元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「義父の七回忌」 二週連続中国路です。

2008年04月07日 | 娘達・家族

先週末から今日まで、東京→岡山→広島→岡山→東京です。
二週連続の中国地方です。

日曜日、義父の7回忌で広島でした。
あれからそんな経つなんて。早いものです。

広島出張時に、義父を病院に見舞いに行ったのが最後になりました。

私や娘達を可愛がってくれました。
小さいころ、四人の娘を連れて遊びに行くと、近くの店に一緒に行き、おもちゃ
をたくさん買ってくれていました。
久しぶりに会う孫が成長しているため、誰かわからず名前を間違えることもありました。
同じような顔が四つ並ぶのですから。

その義父に初めて会った時、緊張しました。

かみさんを、もらいにいったときのことです。記憶はおぼろげですが。
お酒が好きだった義父が、「酒は飲めるのか?」と聞き、「少しは」と答えると
うれしそうだったのを記憶しています。申し出を快諾してくれました。
かみさんと歳が離れた私に「初婚か?」と聞かれたような、そうでなかったような。
かみさんに聞いても覚えてない会話ですが。

私は、もちろん初婚です。見合いは数多くしましたが、結局社内結婚です。
多少「気の強い青い鳥」は、職場の半径5m以内に居たのです。
当時のことを忘れて、娘の交際相手に厳しい自分にほんの少し反省です。

   

義父は塗装店を経営していました。朝若い衆に指示を出した後、近くの喫茶店で
コーヒーを飲むことが楽しみだったようです。
しかし 若いころに塗装で吸ったシンナーが体を相当痛めていたのでしょう。

世話好きで町内の役をいくつもやっていたそうです。
葬儀のとき大勢の人がその死を悼むのを見ました。
さっぱりした職人気質です。息子や娘には、頑固な部分もありましたが。

そんな父親を見てきたかみさんは、安定した家庭生活を描いたのでしょう。
しかし昔、出張続きの、家庭を顧みないわがままな私に「夢」が破れかけたかも知れません。
もちろん今は違うと思いますが・・・・?。自信はありません・・・・・。

ブログをいつも読んでくれているかみさんと四女は手厳しいのです。
家族について書いている内容は、思い込みが多いのだそうです。
「私たちのことをどこまで知っているの?」「美化しないで!」
「プライバシーの侵害だよ!」などなど。

でも書き続けます。

画像  岡山後楽園東側の桜(大渋滞で桜に近づけません、車内から花見です)
     広島の工事現場(高速道ができつつあります。大きく変わります)



コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 田舎暮らしへの一歩(引越し ... | トップ | 「岡山はうどんの国?」 家... »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お酒 (grazia)
2008-04-07 18:49:55
ハードスケジュールですね。
お身体は大丈夫ですか?

> 当時のことを忘れて、娘の交際相手に厳しいうちの夫も自分にほんの少し反省です。

「ほんの少し」というところが笑えました。
酒を一緒に飲める相手かどうか…は、
酒飲みの父親にとって重要なようですね。
うちの夫も、お婿さんや息子の彼女と
一緒に飲むのが楽しいようです。
私が飲めないので、余計に。。。
3人の子供たちは皆、夫に似て強いです。
返信する
Unknown (ちお)
2008-04-07 21:46:14
こんばんは☆季刊誌「考える人」なかなかおもしろい雑誌です。読むたびに本の名前の通り自分も考える人になる五女です(笑)お父さんが職場結婚だと知り驚きました。昨日、弟と職場結婚の話題になったばかりでした。私の王子様も部署は違いますが…半径?メートルにいるんだろ?いっつも飛び回っているので謎です。まだプライベートで話したコトがないので…どうしたら「あと一歩」踏み出せるのか考える五女です。
返信する
自分のことは棚に上げて (元ベース弾き)
2008-04-08 06:42:17
graziaさん

