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「保科洋先生」指揮の定期演奏会

2020年11月28日 | 作曲家 保科洋

昨日 届いた定期演奏会の案内。

母校の交響楽団の67回定期演奏会開催の知らせです。

卒部して50年経つのに、いまだに届く案内状。

 

楽器初心者の私が、大学のオリエンテーションの演奏に感動して入部。

その後の人生に大きく影響したオーケストラ経験です。

卒業後、音楽関係の総合企業に就職し、社内結婚もしたのはこの体験があったからこそ。

 

定期演奏会の開催には、在校生や関係者の苦渋の決断が?

サマーコンサートは中止だったため、4年生の最後の演奏会開催への熱望があったのでしょう。

今回の演奏会のオンライン配信も計画中とか。

コロナで聴けない遠隔地のOBや、地元の大学オケファンに配慮したものでしょう。

 

開催会場は、岡山シンフォニーホール、12月27日18時30分開演。

曲目は、ブラームスの交響曲№1、ストラヴィンスキーの火の鳥など。

ブラームスとストラヴィンスキーのプログラム構成は、学生オケには難易度が高いはず。

私たちの在部時代の技術水準では、考えられない曲目です。

 

後輩たちの定期演奏会に思い入れがあるのは、保科洋先生が指揮を続けているため。

指揮者就任から、なんと55周年。ギネスです。

名もない地方のアマチュアオケをこんなに永く指導いただけた事に感謝。

 

卒業後も、関東地区の演奏会で先生が指揮すると聞くと「追っかけ」も。

浜松の本社勤務時代、我が家にお招きし、音楽好きな娘たちに「レクチュー?」も依頼。

「演奏技術もさることながら『うたえる』かどうかが大切、上手だったらなおさら楽しい」

音楽を目指したい幼い娘たちへの、温かくも厳しい言葉が印象的でした。

 

     

 

地元の新見ウィンドアンサンブルの演奏会で、先生作曲の有名な「風紋」の指揮も依頼。

「なんで地方のウィンドに先生が自ら指揮を?」と近隣の県からもファンが押し寄せました。

実家にも、先生・奥様においでいただき、高齢の母親にも会っていただきました。

音楽とは縁のない母親も、ご夫妻の人柄に触れ、ファンになりました。

 

学生時代のオケ仲間とは、今でも親交が。大切な仲間です。

彼らと話すとき、50年以上の時を超えて、「赤い糸」を感じます。

勉強も仕事も中途半端な自分が、唯一遺した「微かな足跡」がアマチュア音楽。

 

後輩たちの演奏会には、スケジュールを調整し、かみさんとも一緒に行きたいもの。

開演を告げるブザーやチャイムに、いまだに気持ちの高揚を感じます。

演奏会の興奮を伴って、楽屋の先生ご夫妻を訪ねることは、「至福」の時間です。

 

          

 

「昔のオケの学生は仲間なんだ。いまの学生とは年齢が毎年離れていくんだ。」と先生。

先生は音楽の師ながら、50年前は「兄貴」だったのです。

 

画像     定期演奏会チラシ

       練習風景       地元のウィンドアンサンブルでの練習風景

                  先生作曲の「風紋」の指揮

       保科先生       頭にタオルを巻き「ダメおやじ風」、多分合宿中?

                  50年前。今は亡きオケ仲間と

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「保科節(ぶし)」を「チャイコフスキー」に聴く

2019年12月08日 | 作曲家 保科洋

昨晩 久しぶりに母校 岡山大学交響楽団の演奏会に。

岡山シンフォニーホールは開場前から多くの人が入場待ち。

入口のツリーのイルミネーションが、「暮の定期演奏会」の雰囲気です。

 

プログラムは、ベートーベンの序曲フィデリオ、リストのプレリュード。

メインがチャイコフスキーの交響曲№5と昔懐かしい曲ばかり。

指揮はもちろん 保科洋 先生。

案内と優待券をもらった時点で、必ず聴きたいと思っていました。

 

