元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

厚生年金の「給料天引き」が止まる日

2018年11月24日 | お金、投資
給料の手取り金額が増えました。
月給制でなく、出勤日数によりもらえる金額が決まる市役所の「臨時職」の私。
不思議な気持ちで給料明細を確認すると、厚生年金の天引きがありません。

古希(70歳)を迎えた労働者は、厚生年金の支払いから「解放」。
隣町の年金機構に確認の電話を。
65歳から70歳まで支払った厚生年金分の「増額の時期と金額は?」。

「電話では、お答えできません。来所ください。」との返事。
「まだ勤務しているため、ウィークデイには行けないのですが」と私。
「しばらくお待ち下さい」と電話が保留。
再度繋がったあと「ご自宅に、郵送で届けます。」との返事。

若いころは、年金の意味合いも分からず、手取り金額の多寡のみに関心があった時期も。
希望通り、支払わなくてもよい年齢になったら、逆に少し寂しい気持ちも。
支払い義務がなくなり、年金が増額されることは、年金生活者にとって嬉しいはずなのに。

加えて「歳を感じさせる」通達がもう一通。
健康保険高齢受給者証が届いたのです。
健康保険の自己負担率が3割から2割に下がった連絡です。
本当に「年寄り」の仲間入りをした私。こちらの通知も複雑な気持ち。

昨年から市役所の労政担当の相談員の私。
この1年半で、市内の事業主960社を訪問。求人と求職者の開拓のために。
私より若い経営者が「もう歳だから」という口癖が多いことに反論。
「大切なことは、戸籍上の年齢より、生物学的な年齢。」「健康第一」と叱咤激励。

Uターン者や移住者、本人や親・祖父母の相談者との面談。
合間を縫っての事業主の訪問と忙しい毎日。
「就職相談」を天職と思い、多少「上から目線」でも許される?年齢になりました。



フルタイム勤務と土日の農業従事。ハードな日常は、心身共の「リハビリ」との認識。
今の充実感は「最高!」と自己満足の極致を体験中です。
私の「日没」まではまだ少し時間が。「残日録」はまだまだ続きそうです。

画像  屋根に残ったイチョウの葉
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「テレビの前の私」&「テレビの中のかみさん」

2018年11月15日 | 音楽
ただいま WOWOW のライブ視聴中。

XJAPANのYOSHIKIのクラシカルコンサート2018.
ゲストはHYDE。今「旬?」の2人の共演です。
先日のゲストは、サラ・ブライトマン。世界中に配信されたとか。
私がファンでなく、かみさんから頼まれ録画中。チェックのために、テレビの前です。

実は、かみさんがこのコンサートを会場で聴いているのです。

今朝、飛行機で上京。多分 ワクワクしながら、興奮しながら搭乗したはず。
ピアノが好きな四女を誘い同行。オペラグラスは必携アイテム。
四女の「意中の人」は、むしろHYDE。
2人でこのコンサートを楽しんでいるでしょう。

XJAPANの中でも、YOSHIKIの大ファンのかみさん。
彼の発言・行動の情報収集力には脱帽。
一挙手一投足を掌握。その発言や映像は逃しません。

日々の行動を追い、何を食べたのかもチェック。
おもだったコンサートはすべて録画。バラエティも。
今回 運よくチケットが当たり、大げさでなく、まさに「狂喜乱舞」。

自分たちが楽しむコンサートがライブ中継されると知り、私に録画の指示あり。
還暦を迎えたかみさんが熱中するコンサート。
でも 老後を好きなアーチストのコンサートで楽しめるのは、幸せなことかも。
上京のための経費も、「幸せ」の対価なら安いもの。

  

かみさんのいない家で、しばしの「独身生活」。
寂しいような「解放」されたような不思議な気持ちです。

YOSHIKIの涙と彼の幼いころの家族写真に少し涙腺を刺激された夜です。
(盛大な誕生日の祝いの歌声に嬉しそうなYOSHIKIでした。)

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「求人氷河期」を乗り切る秘策

2018年11月10日 | ビジネス
先日「求人氷河期を乗り切る秘策」と銘打たれたセミナーを受講。
「面白いセミナーがあるから来ない?」と誘ってくれた知人。

この知人とは、市の仕事に就いて知り合った岡山県産業振興財団のエネルギッシュな人。
地銀の元役員。驚くほどのネットワークを持つ人。同じ年齢と分かり親近感を。

「人が足らない」「人が採れない」「このままでは廃業か倒産?」悲鳴が聞こえるわが町。
この事態を乗り切るために、と思い参加したセミナー。

セミナー参加者はおよそ50人。企業の経営者か行政関係者?が大半。
講師は民間の大手の人材会社のシニアマネージャー。

冒頭 いきなり「このエリアの有効求人倍率はいくらですか?」
目の前の受講者に、次々質問。

緊張感漂うセミナーの開始です。
多くの質問を投げかけ、考えさせ、答えさせる手法。
隣の席に座る初対面の人とのワーキングも。
「自分の会社のPRをしてください」とも。

人が採れない理由を外的要因のせいにする会社は、採用できないと断言。
その理由が会社内にあるとの認識があれば、採用成功に近いとも。

「採用成功」は現状認識ができ、採用にかかる投資を決断した会社。
有効求人倍率が上がれば、採用はますます厳しくなり、経費も嵩むと結論。
借り入れ金利には敏感でも、採用費用は「タダ」と思い、ハローワーク任せが多い現実。

書類選考の採否決定は3日以内、全体選考期間は20日以内のスピード感が必要。
面接時立ち上がって迎えるのは面接官の方、応募者に会釈する社風。
「人を選ぶ採用活動」の時代から、「会社が選ばれている」時代認識が持てるかどうか。
「こんな人が欲しい」と書く求人票から、「こんな会社になります」と書く時代に。



ではどんな会社が求職者に選ばれるのか?
(求職者でなく、在職者の奪い合いに移りつつあるのですが・・)
それは、今いる社員に満足度を最大限高められる会社。
そのスタンス、キーワードを求人に打ち出すこと。

ブラック企業でなく、休日が多く残業のない「ホワイト」標榜。
従業員への持ち株制度導入、入社後の節目の研修制度。
女性の活躍の場提供、育休、管理職登用。奨学金返済補助。
高齢者や外国人も視野に。

市内900社の法人や個人事業主を回ったこの1年半。
3割の経営者が自分の代でこの会社は終わりと考えている過疎の町。

幸せな仕事人生を享受した私ですが、やるべき仕事はまだまだありそうです。

(資料出典 パーソルホールディングス株式会社)



画像  我が家の庭のイチョウ
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