元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

田舎暮らしへの一歩(引越し 総集編)

2008年04月03日 | 住まい、場所

引越しは、人生の中のビッグイベントです。
それも単なる転勤での「仮の住い」でなく、「終の棲みか」への場合です。

私の第2の人生のための転居要望が家族に大きな影響を与えました。
娘達3人が住む東京近郊への家族集結なら、もっと楽だったでしょう。
しかし、生まれ故郷にこだわり「田舎暮らし」を望んだ私のわがままから、端を発しました。

都市部から地方都市である岡山県北の新見市へのUターンをです。
「よく帰るな、子供は?奥さんは?」と知人に必ず聞かれます。
かみさんは、不安を抱えながら「同意」してくれました。
「愛はありませんが、情がありますから」の辛口の言葉とともに。(苦笑)

末娘の高校入学を先行して進めました。学年途中の転校を避けるためです。
しかし私の新見の母校でなく、趣味のピアノやチェロにこだわり岡山市内の高校ですが。
四女が自立し安心できるまで1~2年、かみさんが岡山でアテンドします。
この間に実家の改装を進めます。完成後新見に合流予定です。

   

新見に帰る理由は、いくつかあります。
85歳の母親の存在と、実家からの景観です。
母親との生活を体感します。40年ぶりです。期間はわずかでしょうが。
私が最後に見るであろう景色を決めています。目に焼き付けるのです。
石垣の上の奥の間から見た、山や田んぼの風景です。
不便で厳しい生活のリアリティに眼をつぶり、「美化した想い出」を選択したのです。

新見での生活、それも単なる年金生活者でなく、「ライフワーク」を考えてきました。
かみさんと一緒に「音楽村」開村、シニアのサポート「魔女の宅急便」などを計画しています。
娘達の音楽へのこだわりに私も感化されました。家族で夢を共有します。

引越しはこれらの夢への第一歩です。

   

追伸
引越しメモ(ご参考までに)

Ⅰ 家探しは最後まであきらめない。地元に身内がいればお願いしておく。
  いとこの紹介の不動産屋でした。物件数の多さと最後まで紹介してきます。

Ⅱ 不動産屋さんに要望はしてみるもの
  私の場合、普通はない照明器具を全室つけてもらいました
  ピアノを置くための補強をしてもらいました。(和室だったため、相手経費で)
  別の物件ですが、家主により家賃が大幅に下がります

Ⅲ 引越しは3月末から4月1週がピークこれをはずすと価格が下がるらしい。
  私は友人のコネを利用して、原価割れ?の価格でした。

画像  新見市千屋温泉 いぶきの里のフロント(母親の良く行く温泉です)
     実家の奥の間(イチョウの木を通してみる景色の中で眠りたい)
     新見市の廃校(音楽村第2候補の廃校)

コメント (6)
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