     

 

序曲は、初心者もいる1回生が、ステージに乗る初舞台。

緊張感からか、恐る恐るの音の出だしがあったものの初々しい演奏。

リストのプレリュードから保科先生の指揮。

一挙に50年前のオケのメンバーだったころの自分にタイムスリップです。

 

昔のリストはもっとテンポが速かった印象。

難曲のためコントラバス初心者の私が「指揮に追い付けなかった」ためかもしれません。

しかし 難なくこなす現在のオケのレベルに驚き。人生の「切なさ」さえ表現。

アマチュアの学生オケの最高水準でしょう。

 

チャイコフスキーはもっと完成されていました。

弦のしなやかさは秀逸。木管の安定感も。

低弦の人数がもう少し欲しかったのは、聴く側の欲でしょう。

 

チャイコフスキーの感傷と抒情は先生の指揮とベストマッチング。

テンポの揺らし方と「溜め」は何時聴いても私の心を動かします。

メロディラインの自在な動きとダイナミックス。

エネルギーをため込み、一気に解放。金管中心の「咆哮」に。

 

これぞ「保科節」、先生の指揮でないと聴けない演奏。

50年前の創成期には、先生は各パートの水準のばらつきに悩んだでしょう。

 

浜松在住の時代、娘たちの音楽への進路について相談していた時の先生の言葉。

音楽のプロは、「技術的にはうまい人は多い、でも『歌える』かどうかにかかっている」と。

音楽の道への厳しさを説かれました。

アマチュアへの提言は、「楽しいだけでも音楽、しかしうまくなればもっと楽しい」。

 

     

 

演奏会終了直後の楽屋に先生と奥様を訪問し、わずかの時間ながら会話を。

病後の指揮のハードさ、想像以上の体力消耗がある様子。

奥様から、私の母親を気遣う言葉も。

新見の我が家においで頂いた時から、母親は先生ご夫妻のファンになりました。

 

保科先生は、音楽の師であると同時に、「人生の師」。

音楽を人生の「縦軸」にし、就職の会社を選び、かみさんと社内結婚。

そして4人の娘を授かったのは、先生との出会いから始まったのです。

 

     

 

岡山から新見への車の帰途中、音楽の素晴らしさを反芻。

先生の健康と奥様のアテンドが永く続くことを願いながらの運転。

かみさんと母親への土産は、この夜のご夫妻のツーショットです。

 

画像   岡山シンフォニーホール

     シンフォニーホールのイルミネーション

     演奏会直後の先生ご夫妻   仲の良いご夫婦

     地元新見での先生      新見ウィンドアンサンブルで「風紋」の練習

 

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作曲家「保科洋先生」ご夫妻と会いました

2016年11月12日 | 作曲家 保科洋
先週 コンサートで作曲家&指揮者の保科先生ご夫妻とお会いしました。

岡山イオンモールに「おぎゃー献金演奏会」を聴きに行ったのです。
このコンサートを指揮したのが保科先生。歌ったのが奥様です。
この企画を立てたのが、元岡大オケの仲間の産科医。

コンサートが終わって、控室に先生ご夫妻を訪ねました。
気さくに話かけられるのがご夫妻の人柄。お二人とも元気です。
奥様には、いつも私の母親の病状を気にかけてもらいます。
久しぶりにお話ができて良かった秋の日の午後。

演奏はレベルの高いものでしたが、天井の反射板がなく、管楽器も弦と同じフロアの高さ。
音が前に出てこず、こもった感じです。残響もなく乾いた感じ。
指揮者や演奏者にとっては、条件の悪い会場。 
演奏会の専用会場ではなく、多目的のホールのためかもしれません。

奥様が序曲と交響曲の間に、歌われたのが童謡。
合唱団の指導しているためか、曲説明などの喋りと歌の「二刀流」。さすがです。

控室で、「珍しい人」と出会いました。
元N響のバイオリニストの金田さん。東京でお会いしてから10年ぶり。
今はN響団友会の事務局長。今日は演奏会のメンバー。
学生時代、協奏曲のソリストを依頼してから、もう50年。



