元ベース弾きの田舎暮らしは

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「ワーク&ハッピーライフ」バランス

2019年11月30日 | 日常

我が家のコーヒー豆の在庫が、3㎏を越しています。

一杯8~10㌘とすると、およそ300杯以上の計算。

大半は、娘や友人・知人からのプレゼント。10種近い豆。

晩酌をせず、コーヒー好きな私を良く知る人々から贈られたものです。

 

自分で飲む量は半分、残りは多くの人に飲んでもらっている勘定。

毎朝 大きなポットでコーヒーを職場に。もちろん別に自分用は小ポットで。

挽きたての豆を使った香り高いコーヒーは、多くの人を魅了。

 

   

 

仕事と生活の区分が最近曖昧に。

職場の勤務時間は、8時半から17時15分と決まっています。

 

しかし 相談者の面談希望時間は、この時間を超え、私の休日に及ぶことも。

特に、UターンやIターン希望者との面談は、夕方や土日に集中。

関西や山陰、県南からの訪問が、所定の勤務時間外になるのは仕方ありません。

 

最近増えたのが、ショートメールを使っての連絡。

個人の携帯番号をオープンにし、24時間対応を実施。

在職者の利便性を考慮。若い人は電話よりメールを好むらしい。

 

仕事とは、「強制されるもの」「きびしいもの」「つかれるもの」だった昔の私。

今は、高齢になり「働けるありがたさ」「誰かの役に立つのが仕事」と少し変化。

自分の予定を変更せざるを得ない時は、「イラっとする」のは事実。

ストレスが溜まることもしばしば。でも「就職決定の喜び」は大きいもの。

 

愛媛で医院と施設を運営する友人の医師の言葉は印象的でした。

「お金や家族に恵まれた高齢者は比較的短命傾向、様々なストレスを抱える人は長生き?」と。

「幸せな短い人生」と「不遇な長生き」。価値観の分かれるところですが。

 

     

 

美味しいコーヒーと親しい人たちの存在は、私の人生に欠かせない大きな要素。

先週初め A5ランクの「千屋牛」の焼き肉を大量に味わう時間が。

真庭市北房で整形の「さとう医院」の院長の佐藤先生主宰の「異業種交流?」会。

かみさんと一緒に出掛けました。肉好きなかみさんが、楽しみだった会。

 

出席者は、元副市長夫妻・福祉施設運営の若夫婦、理学療法士・元福祉責任者などなど。

かつて国鉄総裁を務めた人の名言、「粗にして野だが卑ではない」まさにその面々。

「言いたい放題」の場と美味しい食事は、幸せな時間です。

 

「ワーク&ライフバランス」が見直される昨今。

しかし 仕事と自分の生活の時間の配分が、明確でない仕事もあるのです。

仕事の中に自分の生活と同じ「幸せ」を感じるなら、声高に論じなくても・・。

オン・オフの必要なことは理解していますが。

 

     

 

昨日 かみさんは広島に友達を訪ねて往復5時間の車の運転。

来頼亭の持ち帰り「豚骨ラーメン」とコーヒー豆がお土産。

ラーメンを食べながら、「ハッピーライフ」を実感しています。

 

画像  コーヒー豆   左がエメラルドマウンテン  コロンビアの高級豆

            右がブレンド  

            豆はエメラルドが大きく、焙煎が浅い。価格はブレンドの数倍。

     お気に入りのフランフランの白いカップ  薄手です

     新見市  JA直営の焼き肉店      肉は逸品、でも高い 

                         佐藤院長のおごりでした。感謝。

     来頼亭のラーメン            広島南区、病みつきに

 

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就活の極意「説明会参加」or「会社見学」

2019年11月23日 | ビジネス

先日 地元新見市の誘致企業の会社説明会が開催されました。

想定以上の多くの人が参加。

説明会開催日に合わせてスケジュール調整のUターンやIターン希望者も。

 

誘致企業の専務と打ち合わせて、「求人氷河期」を乗り越える策を検討。

会社の業務内容に加え、福利厚生の詳細、今後の応募方法や入社までのスケジュールも。

何よりも、会社幹部の「顔」「人柄」を見てもらうことも重要と考えました。

 

説明会の開催場所も「ハローワークの会議室」を選定。

市の誘致企業と言えども、市庁舎を使いませんでした。

求職者と雇用保険受給者の利便性を考えたからです。

 

