元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

真冬の夫婦の休日は・・

2022年01月30日 | 日常

真冬の週末、珍しく「お出かけ」しなかったかみさんと私。

年金のない奇数月の「金欠」とコロナによる外出自粛が理由です。

今日は、久しぶりの「散髪」。白髪頭を「黒髪」へ変身に。

 

近隣の散髪屋は、父親も通っていた昔から馴染みの店。

店主は後期高齢者。世代が近いためか、話題は、孫や年金、病気など。

特にお願いをしなくても、「黒髪」に変身させてくれます。

 

転勤族だったため、全国に「馴染みの理髪店」が10店舗以上。

初めて訪問した時に、希望の髪型を説明するのが億劫だった記憶が。

そのためか、「浮気」もせずに、決まった店に通いました。

 

     

 

市役所の相談員に採用が決まった時、かみさんから「白髪染」の提案。

「人は見た目で判断するため、『若ぶり』にしないと・・」と。

最初 反発したものの、今は染めてよかったと思う日々。

 

就職相談の相手の大半が「孫世代」、世代ギャップを感じる会話。

「黒髪」と「マスク」が、前期高齢者の外観を若干カバーしてくれます。

「頑固さ」と「上から目線は」は隠しようがありませんが・・。(笑)

 

かみさんは、「天然素材」の染料で、自分で器用に黒髪に「変身」。

コロナ以前は、年に数回上京し、表参道や御苑前で娘たちと一緒に美容院に。

娘たちと「ライブ」を楽しみ、美味しい店を巡るのが楽しみだったかみさん。

上京できない今、県南のお店に予約し、片道二時間をかける「こだわり」。

 

     

 

私と異なるかみさんのテレビ観賞。

テレビ画面とスマホを器用に操り、WOWOWオンデマンドやNETFLIXを。

話題のドラマ情報を娘たちと共有し、撮り貯めた「嵐」のライブなど、広い「守備範囲」。

チョコレートと紅茶をサイドテーブルに準備し、倒し加減のソファーが居場所です。

 

私が好きなドラマは、サスペンスもの。

脚本のしっかりした海外もの、人間の描き方や、景観のカメラワークに深みが。

刑事モースや「クラリス」が秀逸。「スーパーマン」でなく悩む主人公に共感が湧きます。

ワールドカップのサッカーも見逃せません。全豪で負けたけど「大坂なおみ」も。

 

 

     

 

この時期の、ビタミンC補給はネーブル。

柑橘類で有名な、広島の瀬戸田から取り寄せました。

東日本の知人にも送り、我が家にひと箱。

糖度が高く、みずみずしさは、冬の果物の「女王」です。

 

このネーブルのお礼に送られてきた福島のリンゴ。

旬を過ぎても、樹上に残した完熟リンゴです。

送ってくれたのは、昔の得意先の会社の「女傑」。

80歳を過ぎた今でも、専務を務め、ボランティアにも熱心な人。

 

     

 

じっと座っていられない性格の私。

しかし 冬場は農作業もありません。「巣ごもり」で光熱費が上昇。

夫婦二人で、電気ガス代がなんと6万円。

今年の確定申告の試算で、8万円弱の還付が望みの綱。

年金支給の2月が、待ち遠しい夫婦です。

 

画像   取り寄せのネーブル   広島瀬戸田産 柑橘類で有名

     馴染みの散髪屋     新見市正田の「難波」

     WOWOW番組表    2月号

     切ったネーブル     糖度が高くべとつく切り口

     孫娘とかみさん     正月帰省の孫娘とかみさん 雪を眺める二人

  

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逸品「ミナミマグロ&コーヒーシュークリーム」

2022年01月23日 | 食べ物、飲み物

急速拡大のオミクロンコロナ下の休日。

時間を持て余し、陽光に誘われ、思い立った片道2時間のドライブ。

躊躇しながらの外出です。美味しい鮨とコーヒー豆を求めて山陰へ。

 

岡山県と鳥取県境の峠には、路面に雪が・・。

雪道の運転経験の少ないかみさん、しかし怖がりもせず、前の車に追従。

雪の「大山」が見え隠れ、まるで富士山のような冠雪状態です。

 

     

 

いつもは満杯で、予約なしだと1時間近く待つ米子の寿司屋も今日はガラガラ。

「黙食」と書かれたカウンターに案内されました。

今日のおすすめは、寒ブリ・カンパチ・マトウ鯛、そして「ミナミマグロ」と書かれた貼紙。

 

おすすめのネタを順番に注文、そして食べた記憶のない「ミナミマグロ」を注文。

「クロマグロ」ほどメジャーではないため、なかなか巡り合えないマグロ。

分厚い赤身が結構美味しいので、最後に「中とろ」も。

脂がさほど強くなく、色は濃いのにあっさり系のマグロです。

 