演奏会のために電車で岡山に出かけました。
その車中で、偶然 学生時代の先輩に出会いました。
同じ高校出身で、先輩はチェロ、私はコントラバス。低弦仲間です。
1時間隣に座って、近況報告。懐かしい「想い」で一杯。

今でも岡山交響楽団でチェロを弾いているとか。
12月4日の定期演奏会に出演とのこと、聴きに行く約束を。
曲目は、私の好きな ショスタコーヴィッチの交響曲5番。

このオケの指揮者が私の後輩。ホルンの名手。工学部出身の変わり種。
保科先生の薫陶を受けた仲間です。
同じ町内出身と知ったのはずいぶん後のことでした。

音楽を通じて交流の仲間は「宝物」。
50年経っても、色褪せずに活き活きと感動を復元。
私の人生の「縦糸」が音楽だったことを再認識しました。
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「岡山大学交響楽団  ベルリオーズ 幻想交響曲」

2013年12月15日 | 作曲家 保科洋
昨晩 母校の60回定演総会を聴きに岡山シンフォニーホールへ。
指揮はもちろん保科洋先生。

このコンサートでの楽しみは保科先生作曲の「復興(管弦楽版)」。
11月に大阪公演で世界初演。私は当然初めての曲。
先生自ら指揮と思いきや別の指揮者。先生の指揮で聴きたかった曲。
ヤマハ吹奏楽団のために作曲した曲を管弦楽に再編したもの。

暗く重い序奏。逆境に立ち向かう闘い。未来への可能性を示唆するクライマックス。
この曲を聴いて、久しぶりにコントラバスを弾きたい衝動に駆られました。

圧巻はベルリオーズの幻想交響曲。
出だし少し遅めだなとの感じ。
しかし最後圧倒的な終楽章に会場から「ブラボー」の掛け声。同感です。

久しぶりに鳥肌が立つ演奏でした。
何よりあれだけテンポ・強弱の揺れる(歌う)指揮に学生たちが反応していたのです。
先生の指揮棒の要求する水準はものすごく高いもの。
特にファーストバイオリンのレベルはアマチュアとは思えません。
繊細でしなやかでなお且つ強さも持っています。

驚いたのはオケ全体のリズム感。
抑えることを要求された部分では抑え、解放された部分は限界まで解き放つ圧巻のダイナミズム。
メンバーの入れ替わる学生オケでここまで演奏できることが信じられません。

演奏後、先生の楽屋を訪ね短い時間でしたがお会いしました。
僭越ながら、指揮する先生の後ろ姿が「美しかった」と申し上げました。
喜寿を超えた先生ですが、今からも後輩の指導をお願いしたいとの希望も。

興奮したまま、新見に帰りついたのは午後11時。
先生の指揮であと何回聴くことができるのでしょうか。
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「風紋」を保科先生の指揮で聴く贅沢な時間

2013年08月21日 | 作曲家 保科洋
週末 岡山シンフォニーホールで半日音楽三昧。

聴いたのは交響曲四曲の一楽章づつ、序曲など三曲、アンサンブル三グループ。
保科洋先生の作曲による「懐想譜」「風紋(オーケストラバージョン)」。
いずれも保科先生自ら指揮。延4時間にわたりました。

岡山大学交響楽団の定期60回の記念事業です。

     

演奏するのは、現役学生とOBたち。
広い客席で聴いているのは、演奏しないOB・OG。
聴いている人数より、ステージで演奏する人の方が圧倒的に多い演奏会。

卒業しても育ったオーケストラに愛着を持つ人たちが集まりました。
その年齢差 実に50歳。
演奏者の歳の差がこんな演奏会は、大学の演奏会では珍しいでしょう。
事前練習もなく、ぶっつけ本番の「初見大会」と銘打ってあります。