説明会開催に、積極的に協力してもらった「ハローワーク」。

所長自ら、説明会の案内や掲示のポスターをパソコンで作成。

窓口では、この説明会の案内パンフを多くの求職者に配ってくれました。

 

市内の事業主でもindeedなどのweb活用で気軽に応募希望者を募る時代。

しかし 敢えて アナログで古典的な「顔の見える」手法を選択。

説明会冒頭に、産業部で誘致の旗振り役の幹部がご挨拶。

市の熱意と誘致企業の客観的アウトラインも伝えたかったからです。

 

  

 

説明会では、参加者から様々な質問が。

求人票記載内容の条件変更も即断即決。経営幹部 自ら出席・説明のお陰。

説明会終了直後に、応募確定者が数名。ほかにも多くの人が応募希望の様子です。

 

昨年 この会社の本社工場のある新潟の燕市を訪問。

雪の多い2月。大雪による物流停滞を実感しました。

経営幹部の募集人材のスキルの意向を直接聞いてから1年半。

 

1000社の法人・個人企業を訪問し、求人でなく、求職者情報を収集。

息子・娘や孫のUターン者を企業経営者や社員の身内や近隣に探す作業。

「わらの中に針を探す」ような地道な活動でしたが、その成果が実った実感。

 

     

 

就職活動に「成功」をもたらすステップは・・。

・職務経歴書を書くことによる「自分の棚卸」をすること(実績・自己PRに重点を)

・働きたい業種・業界・会社を検討、調査すること(希望の根拠や事前の準備が重要)

・説明会参加や見学をすること(会社に見学のアポを取り、同行します)

・納得の上応募すること(履歴書の写真の撮り方で印象が変わります)

 

求職者と上記のステップを検討し、採用の吉報をともに喜ぶのが私の仕事です。

この仕事は私の「天職」。

かみさんの「もっと働け!」の「愛のムチ?」がバックアップしてくれます。

 

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40年ぶりの「喪中欠礼」

2019年11月13日 | 娘達・家族

今年は、年賀状を出しません。

7月にかみさんの母親が亡くなったため。92歳でした。

年賀状の代わりに、「喪中欠礼」のはがきの準備。

 

毎年 友人・知人・親戚から届く「喪中案内」を見るたびに思っていたこと。

同じような文面でなく、少し工夫をすればいいのに と。

しかし 自分が作る側になり、考えが変わりました。

 

亡くなった肉親のことを考えると、決まりきった案内文が一番いいと思うように。

文章やレイアウトにこだわる気分ではありません。

亡くなった人を偲ぶことが最優先であり、見栄や個性を排除すべきだと・・。

 

     

 

 思えば「喪中欠礼」の案内を出すのは、およそ40年ぶり。

父親が58歳で、交通事故で亡くなって以来です。

あっけない最後で、しばらくはその死が受け入れられませんでした。

母親と、様々な手続きをしたはずなのに、今は思い出せません。

 

物静かで、大きな声を出したことのない父親。

進学も就職も「お前の好きなように」とすべて許してくれた父。

近くの会社から帰宅しても、農作業や山仕事に精出していました。

 

両親は、あちこちに私の嫁探しに歩き、帰省時 たくさんの見合いをしていた記憶が。

結局 父親に孫の顔を見せられなかったことを今は後悔しています。

広島で、プロ野球観戦をし、映画を一緒に見た数少ない「思い出」。

 

     

 

父親のいないことを最も悔やんだのは、妹の結婚式。

父親の作ったくれた着物を着る妹を見たとき、涙が止まりませんでした。

 

父親が可愛がっていた妹。その妹の晴れ姿を、父親に一目見せてやりたかったから。

二人住まいの母娘の別れでもありました。

今このことを書くだけで、胸が詰まります。ずいぶん昔のことなのに。

 

父親の最後の仕事は、田舎の「議員」。

周囲の強い勧めで、やむなく立候補、そして当選。

しかし 十分な議員活動をする間もなく亡くなりました。

 

地元のためにと、議員になった父親の想いを少しでも実践したいものです。

 

画像   作成した喪中欠礼はがき

     庭に咲く菊

     長女の結婚式    父親の涙腺は緩い

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「道つくり」&「冷凍庫」

2019年11月10日 | 住まい、場所

 

今朝8時から、集落の「道つくり」。

 

実際の作業内容は、一斉清掃。

草刈りと草取り、そして側溝のゴミ・土砂の撤去。

清掃なのに、なぜか「道つくり」と言い古されてきた集落の共同作業。

道を「つくる」とは、舗装でない頃は、実際に道路の補修作業だった可能性も。

 

