元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「窯出し」新見市三国窯

2011年11月27日 | 好きなこと、もの
快晴の土曜日。

朝 近くのクリニックに「血液さらさら」を願っての薬をもらいに。
そのあと 母親を隣の真庭市の「さとう医院」にアテンド。
手足の痛い母親のリハビリのためです。母はこの先生に心酔しています。

午後かみさんも合流し、3人で市内北部の神郷町の窯元「三国窯」に。
今日から「窯出し」。楽しみにしていました。
市内で唯一の備前焼の窯元。
訪れた時 数組のお客、滞在中も次々と家族連れが。

ここの主(あるじ)大原さんとは、母親が20年以上前から付き合い。
当時はまだ修行中だったとか。
そのころから頂いたものや買い求めたものが数多くあります。
今回 来年の干支の小さいものを購入。

備前焼に興味がそうあるわけではありません。
使い込んだ器類は、飴色になると母親。
脱サラし、生まれ故郷にUターンしてきた大原さんにシンパシーを感じます。

集まってきた客は、なじみの人が多そうです。
会話もローカルそのもの。その中に母親と話の弾む同年輩の人も。
この世代からすると、私はまだまだ「若い衆」らしい。還暦も過ぎたのに。



帰途 珈琲屋「あるれ」に。
母親は、ココア。昔国鉄勤務時代にお客様用のココアをよく飲んだとか。
「懐かしい味、美味しい」とご満悦。

遊び歩いた晩秋の一日。
紅葉は昨年ほど鮮やかではありません。これも温暖化の影響か?
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「A級グルメフェアー」でコース料理!

2011年11月22日 | 食べ物、飲み物

荒れた天気の日曜日、グルメフェアーに出かけました。
新見で初めてのグルメフェアー。
B級グルメに対抗し,「A級グルメ」と銘打っての開催。

A級の所以は、キャビア・千屋牛(高級和牛)・ワイン・紅茶などなど。
いずれも新見市内で生産、養殖された食材。
新見は町の規模の割には、焼き肉店の多い町。
これも千屋牛のおかげ。西日本のブランド牛の原種はほとんど千屋牛。

串焼き、ステーキ弁当、ハンバーガー、釜飯、ラーメンなどすべて千屋牛入り。
行列ができています。早々に完売の店も。

この日最も驚いたのが、私が抽選に当たったこと。
元オークラホテルの総料理長の千屋牛のコース料理の試食が景品。
戸外ですが、白布のかかったテーブルに案内され、ワインとフランス料理。
前菜ではキャビア、メインの千屋牛の赤ワイン煮込みをたらふくいただきました。





くじとか懸賞に当たったことのない私が・・・。(補欠だったらしいのですが)
地元のワインとコース料理。こんなこともあるのだと驚きそして感激。
デザートは、山羊の乳で作ったシュークリームとプリン。

あまりの量の多さに隣の席の女の子は友人と交代しながら食べる始末。
ただ周囲を取り囲むテレビカメラとカメラマンの数に圧倒されます。
私のようなシニアまでテレビ局のインタビューが。
落ち着いて食べることができません。

5000人の中の20人に入った抽選結果、年末になり運が付いてきたのかも。
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「やっぱり平屋で!」

2011年11月19日 | 住まい、場所
老後の住まいの案がほぼ決定。
平屋を新築する決意を固めました。
現在の広さのおよそ三分の二にコンパクトにするつもり。

この数年、リフォームか新築か、広さはどのくらいか悩んできました。
思いきって古い家を壊し、更地に新築をすることに。
一番は資金難だったこと。(まだめどはまだ立っていませんが)
この歳になって大金を投じるかどうか迷いました。

築120年のあばら家の扱いは?
古民家風な改築が考えられたのですが・・・。
壊してみないとわからない「木の痛み具合」が再利用をあきらめることに。

年老いた母親の足の弱り具合を考え、石崖の上まで車を乗り上げることに。
このための土木工事も予定。大がかりになりそうです。
何より現在の家の解体費用も数百万。駄々広い家は経費がかさみます。