ステージには200人以上?が上がり、金管楽器などは、それぞれ20本くらいづつ。
バイオリンの最後尾はイスが並ばず、立って弾いています。
保科先生の指揮に4年以上も指導を受けた面々ですから、先生の意図を理解。
テンポの揺れ、「溜め」の勘所を体が覚えているのでしょう。

それにしても78歳とは思えない保科先生のエネルギー。
ゴルフでもパワー発揮。エイジシュートを数回やっているとか。
年回に数回、タイで2週間ほどゴルフに明け暮れる時もあると先生の奥様のお話。

     

私が学生のころからの常任指揮者の保科先生。
同じ学生オケを50年近く振ることなど世界的にも稀有のことでしょう。
先生を慕う学生・元学生が一堂に会する「感動の岡山」でした。



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「カレッジ ブルー」

2010年12月07日 | 作曲家 保科洋
忙しい岡山での週末。

美大に公募推薦で合格した四女に「良かったね」とねぎらいの言葉を。
しかし 娘はのんびりする暇もなく、入学後の準備でまだまだ画塾に入り浸り。
画塾の課題の小論文の締め切りに四苦八苦しています。
娘から「マリッジブルー」をもじった「カレッジブルー」なる言葉を教わりました。

土曜日の岡大オケの定演では、後輩たちのがんばりにも感動。
難しい曲をさらりとやってのけます。
マーラーの「巨人」。コントラバスのソロの場面では、元C.Bのこちらが緊張します。
フォルテッシモの合間のメロディの美しさを弦が歌い上げます。なんと抒情的!
保科先生がマーラーを好む理由がわかりました。

「レ・プレリュード」に対する自分の感情にも驚きました。
開始早々、自分の学生時代の練習風景と当時の想いが再現されたのです。
学生生活とオケの活動、将来への漠然とした不安。それを癒してくれた音楽。
クライマックスに向かって、徐々に盛り上がる響きを聴きながら、胸が詰まったのです。
涙でステージがぼやけます。歳とともに涙腺が弱るらしい。



翌日 岡山吹奏楽団の定演。
初めて会う「web友」。mixiの顔写真が頼りです。
彼が、バス・トロンボーンで参加しているこの演奏会の招待を受けました。
開演前の文化ホール前でごあいさつ。思ったより若い彼。誠実そうな雰囲気。

この会場はデッドすぎます。新人演奏会の三女が嘆いたのも納得。
演奏会終了後、一緒に記念撮影。かみさんが撮ってくれました。
奇しくも、彼も私も再就職支援の仕事。所属こそ異なるものの同じフィールド。
次回の再会を約して別れました。そして急ぎ新見への帰途に。

彼との縁は、保科先生作曲の「風紋」。
日記へのコメントを通じて知り合いました。そして今回の演奏も「風紋」。
音楽が取り持つ不思議なめぐり合わせです。

今晩 ファイル添付で画像を彼に送ります。

画像  岡山シンフォニーホールへのエスカレーター
     夕日(帰途 総社付近で見たもの、風景も心も温かでした)

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オケの祭典「本番」

2010年11月07日 | 作曲家 保科洋
今日は演奏会を4時間。堪能しました。
国文祭 「オーケストラの祭典」の演奏会です。

演奏に先立ち実行委員長からのあいさつ。
登場したのはなんとオケの2年後輩。ホルンが抜群でコンチェルトをこなすレベル。
今は地元のアマチュアオケの常任指揮者。驚きました。

演奏会は三部構成。ジュニアとユースと一般。指揮者も三人。
ジュニアは「ラプソディ・イン・ブルー」、「くるみ割り人形」。
ソリストのピアノの粒立ちが秀逸。オケもスウィング。期待以上でした。

ユースはブラームスの交響曲一番。一言で言うなら「草食系」のブラームス。
淡々とこなし、破たんもなくあっという間に「終わり」。
大半が岡大オケの学生。うまくなったものです。

