元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「吉か凶か?」天然記念物が!

2020年08月28日 | ふるさと

近所の人が、「あんたの田んぼに何かいる!」と連絡あり。

急いで駆けつけると水路近くの水面下に、黒い大きな影。

体長50セン位の動くもの。

なんと「大山椒魚」。天然記念物です。

教育委員会に連絡。返事は「上流に還します。」

その前に大きさを測り、写真を撮り、県に報告義務があるらしい。

酷暑の今年の異変。

我が家に現れたのは、「吉なのか、はたまた・・」。

静かな山里の「事件です!」。

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修理不能

2020年08月24日 | Weblog

パソコン  やっぱり修理が不可能。

新製品購入に決定。

ここ数年で大きく トレンド・スペックが進化?

高齢者はついていけません。

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やむを得ず 投稿延期

2020年08月21日 | Weblog

パソコンが故障。

ただいま 専門家に修理依頼中。

よって しばらくの間 ブログのアップを中止。

修理できなければ、新しい機種に変更?

痛い出費ですが・・・。

 

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大きく変わった今年の盆

2020年08月16日 | ふるさと

昨日は菩提寺「慈眼寺」の施喰会(施餓鬼法要)に出席。

38度の酷暑に「ジャケット」着用の必要も?

 

5ヵ月前の3月、突然、地元の長老二人が我が家を訪問。

訝る私に、「護持会の責任総代を引き受けてくれないかな?」

「古希を過ぎましたが、まだ宮仕えの身です。もっと適任の方がいらっしゃるのでは?」と私。

「東堂(前住職)の推薦もあり、ぜひお願いしたい。」と長老たち。

 

結局 5名の責任総代の末席なら、仕方ないと了承。

初めての新旧総代の引継ぎ会議に出席。会長職の互選の別室会議も。

突然 私以外の責任総代に囲まれ「ぜひ会長を・・。サポートするので」

いつの間にか、護持会会長職への「レール」が敷かれていたのです。

 

「お布施」「お供え」と書かれた包みと米持参の檀家。田舎のお盆です。

法要終了後、住職の「新護持会長を紹介します。」と言われ挨拶を。

このために、ジャッケト着用の必要性があったのです。

 

     

 

この重責就任要請を断れないもう一つの理由が。

菩提寺であるこの寺に、墓の移転と永代供養をお願いしていたことも。

東京に住む四人の娘たちに、墓守のための苦労を掛けたくないため移転を決意。

「墓終い」と「新墓建立」を4月に完了しました。

 

新しく墓を建てたとき、思いがけない心の変化がありました。

それは「安心感」?「安堵感」?が生まれたこと。

数年前の家の新築時の「物理的満足感」とは、異なる心の変化でした。

 

裏山の自前の墓地に並ぶ40本の石塔を見ても感じなかった感覚です。

「散骨」や「樹木葬」を夢見ていた時とは異なる、「永遠の家」新築感覚。

墓に関心のなかったかみさんにも、娘たちにも変化を感じました。

 

古い墓や築120年の家は、家族にとって「与えられたもの」。

新墓や新築の家は、私の「想い」と建築プロセスを見ていたせいかも。

なにより私の「安心感」が伝わったのでしょう。娘たちは写真しか見ていないのだから。

 

     

 

数日前訪れた広島の霊園。義母の初盆の墓参です。

「ところ変われば・・」。広島の盆の墓地の風景は、まるで「フェスティバル」。

カラフルな「灯篭」が盆の雰囲気を盛り上げます。

地味な禅宗の岡山県北とは、別世界です。

 

「今年の盆は、帰省しないでくれるかな!」と娘たちに連絡。

娘たちも予想していたのかすんなり了承。スケジュール変更を「強要」。

帰れない娘たちに、お菓子や桃を大量に送ったかみさん。

本当は孫たちを抱きしめたかったのですが、それはかみさんも同じ気持ち。

 

     

 

施設入所の母親とは、再び面会謝絶の施設の通達。

県外客や不特定多数の親戚の訪問拒否のコロナ対策。

 

苦渋の選択をせざるを得ない今年のお盆。

今年のお盆の状況は、多分記憶に残るでしょう。

石碑に刻んだ「安寧」の時が、待たれます。

 

画像   石碑   「安寧」と刻み、永代供養をお願いしました。

     月と星   今朝離れの上空に、上弦の月と金星が並んで輝いていました。4時半。 

     霊園    広島の霊園。灯篭の飾りがカラフルで賑やか。

     畑の傘   母親元気だった数年前まで、トマトの雨除けにさした傘群。

            母親が健在の「生存確認」の印。通行人が皆見ていたらしい。

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「最高級&わけあり」桃を求めて

2020年08月09日 | 食べ物、飲み物

岡山と言えば「桃」。

県北の我が町「新見市」も桃の生産地として知られたところ。

今が宅配で全国に配送の最盛期。盆までが「勝負」の時期だとか。

 

毎年 格安で桃を頂いていた農家が今年は不作。

長雨で糖度も上がらず、早めに出荷も終わったとか。

今年は娘や親戚に送るのは無理とあきらめていました。

 

ところが数日前、仕事で訪問した別の桃農家で意外なことを・・。

「今年は雨も長かったが、その後の高温が糖度を上げ、出来はいい。」と。

同じ天候ながら、片や不作、片や良質?