       

 

次に向かったのが、境港のコーヒー豆焙煎の工場併設ショップ。

ここも、まばらな駐車台数。店内も閑散。

今日の「特売」は、私の好みの「モカブレンド」。ラッキーです。

 

そして一番目立つ場所にあったのが、「ブルーエンブレムブレンド」。

味がわからないまま注文、すると「試飲」しませんかとの店員さんのおすすめ。

店内の一角のテーブルを勧められ、小さな焼き菓子と共に試飲のミニカップ。

かみさんが「少し濃いけど、飲み易い」と絶賛。紅茶党のかみさんが珍しく高評価。

 

帰り際、コーヒー味のシュークリームをテイクアウト用に注文。

コーヒー豆を焙煎するメーカーならではのシュークリーム。他では味わえない味。

「しばらくお待ちください」との返事。忙しくもないのになぜ待たせるの?と不満な私。

でも その理由に驚き、感心しました。「今から シューにクリームを入れますので・・」

「シューが湿気ないよう」に、注文を受けてから完成させるのです。

 

     

 

帰り道、かみさんに「雪の大山の画像と動画を娘たちに送ってくれる?」と依頼。

助手席でシャッターチャンスを待ち、夕日に染まる大山を撮り、すぐさま車内から送信。

休日のためか、返信の早い娘たち。「綺麗だね!」「富士山かと思った!」と東京の娘たち。

 

「両親が健康で美味しいものを食べていること」が「子供の幸せだ!」と独断と偏見の私。

「一緒に行動し、仲がいいと嬉しいのでは?」(お互いイラっとすることはあっても 笑)

 

健康で夫婦二人で交代で運転し、「プチグルメの旅」ができるのもあと数年。

年金のない「金欠の奇数月」ながら、楽しい一日。今日はゆっくり自宅待機の予定です。

 

画像   大山        米子市内のスーパーの駐車場から  綺麗な冠雪

     雪道        国道180号線の県境付近    車の助手席から

     試飲セット     店内で試飲可能  親切なスタッフ

     シュークリーム   コーヒー味  シューは若干硬め 価格は高め

 

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大正・昭和・平成・令和を生き抜く99歳の母親

2022年01月16日 | ふるさとの母親

 

昨日 施設に「退院直後」の母親を弟・妹と見舞いに。

もう一か月で99歳の誕生日を迎える母親。

大正生まれで、昭和・平成・令和を生き抜いてきました。

 

入退院を繰り返しながらも、認知を発症していません。

退院後の昨日も、妹の名前を呼び、「お早う」「ありがとう」を連発。

笑顔の母親の顔が見え、声が聞けた弟妹も「ほっと」一安心です。

立ち会ってくれた介護の人たちも、私たち家族も「ハッピー」な気分に。

 

交通事故で亡くなった父親、当時母親は56歳で寡婦に。

以来30年間独り暮らし、10年前にUターンした私たち夫婦と同居。

 

     

 

若いころ国鉄に勤務し、電話交換や駅長の「お世話係」だったとか。

「着物」が好きで、その費用を稼ぐために、働きだしたらしい。

当時、国鉄の「無料パス」で全国の着物の名産地を訪ねたとか。

 

およそ80年前、20歳前後の写真に「お転婆」だった母親の姿が。

友人との草履履きでのピクニックや着物姿での潮干狩りなどの貴重な写真も。

「社交的」で「頑固で」「人情家」の母親。

そのDNAは、私と私の娘たちにも引き継がれている気がします。

 

若いころ、樺太(現在のサハリン)に渡ったこともあるらしい。

高齢になっても、ローマ字のサインを覚え、友人たちとハワイに遊んだことも。

旅慣れた母親は、転勤族の私の赴任地のほとんどを訪問してくれました。

「岡山弁」を駆使して尋ねながら、独りで飛行機や新幹線で東京も博多も・・。

すし詰めの小田急線も全く苦にならなかったのだとか。

 

脳内出血は少量だったが、半身の運動機能エリアと発語領域を侵したらしい。

しかし 数か月のリハビリで話せるようになり、マヒはのこったもののプチ回復。

嚥下力も低下したため、医師と相談し、口と「遺漏」両方で栄養摂取を決断。

入院時も治療はもちろん、毎回 早めの栄養開始を医師に依頼。体力回復が目的です。

何度も「奇跡の生還」を果たしてきた母親。元々の免疫力も高いらしい。

 

     

 

知人の老健施設を運営する医師に聞きました。

「女性の100歳超えは多いが、男性はそうはいかないね。86歳かな」

データがあるのか、86歳と言い切りました。

私の「残り」の人生も、あと十数年の勘定。

 

「日残りて、昏るるに未だ遠し」でなく、「昏るるは近し」かも。

やるべきことを、早くに仕上げなくてはと急かされる想いです。

 

画像   職場の母親     国鉄勤務 電話交換手

               80年前の母親 右側

     潮干狩りの母親   着物姿  左側

               県南 鷲羽山近辺?