私には学生時代の保科洋先生指揮のブラームスが刷り込まれているせいかも知れません。
アタックの強さ、念押しするかのようなリズム。変幻自在のテンポの揺れ。
「いやらしさ」一歩手前のブラームスが好きです。そのため何かもの足らない感じ。




最後のステージが保科先生指揮の一般ステージ。曲目はマーラーの「巨人」。
昨日のリハでは練習初参加組が多く、棒を見てない感じ。
さすがに今日は、進化の跡が。

最初緊張からか管の出始めが遅れ気味。弦もリズムが乱れる場面も。
棒を大きく振って修正し、立て直す保科先生。
「なだれ込む」一歩手前でエネルギーをため込む「間」はさすが保科先生。
各楽器への指示は丁寧、曲想を体で表現し、「想い」は観客に伝わります。

三つのステージを聴けた11月の日曜日、新見への2時間の運転は満足感も同乗です。

画像   プログラム
      リハーサル風景
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「リハーサル」

2010年11月07日 | 作曲家 保科洋
昨晩4時間 オケのリハーサルを聴きました。
国文祭の「オーケストラの祭典」の一般部門の練習です。
場所は岡山シンフォニーホール 大ホール。
客席に暖房が入ってないため、少し寒かったのですが・・・。

ステージいっぱいのオケの面々。
プログラムが手元にないため、詳しい人数が分かりません。
(夏の岡大オケOBのマーラーの演奏会も凄い人数でした。)
今回は、全国のアマチュアオケのメンバーの集合です。

各オーケストラの選りすぐりのメンバーでしょう。
バイオリンパートの中には、ソリストのような体の使い方の人も・・・。
腕に自信のある人達の集まりならではの光景?
指揮者も音を抑える苦労がありそうです。

保科先生の指揮ぶりは、今まで見たより少しオーバーな振り方。
このメンバーでの音合わせは、今日で二回目とか。
細かいニュアンスを伝えるより、全パートの統一感が優先のためでしょう。

ゲストコンサートマスターの元N響の金田幸男氏。
学生時代にドッペルコンチェルトのソリストをお願いしたことも。
保科先生の指示をすぐさまバイオリンで弾きメンバーに伝えます。

リハーサル終了後、控室に保科先生と奥さまを訪問。
先日奥さまから軸付きの黒豆を宅配で送って頂いたお礼のため。
ご自宅の隣の畑で採れたものだそうです。
お返しに先生の好物のブドウを持参。

リハーサル最後に通しの練習。
さすがに先生も疲れた様子。
寄せ集めのメンバーの指揮、それもマーラーの大作「巨人」。
でも通常の74歳には考えられない体力と知力。
ゴルフで鍛えた体力と若者との交流が「若さ」の源でしょう。

ゆっくりお休みになるようお願いをし、控室をあとにしました。
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「ステージ280人、打ち上げ400人」 ②

2010年08月15日 | 作曲家 保科洋
圧倒的迫力!!
オケ180人、合唱100人。

マーラーの交響曲№2「復活」の演奏会が終わりました。

保科洋先生の岡山大学交響楽団常任指揮者就任45周年記念演奏会。
岡大オケの伝統とアマチュアオケの最高峰の演奏を体感しました。
演奏水準云々を超越した指揮者と演奏者の信頼と「岡大オケファミリー」の感動共有。

昭和44年卒業のシニアから現役の部員までの合同演奏。その差なんと40歳以上。
全国から駆けつけた先生の教え子たち。
半年間 月1回の練習でよくここまで仕上がったもの。
登録メンバー Vn50人、Va30人、Vc25人、Cb11人、Tp・Hrそれぞれ20人超などなど。
ステージはすし詰め状態。

今回 保科先生は、演奏終了後 立つのもやっとの疲労困憊。
そのはずです。朝 3時から丹念にスコアを見続けたそうです。
前日の練習時に 下を向きスコアを見る自分の指揮に愕然とし、暗譜に務めたのです。