集落の小さな河川の堤防は、洪水により破壊され、現在も再建工事中。

田んぼへの取水口が流され、今年 稲作りをあきらめた田んぼの持ち主たち。

幸い 我が家の水路は、なんとか持ちこたえ、米もできました。

 

     

 

2年間に3度の大洪水。異常気象がもたらした災難。

50年に一度と言われる雨量が三回も降りました。

地球の気象が、確実に悪化していることを実感。

温暖化が、穏やかなふるさとに大打撃を与えるとは思いませんでした。

 

農業の生産物も惨憺たる有様。

コメの不作、遅霜被害のブドウ、日照不足と大雨、一時期の水不足はトマト・桃の被害も。

人の関わる農作物、果物の被害は、農家への経済的打撃に。

 

逆に天候任せで人力の及ばない栗や柿は大豊作。

それを狙うイノシシや猿、サギなどと人間の「闘い」が増えました。

人家の密集地まで、現れる動物。彼らの住む山にも異変があったのでしょう。

 

娘たちや孫たちは、どんな未来を迎えるのか?

災害のない時代なら、安心して世代交代ができるのだが。

 

     

 

老後?真っ最中の私たち夫婦は、最近よく出かけます。

かみさんが車を買い替えたことも一因。

お金はなくても、夫婦元気で出かけられるのはあと10年?

贅沢は出来ないまでも、好きな食べ物や花を買い求めるプチ旅行。

 

食べる楽しみのため、買い求めた大型冷蔵庫の冷凍室が現在満杯状態。

夫婦とも好きな餃子がぎっしり。およそ150個が詰まっています。

九州宮崎の餃子の人気店から取り寄せ。いつでも食べられるように。

 

又安い価格ながら美味しいホテルブレッドも6斤。

スライス後一枚づつラップに包んで冷凍庫に。

他にも丹波の「黒さや」の枝豆、旬のブドウ、茹でた間引き菜。けんちん汁。

味は多少落ちても、欲しいときにすぐ解凍できるように準備する高齢夫婦です。

 

異常気象の中、食べる「小さな幸せ」を実感しています。

     

 

画像   河川に入り工事中の重機と土嚢

     袋に詰めた贈答用の米     精米直後に贈ります。米は生鮮品

     スライスしたホテルブレッド  県南のニシナフードバスケットで二斤300円

     宅配の餃子の段ボール     都城市 餃子の丸岡 50個1300円 送料別途

 

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「にいみの森FESTA」(A級グルメ)で出会った人

2019年11月02日 | 食べ物、飲み物

車で5分の森で開催された「にいみの森FESTA」。

森の中は多くの人で賑わい、「A級グルメ」やユニークな店が30店舗以上。

美味しそうな匂いが辺りに立ち込めています。

 

A級グルメとは、我が町が誇る高級食材。

A5ランクの「千屋牛」、山の中ながら飼育のチョウザメの「キャビア」。

ぶどうの王様「ピオーネ」、気候・土地が生み出す「ワイン」などなど。

 

ふれあい移動動物園、熱気球搭乗体験もあるためか子連れの家族が多い。

私の目的は、「食べ物」。ずらり並んだお店に少しワクワク。

今回 市内では見かけない店名のお店も。

 

 

グルメフェア常連のお店以外にも、市外からも参加の店。

長い行列のできた店と、そうでない店。この差は何?味?知名度?

壮観だったのは、調理の出来る移動店舗の車が多かったこと。

 

美味しいものを物色中に、ある店に思いがけない顔を発見。

数カ月前にIターンしてきた人。就職のお手伝いをした相手です。

千屋牛入りの高級メンチカツを売っていました。一つ400円。

少し高いかなと思いながら、知らない土地で頑張る姿に注文を。

 

     

 

他にも声をかけてきたのは、Uターン見込みの娘夫婦を持つ母親。

「帰ってくると思うので、仕事のほうをよろしく」と頼まれました。

又 青年協力隊経験で輸入品販売の起業した女性や、商工会の事務局長なども。

すれ違い時に見たことのある顔でも、すぐ名前が出てこないのは、歳のせい?

 

気持ちのいい風が吹く晴天の森。子供たちの歓声に癒されました。

 

     

 

 画像  3枚目  新見市のマスコットキャラクター 「ニーミン」 子供に大人気

           ピオーネから生まれた千屋牛の子

      

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