     山歩きの母親    当時としてはおしゃれ? 左端

               近隣の大佐山? 足元は草履です

     ※ いずれも貴重な母親の青春時代 よく残っていたものです

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「癒し」の香り

2022年01月09日 | 好きなこと、もの

10年以上 続けている出勤前の「ルーティン」。

コーヒー豆を粉砕し、淹れるコーヒーおよそ20杯分。

大小のポット5本を職場に持参します。

(両手にポット、結構重い)

 

挽きたてのコーヒーの美味しさを知ってほしいと始めた「デリバリー」。

始業開始1時間前に職場到着、早朝出勤する仲間に紙コップで手渡しを。

30分間限定の「モーニングサービス」です。

 

小さめのポット数本は、「コーヒー好きな人」専用。

大き目のポットは、10人ほどに分配専用

酸味の強いモカ系ブレンドとオーソドックスなブレンドを使い分け。

 

コーヒーの大敵は、「酸化」と時間経過。

空気に触れないように、ポットのキャップぎりぎりに満杯状態。

苦みの強いコーヒー時には、フレッシュを一個づつ添えます。

 

         

 

夕方や休日に心がけているもう一つの「ルーティン」。

宅配をしてくれる人や郵便配達の人向けの飲み物。

缶コーヒー・缶ジュース・栄養ドリンクです。

 

玄関に3種類を準備し、配達時にすぐ渡せるように準備。

顔なじみになった10人程度の配達のメンバーに手渡し。

配達へのお礼と慰労のためです。

 

         

 

人生の残り時間をが見えてきた70歳代。

高齢の私を受け入れてくれる職場や配達の人々への感謝の表現です。

仕事の就職相談に相通じる喜びの共有が、私のエネルギー。

 

昨日も、コーヒー豆の仕入れに県南にかみさんと同行。

プロショップや業務スーパーを廻り、大量購入。

豆は500g単位の袋で数kg、缶類は30本のケース単位で購入。

セール期間のネット販売も利用します。

 

         

 

この正月、私の淹れたコーヒーを飲む娘たちを見る幸せも。

「コーヒーデリバリー」を続けるのは、多分あと数年。

現役で働けるうちの「趣味」であり「道楽」です。

 

画像    澤井コーヒーの紙コップ   工場訪問時のテイクアウト用

      コーヒー豆         豆が大きく、粒がそろっているものが美味しい

      カップ群          地元の自家焙煎喫茶店 珈琲屋「あるれ」

                    この店のマスターは多才な人、世話になっています

      コーヒー豆         我が家の在庫

 

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2022年 「目指す生き方とは?」

2022年01月02日 | こだわり

配達された年賀状、「今年を最後に・・」と書かれたものが数枚。

「寂しさ」を感じると同時に、止めよう思った理由は何か?も気になるもの。

12月初め、自分も今年を最後の年賀状にしようかと迷ったのは事実。

「働いているうちは、続けるべき」のかみさんの「叱咤」に、判断を先延ばしに。

 

娘や孫たちとの久しぶりの正月。

家族が一緒に食べ、語ることの幸せの中で、

自分が求めるものは何かの疑問も。

人生の残りをカウントするようになったのは、ここ数年です。

夫婦共働きで、余裕もないが貧困でもない経済生活。

 

仕事も、「天職」と思える就職相談を周囲の好意で継続中。

就職者も雇用主も「喜ぶ」ウィンウィンの仕事、私も嬉しい採用連絡。

自由に活動でき、制約のない市の相談員の処遇は恵まれています。

 

求職者に「頑張れ!」の言葉でなく、まず披露するのは自分の失敗談。

同時にその克服のプロセスもセットにすると聞いてくれるもの。

注意すべきは、「自慢話」にならないようにすること。

70歳を過ぎると自分の弱みも躊躇なく話せるように。

そこで 今年の年賀状は、老化の現状を知らせることに。

 

     

 

大晦日 家族を「除夜の鐘」に誘いました。

菩提寺の護持会のイベントです。家族は初めての体験。

嬉々として鐘をつく孫娘。大勢の人の前で娘たちは少し恥ずかしそう。

 

菩提寺は山中にあり、照明に浮かび上がる「天空の寺」。

真夜中の初体験の除夜の鐘。寒さは相当なものながら、家族は満足?

父親の「強制」に本心は嫌だったかもしれませんが。

 

     

 

画像    今年の年賀状    少々自虐的ですが

      慈眼寺       昨年からこの寺の護持会長

      鐘楼

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