今回の演奏会は、保科ファミリーにとっても記念すべき演奏会。
奥様のソプラノ独唱、子息のHr、その奥様の合唱、お嬢さんのVaと全員参加。
子供時代から岡大オケの練習を聴き続けたお子さんたち。家族同伴の先生でした。
先生の指揮で演奏したのは初めてとお嬢さん。



打ち上げのホテルの会場は、参加者で満杯。多分400人はいたのでは。
保科家の各人のご挨拶に会場は沸きます。
先生と岡大オケの歴史を撮ったDVD放映で会場は最高潮に。
挨拶される先生や奥様の目に光るものも。

この企画の実行委員会に感謝です。
先生の指揮で演奏した学生時代を思い出させてくれたから。
5年後の50周年演奏会実現まで元気でいてほしい保科先生。

打ち上げ後、新見の自宅に帰ったのは日付が変わったころでした。

画像  演奏会場(演奏終了時拍手の鳴り止まない会場、写真撮影のことお許しを)
     打ち上げ会場(左手前保科先生、一人おいて黒いシャツの奥様)
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恩師 保科洋夫妻の「復活」

2010年08月13日 | 作曲家 保科洋
明日14日 私の音楽の師 保科洋先生ご夫妻の演奏会です。

先生が指揮し、奥様がソプラノを。
曲はマーラーの交響曲2番「復活」。
場所は岡山シンフォニーホール。開演15時30分。

保科先生の岡山大学常任指揮45周年記念の演奏会。
半世紀にわたる大学オケ指導は多分ギネスものでしょう。
今回奥様の声が聴ける必聴の演奏会。

オーケストラ、合唱もこの演奏会のための演奏グループ。
オケはかつて保科先生に学んだ岡大オケのOBと現役中心。
保科アカデミーの名前で高い評価の関係者も結集です。

数千人に上るオケの卒業生。音楽を「人生の糧」とするOB。
保科先生の音楽と人柄に惹かれる人たちが圧倒的です。

私もそのうちの一人。
もう演奏はしないものの、音楽を横軸の人生。
音楽の総合会社に入社、定年を迎え、今はボランティアで音楽による地域の活性化を目標。

我が町 新見で先生の指揮で「風紋」を演奏した数ヶ月前。
手弁当で先生と奥様が駆けつけていただき、地元のメンバーの指導も。
我が家においでいただき、楽しい時間も。
母親は奥様の人柄に惹かれファンになりました。

「保科節(ぶし)」と懐かしい仲間に会うため演奏会に出かけます。

画像  保科先生と新見ウィンドの練習風景(「風紋」を指揮いただきました)
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本番・アンコール&打ち上げ

2010年02月08日 | 作曲家 保科洋
演奏会終了。

動員目標の1000人には届きませんでしたが、多くの人が来場。
一階はほぼ満席。以前を知りませんが、今回 過去最高だったとか。
配布パンフレットがきれるほどの動員数。
児童・生徒の入場がインフルエンザのためストップした中での快挙です。

演奏会をご案内した方々大半に来場いただきました。
律儀な人たちです。多くの人たちから声を掛けていただきました。

ウィンドも第一部の出だしは固かったものの、次第に調子が・・・。
保科先生の本番の指揮は、練習とは少し異なっていました。
左手の動きがより大きかった気がします。
加速度がついたような腕の振り方です。
曲の緩急・強弱がよりダイナミックになったようです。

チケットを大量に売っていただいた北房の佐藤医院長から先生にリッチな花束。
お嬢さんがステージ下から差し出す花束に会場が盛り上がります。

アンコールは保科先生編曲の童謡「海」。
木管楽器の透明なハーモニーの中でトランペットのソロメロディがきれいです。



演奏終了後、先生と一緒に参加の打ち上げ。場所は駅前の割烹。
「懺悔タイム」と称して、一人づつ自分のミスを報告、そのあと一気飲み。
ヤジの中、女性も一人づつコップのビールをあおります。