 

昨日 「出来が良い」と言った桃農家をかみさんと訪問。

初めての客である私たちにも拘わらず、相場より安い価格でいただきました。

品種は白桃の中でも高級な「夢白桃」。「清水白桃」と双璧。

この見栄えと価格を聞き、「もっとありませんか?」と私。

 

すると「この桃で良ければ いいよ」とコンテナの中の桃を指します。

意味が分からず、「なんでもいいです」と私。

価格を聞いてびっくり、ほとんどタダ同然。

わずかな斑点・シミがあり、通常出荷できない「二級品」?

 

     

 

帰省自粛の東京の娘たちに、写真を添えLINEで「桃いる?」と連絡。

写真の桃の数量に驚く娘たち。「欲しい!送って!」

梱包資材を近くのホームセンターで調達。今日発送予定です。

 

購入した桃農家は二代目。桃の木は150本。

7月20日前後から盆まで、およそ10種類の桃を生産・出荷しているらしい。

県南から嫁いできた奥さんも、もうベテランの域?

来年の予約を済ませ、帰途に。車の中に桃の香りが立ち込めています。

 

桃作りの難しさを感じました。

同じ天候のもと、何で出来不出来があるのだろうか?

桃の木の育つ環境は平等なはずなのに、「立地」or「手入れ」?

工業生産品以上に農業生産品の安定生産は困難。

乱高下する収入では、後継者が激減する理由も納得です。

 

米作りも似たようなもの。

今年は日照時間の不足のため、成育不良気味。

加えてコロナの影響で、飲食業会の消費量が激減。米価の大暴落も?

ただ桃のように、見た目で消費者の選択から漏れることはない品目。

共済制度があるとはいえ、食料自給率の上がらない構造的な問題がある農業。

 

        

 

コロナにより、東京の4人の娘たちや孫たちの帰れない盆。

永代供養の菩提寺に墓を移転した初めての盆。

石碑に合わせ特注の線香立ても納品されました。

 

先の見えない田舎のお盆の始まりです。

 

     

 

画像  白桃     手前が通常の「夢白桃」、向こうが「わけあり白桃」

    ラベンダー  数年前の家族旅行の北海道美瑛で、カメラ好きの四女が撮った写真

    石碑     4月移転、入魂供養の除幕前

    線香立    石碑に合わせ特注、盆に間に合いました

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稲の受難、「土用干し」

2020年08月02日 | 農業

田んぼの水をすべて抜き、現在「土用干し」の真っ最中。

「水稲」の文字のごとく、水が欠かせない稲も「試練」の時?

この作業が、稲の成長には欠かせないステップ。

 

水を抜く意味は、根を深く張らせるため。

常に十分な水は、稲を「怠惰にさせる?」

干すと水を求めて、根が横でなく、縦に深く張り、しっかりと成長を。

 

1週間程度で再び注水し、穂を稔らせる準備をします。

乾燥した表面は、注水後も固さが残るため、刈り入れが楽に。

コンバインが、自重で沈まないという副次効果もあるのです。

 

ただ 水が十分でない、谷あいや山頂近くでは、「土用干し」は不可。

大量の水の再注水が出来ず、乾いた田はあちこちでひび割れたまま、漏水が発生。

水が十分にある田んぼのみが、この作業工程が可能なのです。

 

     

 

今年の米作りは、岡山県北では受難の年になりそう。

長雨で日照不足に陥り、稲の生育にばらつきが・・。

加えてコロナの影響で、業務用の米の消費がストップ。

 

レストランや食堂などの営業自粛と客の減少が追い打ちをかけます。

自宅でのコメの消費が少々伸びても、全体では微々たるもの。

米価の大暴落の可能性もあり、米つくり農家は二重の「災難」が発生?

 

     

 

「土用干し」をするとき、思い出す友人の言葉。

「悩みを持つ人の方が長命で、すべてに満たされた人は意外に・・」

この友人は四国の愛媛で、施設と医院を運営する医師。

彼は、昔のオケ仲間。バイオリンのうまい情に厚い男です。

 

「経済的に恵まれ、温かい家族に囲まれた人が必ずしも長生きをするのではない。」

悩みがもたらすストレスが、生存本能を掻き立て、「生きる」ため努力させる?

データがあるわけではないが、この友人の「持論」には一理あるかもしれません。

 

敢えて厳しい「水不足」の環境作りは、「かわいい子に旅をさせる」と同義。

ただ、ひび割れた田んぼを見るたびに、稲が枯れるのではと心配する私。

再注水の日まで、じっと我慢する「ストレス耐性」は、私を強くしてくれるはず。

 

     

 

農業は、「人生の縮図」。成果が目に見える農作業。逆に自然の「逆襲」も。

畔草を刈れば、青々とした刈跡は綺麗。稔った稲穂を想像しながらの毎日の水管理。

育てた野菜が「猿軍団」に荒らされ、悔しさで栽培意欲が「萎えること」も。

長雨などの天候不順には及ばない人間の力。今からは台風の襲来も。

 

農業のサイクルは1年毎。

毎年リセットして、再スタートができる「自然の摂理」。

元気で農作業ができるのは、どんなに頑張ってもあと10年。

10回しかチャンスはありません。ベテランにはなれない初心者です。

 

画像   土用干し   水を抜いた田、表面がひび割れてきます

     草刈り機   10年前に購入、故障もせず活躍中

     リハーサル  10年前岡山開催のオーケストラの祭典 保科先生指揮

     庭の花    今朝発見、名前も知らない花

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