若いころの自分のことは忘れて、最近の若者のことを嘆く、「老害」の世代になってしまったようです。ただ娘たちの幸せを願う気持ちに嘘はありません。
お酒の効用はあります。数回しらふで話すより、一度の酒席が距離を縮めます。楽しいお酒を飲みたいものです。

ちおさん

考える力は、日頃の習慣のたまものです。深く考える中に解決案や選択肢も増えてきます。
つきあいのきっかけは、いろいろあります。どう印象付けるかでしょう。光るものが一つあればいいのです。好意を持つ人に好意を感じるのは人間の常です。
全社的なイベントがあれば、いいチャンスです。
歌を詠む感性を持つちおさんです。大きな魅力です。

返信する
懐かしく思い出しました (fit-723)
2008-04-08 09:25:43
お義父さんのお話興味深く拝読しました。

小生の義父も、もう亡くなっていますが、所謂「酒豪」で、酒の弱い小生は無理して飲めない酒に付き合って、とうとう「娘さんをください」と言う口上を言わぬまま、酔いつぶれてしまったと言う苦い経験がありましたが、そのことを懐かしく思い出しました。(ブログカテゴリー「青春」に掲載)
返信する
お疲れでしょう (kako)
2008-04-08 10:46:37
中国路を二週連続の往復!体力はまだまだ蓄えておられますね。其の行程を聞いただけで私は新見弁で『どうなろに~』と云いたいです。話を聞いただけで身体の何処そこから痛みを感じます。
余りお身体を酷使されると疲れが出た時が恐いですよ。お気を付け下さいね。

奥様も岡山の生活お慣れになったでしょうかね?
引っ越しって後の片付けが大変なんですよね。時折の優しい言葉をお忘れなく。お節介でしたかしら?
返信する
あの緊張感はたまりません (元ベース弾き)
2008-04-08 21:36:41
fit-723さん

やはり同じような緊張感を味わったのですね。求婚を言いだせないまま、酔いつぶれた純真さがいいではありませんか。私も就職直後、酒が飲めなくて、飲むと眠くなり、特約店の担当者にこっぴどく叱られました。営業ですから飲めないでは済まされないと、上司にも言われ、訓練した記憶があります。

kakoさん

母親がよく言います。「どーなろうに!」
懐かしい言葉です。かみさんも覚えるでしょう。
引越しの片付けは、一応終わりました。
今日入学式でした。ピアノの搬入、インターネットの接続工事など、まだまだやることがあるそうです。岡山県人になった家族に感謝しています。

返信する
Unknown (Ree)
2008-04-09 09:12:46
私も職人の娘です。
母からは子どもの頃から「結婚するなら、絶対に安定したサラリーマンがいい。」と言われて育ちました。」
実際会社員と結婚して、親はかなり安心したようです。

うちの夫が初めて実家に挨拶に行った時、やはり父は「◯◯君は飲めるの?」と聞き、嬉しそうにビールを注いでいました。
そして今、娘の彼氏が我が家に遊びに来ると、私の夫がやはり「飲めるの?」と聞き、飲めるとわかると「美味しいのがあるんだけど、飲む?」(笑)

同じだな~って、おかしくなっちゃいました。
父親ってそんなものでしょうか。(*⌒ー⌒*)
返信する
父親はみな同じなのですね (元ベース弾き)
2008-04-09 19:55:04
Reeさん

どこの父親も、みな同じなのだと知りました。(笑)
娘の旦那と一緒に酒を飲むことで、距離感を縮めたいのでしょうかね。
かみさんも同じ職場でしたから、私の仕事内容は知っていたつもりでしょうが、年とともに全国出張の仕事になり、あてが外れたのかもしれません。定時に帰宅することなどありませんでした。ラインを降りて、ようやく落ち着きました。しかし突然単身赴任です。頼りにならない父親です。
返信する

コメントを投稿

娘達・家族」カテゴリの最新記事