あろう事か保科先生にも順番が。
開放感からかウィンドのメンバーもけしかけます。
先生も「役者」、受けて立ちます。笑いながら奥さんが見ています。

「達成感」を飲むビールは美味しかった。
保科洋先生ありがとうございました。

画像 お見送りのロビーコンサート(新見ウィンドの感謝の気持ち)
    打ち上げの保科洋先生

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「風紋」リハーサル

2010年02月07日 | 作曲家 保科洋
いよいよ明日本番。
保科洋先生作曲・指揮の「風紋」のコンサートが新見で開催されます。

粉雪の舞う寒い日です。
今日は前日のリハーサル。
保科先生の指導も佳境。指揮棒の先から「風紋」が流れます。

学び広場 大ホールを使いコンサートと同じ響きの中での練習。
いい音のするホールです。
短時間でしたが、緊張感のあるリハーサル。
仕事の関係、ノロウィルスで数人がダウンで空席もあるステージ。

私は、なぜか懐かしさを感じる「風紋」。この曲の演奏経験もないのに。
作曲者自ら指揮ですから、緩急・強弱 自由自在。
練習を通じ「歌える」ウィンドアンサンブルに変わりつつあります。

     

先生の指揮下で娘たちも演奏させてやりたいと感じるリハーサル。
三女のトランペット、四女のユーフォニウムを聴きたかった親の私です。

大阪から駆けつけた熱狂的ファンの高校生。
たっての願いのリハーサル見学。サインと写真に気軽に応じる保科先生です。

リハ後、保科先生と昔の音楽仲間と食事会。
私のふるさとに近い 薬膳料理の「祥華」に集まりました。
先生の奥さんも同席。楽しい食事でした。
懐かしい40年前のエピソード、初めて聞く裏話に驚きも。
再会を約し、散会。先生は明日本番ですから。



子供や生徒の参加がインフルエンザで中止になった演奏会。
でも本当に聴いて欲しいコンサートです。

2月7日(日)2時開演(於 学び大ホール)

画像 保科先生のリハーサル風景
    演奏会場の学び広場 大ホール
    薬膳料理店「祥華」
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「牡丹鍋(イノシシ鍋)」と保科先生ご夫妻

2010年01月10日 | 作曲家 保科洋
今日も嬉しい日でした。

恩師 保科洋先生自ら「風紋」練習の指揮を新見で。
その上 奥様が我が家に。

先月末に続き、今日も保科先生の新見ウィンドアンサンブルの指導。
先回と同じくインター出口にお迎えし、そのまま市内のお店で昼食。
先生がこんなに「そば好き」とは。

珈琲屋「あるれ」にも同行。
「おいしい」と感嘆の声。さすが こだわりの珈琲。
マスターに記念写真も撮ってもらいます。

練習では、早速「風紋」のおさらい。
その間、先生の奥様を我が家にお誘いしました。
奥様の訪問に母親も大喜び。甘酒でもてなし。

気さくな奥様に母親も打ち解けた様子。
初めてあったと思えない二人の会話。弾んでいます。
温泉好きな二人。新見市北部の千屋温泉での再会を約しています。

     

練習場所にとって返し、先生の指導を聞きます。
「フォルテでも力任せでなく、抑えめで音色優先」
「できるだけ棒を振らないので、みなさんが音楽を作ってください」
深い指導です。そのおかげか、素人耳に進化を感じます。

途中 山陽新聞の取材も入り、先生も大忙し。
今日も地元のテレビ局のカメラが回っています。

練習後 和食の店で、「牡丹鍋とサバ寿司」で夕食。
どちらも新見名物です。
新見ウィンドの団長も参加。
先生の「アマチュアだから楽しくなくては・・・」の言葉に納得と安心感を感じます。

演奏会まで残り一ケ月を切りました。2月7日本番。
多くの人に聴いて欲しい演奏会です。

画像  保科先生ご夫妻と新見ウィンドの団長(団長はこの後も練習に)
     保科先生の奥様と母親(一日で仲良くなった模様)
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保科先生 新見で「風紋」練習!

2009年12月28日 | 作曲家 保科洋
夢が一つ叶いました。

恩師が我が家に来てくれたのです。
そして、ふるさとのバンドの指揮も。

音楽の世界で、著名な作曲家&指揮者である「保科洋」先生です。
40数年前に、私に音楽の喜びを教えていただいた人。

吹奏楽では、知らぬ人のいない名曲「風紋」の作曲者。
世界はもちろん日本でも、毎日どこかで演奏されています。

忙しい先生に、岡山県新見市での「風紋」の指揮を依頼。
来年2月7日(日)に演奏会を予定。

今日 第1回目の練習。
車で移動の先生をインター出口で出迎え、我が家まで案内。
87歳の母親の作った「けんちんそば」を食べていただきました。
昔の音楽仲間の近所のクリニックのドクターも同席。

演奏団体は、新見ウィンドアンサンブル。
私の仲間の主宰する団体です。

午後から、練習開始。
しかし 団員は緊張からか、最初音がスムースに出せません。
作曲者自ら指揮を執るなんて、だれでも固くなります。
まして、地元のテレビ局の取材カメラが回り、新聞記者も取材の中ですから。

作曲者&指揮者の意図を汲もうと全員が必死です。
わかりやすいイメージの解説と多少難解な音楽理論が交錯します。

指導中の先生の顔を見ていて、涙腺が緩むのを感じました。
帰らぬ青春時代を思い出したから。

     

練習終了後、みんなで食事。
この席に、お迎えの保科先生の奥さんも加わります。

先生の指導理論、楽器の話、吹奏楽の実態を気さくに会話。
最初遠慮がちでしたが、やがて先生の周りに交代で団員が集まります。

忙しい一日でしたが、充実した日曜日。
保科先生に感謝です。

画像  新見ウィンドの指揮をしている保科先生。
     我が家で編曲の打ち合わせ中の先生(左、右はクリニックのドクター)
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「風紋」の保科先生が新見で

2009年10月31日 | 作曲家 保科洋
吹奏楽の定番の「風紋」。かつてのコンクールの課題曲です。
今でも毎日、全国のどこかで演奏されている名曲。
テレビの「題名のない音楽会」で世界吹奏楽曲ベスト№5に選ばれた曲。

この曲の作曲者が、私が師と仰ぐ保科洋先生。
来年岡山で開催の国文祭でのマーラーも先生が振ることに決まったようです。
忙しい先生に新見での「風紋」の指揮をお願いいたしました。

演奏団体は、新見ウィンドアンサンブル。
ウィンドは来年2月7日(日)に結成20周年記念 第10回定期演奏会。
保科先生においでいただき、作曲者自ら「風紋」を指揮していただきます。

ウィンドは新見で活躍する吹奏楽のアマチュア団体。
「風紋」を保科先生の客演指揮でとの要望に協力です。
電話とウィンドからの手紙で依頼し、先日正式に決まりました。

県北での先生指揮の「風紋」は初めて?かも知れません。
多くの人に聴いていただきたい演奏会。
県北や隣接する鳥取・島根・広島の吹奏楽の愛好家にも。



先生の新見での指揮は、私の「音楽合宿村」構想の一歩。
先生には、「音楽村」村長を依頼済みです。
快く引き受けていただきました。

「文化の谷間」の新見で音楽を志すグループが合宿する「私の夢」です。
指導者によりレベルアップをはかり、演奏の場を設けます。
地元の子供たちやシニアには演奏を通じ、「感動」体感をしてもらいます。

練習や演奏会で新見でお会いする先生との食事も楽しみです。
我が家においでいただき、母親の作る「けんちんそば」も。

画像  CD「風紋」(保科先生の作品集)
     演奏会場(まなび広場大ホール入口、響きのいいホールです)
      
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