こだわったのは景観と平屋作り。
現在の奥の間から観えるイチョウの木や集落の全景を取り込み込む配置。
物置になりそうな二階建ては最初から選択肢からはずしました。
コスト的には二階建てが最適とか。基礎も屋根も半分で済むのですから。
一番いい場所にリビングを設け、コーヒーと音楽を楽しみたかったのです。

かみさんの収納量への要求。
母親の部屋のキッチン設置要望。
90歳になろうとしているのに、自分で料理を自由にしたいとの「この元気さ」。

建築中の仮住まいをどうするかも課題。
様々な問題が予想されるのですが、あと20年を快適に過ごしたいものです。
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「祭り」

2011年11月16日 | ふるさと
ウィークデイに二日間休みました。
秋祭りのため、やむをえません。

町内の神社総代を拝命3年目。
任期の最後の年。早いものです。

秋祭りは神社のイベントの中でも最大のもの。
祭典が二回。神楽奉納、頭打ち、子供みこしなど盛りだくさん。
宮司も4人を迎え準備も大変。来賓には教育関係者も。
依頼した弁当は100食弱。ついてもらった餅は二斗。

本祭り当日早朝、総代の我が家に「頭打ち」を迎える接待の準備で家族総動員。
「頭打ち」は、小学校高学年が編みがさに着物、はかま姿にたすき掛けで踊ります。
鐘や太鼓に会わせ踊る昔ながらの風習。



頭打ちの子供やアテンドの青年組織のメンバーなど総勢30人以上。
定番のさば寿司、巻き寿司、いなり、そして子供の好きなサンドイッチも準備。
本好きな子供になって欲しいと図書カードも配布。結構散財しました。
自宅での接待に加えて近くの休憩所での昼食時の接待も。かみさんが担当。

宵祭りの神楽は真夜中過ぎまで。
総勢7名の神楽を舞う社中の面々。鬼や、大蛇を演じるのはハードなもの。
母親も「打ち花」(祝儀)を持って、神楽を観に来ました。
久しぶりの神楽を堪能。即興の掛け合いに笑い声を上げます。
神楽を観るお客の中で母親は多分最長老。でもエンディングまで付き合いました。

母親のアテンドのかみさんは初めての神楽。
形式ばらない田舎の即興神楽に興味を示します。「意外に面白いね」と。
大黒様の撒く「福の種(餅)」に子供たちも大歓声。前半のクライマックス。
ラストは「大蛇退治」。怖がりながらもその迫力に満足そう。



子供みこしは幼稚園児や小学校の低学年。
ハッピを着て少し凛々しく見える子供の姿。若いお母さん方が追いかけます。

本祭りが終わり、片付けたあと、「直会(なおらい)」(食事会)。
無事に終わったと総代の面々は安堵。でも疲れました。
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「原田 泰治」の世界

2011年11月06日 | 好きなこと、もの
雨の日曜日。
柄にもなく新見美術館へ。
原田泰治展を観に。
原田はふるさとの四季を描き多くの人を感動させています。

昔から苦手だった絵の世界。
図工や美術でいい点をもらったことがありません。
この世界は縁遠いものだと思っています。

今回 新見に原田泰治が来るときいて出かけました。
会場の新見美術館に着くと駐車場は満杯。
多くの人が会場への坂道をぞろぞろ。
こんなに人気がある画家だと改めて気付きます。

     

それぞれの絵に地名とエピソードを添えているため飽きません。
細部の書き込みに絶句。
一枚一枚の葉や、花、瓦を丁寧に描いています。
田舎に住む私でも気付かない細かい描写。
昔にタイムスリップします。

「さだまさし」とのコラボにもびっくり。
さだの詩と原田の絵が絶妙のマッチング。二人は大の友人とか。
原田の温かな目は万人が認めるところ。
ただ 私の印象は少し違いました。

さびしい山里や老夫婦の描写が現実の厳しさを思い出させます。
いなかの生活がわかるがゆえに、感傷的になります。

下の画像  新見美術館(今は亡き叔父の設計です)
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