった贅沢な逸品。贈り物としては最適。貰わない限り口に入らないでしょう。



もうひとつが「OSUYA」のデザートビネガー。要するに果物の「酢」。
果物の絞り汁を発酵させて作った「酢」らしい。
四倍程度に薄めて飲むのだとか。水や炭酸・お湯、ビールでも可。
ヨーグルトにかけても美味しいとは嬉しい楽しみ方。
かみさんに聞くと、「酢」専門店はブームで大人気とか。知りませんでした。
こちらは、まだ飲んでません。
可愛いビン(60CC)は印象的。おしゃれです。

いずれも、父の日に娘たちが贈ってくれたもの。
共通のキーワードは「健康」。
娘たちの気遣いが嬉しい宅配便でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ホタル&田植え」

2013年06月11日 | ふるさと
昨晩・一昨晩 2夜に亘って「蛍」観賞。

夜何気なく暗い外を見たら、ホタルが飛んでいます。
小さな川から家の前の田んぼを渡って、我が家の方に来たのです。
感動しました。ホタルを予測してなかったから。

しばらく忘れていた「ホタル狩り」。
私よりかみさんが大乗り気。夜は肌寒いため上にいち枚羽織って出かけます。
100メートル先の小さな川、それが注ぎ込む200メートル先の中くらいな川。
高梁川の支流とそのまた支流。ホタルの飛ぶ舞台です。

小さな橋の上で、しばし見とれます。
不思議なことに、ばらばらのホタルの光の点滅がシンクロしてしばらく一斉にオン・オフ。
ホタルを観ている間は、かみさんとも会話なし。無言で見つめます。
帰り道、低空を飛ぶ「はぐれホタル」を猫が追いかけていました。「トトロ」の世界です。

田植えが終わる頃、ホタルが飛ぶことを忘れていました。毎年のことなのに忘れっぽいこと。



今年の田植え準備は疲れました。
「代かき」後、水面から顔を出していたのが七草の「せり」。
半端な数ではありません。途方にくれましたが、手で採るしかありません。
トラクターで粉砕された「せり」が「挿し木状態」で成長していたのです。

かみさんと中腰で採ったセリの量、およそ100キログラム。土付きです。
ビニールの買い物袋およそ20杯分。重くて運べません。
代かきで滑らかになった田んぼの表面を引きずりました。

夫婦とも数日間、腰痛に悩まされました。
その苦労あっての、ホタルに囲まれての夕べ。
田舎暮らしのだいご味です。子供に見せてやりたいけど、この時期の帰省はありません。

画像  隣市 高梁の「神楽街道」につながる高架の農道 立派さに驚き
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「すずらんまつり」&「昭和幻風景(新見美術館)」

2013年06月04日 | 好きなこと、もの
日曜日は、地元で「すずらんまつり」開催。
今年で30回を数え、来場者数1万2千人。
かみさんと出かけました。

お目当ては、開場直後のコンサート。
演奏するのは岡山県警の吹奏楽。子供中心の曲目ながら、早朝から新見に来て演奏。
朝まで残った雨が楽器を濡らさないように、併設の総合センター(屋内)での演奏。
屋外の会場から屋内に変更になったことは残念。多くの人に聴いて欲しかったから。



開会式では思いがけず「餅まき」も。
祝いの餅を食べるといいことがありそうで、前列近くで拾います。
壇上で餅を投げる市長や議員さんたち。顔見知りの議員がこちらめがけて投げてくれます。

地元の祭りのため、数多くの友人・知人が来場。
久しぶりに会う人と手短かに近況報告。名前を思い出さない人もいっぱい。
かみさんも勤務先の客らしい人たちとひとしきり会話。
祭りは交流に最高のイベント。主催者の企画・会場設営に感謝です。



午後から新見美術館へ。
招待状をいただいたので、ジオラマを観に行きました。
懐かしい昭和の建物や風景を立体模型で作った山本高樹の展示会。
この日 作者も美術館を訪れ、サイン会をしています。

NHKの「梅ちゃん先生」の冒頭の町並は彼の作品をコマドリで撮影したもの。
熱心なファンが遠くは岡山などの県南から来ています。
小冊子「昭和幻風景」を買い求め、サインをしてもらいました。

新見の印象はと聞くと「のんびりしたいい町ですね」とのこと。
先生の胸のポケットに入っている煙草の本数を聞くと「一箱で3日くらい」と。
創作が忙しいと本数が減るようです。

新見の町は、レトロな昭和そのもの、「大きな模型」です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする